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2016年12月 5日 (月)

「いざ!逆井城、下妻城、結城城、飛山城へ!」の巻(日帰り出陣編)

日帰りで行く茨木・栃木あたりの城めぐり!
車でピューンと行ってきました!日帰りだけど、お城たくさん回れましたよ!!
ドキドキワクワク!クリックどうぞ!
クリックすると拡大しまーす!PDFになってます。

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Ibarakitochigi


早起きして、まず向かうは逆井城。「さかさい城」と読みますよ。きれいに整備されてて、とても評判のいい逆井城。来よう来ようと思ってましたがやっと来れました~。

Img_8718_2中世城郭の櫓の復元は珍しいので見ていて楽しいですね。そしてこの堀も垂涎もの!!



逆井氏はもとは小山氏。逆井氏を名乗ってここに城を建てたわけ。古河公方に仕えてたんだけど、1536年に北条側に攻められて落城ということになってます。で、北条氏繁が大改修していまのかたちになったそうです。
このとき、藤沢から大鋸引き職人を呼び寄せて作業にあたらせました。藤沢に「大鋸(だいぎり)」という地名が残ってますから、あそこから来たんでしょうね~。ちなみに氏繁は玉縄城主でもあり、奥さんはあの七曲殿ですね。玉縄城にある七曲坂のあたりに屋敷があったんですね。

関八州古戦録によると、風魔小太郎の孫右衛門が配下300人を連れてこの城にいたとかいなかったとか。

とにかく、復元整備が素晴らしいですね。ちゃんと、時代に合わせた復元の仕方で、中世の城と観光の希望が持てる感じに仕上がってますね。
変な天守とか建てずに誠実だわ💛


Img_8725井楼櫓も!!



Img_8737虎口。

Img_8754_2堀とかも整備されてて見やすい!一部の土塁、堀は手つかずで当時のままの姿だとか!すごい!うねうねとした土塁、堀は攻撃性も抜群!

Img_8753土橋~



Img_8790本曲輪の堀!!


Img_8752_2堀底。「鐘堀池」というらしい。逆井氏が後北条側に攻められたとき、先祖代々の釣り鐘を抱えて飛び込んで自害したとか。


Img_8733土塁~。櫓台のような箇所もあり。



Img_8740北側には当時は飯沼が南北30kmにも広がって城を囲んでおり、後堅固の城だたんでしょうね~。今は川になってます。





お次は下妻城へ。…と思ったら、気になる看板発見。
「日本3大新長谷寺」
ふむふむ、行ってみることにしよう。

Img_8818_2
案内板によると、結城朝光が1332年に鎌倉から持ち帰った十一面観音を安置するために建立したそうな。見たーい!
ということで、受付と書いてある小屋のインターホンを押すも応答なし。お守りとか売ってて、ドアも開いてるけど人の気配なし…。残念。旅路を急ごう。


車で10分くらい行くと、道沿いに堀が!!すごい立派な堀と土塁!!え?なになに?寺?
ということで、また寄り道ね。

Img_8825_3突然の堀の出現に大興奮!!

Img_8832土塁も!!!!

Img_8822_2東持寺。「中世武家屋敷跡・山河氏館」って書いてある~!ラッキー!いいとこ見つけましたね。
結城氏初代朝光の4男、重光が山河氏の祖。
ここが居館だったんですね。鎌倉幕府の有力御家人だったそうです。
居館の大きさは南北172m、東西134m!
堀と土塁がいい感じに残ってます!!
1565年に綾戸城を築いて移ったと案内板には書いてありました。鎌倉時代の板碑などもあり、名家だったことがわかりますね。


Img_8834_2参道が馬場だったとのこと。ここで馬の稽古をしてたらしい。



やっと、下妻城に到着。
地元では多賀谷城と呼んでるらしい。多賀谷氏の居城。
かなり広い城域を持ってた下妻城。南北2.5キロ、東西1.5キロですって!
常陸国西部最大の都市だったんだってー!
いまはかつての城の中心部が公園になってます。公園内は石碑が建つのみで遺構はなし。相原山の方に土塁が少し残ってるらしいけど、時間がないので次へ向かう。

Img_8708_2多賀谷城と書かれた石碑のみ。



次に向かうはここもずっと来たかった結城城!!!!
結城合戦の舞台!それと、前に結城秀康の小説を読んでからずっと来てみたかったのだ!あんまり遺構はないのかなーと思ってたら、なになに!残ってるじゃーん!
空堀がどーんと!

Img_8836_2西館との間の堀!!広い!


Img_8847虎口かな?


Img_8849_2進んでみるとやっぱり虎口!

Img_8840堀は途中で切られて道路が作られて、ポンプ場になってました。


空堀は一部がポンプ場になっちゃってるのは残念だけど、台地に残ってる城あとを十分楽しめます。ここで幕府・上杉軍相手に一年ちょっとも戦ったのか~。
ぐるりとまわりを歩くと空堀!!!!

Img_8852_2これはすごい!がしかし!写真じゃわからん!
竹とか切ればものすごい空堀が絶景なのにな~。もったいないお化けが出るよ。


低湿地に囲まれて、大堀に囲まれて櫓も建ってたらしい結城城。
整備されてる城址公園で、コーヒー飲みながら、しばしホケーっとしてしまいました。
いかんいかん、日が暮れちゃう。次へ移動!

ちなみに秀康が越前に移封された後は廃城になるも、この地に入った水野氏が城の再興を願い出て再築城されました。幕末、佐幕派が結城城に籠り、新政府軍に攻められ落城しましたとさ。



びゅーんと栃木までひとっ飛び!
着いた先は飛山城。ひとっ飛びして着いたのが飛山城!ウケる~。
ふざけてる場合じゃなくてね、この城は整備されててすごいです!!
歴史体験館の展示も充実。お願いすると、7分間くらいの映像も観せてもらえます。しかもこの歴史館は無料。よっ!太っ腹!!
トイレもきれいで助かりますね。
ボランティアの方がガイドもしてくれますよ。今回はせっかく声かけていただいたのに、時間がないので断ってしまいました。ごめんちゃ。


Img_8859歴史体験館にあった模型。

Img_8864_2さらにジオラマ!楽しい~




鬼怒川沿いの丘の上に築かれてるこの飛山城は古来、重要な水運の要衝でした。常滑甕が出てたりもしてます。芳賀高俊が13世紀後半に築城したと伝わり、出土する遺物と一致してるらしいです。
芳賀氏は宇都宮氏の重臣。
宇都宮氏は坂東一の弓取りとうたわれ、楠正成は「紀清両党は、戦場で命を捨てることを何とも思わない」といって戦いを避けたと太平記は書いてます。きなみに「紀」は益子氏、「清」は芳賀氏のこと。


Img_8894_2虎口。きれいに整備され美しい。

Img_8893_2櫓台。


Img_8895ぐるりと空堀。

Img_8907_2二重の空堀の内側の堀。


Img_8919_2復元の掘立小屋と土塁。


Img_8925_2堀と土橋。


Img_8936_2ほんのり堀。これは発掘前の堀の状態らしい。廃城時に埋められた様子のままあえて復元せずに残してる。面白い。


Img_8964_2規模が大きい~!見知らぬチャリ人が余計に規模の大きさを引き立たせてくれてラッキー!


Img_8965_2ひゃー!!楽しい!


1341年に南朝軍に攻められ、落城。そのあともいろいろあって…。
今残ってる城の姿は1557年に佐竹義昭が5000の兵を率いて在陣したときに整備したものですって。宇都宮城が北条側に取られて、それを取り返すために佐竹義昭が飛山城に入ったそうな。今の遺構はこの時のものと考えられるらしい。
1590年小田原征伐後に廃城。

Img_8950向こうには日光連山、那須連峰も見えて絶景なり!もう雪の帽子が…。え?見えない?写真が下手すぎ…。
なんと、富士山まで見えるって!(今回は見えなかったけど)
そして、見下ろす鬼怒川も絶景なり!
おー!向こうに勝山城も見える~!
景色観てるだけでも楽しいですね。この城、とても気に入りました!!


ちょっと行ったところに同慶寺というお寺があります。飛山城築城の際に一緒に建てられたお寺らしいです。支城、居館、詰城なんて言われてて、飛山城と深いつながりがあることが推察できますね。芳賀氏のお墓もあります。


Img_8966堀とかあんまりわからなかった…残念。



暗くなってきたので、最終目的地の宇都宮城へ。
日光街道と奥州街道が通る要衝に位置する宇都宮。
宇都宮城は日光参拝に行く将軍の宿泊場になり、本丸には御成御殿がありました。
戊辰戦争では戦地となって城下町ともども焼失しちゃいました。
今の復元は本丸の一部。この下の模型の左部分です。
Img_8971土塁の城ですが、門には石垣を使ってたんですね。絵図にしたがって復元してるらしく、本丸の大きさも土塁もほぼ当時のままとか。でも。土塁にエレベーターつくるなら枡形を復元してほしかったな。復元に35億かかったんだって。

Img_8981土塁の上の櫓は好みです。少し暗くなってきて、本当に土塁が美しかった!!

Img_8987駐車場近くにあった当時の堀の名残り。


朝五時に出発したのでたくさんのお城に行けました。
帰りはベタに宇都宮で餃子を食べて帰ろうかと思ったけど、自転車ロードレースのJAPANCUPの開催日でどこも長蛇の列で餃子は断念…。冷凍餃子を買って帰りましたとさ。

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