2023年3月28日 (火)

那珂川町ツアーのレポ

栃木県那須郡那珂川町でツアーをやらせていただきました。
今回のツアーは、那珂川町観光協会さんからお声かけいただいたのがきっかけです。
「町の新しい観光資源を掘り起こしたい!」という想いから、観光協会さんが町内の城を調べて歩いたそう。
そうしたら、町内にたくさんの山城があることに気づき、私に連絡を下さいました。

那珂川町の山城でツアーが可能か?人が来てくれるような山城なのか?
そんなお問い合わせをいただいたので、那珂川町に伺って現地を案内していただきました。

そしたら…楽しい!中世の雰囲気を感じられる景観。


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那珂川町は栃木県の北東に位置し、那珂川と八溝山地に囲まれた自然豊かな土地です。八溝山地は茨城県との境になっていて、中世においても国境の地にあたるため、重要な場所だったと推察されます。
さらに、東山道が近くを通っていて、北に向かうとすぐに白河の関です。

那珂川は太平洋に注ぎ、河口には古くからの大湊「那珂川湊」があります

このように、太平洋航路に繋がる那珂川町内には、たくさんの古墳が築かれ、古代から水上交通、陸上交通が発達したエリアであることがわかります。
豊饒な地だったため、朝廷の穀倉地帯でもあったそう。



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さらに、なんと。
こんなものまで!
「古代産金の里」の称号!

747年の奈良の大仏造立の時にここから金が発見され、ここから奈良に金を運んだそう。
大仏造立の資金にもなり、大陸文化との交流の際の資金にもなったとのこと。
日本最古の産金の地!
すごーい。那珂川を使って、舟で運んだのかな。

と、いうことで那珂川町は色んなコンテンツが埋もれています✨
楽しい!!

そんな那珂川町を古代には豪族那須氏が領し、中世になると宇都宮氏が領しました。
宇都宮氏の庶流の武茂氏や松野氏が那珂川町に館や城を築いて支配拠点としました。
そして、佐竹氏、那須氏らの勢力との最前線になったのです。
那珂川町にはたくさんの山城があります。
今回のツアーでは、台の館と武茂城をめぐりました。

では、行ってみよー!
いざ、出陣!


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ツアーの前日は大雪で。
開催が心配でしたが、むしろ幻想的で素敵な景色が楽しめました✨
貴重な体験♪


「道の駅ばとう」で待ち合わせしたら、まずは松林寺へ。
ここは宇都宮氏の庶流松野氏ゆかりの寺です。
松野氏は鎌倉時代に承久の乱などでも活躍し、伊予国守護にもなった有力御家人宇都宮頼綱の孫、業義がここを領して松野氏を名乗ったとされます。
戦国時代にもここを拠点としていて、松林寺を取り巻く山陵部に松野城を築きました。
今回は山城には上がらず、お寺と、麓に築かれた台の館を訪れました。

 

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松林寺。
山門から本堂の高台を眺める。
館がここでもいいくらいの要害。
カッコイイ地形。


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松林寺は曹洞宗寺院。
自伝によると、松林寺は天正18年(1590年)に創建されたとされていますが、その前から前身になる寺があったとも伝わります。
境内には本堂を取り巻くように、腰曲輪のような平場が数段確認できます。
お墓には松野氏の家臣だったと伝わる氏族の名前が刻まれています。

 

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中世の石造物も数基確認できました✨
中世の見つけると嬉しい♡
お参りを終えたら、麓の台の館へ。


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松野城の遠景。
松野城は松林寺を挟むように両サイドに2つの城が築かれました。向かって左が松野北城、右が松野南城です。
その2つの城の間は「城の間」と呼ばれる谷となっています。
おそらく、その谷には街道が通っていたと思われ、さらに、その谷には「城間川」という那珂川の支流が流れています。

そして、城の麓には平時の居館と思われる方形居館が築かれていたと思われます。
その居館は「台の館」と呼ばれていて、現在でもわずかな土塁が確認できます。



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那珂川の支流「城間川」
松野北城と南城の間を流れています。
ちなみに松野北城は民地のため、現在入ることができません。
南城に関しては、松林寺から上がっていくか、山麓の二荒山神社から上がっていけます。



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二荒山神社の階段は上り甲斐があります。
結構大変(笑)

 

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台の館の土塁。
那珂川と支流城間川の合流地点の河岸段丘に築かれています。
この付近には江戸時代にもとてもにぎやかだった「久那瀬河岸」があります。

中世から川湊が存在してたのでしょう。

 

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土塁と堀に囲まれたきれいな方形居館の痕跡が残ります。
これだけで楽しい~♡
土塁とその手前の茶色い土の部分が、かつての空堀。

畑にするのに埋めてしまったんですね。


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台の館周辺には五輪塔や宝筺印塔などが残っていて、松野氏の痕跡を見ることができます。
三角の石造物には、貞和3年(1347年)の銘が入っているため、「貞和の碑」とよばれています。
「貞和」が北朝年号のため、松野氏と北朝の繋がりが想像できます。
また、この付近には「堂西」という屋号を持つ家があり、松野氏に関わる寺の存在も指摘されています。

 

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また、貞和の碑とともに、中世の五輪塔や宝筺印塔、天正16年(1588年)と慶長2年(1597年)の碑も並んでいます。
松野氏の存在をこれらの石造物から感じることができますね。

台の館は少し地味ではありますが、名族宇都宮氏の分家松野氏を知るには貴重な遺跡です。
方形居館としても楽しめますし、松林寺の台地、それを囲む南城と北城、宇都宮一族のシンボル二荒山神社、さらには那珂川と城間川の河川交通など、複合的に見るとものすごく面白いです。
中世が手つかずで残っているようで、この松野の空間、私は感動しました✨
こういう地域の魅力をもっとたくさんの人に伝えたいです。

 

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と、いうことでお昼ご飯です♪
お昼は「御前岩」でいただきました。
今回のツアー企画のために特別に作っていただきました。
豪華すぎる!!!
地のものがふんだんに使われていて、美味しかったです。
こんな素晴らしい食事を用意して下さって、感謝感激です。

 

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午後は武茂城へ!
武茂城は武茂泰宗が永仁年間(1288-1299)に築いたと伝わります。
武茂氏の最初の居館は武茂川対岸の「古館」だとするという伝承も伝わっています。
武茂城の築城当時の詳細は不明ですが、今に残る武茂城の遺構は戦国時代のものと考えられます。

乾徳寺を中心として、東西に城郭が築かれています。それぞれ、武茂西城、武茂東城ともよばれています。
松野城もそうでしたが、真ん中に谷があって、そこに寺が置かれて、寺を挟むように2つの城郭。
この地域の特徴的な築城だなと思いました。
他のお城も今度まわってみようっと。

今回のツアーは武茂西城へ。
東城は現在は荒れていて入るのが厳しいです。
将来的に整備して入れるようにしたいなぁ。

武茂城の南側には武茂川と並行するように街道が通り、交通の要衝地だったことがわかります。
武茂東城の南側に根古屋が形成されていたとされ、家臣屋敷があったと考えられています。
中世の城下を江戸時代に踏襲して整備したようです。
城下には鍵の手状のクランクなどが見受けられます。
江戸時代には宿場町として発展しました。交通の要衝ならではですね。


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城下町。いい雰囲気。


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武茂氏は宇都宮氏の庶流にあたります。
宇都宮景綱の3男泰宗が武茂の地を領し、武茂氏を名乗ったとされます。
泰宗は兄宇都宮貞綱が元寇の際に九州に赴くと、自身も同行したため、泰宗の子時綱が武茂荘を継ぎました。

南北朝期は本家である宇都宮氏と対立するものの、応永14年(1407年)には武茂氏の当主持綱が宇都宮家を継ぎました。
それにより、武茂氏は一度途絶えたため、永正3年(1506年)に宇都宮一族の芳賀正綱が武茂に入り、武茂氏を再興しました。正綱、もしくは3男の兼綱の頃に武茂城が築かれたともいわれています。

武茂氏は戦国時代には宇都宮氏に属しながらも、佐竹氏に属していました。
その後、豊臣政権下で武茂氏は佐竹氏の家臣団として常陸国大賀村に移封となりました。



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静神社から上ります。
ここもなかなかの階段。


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ただし、頑張って上ると素晴らしい遺構がお迎えしてくれます✨
見事な堀切や土塁、空堀が最高です。

これは、現地で是非体感して下さい。
また、ツアーもやると思いますので機会があればぜひ!!



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高低差がよく分かる!
かっこいい!



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ダイナミックで美しい空堀!



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広大な城なので、まだまだ歩ききれません。
何度も訪れて隅から隅まで見てみたいと思います。



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こんなですもん。1回のツアーじゃ、ムリムリ!
これは民俗資料館の展示です。冬期は閉館してます。

今回は左側の武茂西城に行きましたが、東と西で造り込み方が全然違うと感じました。

時期差なのか、用途の違いなのか?
そんなことも考えながら、またお邪魔しようっと。



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麓に降りて、曹洞宗寺院乾徳寺へ。
創建は寛正3年(1462年)と伝わっています。
武茂城の大手門と伝わる門が山門となっています。乾徳寺の参道が武茂城の大手道と考えられています。
この山門、当時から同じ位置にあるとも伝わるとても貴重な武茂城の遺跡です。

 

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乾徳寺は武茂氏の菩提寺で、境内には武茂一族の廟所があります。
武茂氏は宇都宮一族の中でも、重要な位置を占める分家でした。
宇都宮氏の当主が途絶えたときには、武茂氏から宇都宮当主が選ばれたほど。
宇都宮宗家と同じように和歌にも長け、歌人を輩出しています。
ぜひ、菩提寺にもお立ち寄り下さい。

 

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今回はモニターツアーだったので8人限定で2回開催しました。
皆さん、楽しんでくださったようで良かったです♪



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両日とも楽しかったです♪


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今回をスタートとして、歴史と山城で地域を盛り上げたいと那珂川町のみなさまが頑張ってます。
私も一緒に色々やらせていただきたいと思ってます。

今回、とても嬉しかったのがなす風土記の丘資料館の学芸員の初井さんがツアー両日とも丸々一緒に歩いてくださったこと。
一緒に歩きながら、私のガイドに補足してくれたり、質問にも答えてくれたり。
初対面と思えないほどに、なんだか息が合っていた気がします笑
とても楽しかったし、こういう発信の仕方いいなぁと思いました。
はじめてのパターンでした。

初井さんとも、今後もっと盛り上げたいね…などとお話しさせていただき、今後にますます期待が膨らみます。
那珂川町、熱くなりそう!🔥
頑張りたいです🔥

 

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那珂川町は便が悪いです。最寄り駅の氏家が遠い。バスがない。
なので、このツアーをはじめの一歩として、ツアーの時は宇都宮駅か氏家駅に送迎バスを出すなど、拡大していきたいと思います。
そんな話を那珂川町観光協会さんと話しました。
写真の方は観光協会の山口さん。
山城が町のコンテンツにならないかと、模索された方です。
声を掛けていただいて良かったです。

今後継続して、那珂川町で山城をテーマに町おこしできたらいいなとワクワクします。
初井さんとトークショーとかいいな。やりたいな。
またツアーもやりたいな。

と、いうことで那珂川町にぜひ足をお運び下さい✨



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ツアーにはケーブルテレビも来て下さって、地元の方にツアーの様子を届けてくれました。
地元の方が、興味もってくれると良いな。

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2023年3月26日 (日)

衣笠BASEと新井城&三崎城ツアーのお知らせ

衣笠BASEのお知らせと、同じ日の昼間に開催されるツアーのお知らせです。
よかったら朝から晩まで、一緒に楽しみましょう✨

〇新井城&三崎城ツアー
こちらはじっくり楽しく歩きます。
途中路線バス移動がありますが、三崎口駅から新井城へ戦いの痕跡や歴史ストーリーを拾い集めながら歩きます✨

新井城は本丸部分に入らなくても十分に楽しめるお城です。
三崎城も地形をしっかり見ながら歩くと、とても楽しいお城です。

https://www.hankyu-travel.com/tour/detail_d.php?p_course_id=SB367&p_hei=10

 

〇衣笠BASEvol.4の詳細が決まりました✨
ご都合よろしければお越しください♪

1時間程度のトークショー&1時間程度の懇親会のイベントです。
あと数名で締め切りです。

 

衣笠BASE vol.4

日時:2023年4月10日(月)19時~21時

会場:コリアンキッチンSORA

会費:3000円(税込み)

 

※要予約。予約はコチラ⇒rekitoki@rekitoki.com
(お申し込みはメールのみの受付とさせていただきます。お名前と電話を教えてください)
※当日現金払い
※軽食付き
※ワンドリンク制
※ドリンクは別途料金。個別会計。

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2023年3月24日 (金)

「堀川館」御城印発行

千葉県匝瑳市「堀川館」の御城印発行です✨
今は星宮神社が建っている場所に、かつて堀川館が築かれました。

千葉一族堀川氏と野手氏の抗争の舞台になった場所でもあります。
九十九里に面して、たくさんの城が築かれたエリアです。


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【堀川館のご説明】
堀川館は標高5mほどの砂州上の微高地を利用して築かれた居館です。堀川集落に残る館跡のため、「堀川館」とよばれていて、現在は星宮神社が鎮座しています。以前は、星宮神社の境内を囲むように堀と土塁が巡らされていたといいます。近年の道路工事でほとんどの遺構が消滅しましたが、現地に残るわずかな土塁と堀の痕跡からかつての方形区画の館跡を想像することができます。

築城等に関する詳細は不明ですが、千葉一族の庶流である堀川氏の居館と伝わっています。堀川氏についての詳細も不明ですが、『神代本千葉系図』には、椎名胤光の子に胤次、清胤の名前が載っており、それぞれ堀河四郎、同又四郎と脇書されています。このことから、堀川氏は千葉一族椎名氏の分家であることが推察されていて、鎌倉時代に堀川の地頭職を得て、代々この地を治めていたとされています。

戦国時代には、野手周辺を領していた同じく千葉一族椎名氏の庶流である野手氏によって堀川館は攻められ、堀川氏は家臣ともども討ち死にしたと地元に伝わっています。
また、『天正十八年千葉家落城両総城々』には、天正18年(1590年)に椎名山城守が堀川館の城主だったと記されています。

発掘調査では、奈良時代から江戸時代にかけての遺物が出土していることから、継続的にこの地に地域の中心的な施設があったと考えられます。また、明治初年には堀川館の跡地に三河西端藩の陣屋が設けられました。

 

【御城印デザインのご説明】

千葉一族堀川氏の居館と伝わる堀川館の御城印には、千葉一族の家紋「九曜」をデザインしました。現在鎮座する星宮神社の旧号は「妙見大菩薩」だったといい、妙見信仰を重んじていた千葉一族との繋がりが推察できます。この神社は堀川氏が勧請したとも、堀川氏の後に入った野手氏が勧請したとも伝わっています。

堀川館の発掘調査では、台と歯を一木から作る鎌倉時代の連番下駄が出土しています。実際は下駄の台のみの出土ですが、御城印にはイメージとして下駄完品の絵を描きました。 他にも堀川館からは15世紀の土鍋、内耳土鍋、17世紀以降の陶磁器など、多数の生活用品が発掘調査から見つかっています。

さらに、調査ではフイゴの羽口や鉄滓が見つかっていて、周辺には「鍛冶屋」という字名も残ることから、この地域で中世から近世にかけて鍛冶が行われていたと推察されています。また、堀川館は微高地を巧みに利用して築かれた居館であることから、地形が分かる地図を配置しました。


3月25日(土)から販売開始!

販売場所
〇そうさ物産センター匝りの里(めぐりのさと)
千葉県匝瑳市八日市場イ137-1
電話番号 0479-73-5015
営業時間9時から18時
年中無休

〇まるごとしすい
千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 
043-376-6810
営業時間 9時~18時 
定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)

 

 

 

 

 

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2023年3月23日 (木)

いざ、長篠城へ!高速バスでGO!!

JRバス関東さんとの高速バス企画🚌
今回は長篠城に出陣します。
関東からだと、なかなか日帰りで行けないエリアですが、今回は高速バスがそのルートを繋いでくれます。
長篠城は川に囲まれた要害です。現地に行くと、地形から歴史を感じることができます。
今回は、武田軍が陣を敷いた医王寺砦と長篠城を歩いてまわります。
日帰りで気軽な歴史トリップを楽しみましょう。

高速バスを利用すると、気軽に全国各地いろんなところへ行くことができます🚌
こんなとこに高速バスで行けるの?!と驚くこともしばしば。
今回の高速バスツアーは、主にビジネスや帰省などで使われる路線を、山城への出陣路線にしようという企画です✨
自分で運転していくには遠いなぁ、と感じる場所へ、高速バスは連れてってくれます💨

現地滞在時間は短くなりますが、気軽にお安く行ける利点もあります✌️
普段行きにくいと感じてるエリアに高速バスに乗って出陣しましょう~!

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2023年3月18日 (土)

岡山県井原市 高越城&北条早雲ツアーレポ・前編

岡山県井原市で歴史ツアーをやらせていただきました。
テーマは「北条早雲」
メインスポットは「高越城」
これらを中心に丸一日、周辺の歴史や文化を楽しみました✨
(今は伊勢宗瑞という呼び方が主流になってきている早雲ですが、井原では「北条早雲」という通称に敬意を込めてよんでいるので、このブログも北条早雲で通します)


集合は井原鉄道の「早雲の里荏原駅」!
そのままズバリの駅名です。

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早雲は備中伊勢氏を出自とし、ここ井原(中世の荏原荘)で生まれたとも伝わっています。
高越城が備中伊勢氏の居城なので、高越城が早雲生誕の地ともいわれているのです。


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駅前では有名な武者姿の早雲肖像画をモチーフにした早雲像がお出迎えしてくれます✨
この武者姿の肖像画は今回ツアーでお参りさせていただく法泉寺さま所蔵。
武者姿の肖像画は今のところ1点しか確認されていないとても貴重なものなのです。
さすが備中伊勢氏の本拠地!


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駅前の案内所にはデニムの幟が!
日本綿布(株)さんが作ってくれたそうです。
かっこいー!!


当日は高越城顕彰会の皆さまも、おもてなししてくれました。
そして、なんと井原市長(大舌勲市長)も駆けつけてくれて、一緒に高越城にのぼってくれました✨
嬉しかったです。


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今回のツアー開催のきっかけは、井原市さんからお声かけいただいたこと。
そもそも、北条早雲のルーツである井原市さんからお声かけいただいたのは本当に光栄で。
早雲の偉業を伝える媒介役をやりたい!西と東の歴史を繋げたい!
と、連絡いただいた瞬間に思いました。
本当に有り難かったです。

三浦一族の本拠地で生まれ育った私にとっては、北条早雲は三浦一族を滅ぼした最大の敵!
…なんですけど、やはり早雲はスゴイ。
その存在と軌跡が、敵(笑)でありながらワクワクさせてくれる大好きな人物です。

今川家のお家騒動、小鹿範満の乱をきっかけに駿河国にやってくる早雲。
それには太田道灌の死も大きく関係してたと思われますし、西と東の歴史が早雲を通して多面的に見えてきますし、そこから三浦一族の滅亡へのカウントダウンも聞こえてくる気がします。

とにもかくにも、そんな早雲の生誕地ともいわれる荏原荘、
備中伊勢氏の居城高越城のお仕事をお声かけいただいたときの喜びったら♡

ということで、現地に入ってみたら…

まぁ、あるじゃないかあるじゃないか。
面白い歴史資源が!宝の山だー!

荏原荘は源平合戦で武功をあげた那須与一が恩賞として地頭職に任命された場所。
あの那須与一ですよ!それだけでスゴイ!
そのため、那須氏の歴史が井原市にはたくさん眠ってます。
那須氏の山城、寺、そのた梵鐘などの文化財。
那須一族テーマに何本かツアーできそう。いつかやりたい。


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那須氏の菩提寺「永禅寺」


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永禅寺にある那須一族のお墓


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実は、なんと、井原鉄道井原駅は那須与一をテーマにした駅舎となっています。
正面の尖ったのは矢をモチーフ。屋根は弓です。
そして、その正面には…


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じゃじゃーん!
扇の的です。しかも、扇の的の穴から弓矢を覗くと、的に突き刺さっているように見えるのです。
素敵な仕掛け。
ぜひ、穴から弓矢を覗いて、射られた感を楽しんでください笑


現地と打ち合わせをしたり、井原市の皆様、高越城顕彰会の皆様と下見をしたり、いろいろと教えていただいて。
ツアーに合わせて、御城印も作らせていただきました。
備中伊勢氏の菩提寺である法泉寺様にもとてもお世話になりました。
ご厚意で、江戸時代に書かれた有名な早雲の武者姿の絵図を御城印に使わせてくださいました。
さらに、早雲の禁制の花押もデザインとして使わせていただきました。
こちらは、早雲の初期の花押とされていて、関東では見ることができない貴重な花押です。
ありがたいことです。


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このように、井原の方々のたくさんのご協力を得て御城印発行&ツアーが開催されました。
そして、迎えたツアー当日。

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わーい、快晴。
最高の天気。まだ、3月上旬だというのに初夏のような20度超え。
汗ばむ陽気でしたが、楽しいウォーキングになりました。
取材にも来ていただきましたよ✨


今回のコースはコチラ。
早雲の里荏原駅⇒大岩刻⇒新九郎薬師⇒高越城⇒主郭で昼食(早雲弁当!)⇒山上山城⇒横畑城⇒刀工女国重⇒井原鉄道基地⇒法泉寺⇒井原デニム⇒早雲の里荏原駅

もりだくさんの一日。
あっというまに帰る時間になりました。
まずはツアー第1弾が終了。
ここから、井原市に眠る山城などの色んな歴史資源をツアーやったり、御城印出したり、学生達にお話したり…など。
いろいろと繋がると良いなと思います。

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思い出しても本当に楽しかった。
まだ余韻に浸ってる✨


では、ツアーレポSTART!
まず最初は、(だいがんこく)へ。
大岩刻は、正徳5年(1715年)に大岩に刻まれた碑文です。

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早雲が亡くなったのは1519年ですが、地元では早雲の200回忌の法要のために1715年に刻まれた銘文と伝わっています。
銘文には「普早雲寺殿天岳瑞公大居士墳」と書かれています。
法要を行って岩に銘文を刻んだのは、備中伊勢氏の家臣平井氏とされています。
ちなみに、この大岩があるのは平井氏の居館があったと伝わるエリアです。

早雲が亡くなって200年ほどしても、このような法要がされたということがこの地域の歴史を物語っていますね。

早雲の家臣としては、平井氏、笠原氏、井上氏が最古参だと考えられています。
その中でも平井氏は最後の備中伊勢氏当主を養子にしているので、家臣団の中でも別格だったのかもしれません。
さらに面白いのは、大岩刻の下に「道了尊」が祀られていること。


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道了尊は、最乗寺(神奈川県南足柄市)ゆかりの信仰。
最乗寺の僧であった道了は、山と寺と教えを守るため、山に入り天狗になったと伝わっています。

そして、北条早雲が小田原に入ると最乗寺をとても大事にし、以降も小田原北条氏が厚く帰依したと伝わっています。
その最乗寺ゆかりの道了尊がここ高越城の麓、平井氏の居館跡の伝承エリアに祀られているのです。

と、いうことは…。
この周辺を領地としていた平井氏と最乗寺の関係が感じられますし、江戸時代になっても井原市の平井氏と小田原の最乗寺が早雲を通して繋がっていたということが推測できますね。
家臣一族の中でも井原に残った者と付いていった者と。
そして、小田原まで付いていった平井氏をはじめとする家臣達もずっと井原と繋がっていたんですね。
ロマンですね。



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大岩刻を下から見るとこんな感じ。
大岩刻は花崗岩の岩山に刻まれています。切り立った岩盤の山。

古くからの信仰の山、ご神体のような雰囲気の残る山です。古くは修験の山だったのかもしれません。


大岩刻の麓の平井氏の屋敷があったと伝わっている谷は、とてもイイ感じの根古屋風景が残っています。
平井氏の墓所もあり、そこには伊勢盛時(北条早雲)とその父盛定の墓と伝わる石塔が建てられています。
盛時神社なるものも祀られていて、まさに重臣平井氏の存在を感じられます。
現地に行かないと分からない感動を味わえました✨

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このあたりが平井氏の居館があったと伝わるとこ。
雰囲気よくて、歴史を想像するのが楽しい景色でした。


お次は新九郎薬師へ。
新九郎薬師は高越城の東麓に安置されている薬師如来さまです。
通常非公開ですが、ツアーでは特別にご開帳いただきました。
やったー。

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伝承では、あるとき故郷の井原に戻った早雲がこの薬師如来を祀ったと地元には伝わっています。
背中に「祈願主新九郎」と刻まれていて、江戸時代の修復のときに刻まれたと思われています。
薬師如来像はその造形から平安時代後期から鎌倉時代のものと指摘されていて、早雲の時代ではないですが、江戸時代にこの地域がこの薬師如来に早雲の伝承を仮託する地域だったということがとても面白いと思います。
江戸時代になっても、この高越城の麓には早雲の存在が深く刻まれていたのですね。


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ちなみに高越城の東麓は「神代(こうじろ)」という地名です。ここには早雲の最古参家臣「笠原氏」が屋敷を構えていたと伝わり、いまでも笠原氏屋敷の土塁と伝わる御土居などが残ります。
笠原氏は早雲とともに東に向かい、最後は小机城(横浜市)の城主になりました。
今でも横浜市に御子孫がお住まいです。小机城の近くにある笠原氏の菩提寺雲松院は、もとは早雲の菩提御弔うために笠原氏が創建したとされています。
井原と横浜が歴史で繋がりました。感動~✨

高越城に登る前にもたくさんの発見と感動が!
さて、いよいよ登城開始です。

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がしかし、長くなったのでこのへんで。
次回は高越城からのツアー後編をお届けします✨
お楽しみに!




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2023年3月15日 (水)

衣笠BASE《vol.4》日にち決定


今年からスタートした「衣笠BASE」!
衣笠商店街のみなさまと企画した楽しく温かいイベントです♪
毎月、商店街の美味しいお店を回ります。

今日はvol.3でした。

 

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なんか、この写真ワイルド笑

会場は宝来屋さん。アジフライが大きくて、とても人気のお店です。
今回の衣笠BASEでは、美味しさぎっしりのお弁当を用意していただきました。白身のフライと、ヒレカツ美味しかったー🙌 

 

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今度はアジフライか鰻を食べに行こうと思いまする🙋‍♀️

 

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そして、とっても嬉しかったのが参加者プレゼントとして、和菓子屋の永治堂さんがクッキーを作ってくださったこと。三つ引きハッチ(三浦平八)パッケージの美味しいクッキー❤

感動🥺うるうる🥲

 

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と、いうことで。

vol.4の日程が決まりました✨
ご都合よろしければお越しください♪

1時間程度のトークショー&1時間程度の懇親会のイベントです。
衣笠いい街、商店街サイコー✨

衣笠BASE vol.4
日時:2023年4月10日(月)19時~21時
会場:未定
会費:3000円(税込み)

※要予約。予約はコチラ⇒rekitoki@rekitoki.com
(お申し込みはメールのみの受付とさせていただきます。お名前と電話を教えてください)
※当日現金払い
※軽食付き
※ドリンクは別途料金。個別会計。

 

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2023年3月14日 (火)

逗子神武寺ツアーのモデルコース

以前開催した逗子市観光協会さまのツアー。
こちらのモデルコースを逗子観光協会さまのHPに掲載いただきました。

お一人で、ご家族と、お友達と
是非歩いて見て下さい✨

逗子の歴史めぐり~地元の歴史を掘り起こそう~「いざ、神武寺から沼間へ!」|モデルプラン|【公式】逗子市/観光ワーケーションサイト 逗子旅 (zushitrip.com)

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2023年3月11日 (土)

砂町文化センター講座のお知らせ

新しく募集開始になりましたのでお知らせします✨

砂町文化センターの4回セットの講座です。
抽選になると思いますが、良かったらお申し込み下さい。

ミステリーツアーですって。
面白そう♪

講座情報 | 砂町文化センター | 公益財団法人 江東区文化コミュニティ財団 (kcf.or.jp)


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2023年3月 9日 (木)

海城サミット・講演会&ツアー開催しました

内房線エリアで海城サミットが開催されてます。

先月は講演会とガタゴトバスツアーがありました✨
講演会は滝川恒昭先生の講演と、袖ヶ浦市郷土博物館顧問の井口さんと私のトークショーでした。

滝川先生の講演は、今まで読んでた先生の論文などの理解も深まったし、とても勉強になりました。楽屋でもいろいろ教えていただいてありがたかったです✨

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井口さんとツーショット✨
お話しがとても楽しい素敵な井口さん♪
何度も一緒に袖ケ浦周辺のお城や歴史めぐりをしていただいてます。


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井口さんとのトークショーは、あれ話そう、これ話そうと、2人で打ち合わせる時間が勉強になるし楽しいしで貴重な時間でした♪

 

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お城と湊、水の関係などにも触れていただきました。
面白かった!

 

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ガトガトバスツアーは金谷集合だったので、久里浜からフェリー。
フェリー最高♡

海賊気分で海城に出陣!


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今回は電光掲示板に「山城ガールむつみといくガタゴトバスツアー」と入れていただきました✨
嬉しい!!

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金谷城からの江戸湾!

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ガタゴトバスツアーは金谷城、勝山城、妙本寺、頼朝上陸の地へ。
金谷城はTJKリゾート(東京都情報サービス産業健康保険組合)の敷地ですが、御城印発行をきっかけに多大なご協力をいただきいてます🙌

 

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限定公開ではあるものの、主郭や四脚門出土場所などを見学できるのです🙌
TJKリゾートでは草刈り、説明案内板設置や館内展示なども行ってくれてます。
金谷城をイメージしたレゴの作品も飾られてます。

 

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お城&歴史好きを代表してありがとうと言いたい📣

 

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3/19までデジタルスタンプラリーも開催されてますので是非。
https://www.tsukahara-li.co.jp/?page_id=330

内房線活性のための企画でもあるので、よかったら電車に乗ってお出かけください🚃

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2023年3月 7日 (火)

城組コンビの対馬ブログ

城組コンビの対馬ブログが公開になりました✨

プロローグ、1〜6までがさちこ組長、7〜10がむつみ副組長が担当しましたー!
どちらも対馬の魅力満載の記事になってるので、ぜひ読んでみてくださいませ♪

ちなみに、それぞれの記事は続きものになってますが、さちこさんと私の記事は繋がってないので、どちらから読んでいただいてもオッケーです(^^)

城組ブログ | 一般社団法人 城組 (4693shirogumi.com)

対馬に行ってみたい!と、思っていただけたら嬉しいです✨


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2023年3月 2日 (木)

千葉歴史ツアー募集開始のお知らせ

千葉市観光協会設立40周年記念
『山城ガールむつみ』とめぐる千葉の歴史ガイドツアー

募集開始になりました✨

40週記念ですって。
光栄です♡

都市化された千葉市内を歴史の痕跡、千葉一族の足跡を探しながら歩きます。
今でこそ、「千葉市内」=「海」のイメーがないですが、この地域は海に面した水上交通の発達したエリアです。

千葉氏の歴史を紐解いて、地域に埋もれた物語を楽しみたいと思います。
平安時代から戦国時代まで。
色んな時代の歴史を楽しみましょう♪

詳細やお申し込み方法はこちらをご覧下さい。

千葉市観光協会設立40周年記念『山城ガールむつみさん』とめぐる千葉の歴史ガイドツアー申込について<3/30(木曜)> | 千葉市観光協会公式サイト/千葉市観光ガイド (chibacity-ta.or.jp)

 

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2023年3月 1日 (水)

衣笠BASE vol.3 お店決定

衣笠BASE vol.3のお店が決まりました✨
参加申込はあと数名となっております。

1時間程度のトークショーと、1時間程度の懇親会を予定しています。
軽食が付きます。ソフトドリンク、アルコールお飲みの方は別途個別会計となります。
三浦一族にまつわる話や、楽しい歴史トークをさせていただきます。
ぜひ、ご参加下さい。

鎌倉殿の13人は最終回を迎えましたが、衣笠は今年も熱く盛り上がりますよ🔥

衣笠BASE vol.3
日時:2023年3月14日(火曜)19時~21時
会場:宝来屋
宝来屋 - 衣笠/食堂 | 食べログ (tabelog.com)
会費:3000円(税込み)

※要予約。予約はコチラ⇒rekitoki@rekitoki.com
(お申し込みはメールのみの受付とさせていただきます。お名前と電話番号を教えてください)

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2023年2月25日 (土)

高越城の御城印

デザインさせていただいた高越城の御城印お披露目です✨

高越城は北条早雲(伊勢宗瑞)の出自である備中伊勢氏の居城です。

地元では高越城が早雲生誕の城と伝わっています。

高越城は山陽道と小田川をおさえる重要地に築かれて、川湊を管理する役目もあったと思われます。
早雲の父盛定が創建した法泉寺には有名な早雲の肖像画があります。
おそらく誰しもが目にしたことのある肖像画。今回は法泉寺さまのご厚意で御城印デザインに使わせていただきました!

あわせて、早雲の花押もモチーフにしました。
こちらも法泉寺さまに伝わる文明3年(1471年)に発給された早雲の禁制の花押です。
この花押は関東で見る早雲の花押とは違うことから、早雲青年期の井原時代のものと思われています。

高越城の歴史をふんだんに詰め込んだ御城印が完成しました!

今回もカッコイイです♡
高越城顕彰会の皆さまや井原市の方々が喜んでくれるといいなぁ。

販売詳細は後日となります。販売開始は3月半ば予定ですのでお楽しみに!


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実はこの御城印、井原市観光協会の3月11日(土)の高越城ツアーでプレゼントいたします♡
まだ募集してますので、この機会に是非お申し込みください。
早雲の生誕地に出陣しましょう~。
早雲のルーツである備中伊勢氏のいた景色を見てから関東の歴史めぐりをすると、歴史の繋がりを感じてきっとますます城めぐり、歴史めぐりが楽しくなると思います♡

お城だけでなく、早雲や家臣笠原氏にまつわる遺跡なども回ります。
あわせて、井原鉄道にも潜入します🚃
早雲弁当やオリジナルトートバッグもついてきちゃう。
もりだくさんでお待ちしてます♪



【問合せ先】井原市観光協会
TEL:0866-62-8850 FAX:0866-62-8853

お申し込み詳細はこちらのチラシを。


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天羽城の御城印発行✨

千葉県富津市「天羽城」の御城印販売開始のお知らせです。

【天羽(あもう)城のご説明】

天羽城は標高約120mの丘陵に築かれた山城です。北側には湊川、西側には相川が流れていることから、水上交通の発達した地域であったことが分かります。さらには、城下西方の相川に並行するように鎌倉みちと伝わる街道が通っており、水上交通のみならず、陸上交通の要衝地でもあったことが推察できます。

天羽城の築城等の詳細は一切不明ですが、「天羽城(あもじろ)」という字名も残ることから、地元では古くからこの山が天羽城であると伝えられてきました。
天羽城は井戸、土橋、堀切、石積み遺構等が残り、さらに山頂部は綺麗に削平されており、周辺を見渡せる視界良好の主郭となっています。北西には湊川越しに東京湾、東には峰上城を臨むことができます。

「天羽」は、その地名から上総氏の庶流である天羽氏が平安時代末期から鎌倉時代に天羽の地を領し、苗字の地としたと考えられています。今に残る天羽城は室町期以降に築かれた山城だと推察され、真里谷武田氏の峰上城と連携して機能していたと考えられています。また、天羽城周辺には里見義実が創建し、正木時治が再興したとの伝承をもつ見性寺があることから、天羽城と正木氏の関連も指摘されています。

 

【御城印デザインのご説明】

平安時代から鎌倉時代にかけては上総平氏である天羽氏、室町期から戦国期には真里谷武田氏の峰上城との連携、さらに正木氏の伝承が残る天羽城の御城印には上総氏の家紋「九曜」、真里谷武田氏の家紋「四つ菱」、正木氏の家紋「三つ引両」をデザインしました。

天羽城の麓を通る鎌倉みち沿いには集落が形成されていて、見性寺、薬師堂、観音堂などが残り、中世の天羽の様子を彷彿とさせてくれます。また、相川と湊川の合流地点は、中世期からの船着き場があったと思われ、陸路と水路の結節点であるこの地域の重要性が浮かび上がります。御城印にはそれらの街道や集落、さらに河川が描かれた地図をモチーフとするとともに、天羽の谷や山の景色をイメージしました。

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販売開始 2023年2月25日(土曜)からです。
通販では取り扱いません。

販売場所
〇高梨商店
千葉県富津市湊735
0439-67-0224
11時~18時

休業日:毎週月曜日
※年末年始やその他臨時休業あり  

 

○まるごとしすい
千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 
043-376-6810
9時~18時
休業日:毎週月曜日
※但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります

 

 

 

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2023年2月24日 (金)

城組会員募集開始

ついに城組会員募集が開始になりました!
城組の趣旨に賛同&応援してくださる仲間を募集しています✨

会員募集 (4693shirogumi.com)

歴史継承のために、城組だからこそできることを探しながら進んで行きたいと思います。
どうぞよろしくお願いします!

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2023年2月22日 (水)

いざ、境町へ!長井戸城・逆井城・関宿城をめぐろう

新シリーズの始まりです。
東京から高速バスで行けるエリアに出陣するシリーズ。
今後、色々な場所に出陣予定です。

まずは茨城県境町へ。
集合は境町高速バスターミナル。
東京駅八重洲口から高速バスでピュンと行けます。
(交通費はツアー料金に含まれません。各自支払いです)

ツアーは2023年3月19日(日)です。
ご都合よろしかったらご参加下さい✨

あわせまして今回のコースに限り、JRバス関東取手駅からのご参加も可能です。
詳細は以下のサイトをご覧下さい。
山城ガールむつみ隊長とゆく歴史探訪ツアー♪「茨城県境町」をめぐろう! | ジェイアールバス関東 (jrbuskanto.co.jp)

今回は長井戸城、関宿城、逆井城をまわります。盛りだくさん!
この
コースは関東の戦国史を彩る重要なエリアのため、歴史ロマンが満載です。
戦国時代には小田原北条氏における下野国、常陸国の最前線の支配拠点でした。
そのため、たくさんのお城が築かれました。
川や街道、古くからの寺社。色々なスポットに立ち寄りながら、歴史を楽しみましょう✨

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長井戸城は折れのある空堀、土塁が良好に残っています。
今は神社になってますが、お城の痕跡を楽しむことができます。
小山氏の勢力下の城でしたが、小田原北条氏に攻められ北条方の城となりました。
北条氏は下野と常陸進出のために、逆井城を前線拠点としました。長井戸城は、小山城と逆井城を結ぶ中継点として機能していたと考えられます。



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長井戸城


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関宿城博物館遠景。
博物館にも立ち寄りますよー


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逆井城。
小山氏の分家逆井氏が築いたと伝わります。
その後、小田原北条氏の城となり、改修整備されました。


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2023年2月20日 (月)

衣笠BASE vol.3のお知らせ

衣笠BASE vol.3の日にちが決まりました✨
お店は宝来屋です。

宝来屋 - 衣笠/食堂 | 食べログ (tabelog.com)

1時間程度のトークショーと、1時間程度の懇親会を予定しています。
軽食が付きます。ソフトドリンク、アルコールお飲みの方は別途個別会計となります。
三浦一族にまつわる話や、楽しい歴史トークをさせていただきます。
ぜひ、ご参加下さい。

鎌倉殿の13人は最終回を迎えましたが、衣笠は今年も熱く盛り上がりますよ🔥

衣笠BASE vol.3
日時:2023年3月14日(火曜)19時~21時
会場:未定(衣笠駅から徒歩約5分圏内のお店になります)
会費:3000円(税込み)

※要予約。予約はコチラ⇒rekitoki@rekitoki.com
(お申し込みはメールのみの受付とさせていただきます。お名前と電話番号を教えてください)

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2023年2月14日 (火)

北条早雲生誕の城!高越城ツアー募集開始✨

ついに募集開始です✨
岡山県井原市の高越城ツアー♡
井原市観光協会さまの主催企画です。
詳細は以下となります。先着順です。
お土産も特製お弁当もついてきちゃう。なんてお得!!
お申し込みよろしくお願いします!!

【日にち】2023年3月11日(土)

【集合場所】早雲の里荏原駅 9:30
【ツアーコース】

早雲の里荏原駅(9:40出発)→ 大岩刻 → 新九郎薬師堂 ⇒ 高越城(昼食) ⇒ 刀工女国重宅 →
井原鉄道車両基地(見学) → 法泉寺 → デニム工場見学(日本綿布株式会社) →早雲の里荏原駅(16:30頃解散)

【参加費】6,500円(保険代、昼食代、見学・ガイド料込み)
【定 員】 25名(先着順)
【申込締切】令和5年3月6日(月)17時
【申込方法】EメールまたはFAXのいずれかでお申込みできます。
※別紙参加申込書に必要事項をご記入のうえ、下記宛にお申込みください
(Eメールの場合は申込書の画像データを添付のこと)

【問合せ先】井原市観光協会
〒715-0014 岡山県井原市七日市町10
井原市地場産業振興センター2階
TEL:0866-62-8850 FAX:0866-62-8853
E-Mail:kankokouryu@city.ibara.lg.jp

【おすすめポイント】
・むつみデザイン「高越城」御城印&“井原デニムバッグ”のお土産付き
・山頂では家紋をあしらった“早雲弁当”をご用意!


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駅には大きな垂れ幕も!


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駅前のモニュメントも嬉しいお出迎え!!



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2023年2月13日 (月)

多古城郭保存活用会の現地案内のお知らせ

ナビゲーターは私ではありませんが、ご都合よろしければお出かけください✨
多古城郭保存活用会の現地ツアー開催です。
以下、会のFacebookから引用します。
ーーーーーーーーーーーーーーー
春の多古町城郭ウォーキングツアー開催!
日本一の御城印のまち「多古」。
多古城郭保存活用会では、春の多古町城郭ウォーキングツアーを開催します。
多古城郭保存活用会でしかできない、通常非公開の場所の遺構見学もあります!
ツアー講師は多古城郭保存活用会のスタッフがつとめます。
是非ふるってご参加ください!


日時:令和5年3月5日(日)
集合:多古町多古台バスターターミナル 午前9時40分
(成田空港第2ターミナルビル午前9時5分発の多古-成田空港間シャトルバスにお乗りいただくと、多古台バスターミナルに午前9時31分に着きます。成田空港第2ターミナルビルまでは、JR線、京成線、をお使いいただくのが便利です)。
参加費:一人1500円(昼食代資料代保険料含む)
募集人員:20名(先着順)
申し込み方法:参加希望者の住所、氏名、性別、年齢、電話番号を記載し、「3月5日春の多古町城郭ウォーキングツアー参加希望」と明記いただき、下記アドレスに申込ください。
takojokaku@gmail.com


<当日の行程予定>
9:45 多古台バスターミナル出発
9:55 多古城 見学(約1時間)
11:00 多古藩陣屋跡 見学(約30分)
11:40 昼食(約50分)
12:45 正覚寺(島地区に関する説明)、志摩城と島の街並み見学
   (約2時間)
15:00 並木城見学(約1時間)
16:30 道の駅多古あじさい館着
午後4時38分 道の駅多古発の空港シャトルバスで成田空港第2ターミナルビルに戻られるのが便利と思われます(午後5時17分着)。 
※諸般の事情から時間帯、訪問場所等が変更になる場合があります。
★ツアー時に御城印をご希望の方は、スタッフが多古15城の御城印につき販売をいたしますので、お申し出ください。

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2023年2月 3日 (金)

金谷城&勝山城ガタゴトバスツアー募集開始

2月26日(日)金谷城、勝山城、妙本寺にガタゴトバスでGO!
募集開始になりました✨
結構早く埋まってしまうので、興味ある方はお申し込みご検討下さい♪
今回は袖ケ浦バスターミナル・金谷港・JR浜金谷駅の3カ所での集合です。
ご都合良い集合場所から城めぐりにGO!!

【むつみコメント】
今回は内房エリアの海城を巡ります。

戦国時代には江戸湾を挟んで里見氏と北条氏が熾烈な戦いを繰り広げました。
そのため、海に面した丘陵部にはたくさんの城が築かれました。
現地で城を楽しみ、景色を眺めると、目の前に広がる大海原で繰り広げられた歴史が目に浮かぶようです。
今回のツアーでは、それら海城の中でも中心的な存在であった金谷城に出陣し、普段は入れない本丸へとご案内します!
さらに勝山城、妙本寺という内房の戦国史を物語る城にも出陣します。
盛りだくさんの歴史ロマンを楽しみましょう!

山城ガールむつみ隊長とゆく歴史探訪ツアー♪「千葉県鋸南町」をめぐろう! | ジェイアールバス関東 (jrbuskanto.co.jp)

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2023年2月 2日 (木)

のあたび新企画「家康めぐり戦国あるき」シリーズ始動

去年までは鎌倉殿の13人を追いかけるツアーを展開してきましたが、今年からは戦国時代&山城を巡ります✨
大河ドラマの完全追いかけではありませんが、家康が生きた時代とリンクする歴史を見て歩きます。
今年も楽しみましょう♡

家康めぐり戦国あるき | 地元出発ツアー のあたび (noatabi.co.jp)


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2023年1月31日 (火)

大矢部小学校6年2組

横須賀市大矢部小学校6年2組のお芝居「三浦一族と源頼朝」を鑑賞してきました。
総合学習のゲストティーチャーをやらせていただいた縁で、お芝居の脚本を書かせていただきました!

頼朝の旗揚げから、石橋山合戦、小坪合戦、衣笠合戦、そして安房への脱出と、三浦一族の栄誉の足跡をみんなが力いっぱい演じてくれて感無量です✨
子どもたちの頑張りと、楽しんでる気持ち、充実感、やる気がビシビシ伝わってきて心が震えました。



私がこのクラスに 授業に行くことになったキッカケは子どもたちでした。
去年大河が始まって、衣笠商店街や近所のお寺などに三浦一族の幟がはためいているのを目にして三浦一族に興味を持った子たちが、ネット検索する中で私を見つけてくれたのです。
子どもたちが「むつみさんに学校に来てもらいたい!」と先生に言ったことにより、大矢部小学校6年2組で授業やらせていただくことになったのです✨

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担任の石渡先生が情熱と優しさに溢れた方で素晴らしくて!
子どもたちの自主性を大事にしつつ、興味を存分に引き出してくださいました。

ご自身も「三浦一族面白い!」と仰ってくださって、衣笠商店街のパネル展のギャラリートークなどにも来てくれました。
そんな中で、「せっかく子どもたちが興味を持ったから、卒業までに三浦一族への理解をもっと深めたい。お芝居をやりたいと思ってます」と石渡先生。
それ聞いたら、嬉しくてウズウズしちゃって。
「はい!私が脚本書きます!」と、お芝居計画がスタートしました笑
子どもたちも、三浦一族のお芝居に大賛成だったとのこと!

お芝居するなら、衣笠合戦の舞台衣笠城を見なきゃ!ということで、子どもたちと衣笠城フィールドワークもやりました。


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そして、迎えたお芝居本番。もう素晴らしくて。みんながカッコよくて。
冒頭から感無量でウルウル。
終わった後の感想も、感極まってうまく話せないほどに感動しました(T-T)

背景の写真やBGM、舟や小道具などもすべて子どもたちのアイディアで取り組んだそうです。
みんなで協力し合った素晴らしい思い出とともに、いつかふと、三浦一族ってすごいんだな、自分が住んでるところにはたくさんの歴史があったんだな…などと、思い出してくれたら良いなと思います。


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頼朝が韮山で挙兵。
「狙うは山木兼隆の首!」と山木館を襲撃した場面。


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頼朝の元に向かう三浦一族。酒匂川の増水で渡れない!の場面。

石橋山で頼朝方が負けたと知った三浦一族は本拠衣笠に戻ります。
しかし、途中の由比小坪で畠山重忠とぶつかり小坪合戦が繰り広げられました。


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小坪合戦でなんとか畠山軍を退けた三浦一族は、衣笠に戻ることができました。
頼朝の敗北や、自分たちの戦いの経過を棟梁の大介義明に報告している場面。


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そして、ついに衣笠合戦が起きました。
旗を立てたと伝わる巨石を背景に。
それと、壇上と壇下をうまく使っていて面白かったです。
戦いの臨場感と山から戦況を見ている大介義明の姿が印象的でした。


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衣笠合戦は三浦一族が敗北を喫しました。
そして、夜陰に紛れて、怒田城へ。舟に乗って安房へ漕ぎ出しました。
舟が工夫されていて面白かったー!



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安房に渡った三浦一族が、頼朝を待ち受けるところ。


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こんな手紙まで♡
じっくり読みます✨
嬉しい!
嬉しいしか言葉が出てこないー

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お手紙の束の裏に三ツ引両の家紋。

タウンニュースさんに記事にしていただきました。
素敵な記事!嬉しい!
子どもたちも掲載されて大喜びだった模様。
石渡先生、全員にコピーしたって連絡くれた♡
大矢部小6年生 郷土史伝える“ミニ鎌倉殿” 三浦一族テーマに学習発表会 | 横須賀 | タウンニュース (townnews.co.jp)


東京新聞さんにも記事にしていただきました。これまたみんな喜ぶだろうな✨
いつも素敵な記事をありがとうございます!!
三浦一族の衣笠合戦 横須賀の大矢部小・6年生30人が熱演 「地域の歴史 身近に感じた」:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)



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2023年1月29日 (日)

関ヶ原町「玉城ムービー」

小川新聞店のYouTube「レキトビラ」に出演させていただきました✨
関ヶ原町の玉城に行ってきました。
大河ドラマなどでの時代考証でおなじみの広島大学名誉教授の三浦正幸先生と西村知穂アナと楽しく城めぐりしてきました♪

玉城は竹中氏の領地の西に位置する、いわば境目の城。

西側にドーンと入る堀切がものすごい!
撮影、楽しかったなぁ。

いつか、小川新聞店さんと玉城ツアーも企画させていただくと思いますのでお楽しみに〜✨
https://www.youtube.com/watch?v=rccTjalOSYE


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2023年1月28日 (土)

田間城の御城印

今月は千葉県東金市「田間城」の御城印が発行されます。
デザインと同封説明文を手がけました✨
お近くに行った際は田間城に立ち寄り、よかったら御城印もお求め下さい♪


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【田間城】千葉県東金市
田間城は九十九里平野に向かって伸びる標高約50mの丘陵に築かれました。現在、城山の南東麓には田間神社が鎮座しています。城山は急崖に囲まれた天然の要害となっていて、城下には街道が通り、交通の要衝地にあたります。

田間城は東金酒井氏の支城と考えられています。東金酒井氏の本城東金城が南西約2kmに位置し、東金城と田間城が密接に連携しながら機能していたことが分かります。

東金酒井氏は『鎌倉大草紙』によると、享徳の乱によって起きた千葉氏の内紛をうけて、美濃から下向した東常縁(とうつねより)が部下の浜春利を東金城に入れたことにはじまるとされますが、東金城の築城年代など詳細は不明です。

その後、東金城の支城として築かれた田間城も築城等の詳細は不明です。伝承では、永正6年(1509年)に酒井定隆が築城したともされますが、史料では確認できません。

いずれにしろ、東金酒井氏の支城かつ東金城の北方の防衛施設として、田間城は築かれたと考えられます。

東金酒井氏は、里見氏と北条氏の争いが激化すると、両勢力に挟まれ政治的な判断を迫られました。そして、最終的には北条氏に属し、天正18年(1590年)の小田原の役を迎えました。東金城は、小田原の役まで東金酒井氏の本城として機能していたとわかっていることから、田間城も東金城の支城としてその頃まで機能していた可能性が高いと思われます。

 

【御城印のご説明】

田間城は東西約500m、南北約240mが城域と考えられ、主郭の他、複数の曲輪が形成されています。堀や土塁などが良好に残る田間城の御城印には縄張図をデザインしました。

合わせて、東金酒井氏の家紋「右巴(右巻の巴)」をデザインしました。さらに、城下を通る街道や宿、そして本城東金城との位置関係が分かる地図をモチーフにしました。現地から街道を見下ろすと、いかに田間城が街道筋に対し意識的に築かれていたかを感じることができることから、御城印には街道を見張る城のイメージで門を描きました。

街道がよく見え、東金城に向かう街道を押さえる役目があったことが推察できます。


販売場所
〇道の駅みのりの郷東金
千葉県東金市田間1300-3
0475-53-3615
午前9時~午後6時
休業日:年末年始(1月1日~1月3日)その他臨時休業あり  

 

○まるごとしすい
〒285-0912
千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 
043-376-6810
営業時間 9時~18時 
定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)


○田間神社
〒283-0005
千葉県東金市田間2126
0475-52-3059
営業時間 9時~16
時 


 

 

 

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2023年1月26日 (木)

朝日新聞記事掲載

朝日新聞さんに記事にしていただきました✨

海城サミットについての記事なんですが、ブラタモリのような私のツアーや地域の歴史の楽しみ方にも触れていただき、素敵な記事にしてくださいました。とても嬉しいです!!


蔵波城は開発で半分以上が崩されてしまいましたが、城下には中世の雰囲気が残り素晴らしい歴史を感じることができます。

なにもないと思われがちな場所こそ、楽しみ方によっては地域の宝に変身します。

そして、こういう場所こそ私は大得意!
埋もれた歴史が浮かび上がってくる楽しさ、もっともっとたくさんの人の伝えたいな。

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「ブラタモリ」気分? 山城ガールの案内で、内房の城郭や海城ツアー:朝日新聞デジタル (asahi.com)

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2023年1月24日 (火)

第2回目 衣笠BASEの募集開始のお知らせ

衣笠BASE vol.2のお店が決まりました✨
詳細は以下です。
ご都合よろしければお越しください♪

すみません。満席になりました!
3月の詳細決まりましたらまた告知します!!

1時間程度のトークショーと、1時間程度の懇親会を予定しています。
軽食が付きます。ソフトドリンク、アルコールお飲みの方は別途個別会計となります。
三浦一族にまつわる話や、楽しい歴史トークをさせていただきます。
ぜひ、ご参加下さい。

鎌倉殿の13人は最終回を迎えましたが、衣笠は今年も熱く盛り上がりますよ🔥

衣笠BASE vol.2
日時:2023年2月15日(水)19時~21時
会場:桃の木(衣笠駅から徒歩5分)
https://tabelog.com/kanagawa/A1406/A140601/14060769/
会費:3000円(税込み)

※要予約。予約はコチラ⇒rekitoki@rekitoki.com
(お申し込みはメールのみの受付とさせていただきます。お名前と電話番号を教えてください)
※当日現金払い

募集チラシはこちらから
ダウンロード - e8a1a3e7aca0basee38381e383a9e382b7e291a1.pdf

 

 



 

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2023年1月22日 (日)

海城サミット・デジタルスタンプラリー

海城サミットのお知らせ。
前にもご案内しましたが、2023年1月1日から3月19日までの間、千葉県内房エリアで海城に関連する色々な企画が開催されます。江戸湾を挟んで熾烈な戦いが繰り広げられたエリアなので、歴史もお城も満載✨
海に面した丘陵にはたくさんの海城が築かれました。

内房線の活性化を狙い、周遊して遊べる「デジタルスタンプラリー」が開催されます。
ぜひ、お出かけ下さい♪
とくにデジタルスタンプラリーは駅から歩いて行ける城を巡るスタンプラリーです。
内房線に揺られながら、内房の歴史と城を楽しんで下さい♡
詳細はこちらのサイトを。

塚原緑地研究所 Webサイト (tsukahara-li.co.jp)

試しにやってみました。
こんな感じ。

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ぜひぜひ、やってみてくださいね✨
アプリ「spot tour」をインストールしてお楽しみいただきます。
各スポットのGPS範囲内に行くと、「GET STAMP」となります。


スタンプが押されるとこんな感じに一覧で見れます。

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全部クリアすると、ステッカーがもらえます♡
詳細は上記サイトでご確認ください。

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2023年1月20日 (金)

みつびきハッチ

新しいキャラクターが誕生!
愛称は「みつびきハッチ」🐝
本名は「三浦平八」です✨
かわいい💕

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お腹が三浦一族の家紋「三つ引き」になってて、ミツバチとかけて、みつびきハッチと命名しました!
我ながらウマイ!!笑
三浦平六義村の弟という設定😆

思いついてしまったら、居ても立ってもいられなくなって、山城ガールむつみのキャラクターの生みの親「サンゴさん(ヨシザキアサコさん)」にすぐ連絡!みつびきハッチを描いてもらいました♡
今回も最高にかわいいキャラクターを描いていただいて感謝✨
以後お見知りおきを🐝

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2023年1月19日 (木)

横須賀市観光案内所で御城印販売開始のお知らせ

横須賀市観光案内所で御城印と御城印帳の販売が開始になりました。
衣笠城、怒田城、浦賀城、三崎城、新井城の5城と御城印帳がお求めいただけます。

横須賀中央駅の改札横にある案内所です。
その他お土産や、案内パンフなどもありますのでお立ち寄り下さい✨

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〇横須賀市観光案内所
〒238-0007 神奈川県横須賀市若松町2-25
(京急線横須賀中央駅東口改札前)
046-822-8301
販売時間
通常 9:30~17:00
12月30日 9時30分~15時(短縮営業)
1月4日  9時30分~17時(通常営業)
定休日
12月31日から1月3日







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2023年1月17日 (火)

北条早雲の生誕地!岡山県井原市「高越城」


1/4.5に岡山県井原市に伺いました。
新年早々にもかかわらず、とても温かく迎えていただきました✨
市役所や地元のみなさまたちと視察下見。

井原市内にある高越城は北条早雲(伊勢盛時)生誕の地とも伝わる城。
地元の誇りであり、宝です。
中世の趣を残す景色は眺めているだけで想像が膨らみ、どこを見渡しても感動します。

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今回、高越城をメインにしたツアー造成などでお声かけいただきました。
三浦一族や関東の歴史やお城をメインにお仕事をしてる私にとって、なんて光栄なお声かけ!🙌



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実は井原市は北条早雲だけでなく、鎌倉時代からさまざまな歴史に彩られた地域なのです。
宇都宮氏、那須氏、伊勢氏、毛利氏…ざっと並べるだけでこのバラエティに富んだ地域!


3月に高越城ツアーやらせていただきます。
ツアー情報、決まり次第告知します✌️

そして、中国新聞さんに記事にしていただきました。
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/257945

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井原市役所の皆さま、そして保存会のみなさま達はとても素晴らしい活動をされています。
今後、わたしも関わらせていただければ良いなと思っています。
まずは、3月のツアーをお楽しみに。
詳細決まり次第、お知らせします✨






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2023年1月16日 (月)

衣笠BASE vol.1

衣笠BASE vol.1を開催させていただきました!
記念すべき第一回目の会場は「コリアンキッチンsora」さん。
30人を超え、満員御礼!
ありがとうございました❤
トーク&懇親会で楽しい時間となりました。

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去年は大河ドラマで盛り上がった衣笠。
商店街ではパネル展を2回開催し、駅やアーケードには三浦一族のパネルや垂れ幕、幟がはためきました。三浦一族みやげもたくさん誕生し、地元の方にも外からのお客さんにも「三浦一族の町 衣笠」を印象づけることが少しはできたかなぁと思います。



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大河ドラマは終わってしまいましたが、この良い流れを止めずに、次に繋げたい!何かやりましょう!ということで、商店街の皆さまとのコラボ企画「衣笠BASE」スタートしました🙌

商店街の方々がとても温かく応援してくださってます。
会場のセッティング、マイクなど機材の手配もしてくださって、当日も会場に駆けつけてくださいました。
さらに、「むつみさんを応援するよ!」とスポンサーまで募ってくださって。
もう泣く😭

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スポンンサーになってくださった方々。
レジュメの裏に印刷させていただきました。


衣笠は三浦半島のど真ん中、ヘソに当たります。
古東海道が通り、郡衙があったと考えられ、奈良時代には宗元寺が築かれました。そして、その後は三浦一族が本拠地としました。
自分にとっても出まれ育った場所でもあるので、それらの色んな意味を込めて「衣笠BASE」という名前にしました。

衣笠商店街は美味しいお店が多いです。
毎月いろんな会場でやらせていただきます♪
三浦一族にまつわる話や、楽しい歴史トークをさせていただきます。
1時間程度のトークショーと、1時間程度の懇親会を予定しています。


次回日程決まりました!
2/15(水)19:00-21:00
お店未定
会費3000円
※当日現金払い
※要予約
※軽食とお茶付
アルコールお飲みの方は別途個別会計となります。

よろしければ、ご参加下さい♪
予約はコチラ⇒rekitoki@rekitoki.com
(お申し込みはメールのみの受付とさせていただきます。お名前と電話番号を教えてください)

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2023年1月 7日 (土)

THEMIS掲載のお知らせ

THEMIS(テーミス)2023年1月号に掲載いただきました。
ノンフィクション作家の神山典士さんに記事にしていただきました。
神山典士さんとは去年開催された匝瑳市での初代地方創生大臣の石破茂氏をお招きしてのシンポジウムでご一緒して、有意義な意見交換などをさせていただいた関係でもあります✨

今回の記事は私のツアーをご取材いただき、山城や歴史が地域にどういう化学反応を起こしたかを書いてくださいました。
「地方創生へ」という連載コーナーに、

「埋もれた歴史を発掘し「山城ツアー」で関係人口&観光客増加へ」
というタイトルで書いていただきました♪
嬉しいです。

小さな試みや活動ではありますが、地道に少しずつ輪が広がっていけば良いなと思います。
これからも自分の足であちこちにお邪魔して、進んで行きたいなと思います✨

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2023年1月 6日 (金)

1月の講演のお知らせ

今月は講演2つやらせていただきます。
両方とも千葉県の講演です。
ご都合よろしければお越し下さい✨

〇千葉県香取郡多古町
去年台風で中止になってしまった講演会
千葉一族と多古町周辺の城や歴史のお話します。
【振替講演決定‼】多古町生涯学習文化講演会の開催について | 多古町ウェブサイト (town.tako.chiba.jp)


〇千葉県旭市
椿の海の講演会
江戸時代初期まで存在した「椿の海」。中世においては水上交通の要衝地だったため、たくさんの城が築かれました。周辺には戦いの痕跡も色濃く残る遺跡がたくさんあります。
大原幽学記念館の学芸員猪野さんとのトークショーもあります。
椿の海と歴史を語る講演会&トークショー/千葉県公式観光情報サイト-まるごとe! ちば- (maruchiba.jp)

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2023年1月 4日 (水)

ガタゴトバスツアーと海城サミット



2023年1月1日から3月19日までの間、千葉県内房エリアで海城に関連する色々な企画が開催されます。
江戸湾を挟んで熾烈な戦いが繰り広げられたエリアなので、歴史もお城も満載✨
海に面した丘陵にはたくさんの海城が築かれました。

この期間中、海城をめぐるデジタルスタンプラリー、ガタゴトバスツアー、滝川恒昭先生による講演など盛りだくさんの企画が催されます。
これらのイベントの大きな目的のひとつはJR内房線の乗降客を増やすことです。

東京からとても近くて魅力的なエリアなんですが、内房線の利用者は減少傾向にあります。
そうなると、電車の本数が減らされるなど、将来的に地域が寂しくなってしまいます。
そんな状況の中で、JR東日本さん(東日本旅客鉄道株式会社千葉支社)、JRバス関東さんにご協力いただき色んなイベントをすることになりました✨

とくにデジタルスタンプラリーは駅から歩いて行ける城を巡るスタンプラリーです。
内房線に揺られながら、内房の歴史と城を楽しんで下さい♡
詳細はこちらのサイトを。
塚原緑地研究所 Webサイト (tsukahara-li.co.jp)


ガタゴトバスツアーは本日から募集開始になります。
ツバメのマークの路線バスでまわります。
今回は千葉県内房エリアへGO!
楽しくガタゴト回りましょう✨


今回の集合はJR長浦駅、袖ケ浦バスターミナルのどちらでもOK。
袖ケ浦バスターミナルは横浜からも都内からも高速バスが出てるのでとても集合しやすいです。
【予告】山城ガールむつみ隊長とゆく歴史探訪ツアー♪「千葉県袖ケ浦市」をめぐろう! | ジェイアールバス関東 (jrbuskanto.co.jp)

このエリアを楽しむのにオススメの本はコチラ。
良かったらお手にとってお楽しみ下さい。
滝川先生の講演会会場にて販売もするそうです。

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2023年1月 3日 (火)

初詣に星ケ丘城

2023年が始まりました。今年もどうぞよろしくお願いします。

今年も精力的に色々と活動していこうと思います。
歴史と城をテーマにした地域活性の取り組みを今年も積極的にやっていくつもりです。
自治体との連携や小学校授業、商店街との取り組みなどやりたいことがたくさん!

この活動は歴史や城をもっと楽しむために一番大切な活動で、私の活動の根幹だと思っています。
ただ『楽しい』だけでなく、さらなる魅力を掘り起こし継承するために今年も色々な地域にお邪魔したいと思います。
もちろん、ツアーや講座も去年と同様にやっていくつもりですのでまたご参加下さい✨

そうそう、去年とても嬉しいお話いただきまして、新年早々岡山県に行ってきます。

またお知らせできるときにお話します。すごくワクワクするお話しいただきました♪
楽しみー!



初詣は赤坂日枝神社に行ってきました。
江戸重継が山王社を勧請したことにはじまると伝わるこの日枝神社は、星ヶ丘城という城だったという伝承が残ります。
扇谷上杉氏の城とも伝わり、江戸城と連携していたとも考えられます。
水上交通の要衝地なので、重要な拠点として中世期に使われていたと思われます。


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そもそもこのあたりは、秩父党の江戸氏の拠点となったエリアで、秩父方面と繋がる水路の入口にあたる場所。
古くから誰もが押さえたいエリアであったことは明白です。


日枝神社の境内には遺構はほとんど残っていませんが、一部残る土塁は戦国期のものでかなりの規模です。
北条氏の段階でも使っていたと思われるほど。

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土塁。柵の外からの写真。
中に入りたい!


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土塁。


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堀跡を利用したと思われる切り通し。


今年はこのあたりのツアーもやりたいなと思ってるので、初詣がてら下見してきました。
ツアー造成できたらお知らせしますね。

では、今年も元気に楽しくみなさまとご一緒できるのを楽しみにしています✨
よろしくお願いします!!




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2023年1月 1日 (日)

2022年の御礼✨


2022年も楽しくお仕事させていただきました✨
たくさんツアーや講座などやらせていただき、多くの方と楽しい歴史トリップの時間を共有できたこと感謝いたします!
ツアー、講座、講演等あわせて180本近くやらせていただきました。




小学校で授業を何度もやらせていただいたり、地域活性化の取り組みとして御城印発行のお手伝いをさせていただいたり、まち作りをテーマにしたシンポジウムなどにも出演させていただきました。


出身の横須賀では三浦一族の歴史冊子を書かせていただいたり、衣笠駅前看板のデザインや説明文も書かせていただきました🙌
そして今年熱かったのはなんといっても、衣笠商店街!
商店街の皆さまだけでなく、衣笠行政センター、衣笠観光協会の皆さまとパネル展をやったり、ツアーをやったり、来年の新しい企画を相談したり✨
最高に嬉しかったです♪
そういった盛り上がりの流れから、横須賀市観光協会さんがお城エキスポに一緒に出てくださって、三浦一族の魅力を力の限りPRさせていただきました✨お城エキスポでは三浦一族講座もやりました。満員御礼でした♡
そんな大盛り上がりの横須賀衣笠の熱気を東京新聞さんに8月に記事にしていただきましたが、その後追い記事が大晦日の新聞に載りました。

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ネット版はコチラ。このように取り上げて下さるのは本当にありがたいことです😊

千葉城郭保存活用会では千葉県内のあちこちにお邪魔し、ガタゴトバスツアーやその他イベントなども携わらせていただきました🚌
埼玉県小川町でも何度かツアーをやらせていただきました。ガタゴトバスツアーも小川町ツアーも今年も開催します♪


そして、萩原さちこさんと城組を立ち上げ、2人で登記に行ったり、ホームページを作ったり。
その後は城組で金沢、多古、対馬にお邪魔してそれぞれの動画を撮影させていただいたり。
お城エキスポでも城組トークショーに出演させていただくなど、とても幸せな一年でした❤


今年も一生懸命勉強頑張りますので、よろしくお願いします✨

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2022年12月30日 (金)

鎌倉殿の13人プレイバック!三浦一族ツアーのお知らせ


募集開始になりました!

横須賀市観光協会「プレイバック鎌倉殿の13人ツアー」
来年も三浦一族ツアーは継続してやっていきます。
まずは年明け2月にプレイバックツアー♪

バスで鎌倉、横須賀、三浦の3エリアを回る贅沢ツアー!
大河ドラマを観た後に行くとまた違う感動が✨
地元の素敵なお土産と昼食付です♪

来年も三浦一族の魅力をタップリお届けさせていただきます♡
横須賀市観光協会さんは今年の城エキスポにも出展してくださりました。
今後も一緒に三浦一族で地元を盛り上げていきたいと思います。嬉しいことですね!
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2022年12月28日 (水)

三浦一族PRのあれこれ

今年も残すところあとわずかですが、来年も横須賀を三浦一族で盛り上げたいと思います!!
先日のお城EXPOでも、三浦一族ブースを出展。これで3年連続出展です。
今年は横須賀市観光協会も出展してくれて、隣同士で三浦一族をPRしてきました✨
EXPOサロンでも講演させていただき、たくさんの方にお立ち寄りいただきました♡
とても有意義な出展となりました!
来て下さった方、ありがとうございます。

また、衣笠駅前看板の記事とタウンニュースの三浦一族総括記事を書いていただいたので添付します。
とても素敵な記事で嬉しいです✨
あわせて、城EXPO2022の三浦一族ブース写真も添付。
楽しかったので、同じような写真ですがたくさん載せておきます笑


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衣笠観光の新たな「旗印」 駅前の案内板リニューアル 三浦一族ゆかりの地を紹介:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)


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https://www.townnews.co.jp/0501/2022/12/23/656654.html



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満員御礼でした!!


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萩原さちこさんも三浦一族の冊子を持ってくれました♡


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昭和のアイドルポーズ笑


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稲本香(ちょめ)さんまで三浦一族冊子持ってくれました(T-T)
感動~。嬉しい✨


 

 

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2022年12月25日 (日)

阪急交通社の新コースのご案内

阪急交通社の新コースが募集開始になりました✨
6月までビッシリです。
よかったらお申し込みください♡

詳細確認&お申し込みは阪急交通社サイトから!
サイト内の「国内ツアー」のキーワード「むつみ」で検索!
ツアーコース10件出てきます。(12月13日現在)

関東・甲信越発 阪急交通社|国内旅行・海外旅行|ツアー予約・旅行情報サイト (hankyu-travel.com)

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2022年12月23日 (金)

歴史人 1月号

歴史雑誌「歴史人」の1月号に告知チラシを掲載いただきました✨
先日モニターツアーを企画して下さった小川新聞店の関ヶ原ツアー!
来年から定期的に開催するため、予告チラシです♡
良かったら歴史人をお手にとって探してみて下さい♪


いざ、関ヶ原!!

ツアー情報決まり次第、お知らせしますのでお楽しみに✨

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2022年12月20日 (火)

衣笠BASE!

はじまります!!
山城ガールむつみの「衣笠BASE」!

これは三浦一族の本拠地(BASE)衣笠で開催するトークイベントです✨
2023年1月13日(金)!
記念すべき第1回目を開催します。

満員御礼いただきました✨
次回は2月15日(水)を予定しています。
決まり次第ご案内いたします。


衣笠商店街には、知られざる名店がたくさん♪
美味しいお店、素敵なお店を皆さんに知っていだきたいと、商店街のみなさまと企画いたしました♡

毎月違うお店でトークショーを開催する予定です。
毎回、衣笠駅から徒歩10分前後のお店をチョイスするつもりです。

1時間程度のトークショーと、1時間程度の懇親会を予定しています。
軽食とお茶が付きます。アルコールお飲みの方は別途個別会計となります。
三浦一族にまつわる話や、楽しい歴史トークをさせていただきます。
ぜひ、ご参加下さい。

鎌倉殿の13人は最終回を迎えましたが、衣笠は来年も熱く盛り上がりますよ🔥

vol.衣笠BASE
日時:2023年1月13日(金)19時~21時
会場:コリアンキッチンsora
(衣笠駅から徒歩5分)
ホーム | sora (sorayokosuka.wixsite.com)
会費:3000円(税込み)

※要予約。予約はコチラ⇒rekitoki@rekitoki.com
(お申し込みはメールのみの
受付とさせていただきます。お名前と電話番号を教えてください)
※軽食とお茶付
※当日現金払い


この日は実は衣笠城&怒田城ツアーもあります♡
あわせてお越し下さい。
ツアーはコチラからのお申し込みになります✨
お昼&和菓子付♪

●【たびコトツアー】三浦一族ゆかりの地・いざ!衣笠(きぬがさ)城・怒田(ぬた)城 日帰り(SB364)|国内旅行・ツアー|阪急交通社 (hankyu-travel.com)


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2022年12月18日 (日)

津久井氏と承久の乱!後編

YouTube新作公開のお知らせです✨
今回は「三浦一族津久井氏と承久の乱」後編です。
津久井氏は三浦義明の弟義行からはじまる三浦一族の系統です。
三浦半島の「津久井」に屋敷を構えました。武勇に優れた津久井氏でしたが、承久の乱では朝廷方に味方し、滅亡しました。
津久井氏は承久の乱ではどのように戦ったのでしょうか?その足取りを追う旅に出陣です!

https://youtu.be/fj_3sKm_uRE


このことに触れたタウンニュース掲載記事もコチラに添付しまーす✨

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2022年12月16日 (金)

お城EXPO2022

12月17日、18日に毎年恒例のお城EXPOが開催されます✨
歴×トキも今年も出展します✨

今年は横須賀市観光協会さんも出展しますので、隣同士で三浦一族PRさせていただきます♡
掲示パネルも新調したので、去年よりパワーアップ!!

ぜひ、ブースにお立ち寄り下さい。
「歴×トキ/三浦一族城郭保存活用会」ブースです。
新井城の御城印もブースにて新発売です✨


出演情報はコチラ♪

〇お城EXPOサロン講演時間
12月17日(土)
12:00-13:00「三浦一族ゆかりの城」
15:00-16:00「多古の山城の魅力」

12月18日(日)
12:00-13:00「多古の山城の魅力」
14:30-15:30「城組トークショー」
※すべて無料講演ですが、整理券が配布されますので事前にEXPOサロン整理券配布窓口(1F案内カウンター)でお求めください。
oshiroexpo2022_program_omote_B のコピー


〇お城シアター
山城ガールむつみさんと行く 三浦一族の本拠地『衣笠』」
「山城ガールむつみと巡る 志摩城と島の魅力」
この2本が上映されますが、時間は未定です。




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2022年12月15日 (木)

新井城の御城印が誕生!

三浦一族の戦国時代の本城、新井城の御城印が完成しました。
新井城があった油壺は、小網代の森やマリンパーク(現在は閉園)として市民の憩いの場でしたが、城や歴史はほぼ忘れ去られているという状況にありました。
現在も主郭周辺は東京大学の関連施設のため、立ち入り不可です。
それでも、現地に行けば地形から城を感じられますし、主郭周辺に入らなくても圧巻の土塁や空堀を楽しむことができます。
さらに、三浦道寸の墓がある高台は中世の櫓台が良好に残り、神奈川県を代表する城だと私は思ってます。

そんな中、新井城の素晴らしさを伝えるツアーを何度もやってきました。
新井城の面白さは、新井城が築かれた岬の突端付近を歩くのではなく、もっと広範囲に周辺を歩いて合戦の痕跡や、なぜここに築かれたかという立地を考えることだと思っています。
なので、三崎口駅から歩いて丁寧に当時の様子をそれぞれの頭と心で浮かび上がらす…そんな切り口で開催してきました。

このたび、御城印によって新井城の歴史を多くの方に発信できることは何よりの喜びです✨



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【新井城のご説明】神奈川県三浦市

新井城は三浦半島の西側、小網代湾と油壺湾の間に突き出た半島状の岬を利用して築かれました。標高26mの城山の南北には湾が入り込み、海に囲まれた自然地形を活かした堅固な要害となっています。

現在、東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所の敷地になっている付近が主郭にあたるとされ、その周囲には櫓台、空堀、土塁などの遺構が良好に残っています。実験所の敷地には普段は自由に立ち入ることができないものの、敷地の外からでも空堀と土塁を見ることができます。さらには、城の北側に祀られている三浦道寸の墓は櫓台を利用して建てられていて、周囲には堀切や土橋状の通路が良好に残っています。

新井城は戦国時代に三浦道寸、義意父子が伊勢宗瑞(北条早雲)と壮絶な戦いを繰り広げた三浦氏の本城です。

享徳の乱(1454年)以降、関東が戦国時代に入ると、室町幕府の命を受けた宗瑞が関東に下向しました。やがて、宗瑞は関東管領上杉氏らと対立し、独自の軍事路線を展開していきます。一方、三浦氏はおもに扇谷上杉氏に属し、小田原大森氏、上総武田氏らと姻戚関係を結びながら勢力を広げていきました。そのような状況下で、宗瑞は大森氏の居城小田原城を奪い、そこを足がかりに相模国へと進出しました。

そして、ついに宗瑞は永正9年(1512年)8月、三浦道寸の岡崎城(平塚市・伊勢原市)を攻撃します。岡崎城は落城し、道寸は住吉城(逗子市)を経て、義意の守る新井城まで退きました。新井城を宗瑞の軍勢が攻め囲み、三年に及ぶ籠城戦になりました。永正13年(1516年)7月11日、援軍の望みも絶たれた三浦勢は討って出ましたが、奮戦するも敵わず、三浦一族は最期の時を迎えました。道寸、義意父子は自害したとも壮絶な討ち死にを遂げたとも伝わります。

【御城印のご説明】

新井城の御城印には三浦一族の家紋「三つ引き両」、そして三浦氏のお家芸ともされる笠懸を描きました。毎年4月には道寸祭りとして新井浜で笠懸が開催されています。

当時の城の様子が想像できる地形図をモチーフにしました。新井城には防衛のため、「内引橋」と「外引橋」が設けられていたと伝わっています。内引橋は横堀海岸付近の岬のくびれた台地上に、外引橋は現在の「引橋」という交差点付近に掛けられていたと考えられています。外引橋付近には宗瑞の軍勢が陣を敷いたと伝わる「陣場」という地名が残っています。あわせて、新井城は三方を海に囲まれた海城であることから、海に浮かぶ船を描き、三浦一族の水軍拠点である湊をイメージしました。

 

販売場所

CoolClanURAGA

〒239-0822

神奈川県横須賀市浦賀1-8-3

℡046-845-9530

販売時間:11:00-21:00 定休日:水曜

※歴×トキにて通信販売します
※お城EXPOの三浦一族城郭保存活用会ブースにて販売します

また、今回は別バージョンの御城印も販売されます。
こちらは中世三浦歴史探検隊の発行で地元限定です。
こちらの会とは御城印発行に関しても連携し、今後も連携しながら新井城の発信をしていこうと思います。
まずはこの2枚の御城印で内外に向けて新井城をPRしていきます✨


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2022年12月13日 (火)

栃木県那珂川町ツアー

栃木県那珂川町ツアーのお知らせ✨
巨大な空堀が残る武茂城へ!宇都宮一族の武茂氏の居城です。
これまた、楽しい歴史が埋もれていてワクワクします♡

【先行仮予約】
2月11日(祝)・3月4日(土)両日同じ内容、両日とも限定8名のみ
集合場所 道の駅ばとう
参加費 5000円(昼食代・保険料等込み)
申込方法 那珂川町観光協会にメール申込み(メール以外の申込は不可・先着順)

メール受付後、仮予約の可・不可を観光協会から1週間以内を目処に連絡いたします。
その後、仮予約ができた方にはJTB本申込用URLをメールで送信いたします。
そのサイトにて必要事項の入力、決済を完了していただいて本予約完了となります。
那珂川町観光協会 nakagawa-kanko@nactv.ne.jp
ツアー詳細は添付写真をご覧下さい。

このツアーは「道の駅ばとう」に集合解散です。
公共交通機関でのご集合が厳しい場所ですのでお気を付け下さい。

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2022年12月10日 (土)

逗子神武寺ツアーのお知らせ

神武寺ツアーのお知らせです。

2023年1月21日(土)
午前午後同じ内容で2回開催です。

主催は逗子市観光協会さんです。
12月12日の8:30から申込フォームにて申込開始です✨

詳細は以下をご覧下さい。

集 合: ①JR東逗子駅  9:00出発~12:00 (8:30受付開始

      ②JR東逗子駅 13:00出発~16:00 12:30受付開始)

コース: JR東逗子駅—表参道—神武寺(こんぴらやぐら・薬師堂など)五霊神社—法勝寺—光照寺—海宝院—JR東逗子駅

 

参加費: 2,000円(保険代・ガイディングレシーバー代込)

定  員: ①午前、②午後、各30名(抽選)

申込み: 12月12日(月)8:30~21日(水)17:00 

申込み方法:申込フォームからお申し込み下さい

https://www.zushitrip.com/form/rekisimeguri/

※お申込みは①午前、②午後のどちらか1回限りとし、両方お申込みの場合は無効となります

※申込み期間外のお申込みは無効となります

問合せ:逗子市観光協会 

〒2498686 逗子市逗子5-2-16

 ℡ 046-873-1111(286)

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2022年12月 5日 (月)

鎌倉殿の13人 歴史追いかけツアー最終回

むつみ×のあたびツアーで京都へ🚅
2年前から17コースにわたり開催してきた鎌倉殿の13人追いかけツアー✨
ついに18弾「いざ、承久の乱!」でした。

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出陣式は近江国一宮の建部大社で。
えいえいおー!



1弾の「はじまりの鎌倉」からスタートして、頼朝が鎌倉に入る足取りを追いかけたり、主要人物や大きな歴史的事件を追いかけて、関東近県あちこち出陣しました。
そして、ついに1泊2日の京都ツアーでした🚅

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大軍です!!


ツアーでは、瀬田の唐橋、宇治川、六波羅、東寺、木島神社と戦いを追いかけました。
プラスして、後白河法皇の法住寺殿、源頼政の奮戦自害の地、石清水八幡宮、頼朝や武家のゆかりの寺でもある石山寺などにも立ち寄りました。

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瀬田の唐橋。要衝の地のため、幾多の歴史舞台になりました。


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宇治川の十三重の塔!
鎌倉時代の石造物。ツアーでもたくさんの石造物を追いかけてきたので、盛り上がりました。
宇治川も歴史ロマン満載。
以仁王…(T-T)

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こんなに美しい平等院も頼政奮戦の場所になったり、北条泰時の軍勢が入ったりと、戦いの舞台になりました。


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頼政…(T-T)
頼政が自害した扇の芝と供養塔をお参り。


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孫の頼茂も実朝暗殺後に悲劇に見舞われました(T-T)



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1日目の締めくくりは、石清水八幡宮の麓にある五輪塔!
これ、思わず叫んじゃいましたよ…。

夜の懇親会も楽しすぎました。
私と添乗員増井さんとのトークショーもみんな楽しそうに大笑いしてくれて、そんな雰囲気と笑顔を見てたら泣きそうになりました😭

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2日目は六波羅から始まり、三十三間堂と後白河法皇の御所「法住寺殿」に行ったり。
そして、ランチが素晴らしいお店でした。
五条にある「リストランテ美郷」
今度、プライベートでも行ってみよう♪


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京都アスニーのジオラマ。
鳥になった気分。


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2日目の最後は東寺と木嶋神社へ。
三浦胤義の奮戦の場所。
胸に迫るものがありました。

2日間、盛りだくさんで大盛り上がりのうちに無事にツアー終了しました。
楽しかった!!


なんと、全18コースコンプリートの方が11人!🙌
懇親会では11人の方に軍忠状と褒美をお渡しさせていただきました😆
13人だったら面白かったのにね、と懇親会で話しましたが新幹線で「むつみさんと増井さんを入れたら13人だよ!」と帰りの新幹線で言われました。
おぉー!ほんとだ!なんか鳥肌✨


他にも帰りの京都駅までのバスで、京都タワーの奇跡(参加した方にしかわからないネタですみません笑)が起きるなど最高の2日間でした❤


ドラマはあと2回。
承久の乱はきっとちょっとしか描かれなさそうですが、ツアーで見た景色や歴史を思い出しながらドラマに描かれない裏側を楽しみたいと思います✨


京都まで来てくださった皆様、京都は来れなかったけど今までのツアーに参加してくださった皆様、のあたびさん。本当にありがとうございました。
来年以降も、のあたびツアーは継続しますのでまたどうぞご参加ください♪

 

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2022年12月 1日 (木)

ガタゴトバスツアーin旭市

千葉県旭市でJRバス関東さんと千葉城郭保存活用会のコラボツアー『ガタゴトバスツアー』第3弾を開催しました。
すでに3回目ということで、募集開始から即満員御礼いただきました✨

今回も空港第2ビル駅をスタートしてガタゴトGO!
貸切路線バスでまわるので、ローカル感満載でほのぼのツアーとなってます♪
旭市観光物産協会さんがお煎餅の差し入れをしてくれたり♪

もちろん運転手は秋葉さん。バスは22年選手のバス太くん。

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あいにくの雨模様でしたが、鏑木城、長部城、大原幽学記念館、見広城、佐貫城、網戸城とめぐりました。
雨でも無事に全行程クリアすることが出来、お見せしたい旭市の色んな歴史を楽しんでいただけたかと思います♡



鏑木城は千葉一族鏑木氏の城とされ、戦国時代まで存続しました。小田原の役の段階では「かぶらぎの城 300騎」と書かれていることから、そのときまで機能していたことが分かります。
城下には宿、根古屋が形成され、椿の海に面した交通の要衝地にあたります。
周辺を歩くと、当時の雰囲気を想像することができて楽しい城です。

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長部城は千葉一族松澤氏の城と伝わり、詳細不明ながらも遺構が良好に残ります。
特に主郭奥の堀は見事。
現在は大原幽学記念館になっているので、あわせて見学しました。
大原幽学は尾張藩士の家柄とされ、大道寺氏を出自とするとされています。大道寺政繁の子どもの系統らしい。
若いときに勘当され、諸国を回り、「性学」の教えを説いていました。
その中で、長部村に縁ができ、農村指導者として村の農業改革を行ったのです。

そのときに教導所として居を構えたのが長部城の跡地でした。
要害地形が気に入り選んだとされています。
それにより、人を集めて洗脳し、立て籠っていると疑われ、5年にわたる厳しい取り調べを受けました。
失意の中、幽学は自害しましたが、長部村には幽学が行った農業改革の痕跡が残っています。

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見広城は椿の海に面した高台に築かれ、水上交通を抑える役目を担っていたと考えられます。
代々島田三河守なる一族が領していたと伝わっています。
ヤマトタケルの父、景行天皇の伝説も残っていることから、古代から発達した地域だったことも推察できます。
堀や土塁、雛壇状の曲輪なども確認でき、遺構の残りも良好です。

佐貫城は源義経に付き従った片岡常春の伝承が残る城です。
現在は波に削られ、台地ごと消失してしまっていますが、かつては岬状に張り出した海城だったと考えられています。
戦国期には海上氏の支城だったとも推察されています。


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網戸城は木曽義昌の城です。木曽義仲から19代後裔にあたる義昌は、武田信玄の娘を妻とし、その後は徳川家康に属しました。家康が関東に入ると網戸に移封され、網戸城を築き善政を敷いたと地元に伝わります。
義昌は網戸に入って5年で亡くなってしまいましたが、遺言により椿の海に水葬されました。

このように、今回もとても濃い楽しいツアーになりました✨
ガタゴトバスツアー第4弾は1月です。
告知開始次第、お知らせしますね♪
お楽しみにー!

 

 

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2022年11月28日 (月)

玉城にて動画撮影✨

関ヶ原ツアーの翌日は玉城で動画撮影でした✨
ツアーと同じく、小川新聞店さんの企画。
三浦正幸先生、西村知穂さんとご一緒させていただきました🎬

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玉城は前回下見で訪れて以来、いつかツアーやりたい!と思ってましたが、今回でさらにツアーやりたい欲求が高まりました。西側の大堀切と腰曲輪をぶつ切る堀がすごい!

 

三浦先生と玉城について色々とお話しさせていただいて(三浦一族のお話も盛り上がりました😆)、勉強になったし、何より楽しかった♡

 

西村知穂さんとも堀や腰曲輪でキャッキャと盛り上がり、これまた最高に楽しかったです♡
知穂さんは山城をお好きとのこと。
またぜひご一緒したい!とても素敵な方でした。  

関ヶ原では2日間にわたり、とても貴重な経験させていただきました✨
いつか玉城ツアーやらせていただきたいと思います。お楽しみにー!

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学習館にあるジオラマ。行った後だと、余計に見ていて飽きない!

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2022年11月25日 (金)

第1回関ヶ原ツアー♪

関ヶ原でツアーをやらせていただきました✨

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9月末に3日間滞在して、垂井町、関ヶ原町をあちこち回り、ツアー造成しました。
裏道や小道を歩きまわって、地元の方にも楽しんでいただけるコースを考えました。

関ヶ原に行くことになったはじまりは、地域盛り上げのために戦国グッズなどを販売している地元垂井の新聞店、小川新聞店さんからお声かけいただいたことでした。
小川さんは垂井町から私の鎌倉逗子ツアーに参加してくれて、
ツアー中に「とても楽しい!ぜひ関ヶ原でもツアーやってください」
と、ありがたすぎるスカウトをしてくださいました!


関ヶ原というと、関ヶ原の合戦があまりに有名ですが、
もっともっと色んな歴史の舞台になってる場所です。
壬申の乱、不破関、美濃国府、承久の乱、鎌倉党長江氏、尊氏と後光厳天皇の御所、春王安王関連史跡などなど、
面白すぎます。町史を読んだら、あまりにたくさんの歴史が眠っていてワクワクしました。

なので、小川新聞店さんとは関ヶ原の戦い以外の関ヶ原周辺の魅力をもっとたくさんの方に知ってもらいたい…
という想いのもと、ツアー計画をスタートさせました💨


とりあえずモニターツアーが終わってホッとしました。
観光協会の方や地元の方からも、こんな道知らなかった!、こんなスポットがあったんだ?!、合戦以外にこんな歴史があったんだ?!などの声をいただいて嬉しかったです。


もっと勉強して、もっと楽しいツアーができるように頑張りたいと思います✨
今回のツアーでは合戦地&不破関、壬申の乱を見て歩きました。

記事にしていただきました✨
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-588414.html

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あいにくの雨でしたが、逆に濃霧の美しい紅葉を楽しめました❤


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ガイド中、今回は不破関の北限の土塁が1番テンション上がった😆
不破関の高低差がこれまた楽しかった!

ほぼ同じコースを5月に開催します。
詳細は後日♪

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一日中、土砂降りを覚悟していましたが
たまに雨が上がってラッキー!な感じ。


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参加者のみなさまへのお土産グッズ♡
かわゆい♡

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集合写真。パチリ。

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2022年11月22日 (火)

新作YouTube「三浦一族津久井氏!いざ、承久の乱へ」

YouTube新作公開しましたのでお知らせいたします。
今回は「三浦一族津久井氏!いざ、承久の乱!」(前篇)です。

鎌倉殿の13人も残すとこあと数回。
クライマックスの承久の乱が近づいてきました。
それに先駆け、三浦一族津久井氏がそのように承久の乱を戦ったのか、動画で足取りを追いましょう♪

三浦義明の弟義行から始まるとされる津久井氏。
一説には相模川沿いに領地を広げ、相模原の「津久井」を領したことから、現在も相模原に「津久井」の地名が残っているともいわれています。

三浦半島の津久井を発祥地として、水上交通での舟運を使い、発展した津久井氏。
今回はその足取りを追うべく、静岡県、愛知県に行って撮影してきました✨
良かったらご覧下さい。

(2) 『山城ガールむつみの出陣のススメ!!三浦一族津久井氏と承久の乱!(前編)』 - YouTube



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2022年11月19日 (土)

衣笠駅前案内板「三浦一族歴史観光MAP」


衣笠駅前に新しい三浦一族歴史観光案内MAPが設置されました🙌
40年ぶりのリニューアルです!
デザインや監修をやらせていただきました。

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「せっかくなので、お披露目式やりましょう」と無責任にお願いしたところ、衣笠観光協会(衣笠行政センター)の方々が陣幕での除幕式をセッティングしてくださいました!


いつも色々やってくださって、感謝しても感謝しきれません🥲
おかげさまでカッコいい除幕式になりました!

陣幕を引いたら、ニュー看板がどどーんと登場!
あぁ、感無量✨

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もう大河ドラマは終わってしまいますが、これをキッカケに来年以降も色々やっていくつもりです🙋‍♀️
この盛り上がりの火を消しちゃいけません💨

あんなことやこんなこと、楽しいこといっぱい考え中ですので横須賀市に、そして衣笠にお越しください❤


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2022年11月18日 (金)

城組のサイトが完成!


城組の公式サイトが完成しました。
「楽しく歩いて きちんとつなぐ」
をキャッチフレーズに動き出した城組。
設立から半年ちょっと、この想いを実現させるために裏でちょこちょこと動いてました。

そしてついに、たくさんの想いを詰め込んだ公式サイトが完成です🙌
城組の想い、やりたいこと、今後の取り組み、活動報告、イベント等の募集などなど…。このサイトを通してお伝えお知らせしていきたいと思います。

会員募集の詳細、城組アワードの動画なども今後どんどんサイトに載せていきます。
お楽しみに✨

サイトを覗きに来てくれた方が、ワクワクウキウキするような、そんなページを作っていきたいと思います。
このサイトを通して多くの方と繋がれますように。


一般社団法人城組|公式サイト (4693shirogumi.com)

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2022年11月15日 (火)

衣笠駅前の案内板がリニューアル✨

横須賀市民の皆様、三浦一族ファンの皆様に朗報です♡

ついに!
衣笠駅前店観光案内板が新しくなります🙌
衣笠観光協会によって、40年ぶりのリニューアルです✨
案内板が一新されます✨

文字が見にくく、木に隠れて、ひっそりと佇んでいた案内板。
もはや案内板の役目を成しておらず、下手すると立っていることすら気づかれなくなっていたこの子が新しくなりますよー💨
デザインと内容含め、やらせていただきました😌
子供の時から見ていた看板なので感無量😭

せっかくの大河の盛り上がりを消してはいけない!と、来年以降も継続的に三浦一族の魅力を発信し続けるべく、設置していただけることになりましたヽ(^。^)丿
やったー!衣笠観光協会&関係者の皆様、ありがとうございます♡

18日(金)10時にお披露目です❤️
私も現地に行きます♪
特に何をするわけではありませんが、お披露目会です✨
お近くの方、もし良かったらフラリと見に来てください(^^)
もちろん、18日以降も案内板はずっと設置されてますのでぜひいつか見に行って下さい♪

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2022年11月11日 (金)

お城開きで新発見したかも?!

先日のお城開きで、面白い遺構が出てきました!今まで、よくわかんないなぁと思っていた箇所の謎が解けたかも?!
やぶ刈りしたら、ますます並木城が面白くなってきました。
それもこれも、城開きで参加者が整備してくれたおかげです。
去年に続き、今年もちょっぴり多古の歴史を掘り起こすことができました。
あぁ、楽しかった。

そして、それを産経新聞の高橋記者が記事にしてくれました。
素敵な記事。嬉しいな✨

千葉・多古の「並木城」 お城イベントで新発見 大改修示す地形か(産経新聞) - Yahoo!ニュース

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2022年11月 8日 (火)

歴史を活かしたまちづくりシンポジウムin匝瑳

11月5日は千葉県匝瑳市で「歴史を活かしたまちづくり」のシンポジウムでした。パネルディスカッションに登壇させていただきました。
最初は石破茂さんの講演、続いて元竹田市長の首藤勝次さんの講演がありました。
どちらも、地域の歴史の大事さ、それによるシビックプライドの醸造、物事に感動することの素晴らしさを熱く語っていただき、今までやってきた取り組みが間違ってなかったんだなと、熱いものが体の奥から湧いてくるようなそんな嬉しく有り難い時間でした。

パネルディスカッションは司会小室裕一さん(千葉城郭保存活用会代表)、パネラー石破茂さん、首藤勝次さん、神山典士さん(ノンフィクション作家)、都祭広一さん(匝瑳市議会議員)、高坂恭子さん(多古町議会議員)でした。

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パネルディスカッションでは、どうして「城」を使って活動しているのか、「歴史」がどうして地域に大事なのか、今後何ができるのか…などを、今までやってきたことを元にお話しさせていただきました。
こういうことをお話しする良い機会をいただいたことに感謝です。

どんな取り組みにしろ、地元が動かないとどうにもならない。民間が動いて、そのパワーで行政が動きだして連携できれば一気に物事が動く。目的を見失わないように進もうと、再確認するいい機会でした。

この3年間、自分なりにやってきたけど、もどかしいことも山ほどあって…。
どうしよう、どうしたらいいんだ!と、焦る気持ちが募る時期もあって。

今回、首藤さんがパネルディスカッションの中で、「焦りを感じる。でも、それは良質な焦りだからいいんだよ。良質な焦りはパワーを生むよ」と言ってました。本当にそうだなと、気が楽になりました。とにかく、小さな成功を積み重ねていくしかないから。

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学び多く、たくさん勇気づけられて、貴重な時間でした。

石破さんの講演もとっても熱く面白く楽しかったです✨首藤さんも「こんなに民間が頑張ってるなら、俺が市長、町長になりたいよ」とも言ってくださいました✨


さらに嬉しかったのは、シンポジウム終わって匝瑳城郭保存活用会のみなさんとお話していたときに、
「地元の素晴らしさを再確認した」「もっと匝瑳を輝かせたい」「気持ちが熱くなった」「シンポジウムやってくれて良かった」などの言葉をもらいました。地元の人がそう言ってくれるなら大成功だったんだなと、とても嬉しい気持ちになりました♡

シンポジウムのあと、萬町のお囃子の練習見学に。
すごい!かっこいい!匝瑳は古くからのお祭りの町!伝統が息づいてる!
8月4日、5日が祭らしい。
コラボイベントやろうかな。


東照宮。東金御殿から逃げた家康の鷹が匝瑳に飛んできたらしい。捕まえてあげたことから、東照宮を建ててもらったとのこと。そんな歴史も面白い。


次の日は歴史ツアー。たくさんの方に参加していただいて、こちらも大盛り上がり✨
ますます匝瑳が熱くなりそう🔥


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2022年10月30日 (日)

2023城開きin多古町

多古町で「城開き」イベントを開催しました。
城開きは去年「日本初の城開き」と銘打って始めた試みです。
山城シーズン突入に合わせて、みんなで一緒に山城整備を行うイベント✨

地域の大事な歴史遺産である山城を多古町の住民に、そして他地域の方に知ってほしいという思いから始めました。
整備を手伝っていただくという目的もありますが、多古町の歴史の面白さ、山城の魅力を広く伝えたいというのも大きな目的のひとつです。

多古城郭保存活用会で3年にわたって色々な取り組みをしてきた甲斐があり、昨日は50人近くの参加をいただき、並木城を綺麗に🙌

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道の駅に集合して、ツアー形式で並木城に向かいました。

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ゾロゾロと向かいます✨

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お話しながら。

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並木城に到着!

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開会式


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作業開始

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土塁でてきた!

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作業終了後にミニツアー

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記念写真♡


おにぎり食べて、整備して、並木城ミニツアーをやって…。楽しかったー!
気になってた箇所を刈り込んだら、面白いものが出てきました。
並木城の気になってた謎が少し解けた気がします。
新たに草刈りして発見したこと、お城エキスポでお話ししようと思います♪

参加者の皆様、多古城郭保存活用会の皆様、ありがとうございました♪

 

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2022年10月24日 (月)

関ケ原モニターツアー募集開始のお知らせ

関ケ原でツアーやらせていただきます。
今後どんどん広く深くやらせていただきますが、まずはお得なモニターツアーが開催されますのでこの機会にご参加ください✨

関東からでも、名古屋から東海道線で40分で行けちゃうので日帰りも可能です。

なんと、関ヶ原バージョンの山城ガールむつみも誕生❤かわいい!

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11月23日(祝)
お昼とおやつ尽き♪
関ケ原の戦い以外の関ケ原の魅力もお届けしますー

お申込みはこちらから。

山城ガールむつみと巡る、秋の関ヶ原ツアー(限定モニターツアー) | 歴史ツアー,関ケ原町 | 戦国武将、歴史グッズの「小川新聞店」通販サイト (ogawashinbunten.com)

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2022年10月21日 (金)

六国見山&高野切り通し・後篇 YouTube公開

大変遅くなりましたが、六国見山&高野切り通しコースYouTube後篇を公開しました。
ツアーと同じコースをたどって、じっくり歩きました✨

良かったらご覧下さい。
一緒に歩いている気分になっていただいたら嬉しいです♡

https://youtu.be/HAnVcvxViuA

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2022年10月20日 (木)

新作御城印のお知らせ・下小川城

今月も新しい御城印をデザインさせていただきました。
香取郡佐原市小見川の「下小川城」です✨

里見軍に対峙した小見川城粟飯原氏の家臣成毛氏が臨時に築いた城とされています。
寺を急場作りの城郭にした感じ。

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下小川城の詳細はコチラ。
こちらの同封御城印説明文も書かせていただきましたー✨

【下小川(しもおがわ)城のご説明】
下小川城の詳細は不明ですが、小見川城主粟飯原氏の重臣成毛宗親の城と伝わります。現在、東光院血当寺が建っている場所が下小川城とされ、周辺には「堀之内」、「蔵屋敷」などの地名が残っており、周りを水田に囲まれた微高地となっています。

下小川城の北方約3kmには千葉一族粟飯原氏の小見川城があり、里見氏の侵攻を防ぐために、急遽、従前の寺院を改修して小見川城を守るために城郭として整えたと考えられています。

永禄3年(1560年)の上杉謙信(長尾景虎)の関東出陣に呼応し、里見軍の将である正木時忠が下総国に侵攻しました。正木氏は「橋向城」と呼ばれる陣城を現在の小見川中央小学校の場所に築き、小見川城を攻撃し、永禄9年(1566年)まで在城したと伝わります。その際に小見川城を守るため、里見軍の橋向城に対峙するように築かれたのが別名「川向城」と呼ばれる下小川城と考えられています。

血当寺は里見軍撤退後の永禄10年(1567年)に、城としての役目を終えた下小川城の跡地に成毛宗正が父宗親のために創建したと伝わります。

 

【御城印デザインのご説明】

下小川城の御城印には小見川城と里見軍正木氏の陣城「橋向城」、そして下小川城の位置関係がわかる地図をデザインしました。
あわせて、血当寺に残る「明応4年」(1495年)と読み取れる文字が記された貴重な頭部山形双塔板碑をモチーフにしました。頭部山形双頭板碑は下総地方特有のものといわれる大変貴重な板碑です。しかしながら、現地に残る板碑は摩耗が激しいため、御城印には復元イメージした板碑を描きました。そして、千葉宗家の家紋「月星」、千葉一族の家紋「九曜」、小見川城主粟飯原氏の家紋「三本竹」を配置しました。

 

販売情報はコチラ。10月22日(土)からの販売です。
※歴×トキでは通販は取り扱いません。

販売場所
〇道の駅水の郷さわら

千葉県香取市イ3981-2

電話0478-50-1183

営業時間 8時から18時 年中無休

 

〇寺嶋陶苑(てらじまとうえん)

千葉県香取市小見川268

電話0478-82-2322

営業時間 8時30分から18時30分 水曜日定休

 

〇まるごとしすい

〒285-0912

千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 

043-376-6810

営業時間 9時~18時 

定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)

 

ネット販売

〇しすいノいいモノ

https://tsuku2.jp/shisuinomono

問合せ先:まるごとしすい 043-376-6810

 

                

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2022年10月16日 (日)

埼玉県比企郡小川町ツアー

先日、埼玉県比企郡小川町で青山城・腰越城ツアーをやらせていただきました⛰
天気にも恵まれ、楽しいツアーになりました。
お昼は重要文化財吉田家でいただきました。
お団子つきのメニューで美味しかったし楽しかった!🍡

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吉田家で集合写真。
重要文化財で山菜御膳をいただました♪


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お団子は各自で焼きます。
それぞれが好きな焼き頃で食べました✨


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タレも自分でつけます。
3回つけるのがちょうどイイ感じでした✨


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小川町では四ツ山城の御城印発行をきっかけにツアーを開催したり、さらに腰越城や青山城の御城印を発行してまたツアーをやって…という流れで保存会の方々と取り組ませていただいてます✨
今後もたくさんの方にこの地域の魅力をお伝えしたいなと思います😌
ツアー前に行った青山城下見動画があるので、もしよかったらご覧ください♪
行った気分を少しだけ味わえるかも⛰
駅前観光案内所「おいでなせぇ小川町」では、小川町を楽しむためのツアーやレンタサイクル、各イベントを開催してます。
駅前店舗にはお土産もたくさん。特にお酒が充実✨ホームページには見どころ紹介もありますし、宿泊や食情報も満載。サイト覗いてみてください^_^

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2022年10月11日 (火)

歴史を活かしたまちづくり!シンポジウムのお知らせ


千葉県匝瑳市の匝瑳城郭保存活用会のアドバイザーを務めさせていただいておりますが、このたび『広報そうさ10月号』に取り上げてただきました。宮内市長と歴史を活かした取り組みについてのお話をさせていただきました。
このように取り上げていただくことはとても嬉しいです。


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匝瑳城郭保存活用会、そして隣町の多古城郭保存活用会が合同でシンポジウムを開催することになりました。
でこれまでの活動の報告や、これからの取り組みを論じさせていただく内容です。
民間の活動として、お城を整備して、御城印を発行して、その売り上げの一部をお城の維持活用に充てる…そんなサイクルでここ2年取り組んできました。
今後は行政との連携が必須となるため、今回のシンポジウムでは今までの活動報告とともに、活用を前提とした保存を重視する基本政策を整えていただくように、その大切さをお話しさせていただこうと思っています。




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以下、多古城郭保存活用会のSNSから引用します。
私は5日のシンポジウムにパネラーで登壇させていただき、6日は匝瑳市内の歴史ツアーナビゲーターをやらせていただきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

匝瑳城郭保存会及び多古城郭保存会は、それぞれの地域において、山城を中心にした「歴史を活かしたまちづくり」を目指し、様々な取り組みを行ってきました。

これらの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)ともリンクした、地方創生における重要なテーマといえます。
そこで今回、初代地方創生相を務められた衆議院議員の石破茂先生、地域の歴史を活かしたまちづくりに取り組んでこられた元大分県竹田市市長の首藤勝次氏をお招きし、「歴史を活かしたまちづくり SDGsに即した地方創生の取り組み」と題した講演会及びパネルディスカッション等を開催することといたしました。(事前申し込み・チケット制)
皆様のご参加をお待ちしております。詳しくは、別紙チラシをご覧ください。

日時:令和4年11月5日(土) 
午後1時~午後5時 (12時30分開場) 
場所:匝瑳市市民ふれあいセンター(千葉県匝瑳市八日市場ハ793-35)
入場料:前売り券 2800円(税込) 
当日券  3000円(税込)
チケットお申込み:sosajokaku@gmail.com
※氏名・ご連絡先を明記してメールでお申し込みください。
主催:匝瑳城郭保存活用会 多古城郭保存活用会
後援:観光考古学会 千葉城郭保存活用会

●石破茂先生基調講演
「地方創生を国民運動に この国の再生は地方創生から」
●首藤勝次氏(元大分県竹田市長)講演
「地域プライド確立のための歴史の活用 岡城の磨き上げを事例に」
●事例報告「地元への音楽を絡めた歴史講座」の紹介
(弾き語り)シンガーソングライター coyomi
●パネルディスカッション
 「匝瑳、多古における歴史を活かしたまちづくりとSDGsに即した地方創生への課題とその解決策」
 進行:小室裕一
(千葉城郭保存活用会代表、匝瑳城郭保存活用会・多古城郭保存活用会事務局長)
<パネラー>
石破茂氏(初代地方創生相 衆議院議員)
首藤勝次氏 (元大分県竹田市市長)
神山典士氏(ノンフィクション作家 とかいなか構想代表) 
山城ガールむつみ 
(三浦一族研究会副会長、千葉城郭保存活用会副代表、匝瑳城郭保存活用会、多古城郭保存活用会アドバイザー)
都祭広一(匝瑳城郭保存活用会代表・匝瑳市議会議員)
高坂恭子(多古城郭保存活用会代表・多古町議会議員)



翌日の6日(日)には山城ガールむつみさんによる匝瑳のお城巡りバスツアーを開催します。
前日のシンポジウムの参加者はセット価格の料金内容となっております。

<山城ガールむつみとともにまわる匝瑳のお城巡りバスツアー>

令和4年11月6日(日)午前9時から午後1時

集合場所時間:八日市場公民館 午前8時50分

コース  八日市場公民館➡八日市場城(山城ガールむつみによる60分程度の説明ウォーキング)➡飯高寺(通常非公開の本堂内見学)➡飯高寺本堂奥の飯高城主郭及び周辺城館群の山城ガールむつみによる説明ウォ―キング及び見学(一部車中よりの説明)➡午後1時頃、八日市場公民館にて解散

参加料:一人前売り2000円(消費税込み)当日2500円(消費税込み)
シンポジウムとセットの場合、前売りセット価格で4500円(消費税込み)

なお、本ツアーに参加いただきました方には、御城印をデザインした山城ガールむつみ氏サイン入りの八日市場城、飯高城の匝瑳市が誇る2つのお城のオリジナル御城印をセットでプレゼントさせていただきます✨

 

お申込み先 sosajokaku@gmail.com

 





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2022年10月 7日 (金)

ガタゴトバスツアーin旭市

ガタゴトバスツアーin旭市!!
募集開始となりました✨

11/26(土)です。
空港第2ビルに集合して、路線バスを貸し切ってガタゴトと出陣します。
お城も歴史も満載のツアーです🙌

 

今回は千葉県旭市のお城に出陣。
旭市はかつて椿の海が広がり、そして九十九里の海岸線に囲まれた海上交通の要衝地にあたるため、沿岸部にはたくさんのお城が築かれました。
今回は鏑木城、見広城、そして長部城といった千葉県内でも屈指の山城や、源義経の伝承の残る佐貫城、さらには木曽義仲にもゆかりのある網戸城といった盛りだくさんの内容で歴史ロマンの旅をお届けします!
ぜひ、一緒に歴史探訪ツアーに出陣しましょう♡



山城ガールむつみ隊長とゆく千葉の山城ツアー♪「旭市」をめぐろう! | ジェイアールバス関東 (jrbuskanto.co.jp)

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2022年10月 3日 (月)

関ケ原の下見

関ケ原にロケハン行ってきましたー!
年内にツアーやります。そして来年以降、定期的にツアーやらせていただきます✨

関ケ原は「関ケ原の戦い」がもちろん有名ですが、戦いが起きた理由があるわけで。
その理由を考えながら歩くのが、関ケ原の歴史の楽しみ方だと思います。
古くからの様々な歴史が埋もれています。


そこで、「関ケ原の関ケ原の戦いじゃない魅力を掘り起こそうプロジェクト」が始動です!
勝手に私がネーミングしただけですけど…(笑)

でも本当に、関ケ原という場所は「関ケ原の戦い」がすべてになってしまっている感じがありますが、それ以外の歴史も満載です。
なので、その面白さをたくさんの方に知っていただきたく、単発のツアーではなくて、中長期にわたって定期的にツアーやイベントをやりたいなと思います。まずは下見して、その点をつないで線にして、面にして立体にして地域の魅力を浮かび上がらせたいと思います✨

今回の下見では、見たかった歴史スポットをたくさん回らせていただいたので、これをストーリーにして紡ぐツアーコースの造成をさせていただきたいと思います。
ウキウキワクワク♡腕が鳴ります✨

どんな楽しい歴史があるのかは写真で少しだけ紹介します。
ツアーの告知などは決まり次第、お知らせします。ぜひ、お越しください♪
関東からも近い!名古屋から40分くらいで行けちゃいます。

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駅に降りると、垂れ幕やら看板やらがたくさん。


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笹尾山。石田三成の陣。ここからは、地形が一望できるので、最初にここから見渡すのがオススメ。


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周りにたくさん陣はあるけど、やはり石田三成の笹尾山に行ったら大谷刑部の陣とお墓参り。



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大谷吉継の墓の麓には平塚為広の石碑。
三浦一族ともいわれているし、ツアーでも立ち寄りたいな。
合戦地は車や自転車で回ってしまいがちだけど、何回目かに訪れた時にはゆっくり歩いて踏みしめたいところ。
最初の訪問の時は、わたしも自転車で回ってしまったけど。それ以降は、歩いて回ってます。そうすると、位置関係や地形がわかるので面白い。
合戦地の紹介はキリがないので、ツアーでご一緒できればと思います。


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合戦以外の魅力をチラリとお届け。
こちらは、ずっとお参りに来たかったお墓!!
春王丸と安王丸の墓。
鎌倉公方足利持氏の遺児たち。永享の乱で足利持氏が自害した後に、結城合戦でこの二人を擁立するも敗れてしまって、京に送られる途中に処刑されました。


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このあたりは処刑場だったのでしょうか。五輪塔などがゴロゴロしてました。
関ケ原の戦いではここは池田輝政の陣に。
ここにあった金蓮寺は垂井の町中に移されているので、そちらに移動。


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現在の金蓮寺。
処刑の地の石碑。本堂には二人の木造が祀られています。



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話が変わって、こちらは義経らのお母さんの常盤御前の墓。
周辺には五輪塔もたくさんありました。街道筋なので、いろんな伝承が残っています。



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美濃国一之宮と分離される前は神宮寺として一体だった真禅院。
ここには北条政子寄進の鉄塔。そのご、室町時代に土岐氏によって改鋳されたらしいですが、県の重要文化財になってます。


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街道筋のため、ヤマトタケルの伝承もこの地域のあちこちに残ってます。
ここは腰掛石。


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腰掛石に行くには、日本軍の作ったトンネルをくぐる。
いろんな歴史がありすぎて、なんかすごい。

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腰掛石。



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これは日本軍の見張り所。交番みたいなもの。
近くには日本最大の弾薬庫があったのとのこと。



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垂井町と大垣町の境には美濃国国府、国分尼寺、国分寺が。
写真は国分寺。
国府があった地域。美濃国はここが中心なのです。だから、古来からの歴史が満載!


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壬申の乱の開戦も関ケ原から。
この川を挟んで、大海人皇子と大友皇子が戦いを開始しました。
不破関もここです。
歴史がたくさんありすぎて、ツアーが何本も作れそう。楽しみ。



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さらに垂井町は竹中氏の領地。
竹中半兵衛ゆかりの地。その子、重門の陣屋。



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竹中半兵衛の銅像。町内に3つあるんだって。



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そして、平塚為広の居館とされる垂井城。
竹中氏も相模鎌倉党を出自とし、平塚氏も相模三浦党を出自とするとも伝わります。
いろいろとつながって面白いですね。


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関ケ原町と垂井町は山城もたくさん。
写真は玉城。
他にも菩提山城や松尾山城なども、ツアーやりたいな。

ということで、以上が下見の簡単なレポートでした。
ぜひ現地でご一緒しましょうー♡











 

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2022年9月30日 (金)

逗子松汀園の毎月開催ツアーのお知らせ✨

毎月開催している逗子松汀園イベントのお知らせ✨
逗子松汀園は大正時代の建物を利用した宿です。
素敵な雰囲気のお宿なんですが、毎月イベントやってます。
13時に集合⇒歴史ツアー⇒逗子松汀園にて夕食
という、最高のツアーです。
料理もお酒も美味しい♡

かなり好評をいただいているツアーなので、すぐに満席というありがたい企画です。
そのため、日程追加でご案内してます。
冊子などに載らないシークレットの日にちや企画があります。

以下のツアーは私のブログやSNSのみでの追加募集になりますので、良かったらお申し込み下さい。
金額や逗子松汀園の情報、大体のツアースケジュールは写真を参考にしてください。

夕食とツアー料金あわせて6800円!

お得すぎます♡料理は写真参照。とにかく豪華でおいしい♪

〇10月12日(水)
大江広元ゆかりのスポット&明王院などの鎌倉幕府ゆかりの史跡巡り
13時に鎌倉駅集合

 

〇11月14日(月)・30日(水)
いざ、化粧坂切り通しを歩こう!
13時に鎌倉駅集合

 

〇12月12日(月)・19日(月)
いざ、和田合戦へ!
13時に江ノ電極楽寺駅集合




お申し込みは逗子松汀園までお電話ください。
046-871-2042

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2022年9月26日 (月)

小学校のゲストティーチャー♡


今年度は横須賀市内の小学校巡業(?)させていただいてます😊
先週は粟田小学校と浦賀小学校に行ってきました🏫
6月は大矢部小学校にも行きました。

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子どもたちは、お話しするととても楽しそうに嬉しそうに
「すごいね!何もない普通の場所と思ってたけど、私たちが住んでるとこって面白いね!」とか、
「帰ったらすぐに家族に話します!」などと言ってくれます。


子どもたちは自分の住んでる場所の歴史を知りたがってるし、話せば魅力は伝わるんだなととても嬉しいです✨

まだ数校ですけど、とても手応えや充足感を感じます。私自身も気持ちが引き締まるし、ありがたいことです。

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来年度はもっと多くの学校に行きたい。横須賀市内全部の小学校に行きたい。約50校、約3000人の子どもたちにお話しさせてもらえたら幸せだな。それを10年続けたら、単純計算だけど3万人の子どもたちに地元の歴史を知ってもらえる。

その中から数人でも、歴史や城を大事にしたい!と思って、自ら動いてくれたり、仕事にしたりする子が出たら最高✨

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先生方も、面白かった!またやってほしい!と言ってくださって、今後総合学習などでも、三浦一族の歴史の授業を取り入れるなどとの言葉もいただきました🙌
なんと、その中でも三浦一族のお芝居をやりたいと仰ってくれた先生までいらっしゃって!
嬉しすぎて脚本書いちゃいました😆

お芝居が楽しみ。発表会は必ず観に行こうっと♪

横須賀以外でもこういう取り組み、やりたいな。
体がひとつじゃ足りないけど🫢

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2022年9月25日 (日)

新御城印のお知らせ✨

9月24日に新しい御城印が発行されます。
またデザインと同封説明文をやらせていただきました✨

千葉県香取郡多古町の大島砦です。
お城の詳細と販売情報は以下をご覧下さい。

通販は3ヶ月限定で歴×トキでも取り扱います。

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【大島砦のご説明】千葉県香取郡多古町

大島砦は標高32mの丸山及びそこに繋がる北西側台地の基部に築かれました。現在、丸山の山頂には熊野神社が鎮座しています。城郭遺構は確認できないものの、東側先端には人工的な平場があり、栗山川を見下ろす位置に当たることから、櫓台の可能性も考えられます。

大島砦の詳細は不明ですが、千葉胤貞による築城とも伝わっています。平安末期から、多古は「千田荘」という荘園の中心地で平家一門の藤原親政(ふじわらのちかまさ)の領地を経て千葉氏の領地となります。千葉氏は源頼朝に助力し、鎌倉幕府の成立に大きく貢献、そして勢力を拡大していきました。

しかし、鎌倉幕府が滅亡すると、千葉一族も足利尊氏派(北朝)と後醍醐天皇派(南朝)に別れて戦いました。「千田殿」と呼ばれ、千田荘を本拠とした千葉胤貞は尊氏派に、胤貞の従兄弟の貞胤は後醍醐天皇派につき、一族は対立して戦うことになったのです。多古は争乱の舞台となり、鎌倉時代から南北朝時代にかけて多くの城が築かれました。そのような状況の中で、大島砦も築かれたと考えられます。

大島砦の北方わずか1.5kmには、志摩城が築かれた「島」があります。島は中世割符(さいふ)布取引(為替取引)が当時の金沢称名寺領であった茨城県久慈との間で行われていたことが、文献上も明らかとなっている全国的にも珍しい場所であり、中世期の商業的繁栄が推測される場所です。享徳の乱に端を発した千葉一族のお家騒動の際は、このように重要であった志摩城に千葉宗家当主胤直が籠城し、その後、志摩城城内にあったと思われる妙光寺(現正覚寺)にて自刃したとされています。

千葉氏にとって志摩城は重要な城であり、その志摩城の前面の防衛の役目を担っていたのが大島砦であるとともに、栗山川を中心とする水運の監視所として、重要視されたことが推察できます。

 

【御城印のご説明】

大島砦の東側を流れる古代からの水運の大動脈である栗山川は、大島砦付近で多古橋川に分岐、さらに志摩城付近で借当川に分岐します。まさに、大島砦と志摩城は3本の河川を掌握する場所に位置しており、古代からこの地域の水上交通の要衝地であったと思われます。大島砦の御城印は、大島砦、志摩城の位置や、多古橋川、借当川、栗山川および明治時代においても残っていた湖沼(現在の多古光湿原)がわかる地形図をモチーフにしました。

栗山川流域は古くから水上交通が発達していたため、たくさんの丸木舟が出土しています。そのため、御城印には丸木舟をデザインしました。栗山川、借当川流域における縄文時代の丸木舟の出土数は全国の5割を占めているといいます。あわせて、千葉一族の家紋「九曜」「月星」をデザインしました。

 

 

 

販売場所
〇道の駅多古あじさい館
千葉県香取郡多古町多古1069-1
0479-79-3456
午前9時~午後7時(但し9月~3月は午後6時まで)

休業日:年末年始(1月1日~1月2日)  

 

○まるごとしすい

〒285-0912

千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 

043-376-6810

営業時間 9時~18時 

定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)

 

〇ネット販売

・「しすいノいいモノ」

https://tsuku2.jp/shisuinomono

問合せ先:まるごとしすい 043-376-6810

 

 

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2022年9月23日 (金)

YouTube青山城の下見♪

新作YouTube公開しました✨

ツアーの下見で埼玉県比企郡小川町の青山城に行ってきました。
下見光景、少しだけ動画にしました。
よかったらご覧下さい。

(1082) 山城ガールむつみとツアー下見にGO!in青山城 - YouTube

あわせて、10月8日のツアーもまだ残席ありますのでお越し下さい♡
山城ガールむつみの小川町出陣のススメ いざ、青山城&腰越城へ!~遺構が良好に残る戦国の山城を楽しむ~ | おいでなせえ小川町 (ogakuru.jp)

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2022年9月22日 (木)

産経新聞の記事✨

東京都荒川区の石濱城の御城印発行を記事にしていただきました✨
武蔵千葉氏が再起をかけた「石浜城」の御城印を発売 千葉城郭保存活用会 - 産経ニュース (sankei.com)



享徳の乱の時に、千葉一族が多古で滅びます。
その際に千葉宗家当主胤直の甥、実胤と自胤が武蔵に逃れて武藏千葉氏になります。
多古町の御城印を手がけさせていただいてましたが、そのつながりで、武蔵千葉氏の石濱城の有力推定地である石濱神社さんで石濱城御城印が頒布開始となりました。
デザインと同封説明文を執筆させていただきました♪
下総と武蔵、あわせて歴史めぐりにお出かけください✨色々つながって楽しい!

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2022年9月18日 (日)

新しいツアーの募集開始✨

のあたびツアー10月、11月の両コースが募集開始になりましたのでお知らせです。

10月は伊豆韮山へ!
今回は北条義時ゆかりの地「江間」へ。北条寺や豆塚神社をまわります。
あわせまして、頼朝が石橋山の合戦の後に隠れたと伝わる「しとどの窟」、頼朝を助けた土肥実平の屋敷ともされる「城願寺」も。
韮山と湯河原、2つのエリアを回る盛りだくさんツアーです✨

いざ、江間小四郎ゆかりの地!しとどの窟 | 地元出発ツアー のあたび (noatabi.co.jp)


11月は相模国をたっぷり贅沢にまわります♪
畠山重忠が幕府軍と戦った二俣川の戦い、和田義盛ゆかりの初声(三浦市)、そして鎌倉。
このシリーズの最後はやはり鎌倉をもう一度みなさんと一緒に歩きたい!という想いから、最後は鎌倉に立ち寄ります。
実朝暗殺、そして比企氏滅亡。
さらに、ドラマで描かれている時代の後には、鎌倉でどんなことが起きたのか?
そんな話も取り混ぜながら、モリモリ盛りだくさんの歴史の旅を楽しんでいただければと思います。


いざ、鎌倉&二俣川合戦へ!畠山重忠首塚・和田城跡・鶴岡八幡宮 | 地元出発ツアー のあたび (noatabi.co.jp)

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2022年9月17日 (土)

お城開き2022in多古

お城開き2022in多古のお知らせ

今年もお城開きやりますので、もしよろしければご参加下さい!
今年のお城は並木城です。

お城の整備をしながら、並木城を楽しむ企画です。

地域の宝である歴史と城✨
未来に残すために、みんなで楽しく守っていければと思います。

先着順なので早めにお申し込みくださいませ。

●10月29日(土)
●集合時間場所:午前11時30分 道の駅多古あじさい館
※空港第二ビルからシャトルバスでお越しの方は11時00分発のバスに乗っていただければ間に合います。

●参加費:無料 (当日の保険料は多古城郭保存活用会で負担いたします)

●募集人数:先着30名

●スケジュール
11時40分 道の駅多古あじさい館出発
12時00分 並木城到着 昼食
12時30分 整備開始
16時30分頃 道の駅多古あじさい館にて解散

●注意事項:
・当日は動きやすい服装、スニーカー、肌を露出しない長袖長ズボン等

でお越し下さい。また、軍手をご持参下さい。
・現地までの交通費は各自ご負担下さい。
・雨天中止といたします。

●主催:多古城郭保存活用会
●後援:一般社団法人多古町観光まちづくり機構、千葉城郭保存活用会、匝瑳城郭保存活用会 
●お申し込みメールアドレス:takojokaku@gmail.com
お名前、電話番号、ご住所、ご年齢をメールにご記入ください。

詳細は以下をご覧ください。
https://maruchiba.jp/sys/data/index/page/id/21474

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2022年9月12日 (月)

唐沢山城&川越城ツアー

10月25日(火曜)
唐沢山城&川越城に行くツアーです✨

京急百貨店上大岡COTONOWAの企画です。
上大岡発着のバスツアーです。

唐沢山城では3時間くらいかけて、お城を見て回ります。
ツアーでこんなとこまで行くの?!という感じになるくらい、堪能していただきます♡
川越城周辺の遺構や仙波東照宮などを見て歩きます。
良かったらお申し込み下さい。

お昼は「6月のオーベルジュ」という素敵なレストランとのこと。
これまた楽しみ♪

申し込みは上大岡京急百貨店総合サービスカウンターです。
もし、ご来店が難しいならCOTONOWA事務局にお電話ください。
電話での仮申し込みの後に、書類での正式申し込みとなります。
045-848-7294

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https://www.cotonowa.jp/cotonowa/asp-webapp/jsp/web/cotonowa/base/pdf/2022_vol18.pdf
上記はCOTONOWAのパンフレットです。
唐沢山城ツアーはP3に記載。
その他の私のツアーはP11に記載されています。
どちらも募集中です。
なお、P11に記載されているツアーは以下のサイトから申し込み可能です。

公式サイト - COTONOWA-京急百貨店がお届けする新しいコト体験‐コトノ

キーワードに「むつみ」と入れてもらえれば出てきますのでぜひお申し込み下さい✨

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2022年9月10日 (土)

募集中のツアーのお知らせ

来月初旬までのツアーなどのお知らせです。
良かったらお越し下さい✨

・9月13日(火)
梶原景時ゆかりの地&洲崎合戦場へ
https://helloaini.com/travels/20767?prcd=meXA

・9月14日(水)、17日(土)
のあたび「八田知家ツアー」
いざ、八田知家ゆかりの地!小田城跡・宝篋山ハイキングコース | 地元出発ツアー のあたび (noatabi.co.jp)

・9月24日(土)
東京ビッグサイト「ツーリズムEXPO」
阪急交通社ブースにて15:00-15:30ミニ講座。先着20人。(予約不要)
楽しそうなイベントですのでぜひチェックしてみてください。EXPO入場券は事前予約です。
https://www.t-expo.jp/public/about

・9月27日(火)
菊名城&三浦義村の墓など
https://www.cotonowa.jp/cotonowa/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=475262

・10月8日(土)
埼玉県小川町ツアー「青山城&腰越城」
https://ogakuru.jp/introduce/aoyama

・その他
9月12日(月)、26日(月)夕食付きツアー・朝比奈切り通し
※詳細問合せKKR逗子松汀園
046-871-2042

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2022年9月 7日 (水)

三浦一族パネル展終了~!


衣笠商店街の三浦一族パネル展が9月4日をもって終了しました。

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前日の3日には5回もギャラリートークやらせていただきました。一日中、ずーっと喋ってました😆
3日だけで300人くらいの方に来ていただいて、会場は常に熱気に包まれてました🔥
ありがとうございました!楽しかったです。

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4年前から、衣笠観光協会さんとはツアーや講座を企画して三浦一族の魅力発信をしてきました。そんな中、大河ドラマが決まりキャスティングも発表され、山本耕史さんが三浦義村に決まったときには万歳三唱しました🙌


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三浦一族棟梁(?)になりました!笑
頑張った甲斐がありました。感無量(´;ω;`)

来年以降も、この盛り上がりを無駄にしないようにしっかりと色んな企画や活動をしていきたいと思います✨
パネル展、毎年やりたいなー!


実はもうひとつ、嬉しいお知らせがあるのです🥰
発表のタイミングがきたらお知らせしまーす。焦らし戦法です😆

 

 

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2022年9月 3日 (土)

東京新聞の記事✨

東京新聞で記事にしていただきました🙌
おかげさまで色々なところで三浦一族が注目され始めました❤

「三浦殿の横須賀」
このフレーズ!嬉しい♡

「衣笠なしに鎌倉時代なし?」
なんて書いてくださってさらに嬉しい♡

ネット記事写真の左腕、蚊に刺されて痒そう。

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2022年8月28日 (日)

市民大学の講座

新しい講座の募集が始まりましたのでご案内します。

横須賀市市民大学の講座です。
横須賀市民、横須賀在勤、横須賀通学の方が優先とのことですが、良かったらお申し込み下さい。

横須賀市市民大学後期講座 | まなびかん | 横須賀市生涯学習センター (manabikan.net)

28の講座が私です。
(27は私じゃないですが、きっと面白いと思います)

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2022年8月27日 (土)

御城印新発行のお知らせ

今月も御城印をデザインさせていただきました。
東京都荒川区の石浜城、埼玉県小川町の腰越城、千葉県我孫子市の中峠城です。
詳細や販売情報は以下です。3城とも8月27日(土)販売開始です。
今回も現地に何度かお邪魔して、気持ち込めてデザインと説明文を書きました✨

腰越城は10月8日にツアーやりますので、こちらもぜひ!!
ツアーでプレゼントされますので、参加の方はツアーの日までお楽しみにしててください♡

山城ガールむつみの小川町出陣のススメ いざ、青山城&腰越城へ!~遺構が良好に残る戦国の山城を楽しむ~ | おいでなせえ小川町 (ogakuru.jp)


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【腰越城のご説明】埼玉県比企郡小川町

腰越城は蛇行する槻川に三方を囲まれた天然の要害を利用して築かれました。標高216m地点を中心に築かれた山城で、大小あわせて17を超える郭が残っています。城山の麓には「北城山」「南城山」といった小字名とともに、「榎木戸」「根古屋」といった城郭に関連する地名が残ります。

『関八州古戦録』によると、腰越城は青山城とともに松山城の支城として松山城主上田氏が築城したとされ、上田氏の重臣山田伊賀守が城主だったといわれています。本郭からは南に青山城と中城、北に四ツ山城、北西に安戸城を望むことができ、腰越城はそれらの城と連携しながら機能していたと考えられます。

発掘調査によると、堀切、竪堀、横堀、虎口などを組み合わせた技巧的な造りをしていて、改修した形跡はなく、現地にはそれらの遺構が良好に残っています。また、火災にあった形跡が見つかっていて、腰越城での戦闘の可能性も指摘されています。

江戸時代から腰越城の一帯は石灰岩の採石が行われたため、その影響を受けて南側が大きく崩されています。『腰越村川欠見取絵図(寛政4年・1792年)』には二つの頂が描かれていることから、この南側も城域で現存よりもっと広かった可能性も指摘されています。なお、腰越城は埼玉県指定史跡となっています。

 

【御城印のご説明】

腰越城の本城である松山城主上田氏は、もとは扇谷上杉氏に仕え、その後、小田原北条氏に属しました。御城印には、扇谷上杉氏と小田原北条氏の家紋をデザインしました。

腰越城の西には「大河原谷」と呼ばれる谷が入り込み、谷の一番奥には上田氏の菩提寺である浄蓮寺があります。境内には上田政広、朝直、長則の墓があり、上田氏にとってこの谷が重要な地であったことが分かります。それらの位置関係や谷を走る街道がわかる地図と、技巧的で遺構が良好に残る腰越城の縄張図をモチーフにしました。

 

販売店

〒355-0328

埼玉県比企郡小川町大塚47-3

おいでなせえ小川町駅前店

電話0493-59-6988

営業時間10:00-18:00

定休日なし

 

ネット販売
おいでなせぇ

https://hiki-gojouin.stores.jp





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【石浜城のご説明】東京都荒川区

石浜城は隅田川(古利根川)沿いの水上交通の発達した地域に築かれました。かつては、橋場(荒川区・台東区)、今戸、待乳山(台東区)周辺一帯が広く「石浜」と呼ばれていたといいます。石浜城の比定地については諸説ありますが、現在の石濱神社(荒川区南千住三丁目)が石浜城の有力候補地とされています。

石浜周辺は武蔵国と下総国の境に当たり、古代東海道上に位置し、川を渡る「渡し」があり、水陸交通の要衝で都市的な場として発展しました。鎌倉時代には江戸氏の拠点であり、室町時代には江戸庶家である石浜氏の本拠地だったと考えられます。石浜城の築城年代や築城主などは不明ですが、交通の要衝の地に築かれたと推察されます。

南北朝時代文和元年(1352年)には、足利尊氏と新田義貞の遺児である南朝方の新田義興との武蔵野合戦で、石浜に逃れた尊氏がここで立て直しをはかり、南朝方の新田軍を破りました。

享徳の乱(1454年)に端を発した千葉一族の内紛が起きると、当主千葉胤直ら千葉宗家が傍流である馬加康胤らに襲われ、多古(千葉県香取郡多古町)に逃げ込む事態となりました。馬加康胤らはさらに多古を攻め、胤直と子の宣胤は自刃、胤直の弟胤賢も自刃しました。このとき、胤賢の子である実胤、自胤(これたね(※1))は市河城に脱出しましたが、市河城も落とされ、武蔵国に逃れました。扇谷上杉氏の家宰太田道灌の支援を受け、実胤が赤塚城に、自胤が石浜城に入り、武蔵千葉氏となりました。(※2)しかし、勢力をそがれた武蔵千葉氏の石浜の維持は困難であったと思われます。そのため、扇谷上杉氏の庇護のもと、千葉宗家奪還を目指し、本佐倉城を拠点とした下総千葉氏と戦いましたが下総への復帰は叶いませんでした。

その後、武蔵千葉氏は小田原北条氏に属し、北条氏から養子を迎えています。天正18年(1590年)に北条氏が豊臣秀吉に攻められて滅亡すると、同時に武蔵千葉氏も没落し、石浜城も廃城となったと思われます。

※1:自胤の読みに関しては、『千学集抜粋』に読みが書かれており、それによって「これたね」と読むことが定説となっています。
※2:『鎌倉大草子』などの書物では、実胤が石浜城に、自胤が赤塚城に入城したとされますが、研究の結果、この内容は否定されています。

 

 

【御城印のご説明】

石濱神社は神亀元年(724年)に聖武天皇の勅願で創建され、鎌倉時代以降は武家から篤い信仰を受け、江戸時代は東都の名所として知られました。「神明さん」と親しまれ、ご祭神は伊勢神宮と同じ天照大御神・豊受大御神です。『江戸名所図会』に描かれた境内の俯瞰図をデザインしました。

石浜城付近にあった渡しは、「隅田の渡し」、「橋場の渡し」と呼ばれていました。治承4年(1180年)、石橋山の戦いで平家軍に敗れた源頼朝は、安房国上陸後に鎌倉を目指して進軍しますが、その際にこの付近に浮橋を架けて渡ったとされ、これが「橋場」の地名伝承となっています。そのことから御城印は、隅田川を渡る頼朝の錦絵『江戸名所古跡伝』モチーフにしました。

千葉氏伝来の宝珠を祀った石濱神社内の真崎稲荷に関する故事、武運守護を宝珠に祈願する千葉胤直の姿を描いた『東京開化名勝之内 千葉介胤直石浜神明之古筆』をモチーフにしました。胤直は傍流の馬加康胤に攻められ戦死しましたが、甥の自胤、実胤が武蔵国に逃げ、自胤が石浜城に入ったことから、無念の死を遂げた胤直が一族の存続と繁栄を真崎稲荷の祭神に祈るという場面が錦絵に描かれたのかもしれません。あわせて千葉宗家及び、武蔵千葉氏の家紋を配置しました。

なお石浜城の御城印は、石濱神社職員の書家鈴木明空(めいくう)様にご揮毫いただきました。

 

販売場所

〇石濱神社

〒116-0003

東京都荒川区南千住3-28-58

TEL : 03-3801-6425
営業時間9:00-16:00

無休

 

○まるごとしすい

〒285-0912

千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 

043-376-6810

営業時間 9時~18時 

定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)

 

〇ネット販売

・「しすいノいいモノ」

https://tsuku2.jp/shisuinomono

問合せ先:まるごとしすい 043-376-6810





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【中峠(なかびょう)城のご説明】千葉県我孫子市

中峠城は利根川と手賀沼に挟まれた標高20mほどの湖北台地に築かれました。南北西の3方向は急崖となっていて、東側のみが台地続きとなっています。別名「芝原城」ともいい、かつてこの地が芝原村という村だったことに因みます。周辺は開発によって崩されてしまったものの、現在は「古利根公園 自然観察の森」として一部が保存整備された公園になっていて、堀や土塁の痕跡が確認できます。

東側の台地上に「下根古屋」、西側の台地の下から法岩院にかけて「上根古屋」という地名が残っています。この「根古屋」という地名が残ることから、中峠城が戦国期に使用されていたことが推察されています。
『湖北村誌』によると、中峠城は千葉一族である河村氏の居城で、天文10年(1540年)に河村出羽守が古城を改修整備して「中峠城」と命名したとされています。詳細は不明ながらも、河村氏は主家の千葉氏を通して北条氏に属したと考えられ、同じく北条氏に属していた小金城(松戸市)の高城氏の支配下にあったとされています。天正18年(1590年)の小田原合戦で河村氏は小田原城に詰め、その留守中に中峠城が落ちたと伝わっています。
上根古屋地区にある法岩院は河村氏の菩提寺とされ、江戸時代に造立された河村一族の墓がいまもなお残っています。

 

【御城印のご説明】

中峠城の御城印には、城下を通る街道や地形が分かる地図をデザインしました。中峠城の北側直下は、旧利根川の名残りである古利根沼となっていて、この地が水運の要衝だったことがわかります。中峠城の東側に「海老宿」という宿地名があることから、城下に宿が形成されていたと思われ、まさにこの地は水陸交通の結節点にあたると推察されます。

中峠城からは、かわらけが10点出土しています。そのうち7点は、堀底に一群にかたまった状態で見つかっていて、残り3点は黒いシミが付いていたことから灯明皿として使用されていたと考えられています。中峠城では柱穴は見つかっておらず、居住性は認められませんでしたが、堀や土塁が現地で確認できることや、かわらけなどの遺物が出土していることから当時を偲ぶことができます。
さらに、河村氏の出自とされる千葉一族の家紋「九曜」と、小田原北条氏の家紋「三つ鱗」をモチーフにしました。

 

販売場所

〇アビシルベ

〒270-1151
千葉県我孫子市本町2丁目1番10号

TEL : 04-7100-0014
休館日: 年末年始(12月29日から翌1月3日)

営業時間: 9:00〜18:00

 

○まるごとしすい

〒285-0912

千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 

043-376-6810

営業時間 9時~18時 

定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)

 

〇ネット販売

・「しすいノいいモノ」

https://tsuku2.jp/shisuinomono

問合せ先:まるごとしすい 043-376-6810

 






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2022年8月23日 (火)

朝日新聞に掲載していただきました!

8月20日の朝日新聞朝刊(千葉県版)で記事にしていただきました。
地域に眠っている城と歴史を大事にしたいという想いから、2年ちょっと千葉県で活動してきました。
少しずつではありますが、現地に根ざした活動ができるようになってきた気がします。

歴史発信のツールとして、御城印の制作をしてきましたがなんと今月で93城。100城まであと少し。
御城印発行で終わらず、地元の盛り上がりを継続していくのが大事!
これからももっとアイディア出して楽しく活動していこうと思います✨

 

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2022年8月20日 (土)

衣笠商店街大盛り上がり!

横須賀衣笠が盛り上がってます。
開催中の三浦一族パネル展は9月4日まで。最終日前日の3日(土)は終日会場にいます。ぜひ、ふらりと寄って下さい。ギャラリートークもありますよ。
パネル展の監修させていただきました。
会場では、三浦一族の紹介動画も流れてます✨

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会場入口。
中に入ると結構広くて、展示が充実してることに驚きます✨


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配布物も充実!


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衣笠駅前のかながわ信用金庫さんの屋上には、三浦一族の幟がヒラヒラ。
かっこいい!!
垂れ幕も!


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駅にも垂れ幕!


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あちこちに垂れ幕!


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かながわ信用金庫さんのショーウィンドウには、こんなパネルも!
このお二人と並べていただいて感動ですー♡



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ずらりと!


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衣笠商店街では9月4日まで歴史クイズラリーも開催。
こちらも監修させていただきました。
小一時間で回れます。商店街が楽しい町なので、ラリーにはもってこいです。



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さらに、お店でお買い物をするとプレゼントがもらえるイベントも開始になりました!


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1店で缶バッジ1個、3店でマウスパッド、5店でトートバック✨
自分が欲しかったのでアイディア出させてもらいましたが、実現して嬉しいです笑!



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こんな素敵なお土産もありますよ。


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たくさん買い物して、喫茶店ハーバーライトで休憩✨
レトロでカワイイお店なのです♡


三浦一族ツアーは2つ申し込み受付中。
・三浦一族オープントップバスツアー
8月24日です。この日が最終日なので最後のチャンスです!
衣笠城、浄楽寺、運慶展へ。まだ多少お席があるとのことなのでぜひぜひ❤
横須賀市内をバスで走ると、あちこちに三浦一族の痕跡があります。楽しすぎて移動中もわたしずっと喋ってます笑
申し込みは横須賀市観光協会まで。

・怒田城ツアー
9月11日です。8月29日申し込み締切です。衣笠観光協会までお申し込み下さい。


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ではでは、三浦一族を引き続きお楽しみ下さい✨



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2022年8月13日 (土)

ガタゴトバスツアー新聞記事掲載いただきました

JRバス関東さんとのガタゴトバスツアーの記事を掲載していただいただきました✨
大きく取り扱っていただきました。ありがとうございます!


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2022年8月12日 (金)

衣笠観光協会・怒田城ツアーの募集開始

衣笠観光協会で怒田城に出陣します。
はじまりの鎌倉、小坪合戦、衣笠合戦と開催してきたこのシリーズ。
4回目は怒田城です。

申し込みは8月29日まで。
多数の場合は抽選です。
ツアーは9月11日。午前午後の2回開催。
はい、わたしはダブルヘッダーです笑

【参加者募集】歴史体験ウォーキングツアー「三浦一族の足跡を終え!(第4回)」 - 衣笠観光協会 (yokosuka-kanko.com)

どしどしお申し込み下さい✨

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2022年8月 6日 (土)

青山城と腰越城ツアーのお知らせ

新しいツアーのお知らせです。
埼玉県比企郡小川町ツアーやります。
今回の出陣は青山城と腰越城です。

どちらも関東の戦国史を語るの欠かせない素晴らしい山城です✨
今回は2つの城をタップリご紹介。
昼食は国指定有形文化財になっている「吉田屋住宅」です。
国指定でありながら、ご飯が食べれる貴重なお食事処ですよ♪

ぜひお申し込み下さいませ!!
今から私も楽しみ!!

山城ガールむつみの小川町出陣のススメ いざ、青山城&腰越城へ!~遺構が良好に残る戦国の山城を楽しむ~ | おいでなせえ小川町 (ogakuru.jp)



 

 

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2022年8月 2日 (火)

三浦一族リーフレット完成✨

暑い日が続いております🔥
そんな中、さらにメラメラ熱いお知らせです🔥

横須賀市文化振興課発行の三浦一族冊子が完成しました🙌なんと、30ページ超え!
たっぷり三浦一族をお楽しみいただけます。
すでに無料配布開始となってます。
市役所、観光協会、観光案内所、コミュニティセンター、衣笠商店街、Cool Clan URAGAなどなど市内各所で入手できます。
執筆監修やらせていただきました。
完成して嬉しくて嬉しくて🥲

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大河ドラマも盛り上がってますので、ぜひ三浦一族の歴史を知って楽しんでください❤
先日の回(7月31日放映)では三浦一族が紹介されましたね🙌三浦義澄が亡くなって、横須賀のゆかりの地が紹介されました。

衣笠商店街も盛り上がってます。
アーケード商店街なので日焼けせずにお買い物できます😆
パネル展も開催してますし、謎解きラリーも開催されてます。こちらも監修させていただきました。
夏休みはぜひ横須賀へ💨

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2022年7月21日 (木)

講演のお知らせ「多古町の山城と千葉一族」

8月13日に多古町で講演やります✨
お盆まっただ中ですし、もう結構差し迫っているので日程調整が難しいかもしれませんが良かったらお越し下さい。
先日はプロレスが行われ、さらにベンチャーズが来日して公演する会場で講演します。10月には純烈のライブもあるらしい。
なんかすごいラインナップ笑


2022年8月13日(土)
多古町コミュニティプラザ文化ホール
入場無料
開演14時

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2022年7月19日 (火)

川原井里見城・小坪館・青山城の御城印デザイン

今回は埼玉県比企郡小川町の青山城と千葉県袖ケ浦市の川原井里見城と小坪館が販売開始になりました。
お城の情報や販売情報は以下をご覧下さい。
今回もかっこよく完成しました✨


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【青山城のご説明】埼玉県比企郡小川町
青山城は仙元山の南側に位置する丘陵に築かれました。標高は265mで、西側には小川町の市街地がある盆地から谷が入り込み、東側は槻川が蛇行して流れています。

青山城の南東約3km地点の小倉城とは、途中「物見山」を経て、尾根続きとなっています。このことから、青山城と小倉城は連携して機能していたことが推察されます。

三方の尾根が交わる自然地形を巧みに利用し、その頂点に主郭が置かれています。それらの尾根からの侵入を遮断するように、堀切、竪堀などを多用した技巧的な山城です。

『関八州古戦録』の記述から、永禄5年(1562年)に小田原北条氏が松山城に上田暗礫斎(上田朝直)と上田朝広を置き、青山、腰越の砦とともに守らせたことが分かります。この青山の砦が青山城とみられ、青山城が東方約20kmに位置する松山城の守りとして機能していたことが推察されます。

山麓には集落が形成されていないことからも、青山城は生活空間や居住性は重視されておらず、あくまで松山城の支城として軍事的な役割のみをもった城であることが指摘されています。

【御城印デザインのご説明】
「青山」の由来は、この山が青色をした緑泥石片岩(青石)で形成されている「青い山」であるためにその名が付いたといわれています。青山城の麓には、板碑(いたび)の採石地である下里・青山板碑製作遺跡(国指定史跡)があります。このことから、青山城の御城印は緑泥石片岩のカラーをイメージしました。二の曲輪西側の土塁上には、緑泥石片岩の石積みが残り、小倉城のように緑泥石片岩を多用した石積みが想定されています。

青山城の本城である松山城城主上田氏は、もとは扇谷上杉氏に仕え、その後、小田原北条氏に属しました。御城印には、扇谷上杉氏と小田原北条氏の家紋をデザインしました。

あわせて、技巧的で遺構が良好に残る青山城の縄張図をモチーフにしました。

 

                


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【川原井(かわはらい)里見城のご説明】千葉県袖ケ浦市 
川原井里見城は小櫃川の支流松川によって形成された谷津に面した標高80mの丘陵に築かれました。里見亦四郎の居城という伝承を持ち、「ジョウヤマ(城山)」の字名が残っています。現在、「ジョウヤマ」と呼ばれる最高地点はゴルフ場となっていますが、かつては80m×50mの区画と、西側に堀が存在したとされています。さらに周辺には「軍坪(いくさつぼ)」「番所」「番所谷」「番所前」「長堀」などの地名が残っています。

また、番所谷北側の高台には土塁に囲まれた空間があったことが見て取れ、最高所の「ジョウヤマ」とその下に位置する区画とが一体になり機能していた可能性が考えられます。

川原井里見城の詳細は不明ですが、松川とそれに沿うように通る街道を押さえる役目を担っていたと考えられます。この地域は近くに鎌倉街道も走り、また松川は川原井付近の最上流部から丘越えをすれば、養老川水系に繋がり、交通の要衝です。城山麓の北西を流れる大月川の対岸の真光寺の台地からは平安時代を中心とした遺跡が存在することからも、この地域は古くから往来があり、開けた大事な場所だったことが推察されます。

山を越えた西方に真里谷武田氏、里見氏、小田原北条氏いずれかの築城と考えられている川原井城があることからも、この付近が諸勢力の入り交じる重要な場所であったことが分かります。

【御城印デザインのご説明】
川原井里見城の城下には美しい谷津の風景が残っています。また、谷を見下ろすように築かれた物見台跡と思われる平坦面が残るなど、当時の面影を感じることができます。それらの谷津や大月川の対岸にある真光寺、そして松川や街道などがわかる地図をモチーフにしました。

大月川に面した丘陵部には礫石(つぶていし)が集積されていたと伝わることから礫石をデザインし、物見台から周囲を見張る兵士をイメージしました。あわせて、里見氏の家紋を配置しました。

 

 

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【小坪(おつぼ)館のご説明】千葉県袖ケ浦市
小坪館は南に小櫃川、北に松川が流れる標高約1.5メートルから2mの自然堤防上に築かれました。現在の中川小学校付近が小坪館の推定地とされています。周辺には小坪館との関係も考えられる「榎戸」という小字名、「中溝」という伝承地名も残っています。

小坪館の詳細は不明ですが、鎌倉時代前期には、横田郷の在地領主と考えられる「横田悪四郎入道」なる人物が上総国御家人として記録されています。戦国期になると横田郷は真里谷武田氏の支配を受け、武田氏の流れをくむと言われる葛田氏が在地領主となっていた可能性があります。葛田氏の初代とされる信恒は、里見義尭と戦ったのち里見氏の軍門に下り、横田郷を与えられたと伝わります。

小坪館の全体構造については不明ですが、小坪館の中心地と思われる中川小学校東南には横田神社が鎮座していて、そのまわりには土塁や堀の痕跡にも見える跡があることから、横田神社も小坪館の一部であった可能性が考えられます。

小坪館北側には戦国期には存在したと考えられる街道(久留里街道)が通り、街道沿いには上宿・中下(宿)の地名が残ります。葛田家に伝わる古文書からは、天正8年(1580年)横田に新宿が立てられ、里見氏がこれについて「不入」を承認するとともに市の開催を要請したことがわかっています。

さらに、小坪館の北西には横田郷へ入る北の入口を意味すると思われる「北口城」があります。北口城は松川、小櫃川の両河川の水運及び街道の往来を直接押さえる機能を担っていたと思われます。小坪館は北口城と連携し、横田郷の中心的城館の役目を担っていたと思われます。

小坪館の北を流れる松川は、遡航すると川原井城や川原井里見城へと繋がるとともに、最上流部より丘越えすると養老川水系等へと繋がる重要な水上交通網でした。小坪館はそれらの城とも連携していた可能性があり、小櫃川はもとより、松川における水上交通網は中世期においては小櫃川同様の重要性を持っていたと思われ、小坪館を考える上で欠かせない鍵になるといえます。

【御城印デザインのご説明】
小坪館が築かれた横田郷は、中世期には上総国畔蒜荘の荘園が広がっていたことが調査により分かっています。これにより、15世紀前半の横田郷の姿が具体的に復元されました。御城印は横田郷の復元鳥瞰図(笹生衛氏作成)をモチーフにするとともに、街道や地形の分かる地図をデザインしました。

あわせて、戦国期には真里谷武田氏、続いて里見氏の支配下にあったと推察されることから武田氏と里見氏の家紋を配置しました。小坪館の城主と伝わる武田一族葛田氏も武田氏の家紋「四ツ菱」を使用しています。

 

販売情報

 〇青山城 7月23日(土)から販売開始

おいでなせえ小川町駅前店
〒355-0328

埼玉県比企郡小川町大塚47-3
電話0493-59-6988
営業時間10:00-18:00定休日なし

 ※ネット販売
おいでなせぇ小川町御城印屋
https://hiki-gojouin.stores.jp


〇川原井里見城・小坪館 7月23日(土)から販売開始 
※観光協会のみ7月25日(月)から販売開始
※ネット販売
しすいノいいモノ (地域に愛される酒々井プレミアム・アウトレットの目の前まるごとしすい) (tsuku2.jp)

●(一社)袖ケ浦市観光協会
千葉県袖ケ浦市坂戸市場1-1(市役所新館5階)※8/8~(市役所南庁舎2階)
電話0438-62-3436
営業時間9:00~16:00
休業日 土日、祝日、年末年始

●FARM COURT袖ケ浦
千葉県袖ケ浦市袖ケ浦駅前1-39-12
電話0438-97-7855
営業時間10:00~18:00
休業日 年末年始

●袖ケ浦公園 レストハウス菖蒲
千葉県袖ケ浦市飯富2360
電話0438-63-2118
営業時間10:00~16:00
休業日 水曜、年末年始、悪天候

●Yショップつるや
千葉県袖ケ浦市蔵波26-1
電話0438-62-8516
営業時間6:00~19:00
休業日 日曜、祝日、年末年始

●曹洞宗真光寺
千葉県袖ケ浦市川原井634
電話0438-75-7365
営業時間9:00~17:00
休業日 なし

●まるごとしすい
千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 
電話043-376-6810
営業時間9:00-18:00
定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)

 

 

 

 



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2022年7月18日 (月)

駿府城&賤機山城ツアー

阪急交通社の駿府城ツアーが募集開始になりましたー✨
このツアーは駿府城だけではなく、賤機山城に登ります!!
少しハードですが、賤機山城は遺構の残りもいいですし、なんといっても家康が入る前の駿府を考える上で大事な城です。
汗かいて、息をきらせて、一緒に歴史ロマンを楽しみましょう♡
やはり自分の足で歩かなきゃ!ですね。


駿河国の中心駿府!今回は今川氏の詰城の賤機山城と家康の駿府城をあわせてめぐります。駿府という土地の重要性や歴史の移り変わりを見ながら歴史を紐解きたいと思います。山城としても見応え十分な賤機山城と、駿府城散策や発掘調査現場まで楽しめる歴史と城満載のツアーです。しかも、昼食のお店が素敵♡


横浜発着はコチラ
●【たびコトツアー】<横浜駅発着バス利用>徳川家康ゆかりの地めぐり「いざ!駿府城&賤機城」へ 日帰り(SB279Y)|国内旅行・ツアー|阪急交通社 (hankyu-travel.com)

東京発着はコチラ
●【たびコトツアー】<東京駅発着バス利用>徳川家康ゆかりの地めぐり「いざ!駿府城&賤機城」へ 日帰り(SB279)|国内旅行・ツアー|阪急交通社 (hankyu-travel.com)

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2022年7月14日 (木)

千葉一族ツアーと関東動乱 高麗山城ツアーのお知らせ

新しいツアーのお知らせです✨
阪急交通社たびコトツアーで関東動乱の舞台をまわるツアーです。
今後もコース拡大予定!
各地の歴史、一緒に楽しみましょう❤
まずは2コースが今日から募集開始です。

いざ、高麗山城へ!

高麗山城は北条早雲ゆかりの山城です。
上杉謙信もすぐ近くまで攻め寄せたという面白い歴史が埋もれてます。
高麗山城は遺構もバッチリで、ハイキングコースでありながら戦国時代にタムスリップできる楽しい山城です✨
この地域は古くからの街道筋に当たるため、様々な歴史や伝承が残っています。
大河ドラマでも話題になった曾我兄弟の伝説も残ってます。いろんな話をしながら楽しく歩きたいと思います。
是非一緒に歴史ロマンを楽しみましょう!

こちらは現地集合現地解散で、バスを使わないツアーです。

詳細はサイトからご覧下さい。

●【たびコトツアー】関東動乱の舞台を行く!いざ「高麗山城」へ 日帰り(SB286)|国内旅行・ツアー|阪急交通社 (hankyu-travel.com)


千葉一族を楽しむ旅・いざ、千葉城&多古の山城へ!
頼朝の挙兵に味方した名族千葉一族ゆかりの地をめぐります。千葉市街地に残る伝承や痕跡をたどることで、千葉氏の歴史を知り、楽しみましょう。千葉氏は関東を代表する武家となりますが、戦国時代には一族で内紛が起きました。それによって、千葉城が戦いの舞台となり、脱出先の多古でも大きな合戦が起きました。今回はバスで千葉氏の歴史をたどります。我々も千葉から多古へと、歴史ロマンの旅に出陣します!

こちらはバスツアーです。
東京発着と横浜発着の2コースとなってます。ご都合よろしい方にお申し込みください♪

東京発着はコチラ
●<東京駅発着>千葉一族の本拠地「千葉」・お家騒動の合戦の舞台「多古」の戦国山城へ 日帰り(SB287)|国内旅行・ツアー|阪急交通社 (hankyu-travel.com)


横浜発着はコチラ
●【たびコトツアー】<横浜駅発着>千葉一族の本拠地「千葉」・お家騒動の舞台「多古」の山城へ 日帰り(SB287Y)|国内旅行・ツアー|阪急交通社 (hankyu-travel.com)






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2022年7月11日 (月)

楽しかった!!ガタゴトバスツアーin匝瑳


匝瑳市でガタゴトバスツアー✨
八日市場城と飯高城、そして飯高城の周辺に築かれた出城群を回りました。
120万キロ近く走ってるバスタくんに乗ってガタゴトスタート💨JRバス関東さんの路線バス貸切でGO!

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今回も運転手は秋葉さん👨‍✈️
国道じゃなくて、あえて田園風景の広がる細い道や裏道を通ってくれました🚌
エンジン音や時折ガタガタする道の感触も楽しかったです♪

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秋葉さんとのツーショット撮るの忘れたー。鏡の中に秋葉さん笑

こんな季節だというのに、匝瑳城郭保存活用会の方々がツアーのために草刈りを何度もしてくださいました。
そのため、下草が綺麗に刈られて、前に見れなかった平場や堀底を楽しむことができました🙌

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さらに匝瑳市からは、宮内市長とソーサマンが駆けつけてくださいました❤
美味しいデザートと冷たいお茶の差し入れ付き!!

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わたしも青レンジャーみたい笑

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八日市場とうふは、和風のスポンジケーキ。
ふわふわで美味しすぎて驚いた。
今度は買って帰ろう♪


匝瑳では八日市場城の御城印発行以来、保存活用会が立ち上げられ、いろんな取り組みが始まりました✨八日市場城、飯高城、飯高砦、天神砦の草刈りや保存整備、標柱の設置などが進んでます。今回のツアーでも草刈りや美味しい差し入れなど、参加者も大喜びのおもてなしをいただきました🙌

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天神砦に標柱✨
腰曲輪も刈ってくださってて、見応えバッチリ!
感謝です。


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匝瑳城郭保存活用会のみなさま、匝瑳市の皆さま、本当にありがとうございました😊
楽しかったー✨

次回は11/26!旭市をガタゴト回りまーす。
(募集開始予定は9月)


匝瑳は面白いです。
鎮守府将軍を3人も輩出した物部匝瑳氏が領地としてた地域で、かなり早い段階から交通の要衝地として発達していたことがわかってます。
そのあとは上総広常の系統→千葉氏という流れ。
千葉氏のなかでも、借当川を境として椎名氏と飯高氏がそれぞれ拠点を構えました。戦国時代には平山氏が飯高に入った来ます。このような中で、たくさんのお城が築かれました。

八日市場城では街道を取り込むように築かれた要害台、八日市場城、匝瑳城の地形などを確認しながら楽しみました。九十九里もすぐ近くに見えて、里見氏の下総侵攻に備えて拡張整備されたのかなと思います。八日市場城は東西の両突端に櫓台が良好に残ってて、城下から上がっていくと感動の光景です。
城主押田氏についてもバスで色々とお話をしました。押田氏はもとは源義家から続く系統です。名門!

飯高はもとは千葉一族の飯高氏が領してました。飯高砦の下の妙福寺が居館だと思います。
そのあと戦国時代には飯高城は平山刑部が城主となり、周辺(特に南側)もたくさんの城郭が築かれました。これも里見氏による下総侵攻に備えたと思われます。

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1580年に平山刑部が飯高城の敷地を寄進してお寺が建てられたと伝わり、それが飯高寺の前身にあたります。平山氏に関してもバスで色々とお話しさせていただきました。飯高に入った平山氏については、諸説ありよく分かっていません。
小弓公方の家臣で、第一次国府台合戦の後に北条氏に寝返り、飯高に配属されたともいわれています。

武蔵平山氏が1300年代に多古に入ってることが分かってますが、飯高の平山氏については、まだよくわかってません。千葉一族にも平山氏がいるようで、そのへんの関係が不明とのこと。それらも含め、匝瑳は面白い歴史がまだまだ埋まってますね。今後が楽しみです✨


飯高城は今は飯高寺として、地域でも有数の観光地です。麒麟がくるのロケ地にもなったんですよ。
今回は飯高城の周辺と砦群を3時間歩いて、それぞれの位置関係を考えたり、遺構などを楽しみました。


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天神砦は巨木の残るとても素敵なスポット。
世にも奇妙な物語でロケ地として使われ、深田恭子さんが来たそうです。



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最後は松山庭園美術館の「猫ねこ展」へ。
お土産を買いました。どれもこれも可愛くて♡

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2022年7月 8日 (金)

パネル展開始と三浦一族ハンコとかキーホルダーとか

横須賀市が盛り上がってきましたー!🔥
7月6日から企画が続々とスタート❤
・横須賀美術館「運慶〜鎌倉幕府と三浦一族〜」
・衣笠商店街パネル展「企画展 三浦一族」
衣笠商店街パネル展、コラボ企画など関わらせていただきました。

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歩いてるだけで楽しいぞ!

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展示が前回よりパワーアップ!!

7/15.9/3はパネル展に終日在廊しますのでお立ち寄りください✨

衣笠商店街も幟やら、パネルやら、シャッターやらがたくさんでテンション上がります♪
もう少ししたら、衣笠商店街に「山城ガールむつみのひと言コメント」パネルが10枚ほど貼り出されますので、お買い物しながらパネルも楽しんでください✨


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シャッターアート。かっこいいー!
和田合戦の浮世絵で、真ん中には朝比奈義秀の活躍が生き生きと描かれています✨


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パネル展とかイベントで大変お世話になってる竹内さんとパシャリ♡

さらに、今月末には執筆させていただいた分厚い三浦一族冊子も配布開始になりますのでお楽しみに!

あと、目玉はコレ!!
コラボ企画!三浦一族ハンコ❤

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「三ツ引のハンコ、作って欲しいなー」とお願いしたら、宝美堂の木継さんが作ってくださいました。
わーい!
ついに一般発売開始です🙌
欲しい方はコチラまで。来店か電話で。

・宝美堂
10:00-19:00
日祝休み
046-851-2110
税込3300円
通販可。完成は大体10日くらいとのこと。
興味ある方は写真ご覧ください。
字体とデザインは写真と同じになります。名前の部分が変えられます。平仮名のみです。6文字くらいまでなら入れられます。
実印は無理ですが銀行印として使用できるとのことです🙋‍♀️
私はサインの時に使うことにします✨
早く押したい!😆

新しいリーフレットやチラシも続々と配布開始。

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運慶展と衣笠城ツアーもまだまだ募集してますので、横須賀市観光協会にお問い合わせください^_^
ぜひ、横須賀に来て三浦一族まるごと楽しんでください✨


それと、キーホルダー作ってみました✨
これは小学校で授業やったときに、子供たちにプレゼントするグッズです🎁
3000個も発注しちゃった✌️
まずは大矢部小学校の子供たちに送ろう❤
みんな喜んでくれるかな。

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今後もたくさん小学校から依頼いただいてるので、たくさん配ろう😊
カバンにつけてくれたら嬉しいな😊

大人には100円で売ろうっと笑

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2022年6月30日 (木)

パネル展&ギャラリートークのお知らせ

7/6〜9/4
衣笠商店街にて三浦一族研パネル展やります!
前回好評いただきましたので、パワーアップして再開催!✨
またまた監修させていただきました。
前と少し違う展示になってます。装飾も素敵に🙌
そのうち以下の2日間、私が終日在廊しますのでお立ち寄りください(^^)

7/15(金)、9/3(土)の2日間
開館から閉館までずっといます。
(開館時間はおそらく10:00-16:30です)
11:00~、12:00~、13:00~、14:00~、15:00~の各15分間(計5回)はギャラリートークなどいたします。
いつでもフラリとお越しください✨
※事前予約不要、会場内が混雑したときは入場制限あり


あわせまして連動企画!
横須賀美術館の「鎌倉幕府と三浦一族~運慶~」展、衣笠城、浄楽寺、観音崎京急ホテルのランチという盛りだくさんのバスツアーです。
しかもオープントップバスで行きますよ♪
2コースありますが、私は歴史コースのナビゲーターです。
詳細申し込みは以下の横須賀市観光協会HPから。


【7月・8月限定】オープントップバスでゆく!歴史・文化体感ツアー – 横須賀市観光協会 (yokosuka-kanko.com)

(以下、HP引用)

  1. 横須賀美術館で7月6日(水)から開催の企画展「運慶 鎌倉幕府と三浦一族」で、市内寺院所有の運慶および運慶工房作の仏像や貴重な資料などを見学します。
  2. 観音崎京急ホテルのランチブッフェ付き!東京湾の絶景を眺めながら、ブッフェ形式のランチをお楽しみください。(90分制、ソフトドリンクバー付き)
  3. 「三浦一族」和田義盛が建立の勝長寿院 浄楽寺で、運慶仏で国指定重要文化財の阿弥陀三尊を拝観。(所有運慶仏5体のうち、2体(不動明王像、毘沙門天像)は横須賀美術館で見学します。)
  4. 2階建オープントップバスに乗車します。オープントップバスは通常の観光バスよりも座席位置が高く、パノラマの眺望をお楽しみいただけます。

<コース 詳細 >

①歴史コース:三浦一族の浪漫を探してwith山城ガール

【開  催  日】2022年 7月8日(金)、22日(金)、8月4日(木)、24日(水)

【集合場所】ヴェルニー公園内ティボディエ邸前 (9:00集合)

【定   員】40名 *先着予約順 *最少催行人員25名 *7月22日のみ25名様

【代   金】通常価格 大人@9,800円のところ・・・2,000円OFF!

 大人(高校生以上)@7,800、中学生@5,900、小学生@4,900、未就学児@1,900

※未就学児とは4歳~小学校入学前のお子さまです。

(0歳~3歳のお子さまは、バス座席や食事は付きません。)

【コース】ヴェルニー公園9:00集合/9:10発 = 衣笠城址 = 浄楽寺 = 観音崎京急ホテル(昼食) = 横須賀美術館 = ヴェルニー公園16:30頃 解散

※ヴェルニー公園最寄り駅:京急 汐入駅、JR 横須賀駅より徒歩10分

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2022年6月25日 (土)

匝瑳市松山城の御城印販売開始

今月も御城印のデザイン&プロデュースさせていただきました。
千葉県匝瑳市の松山城です✨

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2022年6月25日(土)の販売開始です。
販売情報は一番下に描いてありますので、よろしくお願いします。

☆松山城の説明
松山城は松山神社が鎮座する台地上に築かれました。「松山」「中台」という大字にまたがり広範囲に渡って城郭や家臣屋敷などが置かれ、集落が形成されていたと思われます。かつては台地を取り囲むように施された土塁の断片が見て取れたといい、現在、松山神社周辺に曲輪や空堀、土塁らしきものが残ります。

さらに、「御門」「大木戸」「馬場」「蔵屋敷」「殿ノ内」「花輪」「堀ノ下」「松葉(的場の転訛とみられる)」などの城郭に関連する地名が周辺に残っていることからも、台地上の広範囲に渡り築かれた城であることが推察できます。

松山城は千葉一族の松山氏の居城と伝わります。松山氏は千葉常胤の弟椎名胤光の子の胤平を祖としており、椎名氏は千葉荘椎名を領していました。

頼朝による木曽義仲討伐軍、平家討伐軍の中に椎名胤平(松山胤平)の名前が見え、胤平が頼朝に従って戦っていたことがわかります。それらの功により、椎名氏は南条荘(匝瑳市)を与えられ、胤平は松山に入ったと考えられています。
その後も松山は中世を通じて松山氏の領地として続き、戦国期には松山の台地上に城が築かれました。詳細は不明ですが、松山氏は戦国時代末期には主家である千葉氏を通じて小田原北条氏に属していたと思われます。

 

【御城印デザインのご説明】

松山城が築かれた台地には、八日市場、生尾、吉田、佐倉を結ぶ街道が通っています。江戸時代には「上宿」「中宿」「下宿」「横宿」の存在が確認でき、それらの宿の形成は中世に遡る可能性も指摘されています。このように松山の台地は、古くからの交通の要衝でした。

街道を取り込むように築かれた松山城の御城印は、街道と集落をイメージしました。そして、この地域の中心であり、平安時代の創建と伝わる松山神社の光景をモチーフにしました。江戸時代において、松山神社は徳川幕府より扶持米が下される格式を有する神社であり、このような地位の神社は下総国では銚子市の猿田神社と松山神社のみです。
あわせて御城印には、千葉一族の家紋「月星」と、千葉一族を出自とする松山氏の家紋「九曜」を配置しました。


販売場所
○そうさ物産センター匝りの里(めぐりのさと)

千葉県匝瑳市八日市場イ137-1

電話番号 0479-73-5015

営業時間9時から18時

年中無休

 

○まるごとしすい

千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 

043-376-6810

営業時間 9時~18時 

定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)




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2022年6月23日 (木)

オープントップバスで行く!三浦一族ゆかりの衣笠城&運慶展!

鎌倉殿の13人もどんどん盛り上がってきてます!
今回もドラマにまつわる楽しいツアーのご案内です。

横須賀市観光協会主催の「オープントップバスツアー」です!
いつもと違う目線の高さで、横須賀を回ってみませんか?
もちろんバスの中でもたくさんお話させていただきます♡

三浦一族ゆかりの貴重な仏像が勢揃い!
なんと、国指定重要文化財が17体も!
三浦一族ってすごい!ほんとスゴイ!

【7月・8月限定】オープントップバスでゆく!歴史・文化体感ツアー – 横須賀市観光協会 (yokosuka-kanko.com)
申し込みは横須賀市観光協会HP。電話でも大丈夫です。

以下は横須賀市観光協会HPより引用。

「オープントップバスでゆく!歴史・文化体感ツアー」は、横須賀ゆかりの氏族「三浦一族」が生きた時代の歴史と文化を、オープントップバスでめぐりながら「見て、学んで、体感」するツアーです。下記2コースからご興味のあるコースをお選びください♪(両方参加も大歓迎!)
また、当ツアーは通常代金から2,000円OFFの夏季限定特別価格でとってもお得!
お友達、ご家族で、この機会に皆さまお誘いあわせのうえご参加ください★

◆歴史コース◆ 三浦一族の浪漫を探してwith山城ガール
「三浦一族」の歴史をテーマに、スペシャルツアーガイドの山城ガールむつみ氏と一緒に「三浦一族」の本拠地 衣笠城を訪ね、歴史を体感します。歴史が苦手な方も分かりやすく楽しめるガイドが評判です!

  1. 横須賀美術館で7月6日(水)から開催の企画展「運慶 鎌倉幕府と三浦一族」で、市内寺院所有の運慶および運慶工房作の仏像や貴重な資料などを見学します。
  2. 観音崎京急ホテルのランチブッフェ付き!東京湾の絶景を眺めながら、ブッフェ形式のランチをお楽しみください。(90分制、ソフトドリンクバー付き)
  3. 「三浦一族」和田義盛が建立の勝長寿院 浄楽寺で、運慶仏で国指定重要文化財の阿弥陀三尊を拝観。(所有運慶仏5体のうち、2体(不動明王像、毘沙門天像)は横須賀美術館で見学します。)
  4. 2階建オープントップバスに乗車します。オープントップバスは通常の観光バスよりも座席位置が高く、パノラマの眺望をお楽しみいただけます。

< 詳細 >

①歴史コース:三浦一族の浪漫を探してwith山城ガール

【開  催  日】2022年 7月8日(金)、22日(金)、8月4日(木)、24日(水)

【集合場所】ヴェルニー公園内ティボディエ邸前 (9:00集合)

【定   員】40名 *先着予約順 *最少催行人員25名 *7月22日のみ25名様

【代   金】通常価格 大人@9,800円のところ・・・2,000円OFF!

 大人(高校生以上)@7,800、中学生@5,900、小学生@4,900、未就学児@1,900

※未就学児とは4歳~小学校入学前のお子さまです。

(0歳~3歳のお子さまは、バス座席や食事は付きません。)

 

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2022年6月16日 (木)

YouTube新作公開のお知らせ✨

やっと、YouTube新作がアップできました!
前編公開からかなり時間が経ってしまいましたが、よかったら観てみてください✨

撮影したのは1年前。その後に、この撮影コースは何度もツアーをやったのでなんだか懐かしい感じ。
またツアーやりたいな。

(846) ~鎌倉殿の13人!三浦一族&源頼朝、房総半島に脱出の巻~『山城ガールむつみの出陣のススメ!!いざ、安房国へ!(後編)』 - YouTube

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YouTube新作公開のお知らせ✨

やっと、YouTube新作がアップできました!
前編公開からかなり時間が経ってしまいましたが、よかったら観てみてください✨

撮影したのは1年前。その後に、この撮影コースは何度もツアーをやったのでなんだか懐かしい感じ。
またツアーやりたいな。

(846) ~鎌倉殿の13人!三浦一族&源頼朝、房総半島に脱出の巻~『山城ガールむつみの出陣のススメ!!いざ、安房国へ!(後編)』 - YouTube

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2022年6月14日 (火)

新ツアーのお知らせ

4回講座のお知らせです。
座学1回・FW3回です。
もしよろしければご参加下さい✨

いざ、「武家の都」鎌倉!鎌倉歴史歩き(全4回) - カルチャープラザ平塚|平塚市、ららぽーと平塚、湘南周辺で趣味・習い事をお探しなら (culture.gr.jp

講座の料金、入会金などのお問い合わせは(株)カルチャー平塚教室にお問い合わせ下さい。

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2022年6月10日 (金)

「ヨコハマNOW」に記事書いていただきました

記事を書いていただきました✨
普段あんまりお話しする機会がない、学生時代の話とか赤裸々に書いていただきました笑
なかなか活動のきっかけとか、色んな想いをお伝えする場がないのでこういう風に記事にしていただくのはとても嬉しいです✨
もしよろしければ読んでみてください♪

 https://yokohama-now.jp/home/?p=21177

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2022年6月 9日 (木)

伊東一族をめぐる旅!のあたびツアー

6/18・6/24 八重姫物語!伊東氏ゆかりの地めぐりと伊豆山権現詣り | 地元出発ツアー のあたび (noatabi.co.jp)

告知が遅くなりましたが、今月もバスツアーのあたび鎌倉殿の13人ツアーやります♪
まだ申し込めますのでよろしければ!

 

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2022年6月 4日 (土)

日刊スポーツ記事掲載


今日の日刊スポーツさんにツアー記事を書いていただきました✨
先月の横須賀市観光協会さん主催ツアーです。
満願寺、佐原城、慈眼院、怒田城などを回って、たくさん歩いて歴史ロマンを堪能するコースでした♪

カラーでたくさん写真載せていただいて、ツアーの楽しさが伝わります。
あと、三浦一族という文字が紙面にたくさん踊ってる🙌
お馴染みの私の寸劇も写真に!❤
もしよかったら読んでください♪

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ネットでも読めます🗞




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今回は満願寺からスタート。
佐原義連開基と伝わるお寺。国重文の地蔵菩薩、観音菩薩を拝観しました。
義連ゆかりの仏像と伝わります。
高僧俊芿(しゅんじょう)がこの寺の創建に関わったと思われます。
寺域は今の数倍あったのでしょうね。





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ここでは、三浦一族佐原系の歴史をお話。
矢部禅尼と北条泰時、そして、再嫁先の佐原盛連。
その子供たちから始まる、三浦一族シーズン2✨
タップリお話しさせていただきました。



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満願寺の後は佐原城へ。ここでは地元の手作り甲冑隊がおもてなししてくれました。

写真がなくてすみません。紙面に甲冑隊の方々との記念写真が載ってます♪
地元の愛情をいただき、次のスポットへ!





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お次は茅山貝塚。現在は慈眼院です。
ここは縄文時代の貝塚ですが、そのあと15世紀に寺が創建されたと伝わります。詳細は不明ですが、立地的に私は砦のようなしかるべき施設ではないかと思っております。
なぜなら、対岸は怒田城。海からのルートの最重要地です。
しかも、貝塚。怒田城も吉井貝塚です。ということは、古くから人が集落を構えていた台地です。
上書きされて中世も何らかの形で使われたのではないでしょうか?
ちなみに山裾からは、今での大量の貝が出てきて面白いです✨




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正業寺に寄ってから怒田城へ。
今回は結構歩きます。かつての海をまたいで対岸へ。最終的には4時間で17000強。
歩いたー!という心地よい疲れあり。

正業寺は砂村新左衛門のお墓があります。かつての古久里浜湾が入り込んでいた湿地をで時代の頭に干拓した、幕府のスーパー技術者です。干拓されて、内川新田となりました。
なので、怒田城から、それ以前の海や湿地だった様子、船が行き交うようなそんな景色を想像して皆で思いを馳せました。




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ここでは、石橋山の戦い、小坪合戦、衣笠合戦。
そして、衣笠城から脱出して、この怒田城から船で安房に渡る経緯をタップリとお話ししました。
大河ドラマではあまり描かれませんでしたが、日本の歴史を左右するほどの大事件がココで起きていたのです✨



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今回は対岸から歩いてきたので、いつもよりもさらに想像力がパワーアップ。
だれの眼にも、この景色が青々とした海が入り込み、三浦一族の船が行き交う光景が浮かんだことでしょう。
今回も大盛り上がりで楽しいツアーでした♡

暑くなるので、しばらくは山の中じゃなくて街中の歴史ブラタモリ的なツアーが多いと思いますが熱中症に気をつけて楽しく歩きましょう〜💨

秋以降に向けてのツアー下見&コース造成や、あんなことやこんなことなども進んでますのでお楽しみにしててください(^^)



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2022年5月24日 (火)

新しい御城印のお知らせ!千葉県八千代市の吉橋城 米本城

今月も新しい御城印が販売になります。
千葉県八千代市の吉橋城と米本城です。
どちらのお城も面白いです。
歴史も満載なので、周辺を歩いて当時に想いを馳せてみてください。
お城の詳細は以下です✨


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【吉橋城のご説明】千葉県八千代市

吉橋城は印旛沼水系である桑納川の南に位置する台地の先端に築かれました。現在、貞福寺がある台地一帯が吉橋城の城域とされています。貞福寺は真言宗の寺で、応永元年(1394年)に創建されたとされます。江戸時代に書かれた『貞福寺文書』には吉橋城に関わる記載があったといわれますが、残念ながら現存していないため詳細は不明です。

吉橋城が築かれた台地の付け根には八幡神社が建っていて、この場所に「大木戸」があったと伝わっています。他にも周辺には「花輪」など、城の存在を連想させる地名が残っています。

築城年代や城主等の詳細は不明ですが、高木(高城)伊勢守胤貞が城主だったと伝わっています。高木(高城)氏は小金城主高城氏との繋がりが指摘されています。小金城主高城氏は千葉氏の庶流である原氏の家臣であることから、高城氏に繋がる高木(高城)氏が原氏の居城であった臼井城の西方の防衛として吉橋城に入ったことが推察されます。

貞福寺の北側には土塁で囲まれた曲輪があり、周囲には空堀、櫓台も残っていて、城域はかなりの広さだったと思われます。吉橋城はこの地域の中心的な城郭として、東方2kmの距離にある同じく原氏の家臣村上氏の米本城と連携して機能していたことが考えられます。

 

【御城印デザインのご説明】

吉橋城の御城印には、千葉一族の家紋「月星」と「九曜」をデザインしました。吉橋城の周辺には、千葉一族が信仰した「妙見」が祀られ、「妙見橋」などの名が残ります。それらのことからも、伝承の通り、千葉一族の系統と称する高木(高城)氏が城主だった可能性が高いです。
あわせて、吉橋城が築かれた台地の地形が分かる地図をデザインしました。桑納川などに囲まれた要害であることがわかります。

吉橋城にはいくつかの落城伝説や合戦の伝承があります。詳細は定かではないものの、地元ではそれらの伝承を大切にしてきました。そのひとつに、吉橋城落城の際にたくさんの血が流れ、それらの戦死者を弔うために祀られたという「血流地蔵」の伝説があります。御城印はその伝承をモチーフにし、お地蔵様の姿を描きました。






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【米本城のご説明】千葉県八千代市

米本城は新川の東岸に位置する舌状台地に築かれました。後世の土取りによって、先端は原型をとどめていないものの、土塁、土橋、櫓台などの遺構が良好に残っています。

米本城の東側には「上宿、中宿、下宿」の地名が残っていて、これらの宿の形成は中世まで遡ると思われます。このことからも、米本城が街道に面した要衝に築かれたことが分かります。

米本城の南西にある根小屋集落の先には、「城橋」の地名が残り、新川を渡る橋が架けられ、渡河点であったことが推察されます。まさに米本城が陸路と水路の結節点を押さえる役目を担っていたことが分かります。

米本城の築城等の詳細は不明ですが、村上氏の城と伝わっています。村上氏は千葉氏の庶流である原氏の家臣であることから、原氏の居城である臼井城の防衛の役目を担い、米本城に入ったと考えられています。村上綱清が城主のときに落城し、綱清が討ち死、もしくは自害したという伝説も残っています。それらの真偽は定かではありませんが、城内から炭化米が出てきたことや、新川を挟んだ対岸に太田道灌が陣を敷いたという言い伝えがあることなどから米本城がなんらかの戦いの舞台になったことが推察されます。

米本城はこの地域の中心的な城郭として、西方2kmの距離にある同じく原氏の家臣高木(高城)氏の吉橋城と連携して機能していたことが考えられます。

【御城印デザインのご説明】

米本城の御城印には、千葉一族の家紋「月星」と「九曜」をデザインしました。米本城主村上氏は、鬼門に米本神社、裏鬼門に七百余所神社を置きました。どちらも妙見信仰です。村上氏は千葉一族の出自ではないとされているものの、主筋にあたる原氏の信仰のシンボルを城内に置いたと思われます。村上氏は信濃国村上一族を出自とするとも伝わるため、信濃国村上氏の家紋をデザインし、あわせて飯綱権現をモチーフにしました。米本城と新川を挟んだ対岸に飯綱神社があり、信濃国村上氏は飯綱権現とゆかりが深いことから、信濃国村上氏と米本城主村上氏の繋がりを感じることができます。また、この飯綱神社は太田道灌が陣を置いたという伝承がのこる場所です。
そして、米本城城山の地形が分かる地図をデザインしました。新川などに囲まれた要害であることがわかります。


販売情報はコチラ

※5月28日(土)販売開始

○まるごとしすい

千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 

043-376-6810

営業時間 9時~18時 

定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)

 

※5月27日(金)販売開始

○八千代市観光協会

千葉県八千代市八千代台東2-8-1

047-407-0192

営業時間 10時~15時 火曜・金曜のみ営業



歴×トキの通販でも取り扱います。
通信販売 | 歴×トキ (rekitoki.com)

 




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