2023年9月24日 (日)

衣笠パネル展&『三浦義村(吉川弘文館)』

衣笠商店街三浦一族パネル展のギャラリートーク終了しました✨
楽しかった。10:30-19:00までタップリ。
合言葉「三浦一族サイコー!」かなりの方が言ってくれて嬉しかった😆



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10/7からは三浦義村(山本耕史さん)が着用していた衣装展示も始まります🙌
あわせて、その日から高橋秀樹先生の「三浦義村(吉川弘文館)」が衣笠商店街の三雄堂書店で特別先行販売です!
三浦一族本拠地で先行販売ってなんかすごく嬉しい❤
國學院大學教授の高橋先生は横須賀のご出身で、三浦一族研究会の顧問を務めて下さっています。



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ぜひ、パネル展で衣装を見て、三雄堂書店で書籍を買って、
三浦一族の家紋入りのお土産もたくさん買って。
三浦一族と衣笠商店街を楽しんでください♪

 





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2023年9月23日 (土)

井原市ツアーのお知らせ

岡山県井原市ツアーが募集開始になりました!
なんと!私がデザインしたラッピング列車が走ります。
その名も「戦国列車」です。
どんなデザインなのかはお楽しみに♡
後日、お見せしますね(*^-^*)

ガタゴト走るかわいい車両を「井原鉄道沿線の戦国時代」をモチーフにデザイン&プロデュースさせていただきました✨
今回のツアーでは、その戦国列車に乗って戦国時代にタイムスリップします!
是非、お越し下さい!
ほんとにほんとに楽しいです♡

〇10月15日(日)は神辺城、高越城、そして平櫛田中美術館にも立ち寄ります。
神辺城は戦国時代には山名氏の城。
大内氏、毛利氏らが攻め寄せた戦いの舞台です。1616年まで使われたので、南北朝時代から近世までの移り変わりを楽しめるお城です。
高越城は北条早雲の生まれた城(諸説あり)。備中伊勢氏の居城で、その後は毛利氏の拠点のひとつとなりました。山陽道と小田川を押える要衝地です。
平櫛田中は日本を代表する彫刻家。井原の出身で、国立芸術劇場の「鏡獅子」で有名ですね。
作品を見たとき、感動して鳥肌立ちました。ぜひ、数々の作品を間近で見ていただきたいです。
この日は、戦国列車のお披露目の日!
神辺駅でセレモニーもあります✨

〇12月8日(金)は猿掛城と吉備真備をめぐります。古代と中世戦国時代が融合する楽しいエリアです。
猿掛城は庄氏の居城。庄氏は武蔵国の御家人。鎌倉時代に庄家長が備中国に入りました。庄氏は戦国時代に毛利氏などと生き残りをかけて戦いを繰り広げました。そんな庄氏の歴史を見ながら猿掛城のダイナミックな遺構を楽しみましょう。
猿掛城のすぐ近くには吉備真備の生誕地と伝わる場所があります。古代と中世において、とても大事な歴史が埋もれていて、もう満腹!って感じです笑

どちらのツアーも来て欲しい!
いろいろとお見せしたい!一緒に楽しみたいー!
と、いうことでお申し込みよろしくお願いします♡

あわせて、井原鉄道沿線歴史リーフレットを作成中!
いま、絶賛執筆中です。
こちらもお楽しみに♪

ツアーのお申し込みはこちらから。
https://va.apollon.nta.co.jp/ibaratetsudorekishi/tour



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2023年9月22日 (金)

天神山城の御城印販売開始のお知らせ

9月23日(土)
千葉県富津市の天神山城の御城印が発行になります。
個人的にも大好きな城です。
いつかツアーやろうっと。
上総湊駅から歩いて行けるので、ツアーもやりやすい✨

こちらは地元の方が、なんとか天神山城を使って地域を盛り上げたいと仰っていて。
御城印発行を機に、「海良保存会」という会が立上がり、案内板などの整備がはじまりました。
嬉しいですね。
御城印の発行も喜んでくださって嬉しいです♪
天神山城の説明と販売場所情報は以下に。



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【天神山城のご説明】
天神山城は上総湊へと注ぎ込む湊川の河口を見下ろす丘陵に築かれました。山頂からは、湊川と東京湾を臨むことができ、水上交通の要所であったことが分かります。
丘陵部は断崖絶壁の様相を呈し、特に西と東斜面は急峻で自然の要害となっています。主郭北側には大きな堀切が施され、掘り切られた先には出曲輪のような空間が設けられています。この曲輪は主郭に集まる尾根の結節箇所にあたるため、主郭と接する東側の堀切以外にも、南側と西側が掘り切られ、尾根を分断しています。小さな空間ながらも、防衛上重要な位置付けであったことが見て取れます。

城山の北麓は「天神台」と呼ばれ、天神社が祀られています。天神台と呼ばれるエリアは開発され、住宅地になっているため旧状は不明ながらも、平場が階段状に形成されていたと思われる痕跡が残っています。また、天神台の西側には「根古屋」の地名が残っています。このことから、天神台周辺が城主の居館や家臣の屋敷だった可能性が指摘されています。

天神山城の築城などに関する詳細は不明ですが、真里谷武田氏が文明年間(1469年-1487年)に築き、その後、小田原北条氏配下の戸崎玄蕃頭勝久が天神山城を居城としていたとも伝わっています。
弘治3年(1557年)に、北条氏が「天神山」に兵糧を運び込む指示を出している史料が残っており、この「天神山」が天神山城に該当すると考えられています。このときには内房正木氏の正木兵部大輔が天神山城を管理していたと思われ、北条方として在城していたようです。

天神山城は史料に乏しいものの、緊迫した状況下で真里谷武田氏、里見氏、正木氏、北条氏などの勢力の移り変わりが推察され、小田原の役の後は廃城となったと考えられます。

 

【御城印のご説明】

真里谷武田氏、里見氏、正木氏、北条氏の勢力下に置かれていた天神山城の御城印には、それぞれの家紋、武田氏の「四ツ菱」、里見氏の「二つ引き両」、正木氏の「三つ引き両」、北条氏の「三つ鱗」をデザインしました。

天神山城は湊と河川交通を管理する役目を持っていたと思われることから、地形の分かる地図をモチーフにしました。
また、弘治3年(1557年)に北条氏から兵糧が運び込まれた史料が残っていることに因み、兵糧を積んだ舟が天神山城に向かうイメージを図柄化しました。


販売店
〇高梨商店
千葉県富津市湊735
0439-67-0224
午前11時~午後6時
休業日:月曜日
※年末年始やその他臨時休業あり  

 

〇まるごとしすい
〒285-0912
千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 
043-376-6810
営業時間 9時~18時 
定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)

 

〇和風料理宮島
千葉県富津市海良115-2
TEL:0439-67-1178
営業時間 11:00~14:00 17:00~21:00
定休日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日火曜日)・年末年始

 

〇グランドーム千葉富津(グランピング施設)
千葉県富津市湊1660-3
TEL:090-1873-3926
営業時間 8:00~21:00(スタッフ対応可能時間)
定休日  原則無休(臨時休業あり)

 

 

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2023年9月20日 (水)

三浦一族パネル展・ギャラリートークのお知らせ

三浦一族パネル展・ギャラリートークのお知らせ

2023年9月22日(金)※①11:00 ~、②13:00 ~、③18:00 ~での開催。
この日は、特別に閉館時間が延長されます。
普段、お仕事などで来館が難しい方もこの機会に是非お越し下さい✨

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また、「三浦一族壁新聞」企画が開始になります。
ひな形を作ってみました。ここに書き込んでもらいます。

A4の紙に三浦一族の歴史、魅力、そして三浦一族に対する想いなどを書き込んでいただきます。
書いて応募して下さったものについては会場内に掲示します。
自分が書くのも楽しいし、他の方が書いたのを読むのも楽しいと思います。

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ギャラリートークの日に、私も書くので良かったら皆さんも一緒に書きましょう~。
会場に遊びに来てね。
誰も来てくれないと淋しいので✨

良いこと考えた。出血大サービスします。

ギャラリートークの日に、合い言葉を私に言ってくださった先着50名の方に缶バッジプレゼントします。
合い言葉は「三浦一族サイコー!」です。
お待ちしてまーす♡

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2023年9月17日 (日)

衣笠観光協会ツアー

衣笠観光協会ツアーのお知らせ。
開催中のパネル展最終日!クロージングイベントです✨
ぜひお申し込み下さい。
抽選ですので、10月4日までのお申し込み下さい♪

歴史ウォーキングツアーを開催します! - 衣笠観光協会 (yokosuka-kanko.com)

9月22日はギャラリートークで一日中会場にいます。
こちらも是非お立ち寄り下さい✨
「三浦一族サイコー!」この合い言葉を私に言ってくださった先着30人の方に山城ガールむつみオリジナル缶バッジをプレゼントします♡

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2023年9月15日 (金)

11月の関ヶ原ツアーのお知らせ

11月の関ヶ原ツアーが募集開始になったのでお知らせします。
このあとは、関ヶ原方面は年明けか春あたりまでツアーがないので良かったらこの機会にお越し下さい✨

25日(土)は小早川秀秋の陣と伝わる松尾山城へ。
じっくりと城と周辺を見学します。
松尾山城は山城としてもとても素晴らしく、織田信長配下の不破氏の居城でもありました。
戦国時代の山城の様相をたっぷり堪能していただけます♡

このツアーは関ヶ原駅から周辺史跡も見て歩くので、松尾山城での感動も倍増するはず!?
たくさん歩きますよー♪

26日(日)は関ヶ原のお隣「垂井」をめぐるツアー。

垂井は美濃国府があった地なので、古代からの歴史が満載。いつの時代も要衝地でした。
ツアーでは、東山道と東海道、北陸道の合流地「垂井追分」にも立ち寄ります。
ここは承久の乱で、幕府軍が合流した場所。思いを馳せて歩きます。

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ここで三浦義村、北条泰時、時房たちが合流して軍議したのかー!

感動です✨

実は北条政子ゆかりの鉄塔の見学もできちゃいます。
美濃国一の宮である南宮大社に政子が寄進したものです。普段は非公開!この機会に是非!

さらにさらに、三浦一族末裔と伝わる平塚氏、三浦義明の娘(義村の叔母)と結婚した鎌倉党長江義景の系統である長屋氏など面白い歴史がたくさん!
関東の歴史ともガッツリかみ合う地域です✨
是非、お越し下さい~♪

1日ごとの募集なので、どちらか片方だけでもOKです。
また、初日(25日)の夜には12人限定の懇親会があります。こちらもサイトからお申し込みできるので、詳細はサイトをご確認下さい。


山城ガールむつみと巡る松尾山ツアー、垂井ツアー【+オプショナル懇親会(11/25夜)】 | 歴史ツアー | 戦国武将、歴史グッズの「小川新聞店」通販サイト (ogawashinbunten.com)

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2023年9月14日 (木)

多古のお城開き募集中


多古城郭保存活用会の恒例「お城開き」
私の発案で、日本初?のお城開きやらせていただいてます。

みんなで、草刈って、城きれいにして、感動のイベントです。
楽しいのでお越し下さい♪
以下、多古城郭保存活用会のFBから引用です。
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今年もやります「御城開き」!

「日本初の御城開きのまち 多古町」では、令和3年から、山城訪問のハイシーズンを迎える晩秋の時期に「御城開き」と銘打つイベントを、町内の山城で開催してきました。
おかげさまで、毎年、募集するボランティア40名の枠がすぐにいっぱいになるという盛況ぶりを見せています。
そして今年も、第三回御城開きを令和5年11月12日(日)に行うこととなりました。

今年も、下記の通り御城開きを開催し、ボランティアの募集を行います。
当日は、全国より募集するボランティアの方々と共に、当会のアドバイザーを務めていただいている山城ガールむつみさんを隊長として、山城の整備を1日かけて行います。

日時:令和5年11月12日(日)
集合場所:10:40道の駅多古あじさい館2階(成田第2ターミナル10:00発の多古町行シャトルバスに乗れば時間内に集合場所に到着できます。)
募集人数:先着40名
募集内容:多古町並木城の整備(事前にかられた草木等を運ぶ軽作業)
昨年の御城開きの整備で新たな土塁、堀跡が見つかった並木城で、今年は昨年未了の部分を中心に整備を進めます。整備終了後、山城ガールむつみ隊長による解説会を行います。新たな歴史遺構の発見にご期待ください!!

活動時間:12:30~16:00途中休憩あり。昼食及び飲料水は各自でご用意をお願いします。活動に適した服装、軍手、帽子、歩きやすい靴での参加をお願いします。

参加費:無料
申し込み方法:参加希望者のお名前、ご住所、年齢、お電話番号を明記いただき、「第三回御城開き参加希望」と題名をお書きいただきメールにてお申込みください。
申し込み先:takojokaku@gmail.com

その他:雨天中止。
参加者には並木城の御城印1枚(山城ガールむつみ隊長のサイン・日付入り)プレゼント。
ボランティア保険等につきましては、すべて多古城郭保存活用会の方の経費で負担いたします。

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2023年9月12日 (火)

匝瑳市シティ・アンバサダー

匝瑳市初代シティ・アンバサダーに任命していただきました。
身に余る光栄です。
匝瑳市とは、千葉県内で歴史ナビゲーター、コンサルとして活動させていただく中でご縁ができました。
もともと、匝瑳市のお隣の多古町で多古城郭保存活用会アドバイザーをやらせていただいていたので、そこから繋がりが広がり、匝瑳城郭保存活用会のアドバイザーをやらせていただいてました。
いままでに匝瑳市で歴史山城ツアーを何回か開催したり、御城印発行に携わらせていただいたりしながら、地域の皆さんと一緒に歴史の楽しさを感じながら進んできました。
そのような中、匝瑳市シティ・アンバサダーという大役をいただいてとても嬉しいです。
匝瑳市の生まれでも育ちでもないですが、だからこそ外からの目線で魅力を見つけることができるかなと思います。
しっかり歩いて、勉強して、匝瑳市内外の方に魅力や面白さを少しでもお伝えできればと思います。

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2022ミス・アース日本代表の松本真映(まなえ)さんとソーサマンとともに大役に任命いただきました!✨
ソーサマンは3人で1セットだということで、レッド、ブルー、イエローまとめて任命です(笑)




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ソーサマンがいると心強い!♡


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松本真映さん、スタイル良すぎ♡


先日、任命式に先駆けて就任記念講演を催していただきました。
匝瑳市の歴史やお城のお話、どうやったらそれらを使って地域が元気になるのか、こうしたらいいんじゃないか…などなど、お話しさせていただきました。


匝瑳は古くは物部小事が蝦夷討伐の恩賞で領地とし、それによって匝瑳郡ができたとも言われている歴史深い土地。古くからの街道も通り、延喜式内社「生尾神社」があったり、曽我兄弟の伝説があったり、戦国時代には合戦の舞台になったり。
とにかく、歴史満載で面白いー!

何度か匝瑳市内ではツアーをやってますが、今日またあちこち見て歩いたらツアーやりたい場所がたくさん!ワクワクです✨
八日市場城城主押田氏は源義家の孫にあたる頼隆の系統とも伝わります。押田氏は小田原合戦で北条方として敗北しますが、その後、徳川家康が源氏を出自とするということで押田氏を召し抱えたとされます。
こういうお話も地元の人に知っていただいて、地域の歴史を楽しいと思ってもらえたらいいなと思います✨

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お花もたくさんいただきました!🙌
笑っていいとものテレフォンショッキングくらいでしか見たことがない花の量!笑
嬉しいのでたくさん写真を🤭



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宮内市長にもお越しいただき、官民一体となっての今後の取り組みが楽しみです✨
市長の笑顔が素敵すぎる✨


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多古町からは多古城郭保存活用会を代表して高坂さんが駆けつけてくれました!
お花と、ふっくらたまこちゃんをいただきました✨
多古と匝瑳はお隣なので連携して色々やっていきたいと思います♪



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匝瑳市地域おこし協力隊の鈴木さんも駆けつけて下さいました♪
これから何か一緒に楽しくやっていきたいです✨

と、いうことで匝瑳市ツアーなど開催するときには来て下さいね。

お楽しみに。









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2023年9月10日 (日)

秋の講座のお知らせ

砂町文化センターの講座募集開始になりました✨
座学①回、FW③回の全4回です。
FWはざっくりと逗子、横須賀、鎌倉となってます。お楽しみミステリーツアーです。
いつも来てくださる方は、だいたい目星がつくかもしれませんね🤭

今日から24日までの間にお申し込み下さい♪

先着順ではなく、抽選になります。
よろしくお願いします~。
https://www.kcf.or.jp/sunamachi/koza/detail/?id=2352


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2023年9月 5日 (火)

衣笠BASE vol.10のお知らせ

衣笠商店街さんとのコラボ企画「衣笠BASE」
今月も楽しく開催させていただきました✨

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今回は諸説有りの上野和田氏のお話などを。
和田義盛の弟の宗実が藤原姓大屋氏と繋がりがあるという系図もあり、そんな話から大屋氏を出自とする藤原秀康の話もしました。承久の乱で三浦胤義とともに、朝廷方のメインパーソンです。
あちこちの話をしながらも、根底では三浦氏になんらか繋がる話。

流山、多古、匝瑳、富津などなど、関係する各地の話に飛び飛びながらも何となくちゃんと繋がってます。多分(笑
今回も楽しんでいただけてたら幸いです✨

ということで、来月も開催させていただきます。
ぜひ、衣笠にお越し下さい✨


恒例のジャンケン大会では、前回の宣言通り「最初はグー」のあとはチョキを出しました。
フフフフフ。
私がグーを出す癖があることを読んでパーを出したみなさま、一瞬で敗北です笑
来月は何だそうかな。


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参加者のほぼ全員がお一人様参加なので、ぜひお気軽にお一人でお越し下さい。
毎回初参加の方が数名来てくださいます。初めてでも、おひとりでも参加しやすいです♪
話の内容は特に続き物ではないので、初めてのご参加は大歓迎です。
ぜひ、ご参加下さい♡

今月も埼玉県、千葉県、東京都からもお越しいただき、さらに岐阜県からもお越しいただきました~。
嬉しいです♪ありがとうございました。



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衣笠BASE vol10

日時:2023年10月12日(木)19時~21時

会場:コリアンキッチンsora

コリアンキッチン sora - 衣笠/韓国料理/ネット予約可 | 食べログ (tabelog.com)

会費:3000円(税込み)

※要予約。予約はコチラ⇒rekitoki@rekitoki.com

(お申し込みはメールのみの受付とさせていただきます。お名前と電話を教えてください)

※当日現金払い

※軽食付き

※ワンドリンク制(ドリンクは別途料金。個別会計)

 

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2023年9月 3日 (日)

衣笠商店街「三浦一族企画展」


衣笠商店街パネル展オープニングセレモニーで巴御前の甲冑を着させていただきました!

楽しすぎました。
衣笠観光協会、衣笠行政センター、衣笠商店街、その他関係者の皆様がこのようなイベントを無事に開催まで運営してくださいました。

企画監修をやらせていただき、いろんな提案をしましたが、それを具体的に形にするのは大変だったと思います。
素晴らしい催しが開催できて、関係者のみなさまには感謝の気持でいっぱいです。


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衣笠観光協会さんとは数年前から歴史ウォーキングツアーなどをやらせていただいてました。
その頃はまだ『鎌倉殿の13人』の大河ドラマも決まっておらず。
三浦一族って何?城って何?横須賀に幕末より前の歴史があったの?中世の歴史なんかじゃ人呼べないよ。
…そんな声や空気の中、地道に少しずつ色々な企画をやってきました。

そして、まさかの大河ドラマの発表。
鎌倉時代?え?主役が北条義時?えええ?三浦義村が山本耕史さん????
という嬉しすぎる悲鳴を上げながら、飛び跳ねて喜んだのを覚えています。

ドラマが始まってみれば、ドラマ史に残る名作で。
あんなに夢中になって胸が躍ったドラマはありませんでした。
しかも、三浦一族をとっても魅力的に描いてくれて。
鮮烈なインパクトを日本全国に刻むことができました。

このような100年に一度も訪れないような運の良さ、チャンスをいただいたので地元はそれを活かさないとバチがあたります。ドラマが終わっても今後何年も何十年も、三浦一族の歴史を語り継がないといけません。
次世代に繋いで、伝えないといけません。

そんな中、このようなイベントが実現したことに感動して、前日からスピーチ考えながらひとりで泣いてました笑
そして当日を迎えて感無量✨
数年前から地域のみなさまと取り組んできたことが大きな成果に。
これからもガンガン行きたいですね。

三浦一族の歴史は面白い、衣笠の歴史の豊かさはすごい!商店街はほんとに楽しい!
いい町です✨

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先頭を歩かせていただきました。
お隣は三浦一族伝説の棟梁三浦大介義明!
衣笠の名物店「玉寿々」の大将です。


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和田義盛公奥方!!!



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衣笠商店街のみなさまと。
三浦義澄役は「めがねの佐々木」の佐々木さん!
大将の風格です笑
「和菓子司いづみや」さんは佐原義連に!


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横須賀市消防団の音楽隊!
素晴らしかったー!
感動して泣きそうになった。
と、いうか『鎌倉殿の13人』のテーマが流れたとき、涙出た(T-T)
またご一緒させていただきたいな。
素晴らしい演奏でした✨



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ギャラリートークも甲冑のまま。
15キロが肩に食い込んで。
普段から鍛えてて良かった笑

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J:COMさんも取材に来て下さいました✨
9月16日、17日の「WEEKLYトピックス」で放映されるとのこと。

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神奈川新聞にも載せていただきました✨

パネル展開催中はいろいろなイベントあります。
〇9/22パネル展ギャラリートークやります。以下の3回やります。

11:00-、13:00ー、18:00ー
※この日は1日会場にいます。
特別に時間延長で18:00の回もあります。お仕事の後にどうぞ。

〇10/22パネル展企画で歴史ツアーやります。
ツアー募集開始になったらまた告知します。

衣笠商店街にGO!

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2023年9月 2日 (土)

ゆうゆう10月号インタビュー記事掲載のお知らせ

9月1日に発行された「ゆうゆう10月号(主婦の友社)」にインタビュー記事が掲載されました。
「初心者でも楽しめる 歴史の舞台を訪ねて名城を巡る」という記事です。
お城初心者向けなので、姫路城や彦根城などの現存天守が残る城や駿府城が取り上げられています。
その中になんと…!
衣笠城を入れてもらいましたー!
それほどの価値がある城なのですよ、衣笠城は✨
ぜひ、読んでみてください♪

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また、広報よこすかに記事書いていただきました。
こちらはネットでも読めます。
よろしかったらぜひ。

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https://yokosuka.actibookone.com/content/detail?param=eyJjb250ZW50TnVtIjozNDM5ODh9&detailFlg=1&pNo=4



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2023年8月31日 (木)

9月の予約可能ツアーのお知らせ

8月も今日で終わり。明日から9月です✨日中はまだまだ暑いですが、夕方の風はすこし心地よくなってきた気がします🌀

9月3週目からはツアーが目白押し!
みなさまと楽しく歩ければと思います。

9月のツアーで予約可能なものをお知らせします。
9月19日(火)逗子神武寺ツアー(主催KKR逗子松汀園)
9月26日(火)茅ヶ崎懐島ツアー(京急百貨店COTONOWA)
もし良かったら是非お越し下さい✨
これ以外は今のところ満席です。

神武寺ツアーはお昼からスタートで、ツアー後にものすごく美味しい会席料理付です。
ツアーと食事付でなんと6800円です。

食事しながら、歴史の話もしますので目一杯楽しんでいただけます♪かなりのオススメツアーです。
詳細は添付チラシをご覧下さい。
お申し込みお問い合わせはKKR逗子松汀園まで。
046-871-2042

茅ヶ崎懐島ツアーは大庭景親の兄懐島(大庭)景能の居館伝承地などを歩きます。
こちらも楽しいコースです。詳細は以下のサイトをご覧下さい。
https://www.cotonowa.jp/cotonowa/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=1187408

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2023年8月30日 (水)

活動を取り上げていただきました!

平凡社新書
「我がまち」からの地方創生

初代地方創生大臣の石破茂さんと作家神山典士さんの共著です。
本の中では、各地で様々な切り口から町おこしや地域振興に携わっている方を紹介しています。

まず、帯で胸熱です。
「故郷への愛は秘めなくていい!」
これだけで、グッときます。

私も地域の歴史や城を語ると、自分が1番感動して、何度も話している話なのに胸が熱くなります。
そういう想いをストレートに伝えるから、きっと共感してくれる方がいるんだと思います。

特に三浦一族に対する愛は年々溢れていき、その気持が周囲に伝染してとてもいい輪が広がっています。
まさに、「故郷への愛は秘めなくていい!」この言葉に尽きるのです。

この本の中でなんと17ページにわたり私の取り組みを紹介して下さいました。
活動に対する想い、故郷への愛、それを形にするきっかけを作ってくれた三浦一族への感謝、そのような私の気持を丁寧に書いてくださいました。
とても嬉しいです。何度も読み返しました。
石破茂さんと神山典士さんには本当に感謝です!ありがとうございますーーー!✨
石破さんと神山さんは地域の目線でしっかりと、想いや活動を汲み取ってレポにしてくれています。
お二人の地方創生に対する考えも共感できて、読みやすく、面白いです。

私以外にも、素敵な活動されている方がたくさん登場しています。
地域の取り組みをするのに、とても参考になる本だと思います。
各地域ごとの特色を活かしたユニークな取り組み、特色を活かすということはその地域を大好きだから知り尽くしているということ。その想いをひとりでも多くの方に伝えたいという気持からの行動です。
その行動を起こすときに何を切り口にするのか、ひとつの点を何と結びつけ立体化し、地域の魅力を浮き上がらせるのか。

私もまだまだ足りませんが、この本から勇気をいただき元気が出ました。
もっと知恵を絞って頑張ろうと思います。

西川貴教さんの活動もユニークで真摯で本当に素敵✨
読み応えバッチリの本ですのでぜひ読んでみてください。




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2023年8月24日 (木)

岩ヶ崎城の御城印発行

千葉県香取市の岩ヶ崎城御城印が発行になりました。
岩ヶ崎城は鳥居元忠ゆかりの城。
いま、大河ドラマでとても目立ってるカッコイイ鳥居元忠ゆかりの城です。
(鳥居元忠ゆかり、2回言いました笑)

1590年の小田原合戦後に、徳川家康が関東に入ってくると、自分の家臣団を関東の要所に配置しました。
本多忠勝を大多喜城、鳥居元忠を岩ヶ崎城、三浦重成を大網(佐倉などもふくめ)、井伊直政を箕輪城などに。

岩ヶ崎城に入った鳥居元忠はここから伏見城の戦いに出陣。
そこで討ち死にを遂げました。
岩ヶ崎城はあまり知られていませんが、とても面白い歴史を秘めた城なんです。



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また、香取市は9月9日に講演会もあるので、ぜひフラリとお越し下さい。
講演会情報はこちら。
香取市講演会のお知らせ: 山城ガールむつみの出陣ノススメ (cocolog-nifty.com)



岩ヶ崎城の御城印は8月26日(土)から販売開始です。
お城の説明と販売情報は以下です✨


【岩ヶ崎城のご説明】千葉県香取市
岩ヶ崎城は、かつての内海「香取の海(現利根川)」に向かって伸びる台地の北端に築かれました。城山の標高は30m程ですが、湿地や湖沼、海に囲まれた要害だったと考えられます。現在、城山には稲荷神社と愛宕神社が祀られています。周辺には「城之内」「堀之内」「カラ堀」「大手」「若殿宿」などの地名が残っています。

現在でも千葉県と茨城県の県境にあたる岩ヶ崎城は、中世期においても下総国と常陸国の国境にあたることからも、岩ヶ崎城の緊迫した状況が推察できます。
岩ヶ崎城の詳細は不明ですが、千葉一族国分氏が築城に着手した可能性はありそうです。国分氏の本城は矢作城(大崎城)ですが、水運の抑えのため、さらには国境の防衛のために岩ヶ崎城を築城したとも考えられます。国分氏の主家である千葉氏が小田原北条氏の配下となると、国分氏も北条氏に属しました。そのため、岩ヶ崎城も北条氏方の城として、里見氏や正木氏、さらには常陸国の佐竹氏に備えたと考えられます。

天正18年(1590年)の小田原の役によって北条氏が滅び、関東に徳川家康が入部すると、岩ヶ崎城には家康配下の鳥居元忠が入り、下総矢作藩4万石が立藩されました。元忠は藩統治の拠点のひとつとして岩ヶ崎城の大規模な改修整備を始めたとされています。おそらく、常陸国佐竹氏への備えだと推察されます。
しかし、関ヶ原の戦いの前哨戦にあたる伏見城の戦いで元忠は戦死。これにより、岩ヶ崎城の改修が中止され、元忠の息子忠政が磐城平藩へ移封されると、矢作藩は廃藩となり、岩ヶ崎城は廃城となりました。

 

【御城印のご説明】
要害性の高い岩ヶ崎城の御城印には、海に向かって突き出す城山の地形がわかる地図をデザインしました。
そして、千葉一族国分氏ゆかりの城であるため、千葉一族の家紋「九曜」を配置しました。あわせて、天正18年以降に入部した鳥居氏の家紋「竹に雀」「鳥居」を配置しました。

また、徳川家康から信頼の厚かった鳥居元忠ゆかりの城であることから、元忠の所用兜「鉄錆地椎実形兜」、所用籠手「袖付三本筒籠手」をモチーフにしました。これらは、元忠を祭神とする栃木県都賀郡壬生町に鎮座する精忠神社の社宝です。さらに鳥居元忠画像(壬生町・常楽寺所蔵)をモチーフにしました。
壬生は岩ヶ崎から陸奥国磐城平藩、出羽国山形藩、信濃国高遠藩、能登国下村藩、近江国水口藩への転封を経て、正徳2年(1712年)に鳥居家が入封した地であり、明治維新を迎えた地です。



販売情報
〇道の駅水の郷さわら
千葉県香取市イ3981-2
電話0478-50-1183
営業時間 8時から18時 年中無休

 

〇寺嶋陶苑
千葉県香取市小見川268
電話0478-82-2322
営業時間 8時30分から18時30分 水曜日定休

 

〇まるごとしすい
千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 
043-376-6810
営業時間 9時~18時 
定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)

 

 

 

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2023年8月22日 (火)

匝瑳市シティ・アンバサダー

このたび、千葉県匝瑳(そうさ)市の観光大使「匝瑳市シティ・アンバサダー」に就任させていただくことになりました✨
匝瑳市では匝瑳城郭保存活用会のアドバイザーをやらせていただいており、ツアーや講座講演、各催しなどでお世話になってます。
匝瑳市は九十九里浜に面した風光明媚かつ歴史深い場所です。

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匝瑳には椿の海という内海がかつて存在したため、荒波や岩礁を避けて通る内陸太平洋航路のルートにあたるとされています。そのため、椿の海の沿岸ラインには城がたくさん築かれました。
さかのぼれば、平安時代初期には鎮守府将軍を務めた物部匝瑳氏が匝瑳を拠点とするなど、東北地方と関東を結ぶ重要な玄関口でした。

中世から戦国時代には諸々の勢力が入り交じる要衝地になり、江戸時代には日蓮宗の檀林「飯高檀林」が繁栄した地でもあります。
とにかく歴史コンテンツが満載!
三浦一族ゆかりの養珠院(家康の側室・お万の方)ゆかりの場所でもあり、個人的には色んな縁を感じる場所です。
そんな匝瑳市で、観光大使(匝瑳市シティ・アンバサダー)をやらせていただけるとは大変光栄です✨
微力ながら、匝瑳市の魅力を少しでも発信できるように頑張ります!

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今回は千葉城郭保存活用会および、匝瑳城郭保存活用会共同主催で匝瑳市シティ・アンバサダーの就任記念講演会&トークショーを行います。匝瑳市の歴史の魅力や、地域振興の可能性などについてお話しさせていただきます。
 よろしかったらお越し下さい✨

 

日時:令和5年9月6日(水)18:30~20:00

場所:JR総武本線線飯倉駅前徒歩1分 

社会福祉法人九十九里ホーム 地域交流センター ナザレの里ホール

定員:80名(下記の申し込み先着80名:なお当日残席がある場合は、当日会場受付も行います。)

入場料:匝瑳城郭保存活用会会員は無料 会員以外は1,500円

申し込み方法
以下のメールアドレスに住所、氏名、年齢、電話番号を明記の上、匝瑳市シティアンバサダー就任記念講演会等参加希望と記載いただき、送信ください。

メールアドレス⇒sosajokaku@gmail.com

 本件に対する問い合わせ先 都祭:090-8746-0994、小室:090―3084―1258

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2023年8月20日 (日)

三浦一族パネル展とセレモニーのお知らせ

今年も開催されます。
三浦一族パネル展!!
パワーアップして、51日間の開催です✨

パネル展のパネルも一部ですが、新しく作り直しました!
ぜひお越し下さい。

そして、さらに今年はオープニングセレモニーを開催します!!
わたくし、巴御前の甲冑を着させていただきます♡
プチパレードと消防団の楽団によるミニコンサートの催し。
楽しみです。

オープニングセレモニーは9月2日(土)10:15から30分程度です。
詳細はチラシをご覧下さい。

他にも会期中にたくさんのイベントあります。
9月22日(金)は私もギャラリートークやります。
10月22日(日)はクロージングセレモニーで歴史ウォーキングツアーやります。
ツアーの告知はまた後日しますね。

では、9月2日のオープニングイベント、衣笠商店街でお待ちしてまーす♡
ちなみに、午後は14:00からヴェルクよこすかで三浦一族研究会の講座があります。
三浦一族研究会講演会のお知らせ: 山城ガールむつみの出陣ノススメ (cocolog-nifty.com)

午前午後フルで三浦一族お楽しみ下さい✨


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2023年8月19日 (土)

かながわ考古学財団 記念シンポジウムのお知らせ

公益財団法人かながわ考古学財団設立30周年 記念シンポジウム

小田原北条氏の境目の城

開催されます✨
イベント講演で登壇させていただきます。

私はどちらかというと、地域振興の取り組みについてのお話が主になります。
「歴史をテーマにした地域活性化の取り組みについて」がタイトルです。

河村城、河村新城ではお仕事させていただいてますし、河村新城は山北町さんの制作動画に携わらせていただいてます。

なので、今回のお声かけはとても嬉しいです。
こんな素晴らしい方々とご一緒させていただけるなんてとても嬉しいです✨
頑張ります!

  津久井城(相模原市) 齊藤 真一(相模原市教育委員会)
  河村新城(山北町) 相良 英樹(公益財団法人かながわ考古学財団)
 
河村城(山北町) 加藤 拓也(足柄上郡山北町教育委員会)
  山中城(静岡県三島市) 寺田 光一郎(静岡県三島市教育委員会)
  戦国山城の貯蔵施設について 中井 均 氏(滋賀県立大学名誉教授)


会場相模女子大学グリーンホール(相模原市文化会館)
日時2023年10月21日(土)
開催時間10:00~17:00
主催公益財団法人かながわ考古学財団共催相模原市教育委員会・山北町教育委員会
参加方法は下記サイトから。
【申込期限】9月22日(金)23:59まで
※申込み多数の場合は抽選で1,000名様ご招待します。

小田原北条氏の境目の城 │ かながわ考古学エキスポ - 公益社団法人かながわ考古学財団 (event-annai.com)

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2023年8月18日 (金)

香取市講演会のお知らせ

香取市で講演をやらせていただきます。
香取市教育委員会主催で、私は講演と文化財担当者とトークショーで登壇いたします✨

9月9日(土)
13:30会場、14:00開演です。
小見川市民センター(いぶき館)多目的ホールです。
定員500名・予約不要。
駐車場もありますし、電車だと小見川駅が最寄り駅です✨

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周辺には小見川城、小見川陣屋(橋向城)、下小川城などお城もたくさん。
お城とセットでお越し下さい♪

 

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2023年8月14日 (月)

衣笠商店街パネル展のお知らせ

9月2日から10月22日の間、衣笠商店街でパネル展が開催されます✨
大河ドラマ終わった後も、三浦一族に因んだ催しが継続されるのは嬉しいし、これをずっと続けられるように頑張りたいですね。
今回も衣笠観光協会、衣笠行政センター、衣笠商店街のみなさまたちと楽しいパネル展になるように取り組ませていただきます♪
新しいパネルもいくつか制作しました。
お楽しみにー!

詳細はまたお知らせしますが、初日9月2日(午前中)にオープニングイベントがあります。
私も甲冑(巴御前の)着させていただく予定です😆是非お越し下さいませ♡
他にも会期中にいろいろなイベントあります。私もギャラリートークやツアーやらせていただきます。
お日にちはまた告知が出次第お知らせします。

ちなみに、9月2日の午後は三浦一族研究会の講演会があります。

コチラも合わせて是非どうぞ。
午前午後フルに三浦一族をお楽しみください♪

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あと、9月4日の衣笠BASEもぜひ。
絶賛受付中💨

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2023年8月10日 (木)

衣笠BASEvol.9告知

衣笠商店街さんとのコラボ企画「衣笠BASE」
今月も楽しく開催させていただきました✨

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今回は夏休みということもあって、40名さま、満員御礼でした。
ありがとうございました。
初参加の方も10名ほどいて、どんどん輪が広がっていくのが嬉しいです。

県外からご参加の方は「初衣笠」という方もいて、「衣笠商店街すごい」とか、「三浦一族の面白さは最高!」とか言ってくださるので、私もとても嬉しいです。衣笠の魅力をひとりでも多くの方に知っていただけて幸せです♪

今回は小田原の役後に房総に入ってきた徳川家康家臣の三浦氏についてお話しました。
大網・佐倉周辺の三浦重成、矢作に入ってきた三浦正次、この辺を。
この話は今度の三浦一族研究会の講演でもっと詳しくお話しようかなと思ってます。

ということで、来月も開催させていただきます。
ぜひ、衣笠にお越し下さい✨

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恒例のジャンケン大会♪
最初にグーを出す傾向にあることに気づきました。
次は最初はグーのあとはチョキにしよう笑


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衣笠商店街の永治堂さんから毎回おいしい差し入れ♡
今回は水ようかんでした♡最高♪



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参加者のほぼ全員がお一人様参加です。なので、ぜひお気軽にお越し下さい。
さらに、 毎回初参加の方が数名来てくださいます。初めてでも、おひとりでも参加しやすいです♪
話の内容は特に続き物ではないので、初めてのご参加は大歓迎です。
ぜひ、ご参加下さい♡

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日時:2023年9月4日(月)19時~21時

会場:コリアンキッチンsora

コリアンキッチン sora - 衣笠/韓国料理/ネット予約可 | 食べログ (tabelog.com)

会費:3000円(税込み)

※要予約。予約はコチラ⇒rekitoki@rekitoki.com

(お申し込みはメールのみの受付とさせていただきます。お名前と電話を教えてください)

※当日現金払い

※軽食付き

※ワンドリンク制(ドリンクは別途料金。個別会計)

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2023年8月 6日 (日)

多古町「志摩城」ムービー公開

多古町「志摩城」のムービーが公開になりました✨
志摩城は名族千葉一族ゆかりの城です。

戦国時代が幕を開けると、千葉一族の中でお家騒動が起きました。
そのときに千葉一族本家当主胤直が逃げ込んだのが志摩城です。

志摩城は「島」と呼ばれる地域に築かれました。「島」はその地名の通り、水に浮かぶ「島」です。現在は干拓されて、周囲には水田が広がっています。かつての入江の名残りである栗山川が美しいエリアです。

そんな中世の歴史において大事な志摩城ではどんな歴史事件が起きたのでしょうか?
その歴史ロマンを感じる旅に出陣です!

地元の有志で構成された「多古城郭保存活用会」とコラボ製作です。

(13) 出陣のススメ!『志摩城と島の魅力』 - YouTube



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2023年8月 5日 (土)

長篠城&古宮城ツアー募集開始

募集開始になりました!
JRバス関東高速バスで行く奥三河です✨
新城市周辺です。

ものすごく楽しいツアーです。
土の城の傑作「古宮城」や、戦国ロマンの戦いの舞台「長篠城」、「長篠設楽原古戦場」、さらに鳥居強右衛門ゆかりの史跡など、盛りだくさんです。
長篠設楽原合戦のときの陣跡と伝わる寺社を丁寧に歩き、現地で歴史ロマンを楽しみましょう。

泊るホテルから設楽原の合戦地までの間には、信長方の陣地が点在します。
車でさっと回らず、歩いて歴史を楽しみます。
長篠城や合戦地が初めての方も、何度か行っている方も楽しんでいただけるコースです。

高速バスで行くので、時間は掛かりますが楽ちん。
お得に一泊二日の戦国合戦ツアーに出陣♡
http://www.jrbuskanto.co.jp/bus_tour/post_870.html

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2023年8月 4日 (金)

岡山県井原市に行ってきました

岡山県井原市にお邪魔しました。
人気のローカル線、井原鉄道沿線の歴史資源の掘り起こしということで遊びに(嘘です。ちゃんと調査です笑)行ってきました。楽しかったー。
井原鉄道は岡山県総社駅と広島県神辺駅を結ぶ鉄道。今回は井原鉄道で、ある楽しい仕掛けをやらせていただきます♡

10/14.15に面白い企画をやることになりました。詳細はまだ先の告知になりますが、ツアーもやります。興味ある方、空けといてください❤

古墳、備中国府、国分寺、総社など古代から、戦国時代にかけての歴史を知って楽しんでいただきたいなという企画です。地域の魅力満載にお伝えできるように頑張ります♪
井原鉄道ともコラボしますよー✨
乞うご期待。
10/14.15スケジュール調整お願いします笑

写真は猿掛城。

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武蔵七党を出自とする庄氏のお城。
戦国時代には毛利氏に奪われます。
豊臣秀吉の有名な備中高松城の水攻めの時、毛利輝元の本陣になった山城。
ツアーに組み込みたいと思ってます♪
お楽しみに❤

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2023年8月 3日 (木)

大網白里市の講演

千葉県大網白里市で講演やらせていただきました。
大網城の御城印発行がきっかけとなり、講演会が開催されました。
とても嬉しいです。

大網白里市HPにも記事が掲載されました✨
令和5年度市民公開講座「大網城御城印発行記念 歴史講演会&トークショー」について | 千葉県大網白里市公式ホームページ (oamishirasato.lg.jp)



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定員の150人を超えるお申し込みをいただき、当日は200名くらい来てくれました。
市内の方が6割くらい。地元の方が来てくれて嬉しい。

市民の方に興味を持っていただきたくて、このような活動をしています。

なので、今回のように「御城印発行記念講演会」なんていうタイトルは感動です✨
ひとりでも多くの方にまず興味を持っていただく。
これが一番大事だし、難しいと思ってます。
興味持てば、自分で調べるし、勉強するし。
まずは最初の一歩を、私の活動の何かがきっかけになれば良いなと思っています。
ひとりでも、それぞれの地域の歴史を大切にする人が増えればいいなと。


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私は「山城の楽しみ方と地域に魅力が詰まった御城印」というタイトルでお話しさせていただきました。
とにかく地元に興味を持っていただけるように、私が大網城周辺を歩いて楽しかった地元目線のお話しを。



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生涯学習課文化財担当の武田さんとトークショー。
最近、講演会のときに学芸員の方や教育委員会の方とのトークショーをご提案させてただいてます。
このような方々が講演や講座でなくて、もう少し砕けたトークショーという形でお話してくれるのが私はとても大事だと思ってます。(ご本人達はイヤかもしれませんが笑)

このようなラフなお話しや空気が、一般の方が歴史を身近に感じ、文化財行政を身近に感じるキッカケになると思ってます。
なので、楽しく、興味深いお話しをトークショーでできるように心がけています。
そして、みなさん素敵な方ばかりなのでその魅力も伝えたいなと。
熱い想いでお仕事しているのが伝われば良いなと。

ということで、今回も楽しかったです♡
武田さん、ありがとうございました。
(武田さんは上総武田、長南の武田さんなんです!これだけで胸熱!)


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2023年8月 2日 (水)

金谷城で夏休み!親子講座

金谷城で「夏休み!親子講座」をやらせていただきました。
金谷城は東京湾フェリーの金谷港を見下ろすようにそびえる海城。海の見張りや湊を管理していたのでしょう。
そんな金谷城の跡地にはTJKリゾート金谷城をいうリゾート施設が建っています。
会員制のため、普段は立ち入り不可。
そんな中、御城印発行を契機に限定公開や、特別講座などをやらせていただいてます。

今回は親子参加の特別講座でした。
なんと、150人近くも応募があったそう。嬉しー♡
ということで、この暑い中、元気に講座やってきましたー✨


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1日目・お城の楽しみ方と金谷城を学ぶ講座
2日目・班に分かれて自由研究
楽しかったです♪

金谷城は「英雄たちの選択」にも取り上げられていましたが、立地や景色から「THE海城」を感じ、ワクワクする城です。

子供たちからも、「城って楽しい!」「金谷城かっこいい」「山城歩きはアドベンチャーで面白い」とかお言葉をいただいて嬉しかったです🙌

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TTJKリゾートさまとは今後も色々と取り組ませていただきますので、限定公開などもお楽しみに。
なんと、金谷城の動画も制作中です。乞うご期待!

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2023年8月 1日 (火)

さちこさんと「しろうたカフェ」

萩原さちこさんと、しろうたカフェでトークショーでした。
楽しかった。
お題は「籠城」

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何話そうかなと、籠城についていろいろ考えてみた。
さちこさんは戦国期のお話しするだろうから、私は趣向を変えて平安時代にしようかなと。
おや?歴史に残る籠城戦が身近にあるではないですか!!

はい!そうです。立派な籠城戦です。
「衣笠合戦」
おもしろい。籠城というタイトルで考えると、また衣笠城が違ったように見えてきます。
考えてみたら、一次資料で確認できる最古の籠城戦のひとつではないかしら?
あとは後三年の役。金沢の柵の戦いが籠城戦、兵糧攻め。

しろうたカフェからいただいたお題でしたが、面白い切り口で、当日を迎える前からかなり楽しめました。(ひとりで)
あと考えてみたら、最長の籠城戦のひとつが「新井城の戦い」では?

しかも新井城って、当時は「三崎要害」と感状に出てくる。新井城の名前は登場しません。
三崎要害ってどこ?
一般的に現代においていわれる新井城を含めるエリアなのは分かるけど、本当にあの岬状の突端の部分だけ?
外引橋と陣場の関係はどうなの?
などなどと考えると、新井城の戦いも籠城戦として見るのも楽しいし、「城」とは?「要害」とは?
という目線でも、楽しい。
コレについては、以前からかなり考えているけど、まだ答えは出ない。

そんな話もトークショーでお話しながら、あっというまの時間でした。
あとは、籠城からの避難の話。
私の近年のホットトピックは「地下式坑」。
書くと長くなるので書きませんが、とにかく色々な気づきがある楽しいお題をいただきました✨

さちこさんは、豊臣秀吉による鳥
取城攻めの話や織田信長の小谷攻めの話などをしてくれました。
城と城を囲んでる側の戦いということではなく、おおきな勢力のもっと広範囲に及ぶ組織された戦い。
籠城戦というか、国家規模に近い軍隊の包囲網。
籠城戦をしようとしたのではなく、結果として籠城せざるを得なくなってしまった城。
そんなお話しもとても楽しく、イベントのあとも遅くまで二人で語り合ったのでした🍷

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2023年7月31日 (月)

3回も講演やらせていただきました!

横須賀法人会さまにお呼びいただいて、6月7月と3回に渡りお話しさせていただきました✨
1回は法人会の会員向け講演、1回は横須賀法人会南西地区の講演会で一般の方も参加OKではまゆう開館で、1回は横須賀法人会女性部の講演会で一般の方も参加OKで横須賀商工会議所大ホールで。

①よこすか平安閣

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②はまゆう会館
※子どもの時にピアノの発表会で何度も来た会場。懐かしい!感無量!
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③横須賀商工会議所
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3回のうち2回が一般の方の参加もOKだったの、たくさんの人に聞いていただくことができました🙌
延べ500人近く🙌
地域の歴史の魅力と大切さを広く知っていただきたいので、このような機会いただけたことは本当にありがたいです。
歴史や城は地域資源なので、みんなで愛して楽しみたいと思います。
どの地域にも、どこにも負けないそれぞれの歴史があるので、あちこちに行って色々楽しみながらこのような活動を続けたいと思います🙋‍♀️
全国どこでもお邪魔しまーす🙋‍♀️
地道な活動にはなりますが、地域に足をつけた一歩一歩の取り組み、しっかりやっていきたいと思います。

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横須賀法人会南西地区のみなさまと。
お世話になりました✨


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横須賀商工会議所にてパシャリ。
※なにかこぼしたわけではありません。ペットボトルの水滴です笑

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2023年7月28日 (金)

那珂川町ツアー再募集

那珂川町ツアー再度告知です。
現地集合時間の質問いただいたのでこちらでご案内。
とっても良いツアーなので、是非お越し下さい。
せっかくのツアー、満席にならないともったいないので再告知です。

JR氏家駅に10:06到着の電車があるのでそれできていただければOKです。それより早く来る必要はありません。
逆算すると、東京を7時半頃、横浜を7時過ぎ頃の電車で宇都宮まで来て乗り換えれば間に合います。
意外と朝はそんなに早く出なくても間に合います。
氏家駅からは観光協会の送迎があるので楽ちんです。

9月23日満員
9月30日2名空きあり(7月28日現在)

このツアーは武茂城と唐の御所をメインとするツアーです。
武茂城は宇都宮一族武茂氏の城で、那須氏や佐竹氏との最前線緊迫地帯。
巨大山城なので、山城の醍醐味満載。じっくり歩いて堪能します。

唐の御所は横穴墳墓。切妻型の精巧に掘られた石質に感動します。
普段は一切見学不可の国指定史跡。これは見学しないともったいない!
ぜひ!!!✨


集合解散場所・JR氏家駅 AM10:15集合(10:06に着く電車でOK)・PM16:30頃JR氏家駅にて解散

募集人員・各回10名 (先着順)

参 加 費 ・9,000円 (ガイド料・保険料・昼食・お土産・送迎付)

申込方法・観光協会ホームページツアー申込みページから
ツアー|那珂川町観光協会オフィシャルサイト (nakagawamachi-kanko.org)

問 合 せ・栃木県那珂川町観光協会 0287-92-5757 
観光協会HP:https://nakagawamachi-kanko.org/

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2023年7月20日 (木)

野手城の御城印発行のお知らせ

今月も新しく御城印が発行されます。
7月22日(土)販売開始です✨

千葉県匝瑳市の野手城です。
千葉常胤の甥にあたる胤知が野手を領し、野手氏の祖となったとされています。
戦国時代には「野手合戦」と呼ばれる戦いの舞台になりました!

遺構は少ないですが、地名や城下の雰囲気から戦国時代を感じることができます。
野手城の詳細や御城印情報は以下をご覧下さい✨



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【野手城のご説明】千葉県匝瑳市
野手城は九十九里浜の野手浜海岸から約2km内陸に入った野手に築かれました。野手周辺は九十九里浜と北側の丘陵部との間に位置する低湿地帯ですが、野手城は砂州の微高地をうまく利用して築かれています。
現地に野手城の遺構はほとんど残っていませんが、地名や街道から野手城の姿を想像することができます。野手集落のほぼ中央に「御城」という字名が残り、他にも「東門」「上の馬場」「大門」「前古屋」「宿」などの字名が残ります。これらから、中世期における野手城と城下集落を偲ぶことができます。

地元の伝承によれば、かつての野手城は内堀、中堀、外堀に囲まれた広大な城だったといいます。まさに三重の堀をもつ堅固な城郭で、内堀に囲まれた正方形の空間が「御城」と呼ばれる主郭だったと伝わります。

『千葉大系図』によると、千葉常胤の弟椎名胤光の第2子の胤知が野手を領し、野手次郎胤知と称したとされます。野手城の築城に関する詳細は不明ながら、この胤知の系統が野手城を築き、居城としたと伝わります。

天文4年(1535年)、古河公方足利晴氏と小弓公方足利義明の対立に端を発した「野手合戦」が起きました。小弓公方方の八日市場城主押田氏が古河公方についた野手氏の居城野手城に攻め寄せ、野手氏当主義長と子義治らが討ち死にしたとされます。これにより、野手城は押田氏の城となり、八日市場城周辺は押田氏によって掌握されました。

野手合戦において当主父子が討ち死にした野手氏ですが、義長の弟義通が常陸国江戸崎へ逃げ、小田城を居城とする小田氏治に仕えたとされます。小田氏没落後は常陸国下妻を領する多賀谷氏に仕えたとされています。

 

【御城印デザインのご説明】
野手城は城郭遺構こそ残っていないものの、周辺には城郭の存在を示す地名が数多く残ります。「字御城」の南側には街道が通り、それに沿って宿が形成されていたと思われます。現在もこの街道沿いには人家が密集しており、「宿」の字名が残ります。さらに、この街道は現在も鍵型の屈曲を伴う道筋になっており、敵に攻め込まれにくい防衛の意図が見て取れます。このように、地名やいまに残る街道から当時の城下の様相を窺い知ることができます。御城印には、このような野手城の城下の構成がわかる地図をデザインしました。
また、「野手合戦」において、野手氏が戦った押田氏の居城である八日市場城と野手城の位置関係が分かる地図も御城印にデザインしました。
あわせて、野手氏の出自である千葉一族の家紋「月星」と、野手氏の家紋「九曜」をモチーフにしました。


販売場所
〇そうさ物産センター匝りの里(めぐりのさと)

千葉県匝瑳市八日市場イ137-1

電話番号 0479-73-5015

営業時間9時から18時

年中無休

〇まるごとしすい

〒285-0912

千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 

043-376-6810



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2023年7月16日 (日)

栃木県那珂川町「武茂城&唐の御所」ツアー募集開始のお知らせ

那珂川町ツアー募集開始のお知らせです。
なんと!
各日、限定10名様のプレミアツアーです✨

巨大城郭「武茂城」の謎に迫る!
城郭&歴史・産業遺産ツアー

名族宇都宮一族 武茂氏の居城「武茂城」に出陣。
武茂城の城下町として発展した馬頭の街並みと寺社仏閣もめぐり、歴史を楽しみます。
さらに古代の歴史ロマンが眠る横穴墓「唐御所(国指定史跡)」や、産業遺産「小砂石」の採石現場跡を見学します。

今回は戦国時代の山城「武茂城」、精巧に掘られた古墳時代の横穴墓「唐御所」をメインにしたツアーです。
武茂城は、東城、西城、乾徳寺、馬頭院からなる巨大城郭です。ツアーでは、当時の武茂城の姿に迫ります。
さらに、中世城下町として発展した馬頭を歩きます。中世から踏襲されている街道を歩くことで、タイムスリップ気分を味わえます。
中世から近世近代、そして現代へと引き継がれる歴史・産業遺産をめぐりましょう。脈々と繋がる那珂川町の歴史や石文化に触れる盛りだくさんのツアーです。
武茂城の面白さ、古代遺跡「唐の御所」の鳥肌が立つような感覚を一緒に楽しみましょう♡

那珂川町は交通の便があまり良くなくて行きにくいですが、今回は氏家駅の送迎付。
この機会に是非、那珂川町へ!

私自身、いまから楽しみです。
学芸員の初井さんも同行してくれて、何でも質問できちゃうスペシャルツアーです。

開 催 日 ・第1回 9月23日(祝・土) 第2回 9月30日(土) 

集合場所・JR氏家駅 AM10:15集合、PM16:30解散(送迎)

募集人員・各回10名 (先着順)

参 加 費 ・9,000円 (ガイド料・保険料・昼食・お土産・送迎付)

申込締切・定員になり次第

申込方法・観光協会ホームページツアー申込みページから
ツアー|那珂川町観光協会オフィシャルサイト (nakagawamachi-kanko.org)

問 合 せ・栃木県那珂川町観光協会 0287-92-5757 
観光協会HPhttps://nakagawamachi-kanko.org/




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ちなみに、那珂川町では11月4日(土)、11月23日(祝・木)に「那須神田城&那須官衙ツアー」があります。こちらも面白い!募集開始はまだですが、お日にちだけお知らせ♪お楽しみに。

 

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2023年7月14日 (金)

衣笠BASE vol.8のお知らせ

今月も衣笠BASE楽しく終わりました✨
三浦一族本拠地「衣笠」で月に1回。
衣笠商店街のみなさまにご協力&協賛いただき、開催させていただいてます。

今回も30人満員御礼でした。
ありがとうございます。


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衣笠商店街はプラプラ歩いてるだけで本当に楽しい。
アーケード商店街にはたくさんのお店。活気に溢れ、ここにきたら揃わないものはないほど。
三浦一族の垂れ幕などが飾られていてワクワクします。

この盛り上がりがずっと続くように頑張ります💨
商店街のみなさまにもご協力いただき、引き続き盛り上げましょう🔥




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注)ヤーヤーヤーではありません。
ジャンケン大会です笑

今回のじゃんけん大会の景品は、関ヶ原古戦場記念館で買った平塚為広のクリップでした。
平塚氏は三浦一族ともいわれてるので、衣笠BASE景品用に関ヶ原ツアーのときに買いました。
今月の勝者はT岡さんでした♡



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今回は三浦海岸付近の沿岸部のお話などを。
古代の氷蛭郷周辺を地形から古代集落を推測したり、地図を見ながら街道をたどってみたり。

横穴墳墓や、戦国時代の戦いの話まで盛りだくさんのエリア。
上総氏とも繋がるのエリアなので、上総広常や弟の金田頼次の話も。
上総氏の本拠、いまの長生郡あたりの話もしました。

上の写真は数日前にそのエリアを歩いたときの写真。
三浦義村のTシャツ着てツアー歩いたので、嬉しくてパシャリ。



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この辺が氷蛭郷の中心集落かなと。
「蛭田」「殿畑」などの地名が残り、古い神社もある。
「金田」という地名で、金田頼次との関連も感じられる沿岸部。
書くと長くなるので、ツアーとかでお話します。



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今回の衣笠BASEでは韓国風巻き寿司や、韓国風唐揚げなどが出ました。
シンプルですが、ひと味ちがって美味しいsoraさんの料理✨
ビールとも相性抜群♪


ということで、来月もそんな楽しい衣笠商店街で衣笠BASE開催させていただきます。
日程決まりました♪
8月9日(水)です。
 

参加者のほぼ全員がお一人様参加です。なので、ぜひお気軽にお越し下さい。
さらに、 毎回初参加の方が数名来てくださいます。初めてでも、おひとりでも参加しやすいです♪
話の内容は特に続き物ではないので、初めてのご参加は大歓迎です。
ぜひ、ご参加下さい♡



As

衣笠BASE vol.8

日時:2023年8月9日(水)19時~21時

会場:コリアンキッチンsora

コリアンキッチン sora - 衣笠/韓国料理/ネット予約可 | 食べログ (tabelog.com)

会費:3000円(税込み)

※要予約。予約はコチラ⇒rekitoki@rekitoki.com

(お申し込みはメールのみの受付とさせていただきます。お名前と電話を教えてください)

※当日現金払い

※軽食付き

※ワンドリンク制(ドリンクは別途料金。個別会計)




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2023年7月12日 (水)

流山市立中央図書館歴史講座のお知らせ

流山市立中央図書館歴史講座のお知らせ✨
8月19日(土曜日) 、8月26日(土曜日)の連続2回講座です。

流山市でも花輪城、前ケ城という2城の御城印を発行させていただいてます。
今回は流山市内だけでなく、千葉県の他の地域の歴史やお城の紹介もしながら楽しくお話したいと思います。
千葉一族の城や歴史、太田道灌と千葉県の繋がり…。もりだくさんです♪

お申し込み開始は7月22日の9時からです。
ぜひ、お申し込みください✨
会場は流山市文化会館(流山市中央公民館)です。

中央図書館 図書館歴史講座「千葉県のお城の魅力と楽しみ方」|流山市 (city.nagareyama.chiba.jp)



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2023年7月 8日 (土)

大庭城ムービー公開

神奈川県藤沢市大庭城跡PR動画が公開になりました。
城組で製作させていただきました。

「〜城組とめぐる〜 湘南の名城 いざ、大庭城跡へ!」
大庭城の歴史と魅力をたっぷりお届け。
ぜひ、ご覧ください✨
youtu.be/AIy_iR9nWyA

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大庭城はツアーでもしょっちゅう訪れるお城。
大好きな城だけに、公開開始になって感無量です。

関東の動乱期においてとても重要なお城ですし、住宅街で壊されているとはいえ、遺構の残りは良好です。
扇谷上杉氏の拠点であり、太田道灌の伝承も残ります。

調査から、腰曲輪と思われていた場所に堀が入っていたこともわかり、ますます面白くなってきました。
これを機にもっとツアーなどで訪れたいと思います。

とにかく動画みてください。
すごいです♡

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三浦一族研究会講演会のお知らせ

三浦一族研究会 令和5年度学習講座のお知らせ✨

「いざ、出陣!城でめぐる戦いの舞台」
2回連続講座やらせていただきます。
会員じゃなくても受講できます。
1回でも参加OKです。

①8月27日(日)14:00-15:30
②9月2日(土)14:00-15:30
場所:ヴェルク横須賀6階ホール
※予約不要・200名定員

三浦一族研究会会員 500円
会員じゃない方   1000円
※1回参加も2回参加も料金同じ

暑いので室内で楽しみましょう。
何お話ししよう?
楽しみです♪
ガラガラはさみしいので、奮ってお越しください❤
詳細は添付チラシをご覧下さい。




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2023年7月 3日 (月)

ガタゴトバスツアー募集開始のお知らせ

JRバス関東と千葉城郭保存活用会のコラボ企画。
ガタゴトバスツアー!
募集開始になりました✨

9月24日(日)
大網駅に集合して、ガタゴトと大網城、成東城、松尾城などをまわります。
大網城は酒井氏の戦国の城。土気酒井氏の支城と思われ、酒井氏の家臣が大網城に入り、土気城の外郭部を守っていたと思われます。
江戸時代に、実は三浦氏が大網に入ってます。なので、ツアーでは大網藩主三浦氏のお墓参りもします✨

この周辺は街道沿いにあたるため、お城がたくさん。
今回は街道沿いに成東城までガタゴト進み、地域の歴史を見て回ります✨

成東城は千葉氏に属した城で、戦国時代の空堀や遺構を良好に残します。
土気酒井氏、東金酒井氏、千葉氏などの勢力が入り混じる楽しいエリアです。

松尾城は明治になり、掛川藩が移住してきました。そして、立藩されたのが松尾藩(太田藩)です。
藩の政庁は未完ですが、土塁などが残り、面影を偲ぶことができます。
掛川城は太田道灌の系統である太田氏の藩だったので、移住して松尾藩になっても城下には太田道灌を祀る神社を創建しています。
あわせて、資料館の見学もします。この資料館には移住してきた旧家臣達の貴重な鎧などが展示してあります。

一日まるごと様々な歴史を楽しむことができます。
是非お越し下さい。
お昼はお寿司!!!!
わーい♡

お申し込みはコチラ。
山城ガールむつみ隊長とゆく千葉の山城ツアー♪「山武市」をめぐろう! | ジェイアールバス関東 (jrbuskanto.co.jp)

あわせて、大網白里市では講演会もあります。
7月22日です。コチラも是非お越し下さい。
令和5年度市民公開講座「大網城御城印発行記念 歴史講演会&トークショー」について【7月3日9時受付開始】 | 千葉県大網白里市公式ホームページ (oamishirasato.lg.jp)

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2023年7月 2日 (日)

横須賀市市民大学講座のお知らせ

横須賀市市民大学夏期特別講座のお知らせです。
8月29日(火曜)13:30-15:30
定員120名

「いざ、出陣!三浦一族の歴史を紐解く追体験」

暑いので、外に出たくないので(笑)、部屋の中で行った気になって歴史を楽しもうという企画です✨
写真と動画をお見せしながら、三浦一族の歴史を楽しくお話しようと思います。

ぜひご応募くださいませ♡

横須賀市市民大学夏期特別講座 | まなびかん | 横須賀市生涯学習センター (manabikan.net)




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2023年7月 1日 (土)

関ヶ原ツアーのお知らせ

関ヶ原ツアーの受付開始✨
地元の新聞販売店小川新聞店主催ツアーです。
関ヶ原の魅力をもっともっと楽しんでいただこうと、去年から一緒にツアー企画をやらせていただいてます♪

今回は二日連続で以下の内容で開催。
9月16日(土)
「関ヶ原で1200年を遡るツアー」
関ヶ原の合戦場を歩きながら、壬申の乱や関ヶ原の名前の由来である「不破の関」の痕跡も見ながら歩きます。
何でこの地で関ヶ原の戦いが起きたのか、古代の街道はどこを通っていたのかなど、ちょっと深掘りしながら関ヶ原を歩きたいと思います。
とくに、藤古川沿いの地形の景観は見応え十分!関ヶ原が「関ヶ原」たる所以がよく分かります!

9月17日(日)
「垂井で1200年を遡るツアー」
関ヶ原のお隣「垂井」、なんかちょっと地味?と思いきや、ものすごい歴史を秘めているのです!
美濃国の国府があり、一之宮があり、街道の交差点であり、河川交通の要所でもある。ものすごい場所なのです✨
だからこそ、平忠常が最期を遂げた地であり、承久の乱でも幕府軍が垂井で合流したし、春王と安王も斬られたし…。今書いてるだけでも興奮してきます🔥
今回は北条政子寄進の鉄塔の見学や、春王、安王ゆかりの寺にお参りするなど満載&満腹ツアーです♡


どちらか片方でも、もちろん2日連続でもOKです。
16日の夜には12名限定の懇親会もあります。懇親会は16日、17日のいずれかのツアーにご参加いただければ参加可能です✨


山城ガールむつみと巡る垂井ツアー、関ケ原ツアー【+オプショナル懇親会(9/16夜)】 | 歴史ツアー,関ケ原町 | 戦国武将、歴史グッズの「小川新聞店」通販サイト (ogawashinbunten.com)




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垂井ツアーでは、石塔もたくさん登場!
歴史深いこのエリアには歴史ロマンの詰まった石塔がたくさん✨
石塔くんムービーもあわせてお楽しみください笑
(34) 教えて!石塔くん【垂井】春王・安王編 - YouTube


今回都合が合わなくても10月も11月もツアーありますのでお楽しみに。
7月中には10月、11月のツアーも募集開始になります。
10月は関ヶ原ツアーと松尾山ツアーの2日連続になる予定です♪









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2023年6月30日 (金)

大網白里市講演会のお知らせ

7月22日(土)に大網白里市で講演会があります。
登壇させていただきます。

「大網城」御城印発行記念講演会です✨
大網城は酒井氏の支城の一つと考えられていて、戦国時代に戦乱のさなかにあった城です。
小田原北条氏と里見氏のはざまの緊迫したエリアなのです。

そのような歴史を楽しくわかりやすくお話しようと思います。
あわせて、小室さんの講演、さらには私と生涯学習課文化財担当者武田さんとの対談もあります。
楽しみです✨

大網駅は横浜東京方面から、上総一ノ宮行きに乗ると1本で行けるので、なかなか便がいいです♡
暑い時期は室内で歴史を楽しみましょう~♡

申込開始は7月3日9時から!!
以下のサイトからお願いします。

https://www.city.oamishirasato.lg.jp/0000013011.html



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城組の活動「城組アワード」のご紹介

城の未来のために何かできることはないかという熱い想いで萩原さちこさんと立ち上げた一般社団法人城組。
城組では城の保存・継承活動をしている個人や団体を応援するプロジェクト「城組アワード」に取り組んでいます。

そしてついに募集が始まった「城組アワード」✨
城組アワード | 一般社団法人 城組 (4693shirogumi.com)


こちらは、保存・継承活動をしている個人や団体の方、だれでもご応募いただけます。
こんな取り組みしているよ、こんな整備したよ、など、みなさまの活動を教えてください。
うちの地域にはこんなに素晴らしい城があるよ、整備したら町の宝になったよ!など、熱い想いを教えてください。

ご応募いただいた中から、城組がいくつかの団体を訪れて、ムービーに撮らせていただいたり、ブログなどで記事に書いたりしてご紹介させていただきます。
もちろん応募は無料ですし、ムービー撮影や製作も無料です!
春風亭昇太師匠が訪れてくださる可能性もあります✨

ぜひぜひ、ご応募ください。
合わせて、城組は会員募集も随時行っていますし、城組アワードのサポーターも絶賛募集中です。
会員募集 (4693shirogumi.com)
※城組アワードサポーターについては「城組アワード」のページをご覧下さい。

城組アワードを紹介するムービーも撮りましたので、こちらもご覧下さい✨
<城組アワード>ご応募お待ちしています! - YouTube


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2023年6月28日 (水)

米子城ムービーの公開

鳥取県米子市米子城のPRムービーを城組が製作しました✨
春風亭昇太師匠と中井均先生にご出演いただき、とても楽しく濃い内容になっています。
是非ご覧下さい。
私も少しだけ登場します。


米子城は整備が進んで、行く度に新しい米子城の顔が見れます。
以前は野球場だった三の丸も城址公園として今後整備されますので、ますます目が離せません。
行政が地域のシンボルである城をこのように整備するというのは素晴らしいことですね。

歴史を保存・継承する取り組みが各地で増えますように。


春風亭昇太のすごいぜ!米子城 - YouTube

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2023年6月23日 (金)

日本初の石塔の番組?!

なんとも面白い動画シリーズが始まりました笑
岐阜県不破郡垂井町、関ケ原町、養老郡養老町の中日新聞販売店、小川新聞店さんのチャンネルで公開されています。

小川新聞店さんとは関ヶ原周辺でツアーをやらせていただいてます。
ツアーや動画などで地域の魅力が少しでもお伝えできれば嬉しいです✨

(32) 教えて!石塔くん【垂井】春王・安王編 - YouTube


「山城ガールむつみの教えて!石塔くん」は、5分程度の番組です。
ちょっとした歴史スポット紹介と、道ばたに佇む石塔を愛でるゆる~い内容です。
脱力したいときにご覧下さい♡笑


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2023年6月22日 (木)

大網城の御城印販売開始

千葉県大網白里市の大網城の御城印販売開始のお知らせです。
大網城は九十九里平野に向かって飛び出す丘陵に築かれました。眼下には街道が通り、城下の趣を残します。
街道沿いに北に向かうと田間城、成東城と大きな城が連なり、中世からの街道を押さえる大事な城がずらっと並ぶ面白いエリアです。
しかも!!
1590年の小田原の役後に徳川家康が江戸に入ると、家康の家臣三浦重成が大網に配置されました。
そうなんです!三浦一族ファンにとって、大網は歴史ロマンを感じる地域でもあるのです♡

大網周辺は講演とツアー計画が目白押し✨
7月22日(土)13:30から
講演会とトークショーやらせていただきます。
会場は大網白里保健文化センター3階ホール
告知は数日お待ちください。まもなく解禁です♪

さらに、9月24日(日)はJRバス関東のガタゴトバスツアーあります!
こちらは、大網城、成東城、松尾城などをまわる盛りだくさんツアー✨
こちらも7月早々に告知開始になります。もう少しお待ちを!!

ということで、夏と秋は大網白里周辺を楽しみましょう~。
御城印詳細は以下をご覧下さいませ💨

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【大網城のご説明】
大網城は九十九里平野に向かって伸びる丘陵に築かれました。北側は明治33年の鉄道開通の際に切断されたため独立した台地になりました。標高約40mの「要害山」と呼ばれる城山はその名の通り、斜面が切り立った自然の要害となっています。

櫓台を伴う南端の曲輪から北東に向かって、小さな曲輪が連なるように地形に沿って配置されています。尾根上の移動を遮断するようにそれぞれが堀切で分断され、さらに山肌は垂直な切岸になっています。各曲輪が狭いため、居住性はなく、居館は麓に置かれていたと推察できます。背後を取り巻く山陵部に城郭を拵え、居館部分を取り囲んだと思われます。

築城等に関する詳細は不明ですが、大網城は土気城主酒井氏の重臣板倉氏の居城と伝っています。板倉氏についての詳細は不明ですが、「板倉」という地名が千葉市緑区にあることから、その地を出自とする武家であるとも考えられています。

また、板倉は土気城に近いことから、板倉氏は土気城主酒井氏の家臣である可能性が指摘されています。土気、東金両酒井氏は、里見氏と北条氏の争いが激化すると、両勢力に挟まれ政治的な判断を迫られました。そして、最終的には北条氏に属し、天正18年(1590年)の小田原の役を迎えました。大網城は、小田原の役まで土気酒井氏の支城として機能していた可能性が高いと思われます。

小田原の役の後は徳川家康家臣三浦重成が入部し、下総三浦藩(大網、本納、佐倉あわせて1万石)となりました。なお、大網城の城下にある蓮照寺には三浦重成の供養塔が残っています。

 

【御城印デザインのご説明】

大網城の眼下にはクランクを伴う街道が通り、城下町の趣きを残しています。「本宿」という地名が残っていることから宿が形成されていたと考えられます。さらに、「城手」などの城と関連する地名が残り、かつての大網城の姿を地名から偲ぶことができます。

また、大網城からは土気城方面や、東金城、田間城方面を眺めることができ、それらの城と連携して機能していたと思われます。
大網城の御城印には城下の街道や地形のわかる地図を配し、土気城との位置関係がわかるようにデザインしました。あわせて、縄張図もデザインしました。また、昭和8年に松井天山によって描かれた『千葉縣大網鳥瞰図』と、土気酒井氏の家紋をモチーフにしました。

 

販売場所
○ ファミリーマート大網白里駒込店

住所   大網白里市東駒込2番地7

電話番号 0475-72-5310

営業時間 年中無休

 

 

○ マリンの土産店

住所   大網白里市南玉4-5-6

電話番号 0475-86-6220

営業時間 月~土 10:00~19:00

 

○まるごとしすい

千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 

043-376-6810

営業時間 9時~18時 

定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)


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2023年6月21日 (水)

しろうたカフェでトークショー

しろうたカフェでトークショーやらせていただきます。
萩原さちこ✖️山城ガールむつみ「籠城」を語るフリートーク!
です✨

楽しくお城トークしたいと思います✨
すぐ満席になってしまうかもしれないので、お早めに〜❤

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・日時7/30(日)16:00
・会場しろうたカフェ(福生市牛浜158メディカルビーンズ2階)
・予約前売り2500円
・当日3000円
詳細は以下のサイトを。
申し込みお問い合わせはしろうたカフェまで。
090-6000-3908
 

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2023年6月19日 (月)

『旅行読売』デジタル記事のお知らせ

2021年12月号に『旅行読売』寄稿した記事がデジタルで読めることに気づいたのでここにリンクいたします✨
山城ハイク!出陣のススメ|国内|たびよみ (yomiuri-ryokou.co.jp)

梅雨はどこにいった?という感じの天気が続き、夏到来も間近ですのでしばらくは山城歩きがツライ時期。
天敵ヒルも色んなとこにいますので、お出かけにはお気を付け下さい。
早速先週6箇所もヒルに食われました(T-T)

9月以降の企画や色んな計画がアチコチで進んでいます✨

お楽しみにー!!
頑張ります(-o-)/

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2023年6月10日 (土)

新作YouTube公開のお知らせ

お待たせしましたー!
どれくらいぶりかも忘れるほど、時間が空いてしまいました。
新作YouTube公開です✨
(21) 『山城ガールむつみの出陣のススメ!!案内板でめぐる三浦一族の本拠地衣笠』 - YouTube

今回のテーマは「三浦一族の本拠地『衣笠』」
JR衣笠駅前に去年新しく完成した歴史観光案内MAP。

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せっかく作って下さった案内板をさらに有効利用しようということで、MAPに書かれた三浦一族ゆかりのスポットを紹介する動画が誕生。MAPにQRコードが記載されていて、そこから歴史スポット紹介動画が観れるようになっています。

今回のYouTubeではこの案内板を使って歴史スポットをめぐります。現地案内板QRコードから観ることができる動画をご紹介しちゃいます。
さらに多少の解説も加えたので、ますます現地に行きたくなるかも!?
案内板を二次利用、三次利用して、衣笠をもっともっと盛り上げたいと思います♪
歴史舞台に出陣して、一緒に歴史を紐解いていきましょう。
歴史を感じて思いを馳せてみませんか。
ぜひ、YouTubeご覧下さい♡




 

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横須賀法人会・三浦一族講演会募集開始のお知らせ


7月7日(金)七夕
15:00開演
会場:横須賀商工会議所

三浦一族講演会やらせていただきます。
横須賀法人会さまの主催です。
お申し込みはコチラまで。

お申し込み送信先(横須賀法人会): office@yokosuka-hojinkai.com
件名に「7月7日 山城ガールむつみ講演会」申込希望と入力し、本文に、氏名(4名まで)、住所、電話番号、メールアドレスを入力の上、送信してください。

6月9日も講演やらせていただきました。
衣笠はまゆう会館で講演をやらせていただきました✨
主催は横須賀法人会さま。
会場は、はまゆう会館です。
ここは子どものときにピアノの発表会を何度もやったところ。
講演できるなんて感無量~✨


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子どものときには大きく見えた会場も、今見るとちょっとこじんまり。
会場にはたくさんの方が来て下さって、続々と席が埋まっていきました。
300人超来て下さったとのこと!
独演会なのに嬉しい♡



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花束までいただきまして、嬉しいのなんの。
たくさんお話することができて楽しかったです。
いつもの通り、時間が足りず。
ある意味、抜群の安定感笑

三浦一族がいかに大きな足跡を残したか、衣笠いかに重要な場所か、三浦半島にどれほどの素晴らしい歴史が眠っているか、などお話しさせていただきました。
もっともっと話したい!
あんなことこんなこと、話せなかったからまた今度。

伝えたいことは無限にあります。
継続的にお話しさせていただけるようにこれからも頑張ります♡

7月7日も奮ってお越し下さい♪

ちなみに、6月2日にも横須賀法人会さまの講演をやらせていただきました。
こちらは、法人会の会員様限定。横須賀市のいろいろな職種の経営者の方々に三浦一族と三浦半島の魅力と、歴史の大切さをお話しさせていただきました。
このような機会をいただいた横須賀法人会様に感謝申し上げます✨

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横須賀平安閣にて。

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大多喜城御城印特別バージョンの販売開始

大多喜城の特別御城印が本日から販売開始になりました。
いままでも大多喜城の御城印は販売されていましたが、大河ドラマ「どうする家康」の中で本多忠勝の活躍が目立っていることを受けて、特別御城印が完成しました✨

大多喜では以前から、「本多忠勝を大河ドラマに」という運動も行われており、今回の活躍はとても喜ばしいものです。
特別バージョンの御城印は金字のゴージャスなものになってます。
デザインさせていただきました。
ぜひ、お求め下さい♡
※従来の大多喜城御城印も継続して販売しています

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1枚 700円(税込み)


【大多喜城のご説明】千葉県夷隅郡大多喜町
※戦国期の大多喜城は「小田喜城」と記されますが、ここでは戦国期においても「大多喜城」と記します。
大多喜城は太平洋に注ぎ込む夷隅川中流域の丘陵部に築かれました。天然の堀ともいうべく蛇行する夷隅川に囲まれていて、堅固な要害地形を成しています。現在の千葉県立中央博物館大多喜城分館が本丸、千葉県立大多喜高校が二の丸にあたります。

大多喜城の築城等の詳細は不明ですが、江戸時代に書かれた『房総治乱記』などの軍記物によると、大永元年(1521年)頃に上総武田氏が築城したとされています。上総武田氏は真里谷城、長南城を拠点に勢力を拡大し、大多喜城も上総武田氏の拠点のひとつとなりました。

しかし、大多喜城における上総武田氏は天文13年(1544年)に正木氏と苅谷ケ原で戦いに及び、敗北したと伝わります。それにより、正木時茂が大多喜城に入城したとされ、小田喜(大多喜)正木氏とよばれる勢力へと発展していきました。以後、大多喜城は里見氏、正木氏の東上総統治における重要な拠点として、整備改修が繰り返されたと考えられます。

天正18年(1590年)の小田原合戦後、里見氏が上総の所領を没収されると、徳川家康の関東移封に伴い、上総国には家康の配下の武将たちが入ってきました。そして、大多喜城には本多忠勝が10万石で入城し、その際に地名を小田喜から大多喜に変更し、近世城郭として整備改修をしました。この改修整備では、石垣を一切使用することなく、大田代層といわれる独特の地質を活かした上で、近世城郭化を進めました。さらに、正木氏の中世城郭の構造を踏襲しながらも、城下町整備、街道整備を進めていきました。このような忠勝の計画的な町づくりによって、大多喜の町は生まれ変わり、大規模な城下町として発展しました。
大多喜城は本多氏、阿部氏、青山氏、稲垣氏、大河内松平氏などの統治を経て、明治維新まで存続しました。

 

【御城印デザインのご説明】
大多喜城の特別御城印(黒地に金字バージョン)は、大多喜町に建てられている本多忠勝像をモチーフにしました。本多氏は三河譜代最古参の家柄で、忠勝も徳川家康につかえました。忠勝は生涯で57回の戦いに参陣したといい、いずれの戦いにおいても傷ひとつ負わなかったと伝わります。織田信長からも「花も実も兼ね備えた武将」と評されたといいます。このように忠勝は武勇に優れ、数々の伝説をもつ歴史上名高い武将です。酒井忠次、榊原康政、井伊直政とともに、「徳川四天王」と称され、江戸時代以降、人気を誇り語り継がれてきました。 

千葉県立大多喜高校の敷地内には、千葉県内唯一の現存城郭建造物である二の丸御殿薬医門が移築されています。また、現在本丸には、三層四階の模擬天守が建てられています。御城印には現存する大変貴重な薬医門と、模擬天守ではあるものの、大多喜のシンボルともいえる天守をデザインしました。


販売場所:大多喜町観光本陣
     まるごとしすい
     千葉ポートタワー
     道の駅あずの里いちはら

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城組の活動が紹介されました!

戦国魂チャンネルで城組の活動を紹介していただきました。
城組の活動の中でも根幹をなす「城組アワード」、こちらは城の保存・継承に携わっている団体や個人を応援するプロジェクトです。
城組の想いや魂が込められたプロジェクトです。

今回、戦国魂チャンネルでしっかりとコンパクトにまとめて紹介していただいたこと、とても嬉しいです。
良かったらご覧下さい。

全国のお城の保存・継承活動をされている個人や団体を応援するプロジェクト『城組アワード2023』をご紹介!【戦国魂チャンネル】 - YouTube

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2023年6月 7日 (水)

東秩父村&小川町の歴史ツアーレポ

東秩父村&小川町でツアー✨
今回は安戸城の御城印発行記念ツアーで、安戸城をふくめた歴史巡りツアーです。
ちなみに安戸城は小川町のお隣の東秩父村、主催の「おいでなせえ」は小川町の会社です。
おいでなせえは、地域の観光資源を活かして地域を活性化させる取り組みを行っています。
なので、自治体またぎで色々と面白い企画ができるのです。
廃校の活用事業なども行っていて、ますます小川町が面白くなりそうな予感✨

東武東上線の小川町駅に集合したらバスでGO!
まずは安戸城に向かいました。

安戸城は技巧的な山城というような城ではないのですが、中世の薫りがプンプンとする場所です。
安戸は古くは武蔵七党丹党の大河原氏の本拠だったと伝わります。
今は「安戸」といいますが、中世は「大河原谷」という名前で呼ばれていたそう。

15世紀初頭まで大河原氏がここを本拠としていたようです。
応永23年(1416年)の上杉禅秀の乱の後に、禅秀方についた丹党主家中村氏が衰退すると、大河原氏も安戸周辺から存在が消えていきます。しかし、大河原氏が創建したとされる浄蓮寺が今も残り、その歴史を伝えてくれます。

大河原氏の館があったのが現在の浄連寺ともいわれています。
周辺には「御堂」「宿」「在家」など、中世からこの谷に街道が通り、宿が形成され、大河原氏の寺院などの宗教施設があったことが偲ばれます。

戦国期になると安戸は、比企郡に勢力を広げ松山城を居城とした上田氏が領します。
そして、上田朝直は浄蓮寺に厚く帰依し、大檀那となりました。以降、浄蓮寺は上田氏の菩提寺として存続し、それを受けて安戸谷は上田氏にとって重要な地域となっていったのです。


城だけじゃなくて地域を巡るととても楽しいところ。

このかつての大河原谷、現在の安戸谷の入口に築かれたのが安戸城です。
谷を守るため、街道を見張るため、さらには街道と並行して流れる槻川を見張るための施設だったのでしょうか。

安戸城はここから登ります。

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結構急傾斜!頑張って登ります。
安戸城は頂上の主郭の周辺に腰曲輪や堀切が巡らされていて、コンパクトながら山城の遺構が楽しめます。
麓には街道が走り、さらに尾根伝いに腰越城方面などへ山間部の道が延びています。
安戸(かつての大河原谷)にとって大事な場所であることが分かります。
谷の歴史を想像すると楽しいですね♪

ちなみに『関八州古戦録』には、安戸城の名前が登場しますがそれには「扇谷上杉氏の家臣安戸城主上田左衛門太夫」と書かれています。しかしながら、現在「腰越城」と呼ばれている城のことをかつて「安戸城」と呼んでいたといいます。
かつては、いまの安戸が大河原で、いまの腰越が安戸だったのです。ややこしいー!
ということで、『関八州古戦録』に書かれた上田氏が城主だったとする安戸城は、現在の腰越城にあたると思われています。
では、安戸城を下山して浄蓮寺に向かいます。さらに谷の奥へ!


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向かい途中の大通り沿いに板碑がそびえ立っています!
車だと気づかないかも。歩いてると笑っちゃうくらいの光景。
天正17年(1589年)に上田氏が家族の弔いのために造立した供養碑「千部供養板碑」です。



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裏に回ると、美しい板碑!
全然さっきのと違う。惚れ惚れ。
梵字の薬研彫りの美しさよ♡
なんと、「建武」って書いてあるー!
すごーい。感動します。
眼福眼福✨



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ちょっと歩くとまたコレ♡
「3歩歩けば板碑にあたる」というのが過言でないほどに、板碑がたくさん!
楽しすぎます。気づけば写真が板碑だらけ笑
建治2年(1276年)ですってよ!




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そして浄連寺に到着。
ご住職がお話してくださいました。

浄連寺は大河原氏が日蓮の弟子日朗を開山として創建したとされます。
戦国時代には武蔵松山城主上田氏が厚く帰依し、菩提寺としました。



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上田氏の墓所が境内に残ります。
浄連寺をあとにして、東秩父和紙の里へ。




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おぉ!大歓迎してくださってる-!
わーい。



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お昼ご飯の前に和紙すき体験を✨
ここで生産される和紙は「細川紙」とよばれます。
細川紙は秩父郡東秩父村と比企郡小川町で伝承されている伝統的な手漉き和紙です。
国の重要無形文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

宝亀5年(744年)の正倉院文書に武蔵紙の記録が見られることから、この地域の和紙生産がその頃から行われていたと考えられています。中世期の和紙については不明ですが、江戸時代になると、「大河原紙」「小川紙」と呼ばれ、さらに江戸時代中頃には「細川紙」の名称が登場しました。
「細川」というのは、細川村(現在の和歌山県髙野町)で漉かれていた丈夫な和紙の名前です。上質な和紙は、「細川紙」と称されるようになり、東秩父村の和紙も「細川」という名で生産され、
江戸へ出荷されました。
これにより、この地域は和紙の一大産地として発展したのです。




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お昼ご飯をいただいて、




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公園エリアを散策して、


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和紙の里にお越しの際には敷地内の歴史館にも立ち寄ってください。
ここには刀の複製展示があります。
大河原氏が「秩父大菩薩」の銘を彫らせた短刀(後に上杉謙信所有となったとされる)や、大河原氏が播磨国に領地をもらって広峯神社(姫路市)に奉納した太刀の複製が大河原氏出自のここに納められています。歴史ロマン感じますね✨

盛りだくさんの午前中が終わり、美味しいお昼をいただいたら午後も楽しく出陣!

中城に向かいます。




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中城到着!
櫓台が見事!
今はお堂が建っています。


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中城は八幡台と呼ばれる台地の突端に築かれました。
中城の築城に関する詳細は不明ですが、地元の伝承では鎌倉時代には猿尾(ましお)太郎種直の城だったと伝わります。
建武年間(1334年~1336年)には斎藤六郎左衛門尉重範の城だったとも伝わりますが、現地に残る城郭遺構は明らかに戦国時代の姿ですね。
主郭の周囲には二重土塁を巡らせています。
折れをともなう堀と土塁は見事です。




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中城は、『太田道灌状(文明6年・1474年)』に書かれた「上田上野介在郷の地小河」として登場する上田上野介の居城の可能性が高いとも考えられています。
比定されるかはともかくとして、「小河(小河)」という場所が15世紀、16世紀に重要な地域だったことがよく分かりますね。


中城は仙覚律師ゆかりの地でもあります。
仙覚律師は鎌倉時代初期の天台宗の僧です。

『万葉集』の研究に大きな功績を残しました。鎌倉幕府4代将軍藤原頼経の命により、万葉集諸本を集め、再校正しました。
後嵯峨上皇にこれを奏上しました。

晩年は比企郡麻師宇(ましお)郷に住んでいたようです。
麻師宇⇒猿尾⇒増尾
字の変遷はありますが、中城の周辺が「ましお」なので、仙覚律師ゆかりの地とされ、石碑が建てられています。



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お次は大梅寺へ。
大梅寺は仁治3年(1242年)に、猿尾氏が都幾川村の霊山院(慈光寺系)の栄朝禅師を招いて開いたとされます。
鎌倉幕府滅亡の際、将軍守邦親王が当地に下向し病没したといい、大梅寺で葬ったという伝承が残ります。
その後、永禄4年(1561年)の兵火で寺院が焼失。江戸時代の初期に再建されたといいます。



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緑泥片岩の石積みが素敵✨
そしてそして、とっておきの板碑も!





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じゃん!!

境内には珍しい2連の板碑が残っています。県内に12基あるうちの1基です。板碑には暦応4年(1341年)の銘が
あり、夫婦の供養塔ですが、誰を供養したものかは不明です。

さらに面白いのは、これ転用されているんです。
裏には江戸時代に供養塔として使われた跡が!
当時の宗教的なあり方の一端が垣間見えて面白い。

ほかにも室町時代の卵塔なと、貴重な石造物が残っています。


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クライマックスの八幡神社と古墳へ。
鶴岡八幡宮を勧請した神社です。創建詳細については諸説あります。

・鎌倉街道が近くを通っているため、頼朝が立ち寄った際に勧請した

・在地の武家猿尾氏が頼朝に忠誠を誓うために勧請した

・鎌倉幕府滅亡の際に、守邦親王がこの地に逃れてきて、匿った猿尾氏が親王のために勧請した

諸説あるものの、この地が鎌倉と密接だったことが偲ばれる伝説といえます。




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境内には鳩が狛犬のように並んでます。
座っている鳩と、立っている鳩と。
口を開けてるのと、閉じているのとおなじように対比されています。
ここが古くから、鎌倉八幡宮と近しいという記憶が土地に残っていたかがわかる面白い鳩の石造物だと思います。




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最後は、八幡神社の脇の穴八幡古墳へ。
7世紀に築かれた古墳時代後期の方墳です。周囲には2重に周堀が巡っていて、県内最大級の方墳です
緑泥石片岩など結晶片岩の一枚石を組み合わせて造られていて、内部は前室と後室の2室に分かれています。
この古墳に葬られた人については、全くわかりませんが、かなりの権力を持っていたと推測されます。




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現地に残る周溝の跡。




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緑泥片岩の石室♡
穴八幡古墳でツアー終了です。
バスで小川町駅に戻り、解散となりました。



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小川町駅前には「おいでなせえ小川町駅前店」があります。
店内には地元出版社から発行されている書籍や御城印もあります。

是非お立ち寄りください。



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地形を感じて欲しくて、アップダウンを敢えて繰り返し、バスツアーなのに2万歩以上歩きました
心地よい疲れでした^_^

おいでなせえ駅前店には地元の名産がずらり。

特にお酒がたくさん♡
たくさん歩いて喉が渇いたのでビールを。
楽しい一日でした♪

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2023年6月 6日 (火)

衣笠BASE vol.7

衣笠BASE、6月も無事に終わりました。
今回も楽しかったです。

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毎月、衣笠商店街のみなさまと楽しく開催させていただいてます。
衣笠商店街ほどの商店街は、なかなかないです。
お店の数、アーケードの長さ、人の多さ、三浦一族の垂れ幕などが飾られていてワクワクする町並み…。
控えめに言っても、最高の商店街です✨

ということで、来月もそんな楽しい衣笠商店街で衣笠BASE開催させていただきます。
日程決まりました♪

7月13日(木)です。

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参加者のほぼ全員がお一人様参加です。なので、ぜひお気軽にお越し下さい。
さらに、 毎回初参加の方が数名来てくださいます。初めてでも、おひとりでも参加しやすいです♪
話の内容は特に続き物ではないので、初めてのご参加は大歓迎です。
ぜひ、ご参加下さい♡

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永治堂さんから今月はどら焼きの差し入れいただきました。
もちっとしてて最高に美味しい♡

めがねのささきさんが商店街の会長になられた記念どら焼きです笑
さらに衣笠商店街は面白くなりそう!!!


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今回はsoraさん特製カレーでした。ピリカラで絶妙~。美味♡


詳細はこちら。
ご連絡お待ちしてます。


衣笠BASE vol.7
日時:2023年7月13日(木)19時~21時
会場:コリアンキッチンsora
会費:3000円(税込み)

※要予約。予約はコチラ⇒rekitoki@rekitoki.com
(お申し込みはメールのみの受付とさせていただきます。お名前と電話を教えてください)
※当日現金払い
※軽食付き
※ワンドリンク制(ドリンクは別途料金。個別会計)



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2023年6月 3日 (土)

小田原北条5代祭

GWは小田原城に行ってきました。
小田原北条5代祭ということで、北条氏ゆかりの自治体や団体が勢揃い✨

岡山県井原市さんもブース出展!
デザインさせていただいた高越城の御城印、デニムトートバックもブースで販売。
私も短時間ですが、ブースにお邪魔してPRさせていただきました。

井原市の大舌市長もいらっしゃっていて、小田原で嬉しい再会♡
市長、デニムと陣羽織がお似合い。かっこいい!

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最近知ったんですが、岡山県井原市と栃木県大田原市は友好親善都市とのこと。
那須与一の出自とされる大田原市、那須与一が武功を上げた恩賞で領地としたのが井原市。
この歴史的な繋がりで友好親善都市になっているとのこと。

最近私は大田原市の隣の那珂川町で仕事させていただいていて、大田原市とも繋がっていきたいなぁと思ってました。
那珂川町で城めぐったり、古墳追いかけたりしていると、気づかないうちに大田原市に入っていたり。

そんな土地柄、那珂川町と大田原市が隣の自治体同志で繋がれば面白いなぁと思ってました。
繋がりやご縁は面白いなと思うことがたびたび。
井原市と大田原市、那珂川町と大田原市。
この繋がりで連携できたら色々面白そう。
うん、アイディアいろいろ湧いてきた。ワクワク。
歴史で広域連携しながら、各地域が元気になればと思います✨


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2023年5月30日 (火)

椿の海の歴史の掘り起こし

千葉県旭市にお邪魔して、米本市長にお会いしました✨
千葉城郭保存活用会や周辺自治体や関係団体が連携して去年開催した椿の海サミットの報告や今後の展望をお話しさせていただきました。熱心に話を聞いてくださり、嬉しかったです!

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旭市の米本市長とパシャリ✨


高橋県議や匝瑳市の都祭市議らも来てくださって、活発な意見交換ができました。
今後はさらに椿の海を囲む各地域で連携できそうで嬉しいです!!


椿の海とは江戸時代の初めまで存在した内海です。
いまの、東庄町、旭市、匝瑳市がかつての椿の海に面している自治体です。
その海を囲むように城が築かれました。この海は水上交通の要所なので、お城以外にも面白い歴史がたくさん詰まってるんです✨
そんな椿の海の 周辺自治体で連携して、椿の海の歴史を使って色々楽しいことできたらいいなと思います🙋‍♀️


あわせて、東庄町にツアーの下見に行ってきました💨
東庄町では4城目となる大友城の御城印が発行されました。
大友城は平良文の伝承や、平忠常の居館跡とも伝わるロマン溢れる城です。
戦国時代には東氏の城として使われていたと思われます。ツアーでは大友城を始め、千葉常胤の子胤頼から続く東氏の歴史を楽しく紹介します♪

東庄町歴史ツアーは6/29です。
申し込み締め切りは6/5です。
詳細は東庄町観光協会ホームページをご覧ください。

 

御城印発行にあわせて、郷土の歴史を綴った『大友城址考』も復刻されました。地元の方々も御城印発行喜んでくださって嬉しいです♪こちらもぜひ📗

千葉日報でも椿の海と香取の海を繋げる要衝地である大友城を記事にしてくださいました。
千葉日報の中瀬記者は、いつも現地に来て熱心に話を聞いてくださって、素敵な記事を書いてくださいます♪



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2023年5月28日 (日)

聖地会議31号

地域とコンテンツを結びつける聖地巡礼プロデューサー柿崎俊道さんにご取材いただきました
柿崎さんは『月刊アニメージュ』などの編集者であり、ライターであり。お話する中でたくさんの気づきをいただきました
「聖地」というとアニメなどのゆかりの地を巡る聖地巡礼というという言葉が思い浮かびますが、「聖地」という言葉はコンテンツを考える上でとても深く、面白い言葉だなぁと思います。

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自分個人やツアーなどで現地を歩くときに、私は「聖地」というのをとても意識します。
信仰の「聖地」として、古代からそこにある人々の祈りや想い。そういったものが、現地に残っています。
「磐座(いわくら)」のように、地域には古くから「聖地」が存在するわけです。

中世になって、武士が入ってくると、本拠地が形成され、居館や城が築かれて。
地域の聖地を取り込みながら、寺社など宗教施設がつくられていく。
「聖地」という目線から、中世、そして現代へと信仰が結びついて面白いです。

歴史はどの場所にも埋もれていて、過去も現在も地域の根幹を成すものです。
なので、私はそれを掘り起こし、永続的なコンテンツにしたいなと常に思ってます。

観光、教育など、いろんな場面でコンテンツと成り得ます。
地域ごとに、歴史という切り口からみた「聖地」が存在すると思いますし、それを浮かび上がらせてその土地ごとの魅力を伝えていきたいなと思ってます。

そんな中で、柿崎さんといろんなお話しができたのはとても楽しかったです!
こちらから購入できるようです。
https://seichi.thebase.in

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2023年5月27日 (土)

aini 怒田城&浦賀道ツアー

ainiツアー、日にち設定しました。
7月2日(日)です。お申し込みはこちらから。

【歴史めぐり】「いざ、歴史ロマンたっぷりの怒田城&浦賀道を歩こう」 (helloaini.com)

怒田城&浦賀道ツアーです。以前とコースを少し変えました。
怒田城から浦賀へ抜けるコースにします。
無性にこの道を歩きたくなったので、よかったら一緒に歩きましょう~♪

怒田城に行ったことがある方も、今回は山陵伝いに浦賀に抜けるので新鮮な楽しさがあると思います。

その土地をしっかり歩いて感じるツアーは、同じようなところを何度歩いても楽しいものです🙋

怒田城周辺には中世において、房総半島と三浦半島が水上交通で繋がっていた痕跡があります。
それらをブラタモリ的に見て歩き、当時に想いを馳せましょう。
今回は怒田城を見学したら、浦賀道を通って浦賀へ。
この道は、中世から江戸時代、そして現在に繋がる街道です。

江戸から浦賀奉行所へ向かう道筋でした。そのため、道沿いには面白い歴史スポットがたくさんあります。
一緒に、色々な時代の歴史を楽しみましょう~♪

加えて、水上交通を語るに欠かせない若宮神社にも立ち寄ります✨
浦賀に向かう途中に、西叶神社にも立ち寄ります✨

JR久里浜⇒若宮神社⇒怒田城⇒浦賀道⇒西叶神社⇒京急浦賀駅
ゴールは京急浦賀駅になります。
みどころ満載です♡


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2023年5月24日 (水)

大友城&安戸城の御城印発行

新しい御城印が発行されます。
記念すべき千葉県101城目は「大友城」です!千葉県香取郡東庄町。
この城は私もとても思い入れがあります。歴史的にも千葉県101城目に相応しいです✨

大友城は坂東武士の大元ともいえる平良文の居館跡とも伝わります。
この付近には、良文の伝承がたくさん残り、大友城じゃなくともこの付近にいたと考えられています。
平良文は大庭氏、梶原氏、長尾氏などの鎌倉党、三浦氏、和田氏、佐原氏などの三浦党、中村氏、土肥氏、土屋氏などの中村党、河越氏、畠山氏などの秩父党、さらには千葉氏、上総氏などの両総平氏の元になった人物!
まさに坂東武士の祖!!

しかもそれだけではないのです。
この城は、平忠常の居館とも伝わります。
平忠常は、1028年に「平忠常の乱」と呼ばれる乱を起こします。
これにより、都から平直方、次いで源頼信という追討軍が送られます。
このときに、平直方が本営を置いたのが鎌倉でした。

乱は程なく鎮圧されますが、このときに本営とした地が源頼信に譲られ、源氏代々の鎌倉屋敷になっていくのです。
現在の寿福寺の場所。
ということで、源頼朝が鎌倉を幕府の地とした理由が、この平忠常の乱にあるわけです。
大友城は鎌倉が武家の都になるキッカケの城なんですね。
101城目にますます相応しい♡


もうひとつの安戸城は埼玉県秩父郡東秩父村。
こちらは、古くは武蔵七党丹党の大河原氏の城と伝わります。大河原氏が没落すると武蔵七党の西党である上田氏が入ったとされます。安戸エリアは戦国時代には上田氏の本拠として菩提寺や館が置かれたと思われます。

ちなみにこの上田氏は武蔵松山城主で、そこを拠点に勢力を広げました。
扇谷上杉氏に仕え、その後は小田原北条氏に仕えました。
横浜の権現山城もこの上田氏の城です。

そんなこんなで、今回も歴史深く素敵な城を紹介できて嬉しいです。幸せ♡
では、以下にお城の紹介や御城印情報を記しますのでご覧ください✨
両方とも5月27日(土)の販売開始です。


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【大友城のご説明】千葉県香取郡東庄町

大友城は椿の海の最北端に位置する半島状に突き出た標高約50mの舌状台地に築かれました。城域は東西約100m、南北約300mに及ぶとされ、「政所台」「遠所台」という字名が残っています。政所台は二の丸、遠所台は主郭にあたるとされていて、地形を活かした連郭式の構造になっています。

大友城は、古くは長元元年(1028年)に朝廷に対する反乱(平忠常の乱)を起こした平忠常の館跡とも伝わっていますが、今に残る遺構は戦国時代のものと思われます。
このように築城についての詳細は不明ですが、立地的に考えると、東氏や海上氏など千葉一族に関連する城館だと推察されます。城域の大部分は畑になっているものの、わずかながらも土塁、空堀、腰曲輪などが残っています。字名として「鍛冶屋敷」「旗口」「兵岬」など、城と関連が想像される地名も残っています。

 

【御城印のデザインご説明】

『香取郡誌』によると、大友城は平良文の居城と伝わっています。平良文は桓武平氏良文流の祖とされ、千葉一族、三浦一族など坂東を代表する氏族を輩出しました。
また、『今昔物語集』には平忠常の乱の平定のため、源頼信が忠常の居館に向かう際の記述があります。それによると、頼信が鹿島神宮から南下して利根川の北岸に至ったところで、「忠常の居館は内海に入った場所にある」と記されています。この記述により、平忠常の居館は大友城と考えられています。

大友城が平忠常の居館という伝承に基づき、大友城の御城印には平家の家紋を入れました。あわせて、忠常の乱を平定した源頼信に因み、源氏の家紋をデザインしました。
そして、江戸時代に描かれた平忠常の乱を題材にした『源頼信 平忠常 大椎城水攻之図(歌川貞秀)』をモチーフにしました。忠常の生きた平安時代とは、時代の合わない天守閣などが描かれているものの、城の周りは海になっています。椿の海に面して築かれ、水上交通の押さえの役目を担っていたと推察される大友城の特性を描いていて、大変貴重な絵だと思われます。なお、絵の表題は「大椎城」になっていますが、近年では平忠常の本拠は大友城の可能性が高くなっているため、この絵をモチーフにしました。

あわせて、大友城は戦国時代には千葉一族に関する城として使われていたと考えられることから、千葉一族の家紋「九曜」を配置しました。
なお、東庄町発行すべての御城印は、日本のみならず海外でご活躍の英国王立美術協会の名誉会員でもある岩井颯雪様にご揮毫いただきました。

販売場所

○東庄町役場
千葉県香取郡東庄町笹川い4713-131
0478-86-6075(東庄町観光協会事務局)

○東庄町観光会館
千葉県香取郡東庄町笹川い580-1
0478-86-6075(東庄町観光協会事務局)

○まるごとしすい
千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 
043-376-6810
営業時間 9時~18時
定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)

 



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【安戸城のご説明】埼玉県秩父郡東秩父村

安戸城は槻川とかつての安戸宿を眼下に見下ろす、標高約240mの丘陵に築かれました。現在は山頂に城山権現が祀られています。安戸宿は東から西に向かって谷が入り込み、谷間には菅谷・小川方面から寄居・皆野方面に向かう街道が通り、宿場が形成されました。その谷の入口に当たる場所に安戸城があります。城山の山頂が主郭にあたり、その周囲に小規模な曲輪が築かれ、主郭の東と北には堀切が見て取れます。
『新編武蔵国風土記稿』には、大河原氏の居城として紹介されています。現在の東秩父村一帯は戦国期の史料によると、「大河原谷」と呼ばれているとされ、大河原氏はこの地域の在地の豪族と考えられています。

また、『関八州古戦録』には、「扇谷上杉氏の家臣安戸城主上田左衛門太夫」という記述がありますが、現在「腰越城」と呼ばれている城のことをかつて「安戸城」と呼んでいたことがあったといい、『関八州古戦録』に書かれた上田氏が城主だった安戸城は、現在の腰越城にあたるとも指摘されています。
しかし、現在、安戸谷奥には上田氏の菩提寺浄蓮寺があり、周辺には「御堂」の字名が残ることからも、この地域が上田氏にとって大事な場所であったことが分かります。安戸城の詳細は不明ながらも、この安戸の地が腰越城の退路として機能していた重要なエリアだったことが推察できます。

【御城印のデザインご説明】
大河原氏については詳細不明なものの、出自は武蔵七党丹党とされています。古くから大河原氏が開拓し、現在の浄蓮寺の場所に居館を構えていたとも伝えられています。そのことから、安戸城の御城印には丹党嫡流の家紋「三つ星」を配置しました。あわせて、戦国期に武蔵松山城主としてこの地域を領した上田氏の主筋にあたる扇谷上杉氏と、扇谷上杉氏滅亡後に上田氏が仕えた北条氏の家紋を配置しました。
安戸谷(かつての大河原谷)は古くから水陸交通が発展していたと思われ、地域の要衝でした。そのため、大河原氏の本拠となり、その後、上田氏の菩提寺も置かれました。御城印には、地形が分かる地図と縄張図をデザインしました。

また、東秩父村は小川町と共に国の重要無形文化財に指定されている伝統的な手漉き和紙「細川紙」の産地でもあります。細川紙は貴重な国内産楮(こうぞ)を使用した和紙です。御城印には細川紙の象徴である楮をモチーフにしました。


〒355-0328

埼玉県比企郡小川町大塚33-1

おいでなせえ小川町駅前店

電話0493-59-6988

営業時間10:00-18:00

定休日なし

 

ネット販売
おいでなせぇ

https://hiki-gojouin.stores.jp




 










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2023年5月19日 (金)

多古城郭保存活用会の保存整備活動紹介ムービー

先日もブログで書いた一般社団法人城組主催の「城組アワード」、これは城の保存・継承活動を応援するプロジェクトです。
城組アワードの目的は、城の保存・継承活動に携わる団体や個人を応援すること。
なので、応募いただいたものは、スペシャルムービー制作や、城組サイトなどで広くご紹介させていただきます。

城組アワードのスタートに先駆けて、スペシャルムービーサンプルを2本制作しました。
そのうちの1本が、私がアドバイザーを務める千葉県香取郡多古町「多古城郭保存活用会」の紹介ムービーです。

城組アワード 2022スペシャルムービー【多古城郭保存活用会(多古町)】 - YouTube


多古城郭保存活用会は、地元の有志で結成されて、並木城の整備から会の活動がスタートしました。
並木城は史跡指定登録されている城ではないので、整備費用も出ません。
なので、地元の方々が細々と整備するしかありません。
そんな中、並木城の素晴らしさ、歴史的な大切さ、地域にとっての郷土愛の醸成のための並木城の存在の必要性を感じた有志がボランティア団体を立ち上げ、整備を始めたのです。

そして、縁あって私に声を掛けて下さり、予算のない中、どうにかして多古の城を観光資源、教育資源にしよう!ということで、様々な取り組みをしてきました。

活動の大きな柱として、御城印を作成し、その売り上げを整備費や活動費に充てました。
地元の想いと、城の歴史を詰め込んだ御城印。
町の中でも、外からの訪問者からも話題になり、多古町の城を訪れる人が確実に増えました。

思い返せば、いろんな企画やってきたなぁ。
御城印発行のお城を当てる「お城当てキャンペーン」もやりました。
道の駅にBOXを置かせてもらって、次に御城印が発行されるお城を当ててもらいました。当たった方には御城印屋、多古町の名産がプレゼントされました。
これもかなりの来訪者増に繋がりました。

さらに、我ながらナイスアイディアだったなと思うのは、「城開き」イベント。
シーズンの始まりの時期に、お城整備をみんなでしよう!という整備イベントでした。
来て下さった方には、多古米のおにぎりなどを振る舞って、和気藹々と整備しました。

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整備前の並木城の腰曲輪。


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城開きで整備した後の並木城の腰曲輪。上の草ボーボーの写真と同じ場所です。



楽しかったのは、多古町の中村小学校での授業。
もっとたくさんの子どもたちにこの大切さを知って欲しいですね。

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こんな取り組みをしているうちに、なんと民間団体で初のお城EXPOへのブース出展も叶いました。

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最初は行政からの援助も受けずに頑張りましたが、数年後には取り組みを評価してくれた行政が案内板を設置してくれるなど、バックアップしてくれるようになりました。
まだまだ、官民の連携が完全に取れているとはいえない状況ですが、着実に結果が出てきています。

多古城郭保存活用会は多古町の歴史やお城の保存活用、そして次世代への継承のために地道に活動していきます。
ぜひ、多古にお越し下さい✨

 

各地の城に行くと、それぞれの城ごとの整備状況を目にすると思います。
有名な城や、各行政の指定を受けているような城はともかくとして、地域にひっそりと残る城は、なかなか整備がままなりません。
そういう城は私有地であることも多く、地主さん、もしくは地元の有志の方々が細々と整備するのがやっとです。整備どころか、荒れ果ててしまって、一歩も入れない城も多々あります。

荒れ果ててしまうと、地域のシンボルであり、歴史や文化のセンターである城の存在が忘れ去られ、土地の記憶から消えてしまい、開発などで焼失してしまいます。
ひとつでも城がかつての姿、輝きを取り戻せるよう、城の整備に携わる方々を応援し、さらにその活動を広く紹介することで、城の整備の大切さを知っていただきたいと思います。
そして、全国いろいろな場所で、少しずつでも整備保存継承という流れが生まれたら良いなと思います。

 

城が100城あれば、その状況も100通り。
城組アワードや私個人の仕事を通して、なるべくたくさんの各地のお城の整備事例を紹介することで、各地で頑張ってらっしゃる方のヒントや励みになればと思います。



城組アワードの詳細は以下のサイトをご覧下さい。

奮ってご応募いただければと思います✨

城組アワード | 一般社団法人 城組 (4693shirogumi.com)

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2023年5月17日 (水)

衣笠BASE vol.6のお知らせ

衣笠BASEは衣笠商店街とコラボで開催させていただいているイベントです。
1時間程度のトークショー&1時間程度の懇親会のイベントです。
毎回違うお話しするので、初めてのご参加でもOKです。
ほとんどの方が、おひとり参加です。
初めてでも、おひとりでも全く問題ありません✨

次回の日程が決まりました✨
ご都合よろしければお越しください♪

衣笠BASE vol.6
日時:2023年6月5日(月)19時~21時
会場:コリアンキッチンsora
会費:3000円(税込み)

※要予約。予約はコチラ⇒rekitoki@rekitoki.com
(お申し込みはメールのみの受付とさせていただきます。お名前と電話を教えてください)
※当日現金払い
※軽食付き
※ワンドリンク制(ドリンクは別途料金。個別会計)

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vol.5も楽しかったです♡



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今回も永治堂さんのめちゃくちゃ美味しいクッキーの差し入れをいただきました♡
キャラクターの猫シールのパッケージも嬉しい♪
今まで食べたこういうタイプのクッキーの中で、ダントツ1番おいしい。
驚きますよ、これは。
フワっと、さくっと、くしゅっと。
口の中でホロホロです。


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商店街に、今回も応援いただきました。
商店街マップを片手にお出かけ下さい✨



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今回は、三浦一族津久井氏の話とか、津久井、武エリアと衣笠エリアの繋がりとか地図で追いかけました。
あとは、津久井氏の歴史と、各地に広がった津久井氏の話、さらに戦国時代の津久井の状況。
楽しくお話しさせていただきました。
あわせて、津軽の話も。三浦一族を絡めて、いろいろと。

今回も楽しかったです。
次回のご参加、お申し込みお待ちしてまーす✨

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2023年5月16日 (火)

神奈川歯科大で講義

横須賀にある神奈川歯科大で講義をやらせていただきました
歯学部一年生の授業で、三浦半島と三浦一族の歴史をお話ししました。

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神奈川歯科大では、今年度から「横須賀・三浦半島学」というカリキュラムがスタート。
学生は6年間(卒後研修も含めると長い場合で8年間)横須賀で過ごすとのことで、第二の故郷、思い出の地になるであろう三浦半島を学ぶためのカリキュラムとのこと。
素敵です。
関わった地域の歴史を知るというのはとても大事なことだと思います。


日本全国どの地域にももちろん歴史があります。
今後、彼らがそれぞれいろいろな地域と関わっていく中で、それぞれの地域の歴史を見る目、感じる心を養ってもらえたらいいなと思います。

なので、講義はそういう歴史の楽しみ方、大切さをお話しさせていただきました。

そして、せっかく縁ができた三浦半島。
この半島を拠点として、活躍した三浦一族の魅力が少しでも伝わったなら嬉しいです。

学生さんにお話しする機会、もっと増やしたいなと思います。

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2023年5月14日 (日)

城組アワード募集開始!

城組アワードが募集開始になりました!
城組アワードは城の保存・継承活動を応援するプロジェクトです。

応募いただいた中から、城組が現地を訪れてスペシャルムービーを制作し、広くご紹介させていただきます。
スペシャルムービー制作だけでなく、城組のサイトを通してその活動をご紹介させていただきます。

城の保存整備などに関わる団体や個人どなたでも応募できます。
参加費等はもちろん無料です。

詳細は以下のサイトをご覧下さい。
奮ってご応募いただければと思います✨

城組アワード | 一般社団法人 城組 (4693shirogumi.com)


スペシャルムービーのサンプルを2本制作しました。
各関係者様にお世話になり、素敵な動画が完成しました。
こちらも是非ご覧下さい。

石川県金沢市の「加越国境城跡群および道サポーターズクラブ」と、「三谷地区町会連合会」の取り組みをご紹介。
こちらは、春風亭昇太師匠にご出演いただき、とても贅沢で楽しいムビーになっています✨

城組アワード 2022スペシャルムービー【加越国境城跡群および道サポーターズクラブ・三谷地区町会連合会(金沢市)】 - YouTube


私がアドバイザーをさせていただいている多古城郭保存活用会にもご協力いただきました♪
こちらも、地域の熱い思いを感じる素敵なムービーに仕上がりました✨

城組アワード 2022スペシャルムービー【多古城郭保存活用会(多古町)】 - YouTube

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2023年5月12日 (金)

三浦一族講演会のお知らせ

大河ドラマは終わりましたが…
三浦一族は不滅です!✨
今年も三浦一族どんどん盛り上げてアピールしていきます💨
募集開始になりました✨6月9日(金曜)です。

横須賀法人会さまの講演に呼んでいただきました!地域活性化にも繋がるように一生懸命お話しさせていただきます🙋‍♀️

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2023年5月11日 (木)

東庄町「千葉一族 東氏ゆかりの城をめぐるツアー」申込開始

今日から申込開始になりました✨
千葉県香取郡東庄町観光協会主催
「6月29日・千葉一族 東氏ゆかりの城をめぐるツアー」

集合解散はJR笹川駅。
笹川駅は、成田駅で乗り換えれば辿り着きます。
車で来ていただいても駐車場あるのでOKです。

千葉常胤の4男胤頼が東庄を領地として、「東氏」を名乗りました。
吾妻鏡によると、胤頼は三浦義澄と一緒に韮山の頼朝を訪れています。
挙兵前から、三浦氏、千葉氏と頼朝の密接な関係が伺えるエピソードです。

胤頼は和歌でも有名で、千葉市に残る頼朝伝説「君待ち橋」の由来となる歌を詠んだ人物でもあります。
この胤頼の子孫に当たるのが「東常縁(とうつねより)」
こちらは美濃国篠脇城の城主ですが、関東が戦国時代に突入し、千葉一族のお家騒動が起こると室町幕府の命令で関東に下向。乱鎮圧のために各地で戦いました。一説には三浦道寸に古今伝授を行った人物とも伝わります。
東氏、歴史満載すぎ♡

あわせて、鎌倉が武家の都になるきっかけを作った平忠常の館と伝わる大友城にも行きます。このあたりの話もツアーでタップリお話しします✨
この機会にぜひご参加下さい。

その他、コース詳細とお申し込みはコチラから。
https://www.tohnosho-kanko.jp/event/r5_yamashiro_tour/

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2023年4月28日 (金)

岡山県井原市歴史ツアーレポ・後編

岡山県井原市歴史ツアーレポ・後編です。
前編では、北条早雲と家臣の痕跡が残る「大岩刻」「新九郎薬師」をご紹介しました。
後編では、備中伊勢氏の居城で、北条早雲生誕地とも伝わる高越城に出陣します~!

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登り口から進むこと、約15分。
「早雲産湯の井戸」が見えたら、すぐ頂上です。

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主郭からの素晴らしい眺め!
高越城は標高約170mの高越山に築かれ、南側には旧山陽道と小田川を一望できる水陸交通の要衝地です。
また、笠岡方面から北上する街道と旧山陽道が合流する地点も高越城から確認することができますし、さらに東は矢掛方面、西は高屋方面を望むことができます。
周囲の要所がすべて見渡せる絶景!!


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高越城は主郭から伸びる尾根上に曲輪が配置されていて、現地には数段の平場、石組みの井戸、堀切などの城郭遺構が良好に残っています。
地元の伝承によると、高越城は宇都宮貞綱が元寇のときに九州に向かう際、山陽道の抑えとして築いたことに始まると伝わります。
その後、南北朝期には高越城、もしくは高越城の周辺で戦いがあったことが史料で確認できます。
正平6年(1351年)の史料には「於備中國荏原高越城」と書かれているので、少なくともこの頃には何らかの施設が築かれていたのでしょう。


享徳2年(1453年)には室町幕府の政所執事家の庶流にあたる伊勢新左衛門が高越城を居城としていたので、備中伊勢氏の居城だったことが分かっています。
この備中伊勢氏の出身なのが、伊勢新九郎盛時、出世してからは伊勢宗瑞、通称北条早雲です。



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ポールの土台も北条氏の家紋「三つ鱗」!



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ツアーで用意していただいたお弁当も三つ鱗のカツ!!



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井原市のゆるキャラ「でんちゅうくん」も駆けつけてくれました✨
口癖は「モフモフ」笑
でんちゅうくん自体も、モフモフしていて可愛い♡

ツアー当日は、保存会のみなさまも駆けつけてくれて、参加者を歓迎してくださいました。

なんと、山頂に椅子やベンチを用意してくれて。
車で運ぶものの、最後は大変な階段を上らなくてはいけません。なのに、「皆が喜んでくれるなら」と、椅子やテーブルを担いで上げてくれました。まるで、ランチタイムは天空のレストランさながらでした✨
またお邪魔させてくださいー!ありがとうございました✨



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高越城はとてもきれいに整備されています。
北条早雲の見た景色かも?!と思いを馳せながら眺める景色は感無量です。
ぜひお出かけください。
案内板も新しくなりました。
とっても気持ちの良い山城です♪

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備中伊勢氏は永禄年間(1558-1570)には毛利方として尼子氏との戦いに出陣していることが確認されていて、永禄9年(1566年)には当主伊勢又五郎が尼子攻めに従軍し討ち死にしたと伝わります。

その後、備中伊勢氏が滅びると、元亀2年(1571年)には高越城は毛利方の城となっていたことが史料上で確認できます。
この頃は宇喜多領である備前方面へ兵を進める際の駐屯地として機能していたと考えられています。

高越山城の南西側の尾根上には山上山城、南東側の尾根上には横畑城が築かれ、地元では出城だったと伝わっています。
確かに山頂に行く尾根上に築かれていて、城下集落との連携が考えられます。
こちらも合わせて行ってみてください。

そして、根古屋集落に下山すると、このような風景✨


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このあたりに家臣団の屋敷が建ち並んでたのかも!?と想像すると楽しい風景が広がっています。
ゆるやかな雛壇状の美しい谷です。
高越城は、周辺の地形や景色、寺社や史跡からまる一日楽しめる素晴らしいお城です♪
では、次は備中伊勢氏の菩提寺「法泉寺」に行ってみましょう~。




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法泉寺山門。
法泉寺は伊勢盛定が古㵎仁泉和尚を招いて永享2年(1430年)に創建したとされる曹洞宗寺院です。
境内には伊勢盛定、早雲(盛時)の墓が残っています。
この山門は伊勢盛定が創建した当時の門だと伝わっています。
早雲もこの門をくぐったのでしょうか。ワクワクしますね。



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お城のような堅固な造り。
早雲は法泉寺の開山和尚である古㵎仁泉和尚から学問や兵法、儀礼儀式等の教養を学んだとされています。
ここで勉学に励んだのですね。




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法泉寺には早雲が伊豆国修禅寺から持ち帰り奉納したと伝わる「摺り袈裟」や、早雲の肖像画などの貴重な文化財が寺宝として伝わっています。さらに文明3年(1471年)に早雲が発給した禁制が残り、これは早雲が備中伊勢氏を出自とすることを決定づけた貴重な史料です。
高越城で生まれ育ったとされる早雲は、8代将軍足利義政の弟義視に仕え、その後は9代将軍義尚の奉公衆となりました。そして、駿河国守護今川家のお家騒動を収束させるなどの活躍をし、さらには伊豆国や相模国を手中に収めるほどの勢力へと発展しました。早雲以降5代に渡り、関東に覇権を打ち立てたのです。そんな早雲出自の高越城と、ゆかりの法泉寺。ぜひ、セットで訪れて欲しい史跡です。



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法泉寺には早雲と、父盛定のお墓があります。
そして、墓所には興味深いものが。
五輪塔なんですが、このあたりの五輪塔は「こごめ石」を使っているとのこと。
こごめ石は、結晶の粒で形成されていて、真っ白で美しいです。写真は茶色く見えますが、肉眼で見ると水晶のようでとてもきれい。
関東とは違う五輪塔に感動~✨


次はうってかわって、井原鉄道の見学に行きます🚋
井原鉄道は鉄道好きの方々からも愛されている電車です。
「九州新幹線」「ななつ星in九州」などを手がけた岡山県出身の水戸岡鋭治氏の設計による「夢やすらぎ号」や、大原美術館とコラボした「アート列車」や、「天文王国おかやま」を象徴する美しい星空をイメージした 「スタートレイン」など、個性的で素敵な列車を走らせています。


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ヘルメット被って車庫へ~。



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アート列車の中へ。
窓には大原美術館の作品が!
とても楽しい列車です。
美術館にいるみたい♪

そして、お次は井原デニムの工場見学へ。

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井原は日本を代表するデニムの産地です。

もともと井原には300軒近くの織物店や工場があったそうです。それらの数は減ったものの、今に残った織物工場などはいつしかデニム製造をはじめました。そして、世界に誇る井原デニムが誕生したのです。
今回ツアーでお邪魔したのは「日本綿布(株)」さまの工場。
工場見学と井原デニムの歴史などもお聞きしたりと、楽しい時間でした。
お話伺ったら、ヴィトンやクロムハーツなどに生地を提供しているそう。すごい!
そんな世界的な日本綿布さまの工場を見学したり、ショップで買い物を楽しみました。
300軒近くの織物店や工場が軒を連ねていた井原の商店街はスゴイ活気だったそう。
パチンコ屋さんに、映画館、たくさんの飲み屋などが建ち並ぶ繁華街だったようです。



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と、いうことで私はGジャンを購入。
こちらは井原駅の構内のデニムショップで一目惚れして買いました♡
これからの季節にピッタリ♪


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今回のツアーでは、御城印とオリジナルトートバッグをお土産に。
参加者の皆様が喜んでくださって良かったです。


井原市さんとは、これからも何かご一緒させていただけたらと思っています。
ツアーや講座、学校授業や、市民向けのイベントなど、いろいろとできればなぁと。
井原市の山城だけでも、かなりの数がありますし、ひとつひとつ掘り起こしていったら、地域の宝がわんさか増えると思います。
地元の方の気づきにもなりますし、保存活動してくださっている方々の励みにも成ります。
そんな中、縄張り図をみせていただいて、行きたくて仕方なかった高屋城に連れて行っていだきました!

 

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これがすごかった!
多少の整備はできているので、活用方法はいくらでもありそう。
麓からのルートさえ、計画的に考えれば井原市の人気スポットになりそう。



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20本ちかくの竪堀が入っていて、尾根を遮断する大堀切も見事!
ウハウハ言っちゃうようなダイナミックな遺構がタマりません。
文献では「高屋要害」いう名で登場し、毛利氏と山名氏(山名氏に属した藤井氏)との戦いに関連して築かれたと思われます。



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高屋城には井原市観光交流課の方、文化財課の方、地域の議員の方、さらに山陽新聞の記者さんたちと登ってきました。
高屋城があまりに素晴らしくて、探検調査隊は盛り上がりました✨


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山陽新聞のN記者にも素敵な記事を書いていただきました。
「薫る戦国時代」
このフレーズ最高です!!
今年度、来年度は高屋城の掘り起こしなどができたら幸せなことですね♡




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井原市は那須与一の歴史も埋もれています。
南北朝、室町、戦国時代には那須氏が勢力を広げ、寺社の整備や築城を行っています。
まだまだ井原市の歴史の魅力を私も知りたいですし、知ったらそれをたくさんの方に伝えたいなと思います。
井原市でのお仕事、とっても楽しかったです。
ありがとうございました!!


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写真は那須氏菩提寺「永祥寺」と、那須氏の城「小菅城」
どちらもツアーで行きたいな。

5月3日に小田原城で「北条五代祭り」が開催されます。
井原市もブース出展します。
私も13:00-17:00にブースにいます。
良かったらお立ち寄りください。
井原市のこと、早雲のこと、お話しできればと思います✨

小田原北条五代祭りに参加します♪: 山城ガールむつみの出陣ノススメ (cocolog-nifty.com)

 






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峰上城御城印発行&千葉100城記念!!

4月29日(土)に千葉県富津市の「峰上城」の御城印が発行されます!
この峰上城が、千葉県御城印100城目になります✨
記念すべき御城印です♪

100城記念イベントもありますので、もしよかったらお越し下さい。
イベントの詳細はこちら
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
金谷城ツアーと千葉のお城&御城印トークショー: 山城ガールむつみの出陣ノススメ (cocolog-nifty.com)



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【峰上城のご説明】
峰上城は湊川の河口から5kmほど上流、支流である志駒川と合流する地点の標高約130mの丘陵に築かれました。
長狭方面や小糸方面、また湊川を通じて東京湾に出ることができる立地からも、水陸両方の交通の要衝地であったことが分かります。秋元(小糸)城、久留里城を通じて真里谷武田氏の本城である真里谷城と連携していたと考えられます。

峰上城は遺構が広範囲にわたって良好に残っています。また、『上総国天羽郡峯上古城之図』(国学院大学図書館所蔵)には、「大橋」「大門」「中城」「本丸」「尾崎曲輪」などの記載があり、当時の大手道など、城の様子が推察できます。 

峰上城の築城等の詳細は不明ですが、古河公方足利成氏の家臣真里谷武田氏が上総南西部の支配拠点として築いたと考えられていて、真里谷武田信興による築城とも伝わっています。城内の環神社に奉納された天文2年(1533年)の紀年銘を持つ鰐口に「峰上之城」と刻まれていることから、少なくともこのときまでには築城されていたことが明らかとなっています。

峰上城は真里谷武田氏の重要拠点として機能していたと考えられますが、『鳥海文書』には、尾崎曲輪に駐屯していた吉原玄蕃助が二十二人衆を率いて小田原北条方として戦ったと記されていて、16世紀中頃には小田原北条方の城となっていた可能性も指摘されています。詳細は不明ながら、戦国期の諸勢力が入り乱れて争った状況を知ることができる貴重な城といえます。

 

【御城印のご説明】
戦国時代の遺構を良好に残し、広大な城域を誇る峰上城の御城印には、『上総国天羽郡峯上古城之図』(国学院大学図書館所蔵)をモチーフにしました。この絵図には、峰上城の代名詞ともいえる全国にも類を見ない特徴的な七連続堀切がしっかりと書かれています。

峰上城に関する遺物として、前述の天文2年の紀年銘を持つ鰐口や、同じく天文年間の紀年銘で真里谷全芳奉納の鰐口が伝わっています。御城印には、鰐口をデザインしました。

また、伝吉原玄蕃助着用といわれる、房総の戦国時代を代表する甲冑としても有名な仏胴胸取五枚胴具足(館山市博物館所蔵)もデザインしました。いずれも、峰上城を物語る上でとても貴重な伝承品といえます。あわせて、真里谷武田氏の家紋「四ツ菱」をデザインしました。



販売情報は以下です。

〇高梨商店
千葉県富津市湊735

0439-67-0224
午前11時~午後6時

休業日:月曜日

※年末年始やその他臨時休業あり  

 

○まるごとしすい

〒285-0912

千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 

043-376-6810

営業時間 9時~18時 

定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)

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2023年4月26日 (水)

小田原北条五代祭りに参加します♪

5月3日(祝)に小田原城で「小田原北条五代祭り」が開催されます。
二の丸広場には、たくさんブースが出展されます。

その中に、岡山県井原市ブースも登場します✨
井原市は北条早雲の出身地!
小田原北条五代祭りにふさわしい出展ですね♡

以前ツアーやらせていただきましたが、井原は歴史ロマン溢れる素晴らしい地。
今回、関東で出展されるのはとても嬉しいです。
ぜひ、ブースに立ち寄って、早雲生誕地に思いを馳せて下さい✨

ちなみに、13:00-17:00は井原市ブースに私もお邪魔します。
お立ち寄り下さい。
現地の話などできますので、気軽にフラっと寄って下さいませ♡

ブースでは、早雲生誕の城とも伝わる高越城の御城印とオリジナルトートバッグを販売します。
どちらもデザインさせていただきました。
小田原城で販売できるなんて、嬉しいー!!
みなさまのお越しをお待ちしてまーす♡

2023年5月3日『第59回小田原北條五代祭り』開催! | 特集-特集記事 | リトルトリップ小田原 [小田原市観光協会] (odawara-kankou.com)


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Gジャンは井原デニム!
デニムは井原の一大産業のひとつです。
これ着て、みなさまのお越しをお待ちしてます✨

持っているのがオリジナルトートバッグ!
井原デニムのトートで、早雲のデザインになってます。
かっこいいですよー



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2023年4月23日 (日)

日経新聞掲載

日経新聞で御城印の取り組みを記事にしていただきました✨
ありがたいことです。
御城印発行だけで終わらせず、継続的に各地域と色々な企みをしていきたいです。

ツアー、講演講座、学校授業、リーフレットや案内板の整備などなど。
御城印発行がはじめの一歩。
その後に繋げることが次の課題です。
賛同いただく輪をどんどん広げていきたいですね。



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2023年4月20日 (木)

金谷城ツアーと千葉のお城&御城印トークショー

金谷城ツアーと千葉のお城&御城印トークショー

浜金谷駅から送迎のマイクロバスが出ることになったので、ご参加いただきやすくなりました。
12:10頃と12:20頃に浜金谷駅にお迎えにきてくれます。帰りも浜金谷駅まで送ってくれます。
フェリー港と浜金谷駅は近いので、フェリーで来ても浜金谷駅からマイクロバスに乗れます。
(すでにお申し込み済みの方には。後日送迎についての連絡がいくと思います)

金谷城で通常非公開の四脚門と主郭見学ツアーやります✨
あわせて、千葉のお城と御城印トークショーも!

実はなんと!
4月29日に販売予定の峰上城が記念すべき千葉県内の御城印100城なのです!!
地域の名も無きお城を少しでも多くの人に知ってほしいという想いから、千葉城郭保存活用会で取り組んできました。
たくさんの自治体、観光協会、保存会の方、地域の関係者の方々にお世話になりながら、大きな節目の100城発行を迎えることができました。
本当に嬉しく、有り難いことです。

それを記念して、今回はTJKリゾートさまのご厚意で、金谷城ツアーとトークショーが開催できることになりました。
この機会に是非お越し下さい♡

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・開催日
5月20日(土)

・開催内容
12:00      受付開始 
12:30~13:45  千葉のお城&御城印トークショー
13:45~14:30  金谷城ツアー      

・開催場所
TJKリゾート金谷城(富津市金谷4111-1番地)

・参加費
3,000円(当日現金払い)

・お申し込み方法
㈱塚原緑地研究所にTELにて申し込み下さい。
電話番号043―306―8446
(平日9:00より17:00まで受付)

・その他
申し込み先着順限定40名。

参加者には千葉の御城印100城目となる峰上城(むつみサイン入り)の御城印をプレゼント。
また、千葉の御城印の販売会も行います。希望者にはひとり3枚までサインさせていただきます。サイン会は、主郭見学後に本館内で行います。靴が汚れることが予想されるため、お手数ですが履き替え用のスリッパや内履き等をお持ちください。

駐車場はありません。車での参加はご遠慮ください。
主郭の見学については、天候により中止する場合がございます。

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主郭から。


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通常非公開の主郭!

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2023年4月18日 (火)

三浦一族・津久井氏の歴史探訪ツアー募集開始

今日から募集開始になりました!
5月16日、18日(両日同じ内容)
「三浦一族ゆかりの地めぐり・津久井氏の歴史探訪!菩提寺東光寺と武山を歩く」
https://yokosuka-kanko.com/tour/
東光寺では、お地蔵さんの特別拝観と、私とご住職のミニトークショーもあります笑
お地蔵様は最近調査され、修復された貴重なお地蔵様です。
調査結果などについても、ご住職がお話してくださるかも。

16日の夜は衣笠BASEがあります。
まだお席あるので、ツアーとセットでぜひ。
昼は歴史ツアー、夜は衣笠BASE!きっと充実の一日になりますよ✨(自分で言う笑)
http://yamajirogirl623.cocolog-nifty.com/blog/2023/04/post-bfe081.html

その他、お申込可能なツアーは以下。
こちらもご検討下さい。
どれもこれも楽しい✨ほんとほんと。

関ヶ原
http://yamajirogirl623.cocolog-nifty.com/blog/2023/03/post-628506.html

千葉一族ツアー
https://www.hankyu-travel.com/tour/detail_d.php?p_hei=10&p_course_id=SB287

埼玉県小川町
http://yamajirogirl623.cocolog-nifty.com/blog/2023/04/post-010db0.html

6月後半から8月いっぱいは、季節的な理由からツアーが減るので、今のうちにたくさん歩きましょう♡

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2023年4月11日 (火)

衣笠BASE vol.5のお知らせ

衣笠BASEは衣笠商店街とコラボで開催させていただいているイベントです。
1時間程度のトークショー&1時間程度の懇親会のイベントです。
毎回違うお話しするので、初めてのご参加でもOKです。

vol.5の日程が決まりました✨
ご都合よろしければお越しください♪

衣笠BASE vol.5
日時:2023年5月16日(火)19時~21時
会場:コリアンキッチンsora
会費:3000円(税込み)

※要予約。予約はコチラ⇒rekitoki@rekitoki.com
(お申し込みはメールのみの受付とさせていただきます。お名前と電話を教えてください)
※当日現金払い
※軽食付き
※ワンドリンク制(ドリンクは別途料金。個別会計)

vol.4も楽しかったです♡

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めちゃ笑ってる笑


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今回は岡山県井原市のツアーのお話しを。
歴史の紹介と、楽しかったことと、地域の方の想いや諸々お話しさせていただきました。
ツアーでいただいたトートバックと、現地で購入したジージャンの自慢もしてきました笑


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今回も商店街の数社にスポンサーになっていただきました。
ありがとうございます。

さらに永治堂さんは、オヤツの差し入れまで♪
嬉しすぎるし、美味しすぎる!
本当に嬉しいです。ありがとうございます。


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2023年4月 2日 (日)

埼玉小川町・安戸城&中城ツアーの募集開始

定期的に開催させていただいている埼玉県比企郡小川町の歴史ツアー✨
募集開始になりました。

2023年5月27日(土)
ぜひ!今回もめちゃめちゃ楽しいコースをご用意いたしました♡

山城ガールむつみと行く 「いざ、上田氏の本拠安戸城&中城バスツアー」2023年5月27日(土)開催決定!! | おいでなせえ小川町 (ogakuru.jp)


今回は上田氏の本拠と考えられている安戸城と猿尾氏の居城とも伝わる中城に出陣します。
安戸城の麓には上田氏の菩提寺浄連寺もあり、上田朝直の墓も残ります。
扇谷上杉氏の家老上田氏、そして上田氏の家臣山田伊賀守の伝承が残る歴史深いエリアです。
今回は和紙手漉き体験もツアーに組み込みました。ぜひ、地域の歴史と文化を存分に堪能していただきたいと思います!

このエリアは小田原北条氏が鉢形城を拠点とすると、鉢形城と繋ぐための城がたくさん築かれました。
とにかく楽しいエリア!

安戸城は東秩父村唯一の中世城郭跡。
室町から戦国時代に数多く繰り広げられた松山城争奪合戦の折、松山城主上田朝直の退路とされたところで、腰越城と浄蓮寺の間に位置し、物見の城か村の城であったと思われます。
安戸城の最奥には上田氏の菩提寺もあり、ここが上田氏にとって特別な場所であったことがわかります。


中城は遺構の残りも良く、とにかく楽しい。
あわせて、貴重な板碑が残るお寺にも立ち寄ります。
今回も楽しく歩きましょう~✨
東武東上線小川町駅集合解散ですが、池袋や横浜から1本で行けるので結構ラクチン♪

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2023年3月31日 (金)

いざ、関ヶ原!ツアー募集開始✨

ついに関ヶ原ツアーが募集開始になりました。

ゴールデンウィークは関ヶ原へ 5/5と5/6、両日同じ内容でツアーやらせていただきます。
去年の秋にモニターツアーで開催したコースです。
今回はお弁当とオヤツ付、ガイディングレシーバー、関ヶ原記念館入館料すべて込みの盛りだくさんツアーとなってます。

関ヶ原の合戦だけでなく、周辺をじっくり歩いて、関ヶ原の魅力を楽しみたいと思います。
壬申の乱とか、不破関とか、コンテンツ満載!
しっかり歩くので、関ヶ原の地形などから歴史を肌で感じることができます✨


車で回っても、いまいち分からないので、この機会にじっくりと歩きましょう♪

山城ガールむつみと巡る、初夏の関ヶ原ツアー【+オプショナル懇親会】 | 歴史ツアー,関ケ原町 | 戦国武将、歴史グッズの「小川新聞店」通販サイト (ogawashinbunten.com)

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2023年3月28日 (火)

那珂川町ツアーのレポ

栃木県那須郡那珂川町でツアーをやらせていただきました。
今回のツアーは、那珂川町観光協会さんからお声かけいただいたのがきっかけです。
「町の新しい観光資源を掘り起こしたい!」という想いから、観光協会さんが町内の城を調べて歩いたそう。
そうしたら、町内にたくさんの山城があることに気づき、私に連絡を下さいました。

那珂川町の山城でツアーが可能か?人が来てくれるような山城なのか?
そんなお問い合わせをいただいたので、那珂川町に伺って現地を案内していただきました。

そしたら…楽しい!中世の雰囲気を感じられる景観。


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那珂川町は栃木県の北東に位置し、那珂川と八溝山地に囲まれた自然豊かな土地です。八溝山地は茨城県との境になっていて、中世においても国境の地にあたるため、重要な場所だったと推察されます。
さらに、東山道が近くを通っていて、北に向かうとすぐに白河の関です。

那珂川は太平洋に注ぎ、河口には古くからの大湊「那珂川湊」があります

このように、太平洋航路に繋がる那珂川町内には、たくさんの古墳が築かれ、古代から水上交通、陸上交通が発達したエリアであることがわかります。
豊饒な地だったため、朝廷の穀倉地帯でもあったそう。



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さらに、なんと。
こんなものまで!
「古代産金の里」の称号!

747年の奈良の大仏造立の時にここから金が発見され、ここから奈良に金を運んだそう。
大仏造立の資金にもなり、大陸文化との交流の際の資金にもなったとのこと。
日本最古の産金の地!
すごーい。那珂川を使って、舟で運んだのかな。

と、いうことで那珂川町は色んなコンテンツが埋もれています✨
楽しい!!

そんな那珂川町を古代には豪族那須氏が領し、中世になると宇都宮氏が領しました。
宇都宮氏の庶流の武茂氏や松野氏が那珂川町に館や城を築いて支配拠点としました。
そして、佐竹氏、那須氏らの勢力との最前線になったのです。
那珂川町にはたくさんの山城があります。
今回のツアーでは、台の館と武茂城をめぐりました。

では、行ってみよー!
いざ、出陣!


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ツアーの前日は大雪で。
開催が心配でしたが、むしろ幻想的で素敵な景色が楽しめました✨
貴重な体験♪


「道の駅ばとう」で待ち合わせしたら、まずは松林寺へ。
ここは宇都宮氏の庶流松野氏ゆかりの寺です。
松野氏は鎌倉時代に承久の乱などでも活躍し、伊予国守護にもなった有力御家人宇都宮頼綱の孫、業義がここを領して松野氏を名乗ったとされます。
戦国時代にもここを拠点としていて、松林寺を取り巻く山陵部に松野城を築きました。
今回は山城には上がらず、お寺と、麓に築かれた台の館を訪れました。

 

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松林寺。
山門から本堂の高台を眺める。
館がここでもいいくらいの要害。
カッコイイ地形。


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松林寺は曹洞宗寺院。
自伝によると、松林寺は天正18年(1590年)に創建されたとされていますが、その前から前身になる寺があったとも伝わります。
境内には本堂を取り巻くように、腰曲輪のような平場が数段確認できます。
お墓には松野氏の家臣だったと伝わる氏族の名前が刻まれています。

 

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中世の石造物も数基確認できました✨
中世の残欠を見つけると嬉しい♡
お参りを終えたら、麓の台の館へ。


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松野城の遠景。
松野城は松林寺を挟むように両サイドに2つの城が築かれました。向かって左が松野北城、右が松野南城です。
その2つの城の間は「城の間」と呼ばれる谷となっています。
おそらく、その谷には街道が通っていたと思われ、さらに、その谷には「城間川」という那珂川の支流が流れています。

そして、城の麓には平時の居館と思われる方形居館が築かれていたと思われます。
その居館は「台の館」と呼ばれていて、現在でもわずかな土塁が確認できます。



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那珂川の支流「城間川」
松野北城と南城の間を流れています。
ちなみに松野北城は民地のため、現在入ることができません。
南城に関しては、松林寺から上がっていくか、山麓の二荒山神社から上がっていけます。



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二荒山神社の階段は上り甲斐があります。
結構大変(笑)

 

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台の館の土塁。
那珂川と支流城間川の合流地点の河岸段丘に築かれています。
この付近には江戸時代にもとてもにぎやかだった「久那瀬河岸」があります。

中世から川湊が存在してたのでしょう。

 

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土塁と堀に囲まれたきれいな方形居館の痕跡が残ります。
これだけで楽しい~♡
土塁とその手前の茶色い土の部分が、かつての空堀。

畑にするのに埋めてしまったんですね。


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台の館周辺には五輪塔や宝筺印塔などが残っていて、松野氏の痕跡を見ることができます。
三角の石造物には、貞和3年(1347年)の銘が入っているため、「貞和の碑」とよばれています。
「貞和」が北朝年号のため、松野氏と北朝の繋がりが想像できます。
また、この付近には「堂西」という屋号を持つ家があり、松野氏に関わる寺の存在も指摘されています。

 

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また、貞和の碑とともに、中世の五輪塔や宝筺印塔、天正16年(1588年)と慶長2年(1597年)の碑も並んでいます。
松野氏の存在をこれらの石造物から感じることができますね。

台の館は少し地味ではありますが、名族宇都宮氏の分家松野氏を知るには貴重な遺跡です。
方形居館としても楽しめますし、松林寺の台地、それを囲む南城と北城、宇都宮一族のシンボル二荒山神社、さらには那珂川と城間川の河川交通など、複合的に見るとものすごく面白いです。
中世が手つかずで残っているようで、この松野の空間、私は感動しました✨
こういう地域の魅力をもっとたくさんの人に伝えたいです。

 

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と、いうことでお昼ご飯です♪
お昼は「御前岩」でいただきました。
今回のツアー企画のために特別に作っていただきました。
豪華すぎる!!!
地のものがふんだんに使われていて、美味しかったです。
こんな素晴らしい食事を用意して下さって、感謝感激です。

 

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午後は武茂城へ!
武茂城は武茂泰宗が永仁年間(1288-1299)に築いたと伝わります。
武茂氏の最初の居館は武茂川対岸の「古館」だとするという伝承も伝わっています。
武茂城の築城当時の詳細は不明ですが、今に残る武茂城の遺構は戦国時代のものと考えられます。

乾徳寺を中心として、東西に城郭が築かれています。それぞれ、武茂西城、武茂東城ともよばれています。
松野城もそうでしたが、真ん中に谷があって、そこに寺が置かれて、寺を挟むように2つの城郭。
この地域の特徴的な築城だなと思いました。
他のお城も今度まわってみようっと。

今回のツアーは武茂西城へ。
東城は現在は荒れていて入るのが厳しいです。
将来的に整備して入れるようにしたいなぁ。

武茂城の南側には武茂川と並行するように街道が通り、交通の要衝地だったことがわかります。
武茂東城の南側に根古屋が形成されていたとされ、家臣屋敷があったと考えられています。
中世の城下を江戸時代に踏襲して整備したようです。
城下には鍵の手状のクランクなどが見受けられます。
江戸時代には宿場町として発展しました。交通の要衝ならではですね。


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城下町。いい雰囲気。


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武茂氏は宇都宮氏の庶流にあたります。
宇都宮景綱の3男泰宗が武茂の地を領し、武茂氏を名乗ったとされます。
泰宗は兄宇都宮貞綱が元寇の際に九州に赴くと、自身も同行したため、泰宗の子時綱が武茂荘を継ぎました。

南北朝期は本家である宇都宮氏と対立するものの、応永14年(1407年)には武茂氏の当主持綱が宇都宮家を継ぎました。
それにより、武茂氏は一度途絶えたため、永正3年(1506年)に宇都宮一族の芳賀正綱が武茂に入り、武茂氏を再興しました。正綱、もしくは3男の兼綱の頃に武茂城が築かれたともいわれています。

武茂氏は戦国時代には宇都宮氏に属しながらも、佐竹氏に属していました。
その後、豊臣政権下で武茂氏は佐竹氏の家臣団として常陸国大賀村に移封となりました。



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静神社から上ります。
ここもなかなかの階段。


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ただし、頑張って上ると素晴らしい遺構がお迎えしてくれます✨
見事な堀切や土塁、空堀が最高です。

これは、現地で是非体感して下さい。
また、ツアーもやると思いますので機会があればぜひ!!



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高低差がよく分かる!
かっこいい!



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ダイナミックで美しい空堀!



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広大な城なので、まだまだ歩ききれません。
何度も訪れて隅から隅まで見てみたいと思います。



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こんなですもん。1回のツアーじゃ、ムリムリ!
これは民俗資料館の展示です。冬期は閉館してます。

今回は左側の武茂西城に行きましたが、東と西で造り込み方が全然違うと感じました。

時期差なのか、用途の違いなのか?
そんなことも考えながら、またお邪魔しようっと。



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麓に降りて、曹洞宗寺院乾徳寺へ。
創建は寛正3年(1462年)と伝わっています。
武茂城の大手門と伝わる門が山門となっています。乾徳寺の参道が武茂城の大手道と考えられています。
この山門、当時から同じ位置にあるとも伝わるとても貴重な武茂城の遺跡です。

 

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乾徳寺は武茂氏の菩提寺で、境内には武茂一族の廟所があります。
武茂氏は宇都宮一族の中でも、重要な位置を占める分家でした。
宇都宮氏の当主が途絶えたときには、武茂氏から宇都宮当主が選ばれたほど。
宇都宮宗家と同じように和歌にも長け、歌人を輩出しています。
ぜひ、菩提寺にもお立ち寄り下さい。

 

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今回はモニターツアーだったので8人限定で2回開催しました。
皆さん、楽しんでくださったようで良かったです♪



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両日とも楽しかったです♪


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今回をスタートとして、歴史と山城で地域を盛り上げたいと那珂川町のみなさまが頑張ってます。
私も一緒に色々やらせていただきたいと思ってます。

今回、とても嬉しかったのがなす風土記の丘資料館の学芸員の初井さんがツアー両日とも丸々一緒に歩いてくださったこと。
一緒に歩きながら、私のガイドに補足してくれたり、質問にも答えてくれたり。
初対面と思えないほどに、なんだか息が合っていた気がします笑
とても楽しかったし、こういう発信の仕方いいなぁと思いました。
はじめてのパターンでした。

初井さんとも、今後もっと盛り上げたいね…などとお話しさせていただき、今後にますます期待が膨らみます。
那珂川町、熱くなりそう!🔥
頑張りたいです🔥

 

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那珂川町は便が悪いです。最寄り駅の氏家が遠い。バスがない。
なので、このツアーをはじめの一歩として、ツアーの時は宇都宮駅か氏家駅に送迎バスを出すなど、拡大していきたいと思います。
そんな話を那珂川町観光協会さんと話しました。
写真の方は観光協会の山口さん。
山城が町のコンテンツにならないかと、模索された方です。
声を掛けていただいて良かったです。

今後継続して、那珂川町で山城をテーマに町おこしできたらいいなとワクワクします。
初井さんとトークショーとかいいな。やりたいな。
またツアーもやりたいな。

と、いうことで那珂川町にぜひ足をお運び下さい✨



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ツアーにはケーブルテレビも来て下さって、地元の方にツアーの様子を届けてくれました。
地元の方が、興味もってくれると良いな。

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2023年3月26日 (日)

衣笠BASEと新井城&三崎城ツアーのお知らせ

衣笠BASEのお知らせと、同じ日の昼間に開催されるツアーのお知らせです。
よかったら朝から晩まで、一緒に楽しみましょう✨

〇新井城&三崎城ツアー
こちらはじっくり楽しく歩きます。
途中路線バス移動がありますが、三崎口駅から新井城へ戦いの痕跡や歴史ストーリーを拾い集めながら歩きます✨

新井城は本丸部分に入らなくても十分に楽しめるお城です。
三崎城も地形をしっかり見ながら歩くと、とても楽しいお城です。

https://www.hankyu-travel.com/tour/detail_d.php?p_course_id=SB367&p_hei=10

 

〇衣笠BASEvol.4の詳細が決まりました✨
ご都合よろしければお越しください♪

1時間程度のトークショー&1時間程度の懇親会のイベントです。
あと数名で締め切りです。

 

衣笠BASE vol.4

日時:2023年4月10日(月)19時~21時

会場:コリアンキッチンSORA

会費:3000円(税込み)

 

※要予約。予約はコチラ⇒rekitoki@rekitoki.com
(お申し込みはメールのみの受付とさせていただきます。お名前と電話を教えてください)
※当日現金払い
※軽食付き
※ワンドリンク制
※ドリンクは別途料金。個別会計。

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2023年3月24日 (金)

「堀川館」御城印発行

千葉県匝瑳市「堀川館」の御城印発行です✨
今は星宮神社が建っている場所に、かつて堀川館が築かれました。

千葉一族堀川氏と野手氏の抗争の舞台になった場所でもあります。
九十九里に面して、たくさんの城が築かれたエリアです。


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【堀川館のご説明】
堀川館は標高5mほどの砂州上の微高地を利用して築かれた居館です。堀川集落に残る館跡のため、「堀川館」とよばれていて、現在は星宮神社が鎮座しています。以前は、星宮神社の境内を囲むように堀と土塁が巡らされていたといいます。近年の道路工事でほとんどの遺構が消滅しましたが、現地に残るわずかな土塁と堀の痕跡からかつての方形区画の館跡を想像することができます。

築城等に関する詳細は不明ですが、千葉一族の庶流である堀川氏の居館と伝わっています。堀川氏についての詳細も不明ですが、『神代本千葉系図』には、椎名胤光の子に胤次、清胤の名前が載っており、それぞれ堀河四郎、同又四郎と脇書されています。このことから、堀川氏は千葉一族椎名氏の分家であることが推察されていて、鎌倉時代に堀川の地頭職を得て、代々この地を治めていたとされています。

戦国時代には、野手周辺を領していた同じく千葉一族椎名氏の庶流である野手氏によって堀川館は攻められ、堀川氏は家臣ともども討ち死にしたと地元に伝わっています。
また、『天正十八年千葉家落城両総城々』には、天正18年(1590年)に椎名山城守が堀川館の城主だったと記されています。

発掘調査では、奈良時代から江戸時代にかけての遺物が出土していることから、継続的にこの地に地域の中心的な施設があったと考えられます。また、明治初年には堀川館の跡地に三河西端藩の陣屋が設けられました。

 

【御城印デザインのご説明】

千葉一族堀川氏の居館と伝わる堀川館の御城印には、千葉一族の家紋「九曜」をデザインしました。現在鎮座する星宮神社の旧号は「妙見大菩薩」だったといい、妙見信仰を重んじていた千葉一族との繋がりが推察できます。この神社は堀川氏が勧請したとも、堀川氏の後に入った野手氏が勧請したとも伝わっています。

堀川館の発掘調査では、台と歯を一木から作る鎌倉時代の連番下駄が出土しています。実際は下駄の台のみの出土ですが、御城印にはイメージとして下駄完品の絵を描きました。 他にも堀川館からは15世紀の土鍋、内耳土鍋、17世紀以降の陶磁器など、多数の生活用品が発掘調査から見つかっています。

さらに、調査ではフイゴの羽口や鉄滓が見つかっていて、周辺には「鍛冶屋」という字名も残ることから、この地域で中世から近世にかけて鍛冶が行われていたと推察されています。また、堀川館は微高地を巧みに利用して築かれた居館であることから、地形が分かる地図を配置しました。


3月25日(土)から販売開始!

販売場所
〇そうさ物産センター匝りの里(めぐりのさと)
千葉県匝瑳市八日市場イ137-1
電話番号 0479-73-5015
営業時間9時から18時
年中無休

〇まるごとしすい
千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 
043-376-6810
営業時間 9時~18時 
定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)

 

 

 

 

 

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2023年3月18日 (土)

岡山県井原市 高越城&北条早雲ツアーレポ・前編

岡山県井原市で歴史ツアーをやらせていただきました。
テーマは「北条早雲」
メインスポットは「高越城」
これらを中心に丸一日、周辺の歴史や文化を楽しみました✨
(今は伊勢宗瑞という呼び方が主流になってきている早雲ですが、井原では「北条早雲」という通称に敬意を込めてよんでいるので、このブログも北条早雲で通します)


集合は井原鉄道の「早雲の里荏原駅」!
そのままズバリの駅名です。

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早雲は備中伊勢氏を出自とし、ここ井原(中世の荏原荘)で生まれたとも伝わっています。
高越城が備中伊勢氏の居城なので、高越城が早雲生誕の地ともいわれているのです。


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駅前では有名な武者姿の早雲肖像画をモチーフにした早雲像がお出迎えしてくれます✨
この武者姿の肖像画は今回ツアーでお参りさせていただく法泉寺さま所蔵。
武者姿の肖像画は今のところ1点しか確認されていないとても貴重なものなのです。
さすが備中伊勢氏の本拠地!


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駅前の案内所にはデニムの幟が!
日本綿布(株)さんが作ってくれたそうです。
かっこいー!!


当日は高越城顕彰会の皆さまも、おもてなししてくれました。
そして、なんと井原市長(大舌勲市長)も駆けつけてくれて、一緒に高越城にのぼってくれました✨
嬉しかったです。


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今回のツアー開催のきっかけは、井原市さんからお声かけいただいたこと。
そもそも、北条早雲のルーツである井原市さんからお声かけいただいたのは本当に光栄で。
早雲の偉業を伝える媒介役をやりたい!西と東の歴史を繋げたい!
と、連絡いただいた瞬間に思いました。
本当に有り難かったです。

三浦一族の本拠地で生まれ育った私にとっては、北条早雲は三浦一族を滅ぼした最大の敵!
…なんですけど、やはり早雲はスゴイ。
その存在と軌跡が、敵(笑)でありながらワクワクさせてくれる大好きな人物です。

今川家のお家騒動、小鹿範満の乱をきっかけに駿河国にやってくる早雲。
それには太田道灌の死も大きく関係してたと思われますし、西と東の歴史が早雲を通して多面的に見えてきますし、そこから三浦一族の滅亡へのカウントダウンも聞こえてくる気がします。

とにもかくにも、そんな早雲の生誕地ともいわれる荏原荘、
備中伊勢氏の居城高越城のお仕事をお声かけいただいたときの喜びったら♡

ということで、現地に入ってみたら…

まぁ、あるじゃないかあるじゃないか。
面白い歴史資源が!宝の山だー!

荏原荘は源平合戦で武功をあげた那須与一が恩賞として地頭職に任命された場所。
あの那須与一ですよ!それだけでスゴイ!
そのため、那須氏の歴史が井原市にはたくさん眠ってます。
那須氏の山城、寺、そのた梵鐘などの文化財。
那須一族テーマに何本かツアーできそう。いつかやりたい。


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那須氏の菩提寺「永禅寺」


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永禅寺にある那須一族のお墓


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実は、なんと、井原鉄道井原駅は那須与一をテーマにした駅舎となっています。
正面の尖ったのは矢をモチーフ。屋根は弓です。
そして、その正面には…


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じゃじゃーん!
扇の的です。しかも、扇の的の穴から弓矢を覗くと、的に突き刺さっているように見えるのです。
素敵な仕掛け。
ぜひ、穴から弓矢を覗いて、射られた感を楽しんでください笑


現地と打ち合わせをしたり、井原市の皆様、高越城顕彰会の皆様と下見をしたり、いろいろと教えていただいて。
ツアーに合わせて、御城印も作らせていただきました。
備中伊勢氏の菩提寺である法泉寺様にもとてもお世話になりました。
ご厚意で、江戸時代に書かれた有名な早雲の武者姿の絵図を御城印に使わせてくださいました。
さらに、早雲の禁制の花押もデザインとして使わせていただきました。
こちらは、早雲の初期の花押とされていて、関東では見ることができない貴重な花押です。
ありがたいことです。


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このように、井原の方々のたくさんのご協力を得て御城印発行&ツアーが開催されました。
そして、迎えたツアー当日。

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わーい、快晴。
最高の天気。まだ、3月上旬だというのに初夏のような20度超え。
汗ばむ陽気でしたが、楽しいウォーキングになりました。
取材にも来ていただきましたよ✨


今回のコースはコチラ。
早雲の里荏原駅⇒大岩刻⇒新九郎薬師⇒高越城⇒主郭で昼食(早雲弁当!)⇒山上山城⇒横畑城⇒刀工女国重⇒井原鉄道基地⇒法泉寺⇒井原デニム⇒早雲の里荏原駅

もりだくさんの一日。
あっというまに帰る時間になりました。
まずはツアー第1弾が終了。
ここから、井原市に眠る山城などの色んな歴史資源をツアーやったり、御城印出したり、学生達にお話したり…など。
いろいろと繋がると良いなと思います。

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思い出しても本当に楽しかった。
まだ余韻に浸ってる✨


では、ツアーレポSTART!
まず最初は、(だいがんこく)へ。
大岩刻は、正徳5年(1715年)に大岩に刻まれた碑文です。

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早雲が亡くなったのは1519年ですが、地元では早雲の200回忌の法要のために1715年に刻まれた銘文と伝わっています。
銘文には「普早雲寺殿天岳瑞公大居士墳」と書かれています。
法要を行って岩に銘文を刻んだのは、備中伊勢氏の家臣平井氏とされています。
ちなみに、この大岩があるのは平井氏の居館があったと伝わるエリアです。

早雲が亡くなって200年ほどしても、このような法要がされたということがこの地域の歴史を物語っていますね。

早雲の家臣としては、平井氏、笠原氏、井上氏が最古参だと考えられています。
その中でも平井氏は最後の備中伊勢氏当主を養子にしているので、家臣団の中でも別格だったのかもしれません。
さらに面白いのは、大岩刻の下に「道了尊」が祀られていること。


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道了尊は、最乗寺(神奈川県南足柄市)ゆかりの信仰。
最乗寺の僧であった道了は、山と寺と教えを守るため、山に入り天狗になったと伝わっています。

そして、北条早雲が小田原に入ると最乗寺をとても大事にし、以降も小田原北条氏が厚く帰依したと伝わっています。
その最乗寺ゆかりの道了尊がここ高越城の麓、平井氏の居館跡の伝承エリアに祀られているのです。

と、いうことは…。
この周辺を領地としていた平井氏と最乗寺の関係が感じられますし、江戸時代になっても井原市の平井氏と小田原の最乗寺が早雲を通して繋がっていたということが推測できますね。
家臣一族の中でも井原に残った者と付いていった者と。
そして、小田原まで付いていった平井氏をはじめとする家臣達もずっと井原と繋がっていたんですね。
ロマンですね。



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大岩刻を下から見るとこんな感じ。
大岩刻は花崗岩の岩山に刻まれています。切り立った岩盤の山。

古くからの信仰の山、ご神体のような雰囲気の残る山です。古くは修験の山だったのかもしれません。


大岩刻の麓の平井氏の屋敷があったと伝わっている谷は、とてもイイ感じの根古屋風景が残っています。
平井氏の墓所もあり、そこには伊勢盛時(北条早雲)とその父盛定の墓と伝わる石塔が建てられています。
盛時神社なるものも祀られていて、まさに重臣平井氏の存在を感じられます。
現地に行かないと分からない感動を味わえました✨

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このあたりが平井氏の居館があったと伝わるとこ。
雰囲気よくて、歴史を想像するのが楽しい景色でした。


お次は新九郎薬師へ。
新九郎薬師は高越城の東麓に安置されている薬師如来さまです。
通常非公開ですが、ツアーでは特別にご開帳いただきました。
やったー。

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伝承では、あるとき故郷の井原に戻った早雲がこの薬師如来を祀ったと地元には伝わっています。
背中に「祈願主新九郎」と刻まれていて、江戸時代の修復のときに刻まれたと思われています。
薬師如来像はその造形から平安時代後期から鎌倉時代のものと指摘されていて、早雲の時代ではないですが、江戸時代にこの地域がこの薬師如来に早雲の伝承を仮託する地域だったということがとても面白いと思います。
江戸時代になっても、この高越城の麓には早雲の存在が深く刻まれていたのですね。


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ちなみに高越城の東麓は「神代(こうじろ)」という地名です。ここには早雲の最古参家臣「笠原氏」が屋敷を構えていたと伝わり、いまでも笠原氏屋敷の土塁と伝わる御土居などが残ります。
笠原氏は早雲とともに東に向かい、最後は小机城(横浜市)の城主になりました。
今でも横浜市に御子孫がお住まいです。小机城の近くにある笠原氏の菩提寺雲松院は、もとは早雲の菩提御弔うために笠原氏が創建したとされています。
井原と横浜が歴史で繋がりました。感動~✨

高越城に登る前にもたくさんの発見と感動が!
さて、いよいよ登城開始です。

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がしかし、長くなったのでこのへんで。
次回は高越城からのツアー後編をお届けします✨
お楽しみに!




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2023年3月15日 (水)

衣笠BASE《vol.4》日にち決定


今年からスタートした「衣笠BASE」!
衣笠商店街のみなさまと企画した楽しく温かいイベントです♪
毎月、商店街の美味しいお店を回ります。

今日はvol.3でした。

 

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なんか、この写真ワイルド笑

会場は宝来屋さん。アジフライが大きくて、とても人気のお店です。
今回の衣笠BASEでは、美味しさぎっしりのお弁当を用意していただきました。白身のフライと、ヒレカツ美味しかったー🙌 

 

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今度はアジフライか鰻を食べに行こうと思いまする🙋‍♀️

 

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そして、とっても嬉しかったのが参加者プレゼントとして、和菓子屋の永治堂さんがクッキーを作ってくださったこと。三つ引きハッチ(三浦平八)パッケージの美味しいクッキー❤

感動🥺うるうる🥲

 

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と、いうことで。

vol.4の日程が決まりました✨
ご都合よろしければお越しください♪

1時間程度のトークショー&1時間程度の懇親会のイベントです。
衣笠いい街、商店街サイコー✨

衣笠BASE vol.4
日時:2023年4月10日(月)19時~21時
会場:未定
会費:3000円(税込み)

※要予約。予約はコチラ⇒rekitoki@rekitoki.com
(お申し込みはメールのみの受付とさせていただきます。お名前と電話を教えてください)
※当日現金払い
※軽食付き
※ドリンクは別途料金。個別会計。

 

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2023年3月14日 (火)

逗子神武寺ツアーのモデルコース

以前開催した逗子市観光協会さまのツアー。
こちらのモデルコースを逗子観光協会さまのHPに掲載いただきました。

お一人で、ご家族と、お友達と
是非歩いて見て下さい✨

逗子の歴史めぐり~地元の歴史を掘り起こそう~「いざ、神武寺から沼間へ!」|モデルプラン|【公式】逗子市/観光ワーケーションサイト 逗子旅 (zushitrip.com)

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2023年3月11日 (土)

砂町文化センター講座のお知らせ

新しく募集開始になりましたのでお知らせします✨

砂町文化センターの4回セットの講座です。
抽選になると思いますが、良かったらお申し込み下さい。

ミステリーツアーですって。
面白そう♪

講座情報 | 砂町文化センター | 公益財団法人 江東区文化コミュニティ財団 (kcf.or.jp)


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2023年3月 9日 (木)

海城サミット・講演会&ツアー開催しました

内房線エリアで海城サミットが開催されてます。

先月は講演会とガタゴトバスツアーがありました✨
講演会は滝川恒昭先生の講演と、袖ヶ浦市郷土博物館顧問の井口さんと私のトークショーでした。

滝川先生の講演は、今まで読んでた先生の論文などの理解も深まったし、とても勉強になりました。楽屋でもいろいろ教えていただいてありがたかったです✨

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井口さんとツーショット✨
お話しがとても楽しい素敵な井口さん♪
何度も一緒に袖ケ浦周辺のお城や歴史めぐりをしていただいてます。


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井口さんとのトークショーは、あれ話そう、これ話そうと、2人で打ち合わせる時間が勉強になるし楽しいしで貴重な時間でした♪

 

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お城と湊、水の関係などにも触れていただきました。
面白かった!

 

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ガトガトバスツアーは金谷集合だったので、久里浜からフェリー。
フェリー最高♡

海賊気分で海城に出陣!


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今回は電光掲示板に「山城ガールむつみといくガタゴトバスツアー」と入れていただきました✨
嬉しい!!

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金谷城からの江戸湾!

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ガタゴトバスツアーは金谷城、勝山城、妙本寺、頼朝上陸の地へ。
金谷城はTJKリゾート(東京都情報サービス産業健康保険組合)の敷地ですが、御城印発行をきっかけに多大なご協力をいただきいてます🙌

 

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限定公開ではあるものの、主郭や四脚門出土場所などを見学できるのです🙌
TJKリゾートでは草刈り、説明案内板設置や館内展示なども行ってくれてます。
金谷城をイメージしたレゴの作品も飾られてます。

 

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お城&歴史好きを代表してありがとうと言いたい📣

 

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3/19までデジタルスタンプラリーも開催されてますので是非。
https://www.tsukahara-li.co.jp/?page_id=330

内房線活性のための企画でもあるので、よかったら電車に乗ってお出かけください🚃

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2023年3月 7日 (火)

城組コンビの対馬ブログ

城組コンビの対馬ブログが公開になりました✨

プロローグ、1〜6までがさちこ組長、7〜10がむつみ副組長が担当しましたー!
どちらも対馬の魅力満載の記事になってるので、ぜひ読んでみてくださいませ♪

ちなみに、それぞれの記事は続きものになってますが、さちこさんと私の記事は繋がってないので、どちらから読んでいただいてもオッケーです(^^)

城組ブログ | 一般社団法人 城組 (4693shirogumi.com)

対馬に行ってみたい!と、思っていただけたら嬉しいです✨


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2023年3月 2日 (木)

千葉歴史ツアー募集開始のお知らせ

千葉市観光協会設立40周年記念
『山城ガールむつみ』とめぐる千葉の歴史ガイドツアー

募集開始になりました✨

40週記念ですって。
光栄です♡

都市化された千葉市内を歴史の痕跡、千葉一族の足跡を探しながら歩きます。
今でこそ、「千葉市内」=「海」のイメーがないですが、この地域は海に面した水上交通の発達したエリアです。

千葉氏の歴史を紐解いて、地域に埋もれた物語を楽しみたいと思います。
平安時代から戦国時代まで。
色んな時代の歴史を楽しみましょう♪

詳細やお申し込み方法はこちらをご覧下さい。

千葉市観光協会設立40周年記念『山城ガールむつみさん』とめぐる千葉の歴史ガイドツアー申込について<3/30(木曜)> | 千葉市観光協会公式サイト/千葉市観光ガイド (chibacity-ta.or.jp)

 

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2023年3月 1日 (水)

衣笠BASE vol.3 お店決定

衣笠BASE vol.3のお店が決まりました✨
参加申込はあと数名となっております。

1時間程度のトークショーと、1時間程度の懇親会を予定しています。
軽食が付きます。ソフトドリンク、アルコールお飲みの方は別途個別会計となります。
三浦一族にまつわる話や、楽しい歴史トークをさせていただきます。
ぜひ、ご参加下さい。

鎌倉殿の13人は最終回を迎えましたが、衣笠は今年も熱く盛り上がりますよ🔥

衣笠BASE vol.3
日時:2023年3月14日(火曜)19時~21時
会場:宝来屋
宝来屋 - 衣笠/食堂 | 食べログ (tabelog.com)
会費:3000円(税込み)

※要予約。予約はコチラ⇒rekitoki@rekitoki.com
(お申し込みはメールのみの受付とさせていただきます。お名前と電話番号を教えてください)

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2023年2月25日 (土)

高越城の御城印

デザインさせていただいた高越城の御城印お披露目です✨

高越城は北条早雲(伊勢宗瑞)の出自である備中伊勢氏の居城です。

地元では高越城が早雲生誕の城と伝わっています。

高越城は山陽道と小田川をおさえる重要地に築かれて、川湊を管理する役目もあったと思われます。
早雲の父盛定が創建した法泉寺には有名な早雲の肖像画があります。
おそらく誰しもが目にしたことのある肖像画。今回は法泉寺さまのご厚意で御城印デザインに使わせていただきました!

あわせて、早雲の花押もモチーフにしました。
こちらも法泉寺さまに伝わる文明3年(1471年)に発給された早雲の禁制の花押です。
この花押は関東で見る早雲の花押とは違うことから、早雲青年期の井原時代のものと思われています。

高越城の歴史をふんだんに詰め込んだ御城印が完成しました!

今回もカッコイイです♡
高越城顕彰会の皆さまや井原市の方々が喜んでくれるといいなぁ。

販売詳細は後日となります。販売開始は3月半ば予定ですのでお楽しみに!


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実はこの御城印、井原市観光協会の3月11日(土)の高越城ツアーでプレゼントいたします♡
まだ募集してますので、この機会に是非お申し込みください。
早雲の生誕地に出陣しましょう~。
早雲のルーツである備中伊勢氏のいた景色を見てから関東の歴史めぐりをすると、歴史の繋がりを感じてきっとますます城めぐり、歴史めぐりが楽しくなると思います♡

お城だけでなく、早雲や家臣笠原氏にまつわる遺跡なども回ります。
あわせて、井原鉄道にも潜入します🚃
早雲弁当やオリジナルトートバッグもついてきちゃう。
もりだくさんでお待ちしてます♪



【問合せ先】井原市観光協会
TEL:0866-62-8850 FAX:0866-62-8853

お申し込み詳細はこちらのチラシを。


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天羽城の御城印発行✨

千葉県富津市「天羽城」の御城印販売開始のお知らせです。

【天羽(あもう)城のご説明】

天羽城は標高約120mの丘陵に築かれた山城です。北側には湊川、西側には相川が流れていることから、水上交通の発達した地域であったことが分かります。さらには、城下西方の相川に並行するように鎌倉みちと伝わる街道が通っており、水上交通のみならず、陸上交通の要衝地でもあったことが推察できます。

天羽城の築城等の詳細は一切不明ですが、「天羽城(あもじろ)」という字名も残ることから、地元では古くからこの山が天羽城であると伝えられてきました。
天羽城は井戸、土橋、堀切、石積み遺構等が残り、さらに山頂部は綺麗に削平されており、周辺を見渡せる視界良好の主郭となっています。北西には湊川越しに東京湾、東には峰上城を臨むことができます。

「天羽」は、その地名から上総氏の庶流である天羽氏が平安時代末期から鎌倉時代に天羽の地を領し、苗字の地としたと考えられています。今に残る天羽城は室町期以降に築かれた山城だと推察され、真里谷武田氏の峰上城と連携して機能していたと考えられています。また、天羽城周辺には里見義実が創建し、正木時治が再興したとの伝承をもつ見性寺があることから、天羽城と正木氏の関連も指摘されています。

 

【御城印デザインのご説明】

平安時代から鎌倉時代にかけては上総平氏である天羽氏、室町期から戦国期には真里谷武田氏の峰上城との連携、さらに正木氏の伝承が残る天羽城の御城印には上総氏の家紋「九曜」、真里谷武田氏の家紋「四つ菱」、正木氏の家紋「三つ引両」をデザインしました。

天羽城の麓を通る鎌倉みち沿いには集落が形成されていて、見性寺、薬師堂、観音堂などが残り、中世の天羽の様子を彷彿とさせてくれます。また、相川と湊川の合流地点は、中世期からの船着き場があったと思われ、陸路と水路の結節点であるこの地域の重要性が浮かび上がります。御城印にはそれらの街道や集落、さらに河川が描かれた地図をモチーフとするとともに、天羽の谷や山の景色をイメージしました。

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販売開始 2023年2月25日(土曜)からです。
通販では取り扱いません。

販売場所
〇高梨商店
千葉県富津市湊735
0439-67-0224
11時~18時

休業日:毎週月曜日
※年末年始やその他臨時休業あり  

 

○まるごとしすい
千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 
043-376-6810
9時~18時
休業日:毎週月曜日
※但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります

 

 

 

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2023年2月24日 (金)

城組会員募集開始

ついに城組会員募集が開始になりました!
城組の趣旨に賛同&応援してくださる仲間を募集しています✨

会員募集 (4693shirogumi.com)

歴史継承のために、城組だからこそできることを探しながら進んで行きたいと思います。
どうぞよろしくお願いします!

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2023年2月22日 (水)

いざ、境町へ!長井戸城・逆井城・関宿城をめぐろう

新シリーズの始まりです。
東京から高速バスで行けるエリアに出陣するシリーズ。
今後、色々な場所に出陣予定です。

まずは茨城県境町へ。
集合は境町高速バスターミナル。
東京駅八重洲口から高速バスでピュンと行けます。
(交通費はツアー料金に含まれません。各自支払いです)

ツアーは2023年3月19日(日)です。
ご都合よろしかったらご参加下さい✨

あわせまして今回のコースに限り、JRバス関東取手駅からのご参加も可能です。
詳細は以下のサイトをご覧下さい。
山城ガールむつみ隊長とゆく歴史探訪ツアー♪「茨城県境町」をめぐろう! | ジェイアールバス関東 (jrbuskanto.co.jp)

今回は長井戸城、関宿城、逆井城をまわります。盛りだくさん!
この
コースは関東の戦国史を彩る重要なエリアのため、歴史ロマンが満載です。
戦国時代には小田原北条氏における下野国、常陸国の最前線の支配拠点でした。
そのため、たくさんのお城が築かれました。
川や街道、古くからの寺社。色々なスポットに立ち寄りながら、歴史を楽しみましょう✨

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長井戸城は折れのある空堀、土塁が良好に残っています。
今は神社になってますが、お城の痕跡を楽しむことができます。
小山氏の勢力下の城でしたが、小田原北条氏に攻められ北条方の城となりました。
北条氏は下野と常陸進出のために、逆井城を前線拠点としました。長井戸城は、小山城と逆井城を結ぶ中継点として機能していたと考えられます。



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長井戸城


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関宿城博物館遠景。
博物館にも立ち寄りますよー


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逆井城。
小山氏の分家逆井氏が築いたと伝わります。
その後、小田原北条氏の城となり、改修整備されました。


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2023年2月20日 (月)

衣笠BASE vol.3のお知らせ

衣笠BASE vol.3の日にちが決まりました✨
お店は宝来屋です。

宝来屋 - 衣笠/食堂 | 食べログ (tabelog.com)

1時間程度のトークショーと、1時間程度の懇親会を予定しています。
軽食が付きます。ソフトドリンク、アルコールお飲みの方は別途個別会計となります。
三浦一族にまつわる話や、楽しい歴史トークをさせていただきます。
ぜひ、ご参加下さい。

鎌倉殿の13人は最終回を迎えましたが、衣笠は今年も熱く盛り上がりますよ🔥

衣笠BASE vol.3
日時:2023年3月14日(火曜)19時~21時
会場:未定(衣笠駅から徒歩約5分圏内のお店になります)
会費:3000円(税込み)

※要予約。予約はコチラ⇒rekitoki@rekitoki.com
(お申し込みはメールのみの受付とさせていただきます。お名前と電話番号を教えてください)

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2023年2月14日 (火)

北条早雲生誕の城!高越城ツアー募集開始✨

ついに募集開始です✨
岡山県井原市の高越城ツアー♡
井原市観光協会さまの主催企画です。
詳細は以下となります。先着順です。
お土産も特製お弁当もついてきちゃう。なんてお得!!
お申し込みよろしくお願いします!!

【日にち】2023年3月11日(土)

【集合場所】早雲の里荏原駅 9:30
【ツアーコース】

早雲の里荏原駅(9:40出発)→ 大岩刻 → 新九郎薬師堂 ⇒ 高越城(昼食) ⇒ 刀工女国重宅 →
井原鉄道車両基地(見学) → 法泉寺 → デニム工場見学(日本綿布株式会社) →早雲の里荏原駅(16:30頃解散)

【参加費】6,500円(保険代、昼食代、見学・ガイド料込み)
【定 員】 25名(先着順)
【申込締切】令和5年3月6日(月)17時
【申込方法】EメールまたはFAXのいずれかでお申込みできます。
※別紙参加申込書に必要事項をご記入のうえ、下記宛にお申込みください
(Eメールの場合は申込書の画像データを添付のこと)

【問合せ先】井原市観光協会
〒715-0014 岡山県井原市七日市町10
井原市地場産業振興センター2階
TEL:0866-62-8850 FAX:0866-62-8853
E-Mail:kankokouryu@city.ibara.lg.jp

【おすすめポイント】
・むつみデザイン「高越城」御城印&“井原デニムバッグ”のお土産付き
・山頂では家紋をあしらった“早雲弁当”をご用意!


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駅には大きな垂れ幕も!


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駅前のモニュメントも嬉しいお出迎え!!



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2023年2月13日 (月)

多古城郭保存活用会の現地案内のお知らせ

ナビゲーターは私ではありませんが、ご都合よろしければお出かけください✨
多古城郭保存活用会の現地ツアー開催です。
以下、会のFacebookから引用します。
ーーーーーーーーーーーーーーー
春の多古町城郭ウォーキングツアー開催!
日本一の御城印のまち「多古」。
多古城郭保存活用会では、春の多古町城郭ウォーキングツアーを開催します。
多古城郭保存活用会でしかできない、通常非公開の場所の遺構見学もあります!
ツアー講師は多古城郭保存活用会のスタッフがつとめます。
是非ふるってご参加ください!


日時:令和5年3月5日(日)
集合:多古町多古台バスターターミナル 午前9時40分
(成田空港第2ターミナルビル午前9時5分発の多古-成田空港間シャトルバスにお乗りいただくと、多古台バスターミナルに午前9時31分に着きます。成田空港第2ターミナルビルまでは、JR線、京成線、をお使いいただくのが便利です)。
参加費:一人1500円(昼食代資料代保険料含む)
募集人員:20名(先着順)
申し込み方法:参加希望者の住所、氏名、性別、年齢、電話番号を記載し、「3月5日春の多古町城郭ウォーキングツアー参加希望」と明記いただき、下記アドレスに申込ください。
takojokaku@gmail.com


<当日の行程予定>
9:45 多古台バスターミナル出発
9:55 多古城 見学(約1時間)
11:00 多古藩陣屋跡 見学(約30分)
11:40 昼食(約50分)
12:45 正覚寺(島地区に関する説明)、志摩城と島の街並み見学
   (約2時間)
15:00 並木城見学(約1時間)
16:30 道の駅多古あじさい館着
午後4時38分 道の駅多古発の空港シャトルバスで成田空港第2ターミナルビルに戻られるのが便利と思われます(午後5時17分着)。 
※諸般の事情から時間帯、訪問場所等が変更になる場合があります。
★ツアー時に御城印をご希望の方は、スタッフが多古15城の御城印につき販売をいたしますので、お申し出ください。

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2023年2月 3日 (金)

金谷城&勝山城ガタゴトバスツアー募集開始

2月26日(日)金谷城、勝山城、妙本寺にガタゴトバスでGO!
募集開始になりました✨
結構早く埋まってしまうので、興味ある方はお申し込みご検討下さい♪
今回は袖ケ浦バスターミナル・金谷港・JR浜金谷駅の3カ所での集合です。
ご都合良い集合場所から城めぐりにGO!!

【むつみコメント】
今回は内房エリアの海城を巡ります。

戦国時代には江戸湾を挟んで里見氏と北条氏が熾烈な戦いを繰り広げました。
そのため、海に面した丘陵部にはたくさんの城が築かれました。
現地で城を楽しみ、景色を眺めると、目の前に広がる大海原で繰り広げられた歴史が目に浮かぶようです。
今回のツアーでは、それら海城の中でも中心的な存在であった金谷城に出陣し、普段は入れない本丸へとご案内します!
さらに勝山城、妙本寺という内房の戦国史を物語る城にも出陣します。
盛りだくさんの歴史ロマンを楽しみましょう!

山城ガールむつみ隊長とゆく歴史探訪ツアー♪「千葉県鋸南町」をめぐろう! | ジェイアールバス関東 (jrbuskanto.co.jp)

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2023年2月 2日 (木)

のあたび新企画「家康めぐり戦国あるき」シリーズ始動

去年までは鎌倉殿の13人を追いかけるツアーを展開してきましたが、今年からは戦国時代&山城を巡ります✨
大河ドラマの完全追いかけではありませんが、家康が生きた時代とリンクする歴史を見て歩きます。
今年も楽しみましょう♡

家康めぐり戦国あるき | 地元出発ツアー のあたび (noatabi.co.jp)


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2023年1月31日 (火)

大矢部小学校6年2組

横須賀市大矢部小学校6年2組のお芝居「三浦一族と源頼朝」を鑑賞してきました。
総合学習のゲストティーチャーをやらせていただいた縁で、お芝居の脚本を書かせていただきました!

頼朝の旗揚げから、石橋山合戦、小坪合戦、衣笠合戦、そして安房への脱出と、三浦一族の栄誉の足跡をみんなが力いっぱい演じてくれて感無量です✨
子どもたちの頑張りと、楽しんでる気持ち、充実感、やる気がビシビシ伝わってきて心が震えました。



私がこのクラスに 授業に行くことになったキッカケは子どもたちでした。
去年大河が始まって、衣笠商店街や近所のお寺などに三浦一族の幟がはためいているのを目にして三浦一族に興味を持った子たちが、ネット検索する中で私を見つけてくれたのです。
子どもたちが「むつみさんに学校に来てもらいたい!」と先生に言ったことにより、大矢部小学校6年2組で授業やらせていただくことになったのです✨

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担任の石渡先生が情熱と優しさに溢れた方で素晴らしくて!
子どもたちの自主性を大事にしつつ、興味を存分に引き出してくださいました。

ご自身も「三浦一族面白い!」と仰ってくださって、衣笠商店街のパネル展のギャラリートークなどにも来てくれました。
そんな中で、「せっかく子どもたちが興味を持ったから、卒業までに三浦一族への理解をもっと深めたい。お芝居をやりたいと思ってます」と石渡先生。
それ聞いたら、嬉しくてウズウズしちゃって。
「はい!私が脚本書きます!」と、お芝居計画がスタートしました笑
子どもたちも、三浦一族のお芝居に大賛成だったとのこと!

お芝居するなら、衣笠合戦の舞台衣笠城を見なきゃ!ということで、子どもたちと衣笠城フィールドワークもやりました。


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そして、迎えたお芝居本番。もう素晴らしくて。みんながカッコよくて。
冒頭から感無量でウルウル。
終わった後の感想も、感極まってうまく話せないほどに感動しました(T-T)

背景の写真やBGM、舟や小道具などもすべて子どもたちのアイディアで取り組んだそうです。
みんなで協力し合った素晴らしい思い出とともに、いつかふと、三浦一族ってすごいんだな、自分が住んでるところにはたくさんの歴史があったんだな…などと、思い出してくれたら良いなと思います。


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頼朝が韮山で挙兵。
「狙うは山木兼隆の首!」と山木館を襲撃した場面。


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頼朝の元に向かう三浦一族。酒匂川の増水で渡れない!の場面。

石橋山で頼朝方が負けたと知った三浦一族は本拠衣笠に戻ります。
しかし、途中の由比小坪で畠山重忠とぶつかり小坪合戦が繰り広げられました。


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小坪合戦でなんとか畠山軍を退けた三浦一族は、衣笠に戻ることができました。
頼朝の敗北や、自分たちの戦いの経過を棟梁の大介義明に報告している場面。


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そして、ついに衣笠合戦が起きました。
旗を立てたと伝わる巨石を背景に。
それと、壇上と壇下をうまく使っていて面白かったです。
戦いの臨場感と山から戦況を見ている大介義明の姿が印象的でした。


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衣笠合戦は三浦一族が敗北を喫しました。
そして、夜陰に紛れて、怒田城へ。舟に乗って安房へ漕ぎ出しました。
舟が工夫されていて面白かったー!



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安房に渡った三浦一族が、頼朝を待ち受けるところ。


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こんな手紙まで♡
じっくり読みます✨
嬉しい!
嬉しいしか言葉が出てこないー

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お手紙の束の裏に三ツ引両の家紋。

タウンニュースさんに記事にしていただきました。
素敵な記事!嬉しい!
子どもたちも掲載されて大喜びだった模様。
石渡先生、全員にコピーしたって連絡くれた♡
大矢部小6年生 郷土史伝える“ミニ鎌倉殿” 三浦一族テーマに学習発表会 | 横須賀 | タウンニュース (townnews.co.jp)


東京新聞さんにも記事にしていただきました。これまたみんな喜ぶだろうな✨
いつも素敵な記事をありがとうございます!!
三浦一族の衣笠合戦 横須賀の大矢部小・6年生30人が熱演 「地域の歴史 身近に感じた」:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)



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2023年1月29日 (日)

関ヶ原町「玉城ムービー」

小川新聞店のYouTube「レキトビラ」に出演させていただきました✨
関ヶ原町の玉城に行ってきました。
大河ドラマなどでの時代考証でおなじみの広島大学名誉教授の三浦正幸先生と西村知穂アナと楽しく城めぐりしてきました♪

玉城は竹中氏の領地の西に位置する、いわば境目の城。

西側にドーンと入る堀切がものすごい!
撮影、楽しかったなぁ。

いつか、小川新聞店さんと玉城ツアーも企画させていただくと思いますのでお楽しみに〜✨
https://www.youtube.com/watch?v=rccTjalOSYE


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2023年1月28日 (土)

田間城の御城印

今月は千葉県東金市「田間城」の御城印が発行されます。
デザインと同封説明文を手がけました✨
お近くに行った際は田間城に立ち寄り、よかったら御城印もお求め下さい♪


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【田間城】千葉県東金市
田間城は九十九里平野に向かって伸びる標高約50mの丘陵に築かれました。現在、城山の南東麓には田間神社が鎮座しています。城山は急崖に囲まれた天然の要害となっていて、城下には街道が通り、交通の要衝地にあたります。

田間城は東金酒井氏の支城と考えられています。東金酒井氏の本城東金城が南西約2kmに位置し、東金城と田間城が密接に連携しながら機能していたことが分かります。

東金酒井氏は『鎌倉大草紙』によると、享徳の乱によって起きた千葉氏の内紛をうけて、美濃から下向した東常縁(とうつねより)が部下の浜春利を東金城に入れたことにはじまるとされますが、東金城の築城年代など詳細は不明です。

その後、東金城の支城として築かれた田間城も築城等の詳細は不明です。伝承では、永正6年(1509年)に酒井定隆が築城したともされますが、史料では確認できません。

いずれにしろ、東金酒井氏の支城かつ東金城の北方の防衛施設として、田間城は築かれたと考えられます。

東金酒井氏は、里見氏と北条氏の争いが激化すると、両勢力に挟まれ政治的な判断を迫られました。そして、最終的には北条氏に属し、天正18年(1590年)の小田原の役を迎えました。東金城は、小田原の役まで東金酒井氏の本城として機能していたとわかっていることから、田間城も東金城の支城としてその頃まで機能していた可能性が高いと思われます。

 

【御城印のご説明】

田間城は東西約500m、南北約240mが城域と考えられ、主郭の他、複数の曲輪が形成されています。堀や土塁などが良好に残る田間城の御城印には縄張図をデザインしました。

合わせて、東金酒井氏の家紋「右巴(右巻の巴)」をデザインしました。さらに、城下を通る街道や宿、そして本城東金城との位置関係が分かる地図をモチーフにしました。現地から街道を見下ろすと、いかに田間城が街道筋に対し意識的に築かれていたかを感じることができることから、御城印には街道を見張る城のイメージで門を描きました。

街道がよく見え、東金城に向かう街道を押さえる役目があったことが推察できます。


販売場所
〇道の駅みのりの郷東金
千葉県東金市田間1300-3
0475-53-3615
午前9時~午後6時
休業日:年末年始(1月1日~1月3日)その他臨時休業あり  

 

○まるごとしすい
〒285-0912
千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 
043-376-6810
営業時間 9時~18時 
定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)


○田間神社
〒283-0005
千葉県東金市田間2126
0475-52-3059
営業時間 9時~16
時 


 

 

 

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2023年1月26日 (木)

朝日新聞記事掲載

朝日新聞さんに記事にしていただきました✨

海城サミットについての記事なんですが、ブラタモリのような私のツアーや地域の歴史の楽しみ方にも触れていただき、素敵な記事にしてくださいました。とても嬉しいです!!


蔵波城は開発で半分以上が崩されてしまいましたが、城下には中世の雰囲気が残り素晴らしい歴史を感じることができます。

なにもないと思われがちな場所こそ、楽しみ方によっては地域の宝に変身します。

そして、こういう場所こそ私は大得意!
埋もれた歴史が浮かび上がってくる楽しさ、もっともっとたくさんの人の伝えたいな。

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「ブラタモリ」気分? 山城ガールの案内で、内房の城郭や海城ツアー:朝日新聞デジタル (asahi.com)

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2023年1月24日 (火)

第2回目 衣笠BASEの募集開始のお知らせ

衣笠BASE vol.2のお店が決まりました✨
詳細は以下です。
ご都合よろしければお越しください♪

すみません。満席になりました!
3月の詳細決まりましたらまた告知します!!

1時間程度のトークショーと、1時間程度の懇親会を予定しています。
軽食が付きます。ソフトドリンク、アルコールお飲みの方は別途個別会計となります。
三浦一族にまつわる話や、楽しい歴史トークをさせていただきます。
ぜひ、ご参加下さい。

鎌倉殿の13人は最終回を迎えましたが、衣笠は今年も熱く盛り上がりますよ🔥

衣笠BASE vol.2
日時:2023年2月15日(水)19時~21時
会場:桃の木(衣笠駅から徒歩5分)
https://tabelog.com/kanagawa/A1406/A140601/14060769/
会費:3000円(税込み)

※要予約。予約はコチラ⇒rekitoki@rekitoki.com
(お申し込みはメールのみの受付とさせていただきます。お名前と電話番号を教えてください)
※当日現金払い

募集チラシはこちらから
ダウンロード - e8a1a3e7aca0basee38381e383a9e382b7e291a1.pdf

 

 



 

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2023年1月22日 (日)

海城サミット・デジタルスタンプラリー

海城サミットのお知らせ。
前にもご案内しましたが、2023年1月1日から3月19日までの間、千葉県内房エリアで海城に関連する色々な企画が開催されます。江戸湾を挟んで熾烈な戦いが繰り広げられたエリアなので、歴史もお城も満載✨
海に面した丘陵にはたくさんの海城が築かれました。

内房線の活性化を狙い、周遊して遊べる「デジタルスタンプラリー」が開催されます。
ぜひ、お出かけ下さい♪
とくにデジタルスタンプラリーは駅から歩いて行ける城を巡るスタンプラリーです。
内房線に揺られながら、内房の歴史と城を楽しんで下さい♡
詳細はこちらのサイトを。

塚原緑地研究所 Webサイト (tsukahara-li.co.jp)

試しにやってみました。
こんな感じ。

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ぜひぜひ、やってみてくださいね✨
アプリ「spot tour」をインストールしてお楽しみいただきます。
各スポットのGPS範囲内に行くと、「GET STAMP」となります。


スタンプが押されるとこんな感じに一覧で見れます。

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全部クリアすると、ステッカーがもらえます♡
詳細は上記サイトでご確認ください。

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2023年1月20日 (金)

みつびきハッチ

新しいキャラクターが誕生!
愛称は「みつびきハッチ」🐝
本名は「三浦平八」です✨
かわいい💕

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お腹が三浦一族の家紋「三つ引き」になってて、ミツバチとかけて、みつびきハッチと命名しました!
我ながらウマイ!!笑
三浦平六義村の弟という設定😆

思いついてしまったら、居ても立ってもいられなくなって、山城ガールむつみのキャラクターの生みの親「サンゴさん(ヨシザキアサコさん)」にすぐ連絡!みつびきハッチを描いてもらいました♡
今回も最高にかわいいキャラクターを描いていただいて感謝✨
以後お見知りおきを🐝

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2023年1月19日 (木)

横須賀市観光案内所で御城印販売開始のお知らせ

横須賀市観光案内所で御城印と御城印帳の販売が開始になりました。
衣笠城、怒田城、浦賀城、三崎城、新井城の5城と御城印帳がお求めいただけます。

横須賀中央駅の改札横にある案内所です。
その他お土産や、案内パンフなどもありますのでお立ち寄り下さい✨

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〇横須賀市観光案内所
〒238-0007 神奈川県横須賀市若松町2-25
(京急線横須賀中央駅東口改札前)
046-822-8301
販売時間
通常 9:30~17:00
12月30日 9時30分~15時(短縮営業)
1月4日  9時30分~17時(通常営業)
定休日
12月31日から1月3日







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