寺子屋スペシャル「三崎城へ!」
浦賀のクールクランカフェさんで寺子屋スペシャルを開催しました。
今回は座学やって、ランチを食べた後、三崎城へと出陣しました。
ランチはキーマカレー。ゲンコツほどの唐揚げとサラダが付いてボリュームたっぷり!おいしかったー!
満腹で大満足のあとは、電車で三崎口に移動して三崎城へと向かいました。
三崎城へ向かう途中には油壺の新井城を攻めた北条氏の陣場や、北条軍の進軍を防ぐための引き橋と言われる谷があります。
三浦氏は3年もの間、新井城に籠城しました。この谷地形こそが北条軍を足止めした防衛線です。
みんなで谷をのぞき込みながら、これじゃ3年も攻めあぐねるよね…などなどと当時の光景を想像しながら進みました。
裏道や農道を使ってどんどん進みます。
大通りのバスルートでは体感できない素敵な光景&地形がこのルートにはあります。
ここで一気に台地を降ります。
このアップダウンが三崎城の秘密ですー!
北条湾の入江の名残りがこの高低差なのです。なので、入江の跡をつたって北条湾へと向かいます。
北条湾にでると、頭の上に城山がそびえ立ちます。
すぐ真上には物見櫓が!!
櫓は現地にはもちろんないので想像で楽しみます(笑
物見櫓の曲輪には堀切&土橋。
みんなで目を凝らして、当時の様子を思い浮かべて盛り上がりました。
右手の土の塊は土塁です。
当時はもっともっと高かったはず。
立派な門があったであろう大手門もあたり。
ここが私は大手だと思ってる。
そうすると、上の段の曲輪の土塁も生きるし、両サイドの平場も生きるし、横矢もバッチリなのだ!
海南神社に裏から入る。
まぐろみくじで盛り上がる。
楽しい遠足♪
エリアが変わって、隣の山へ。
ここは徳川船出奉行の向井水軍の屋敷があった所。
三浦按針もたびたび訪れ、海が一望でき、まさに水軍の将にふさわしい場所!
少しだけ西側い移動すると、景色が一気に変わる。
このあたりは頼朝の桃の御所があったされる場所。
桜の御所、桃の御所、椿の御所と3つの別荘を使って楽しんでたとされる頼朝。そんなに3つもいる!?なんて思ったけど、実際現地に来るとよく分かる。同じ三崎なのに、全然景色が違うのです。どの景色も甲乙つけがたく、これじゃ3箇所も別荘作って季節ごとに楽しむのも分かるなぁと納得。なんて贅沢だ!
向井氏の墓がある見桃寺の境内へ。
ゴールは歌舞島。
ここは夕日がとても美しい所。頼朝をはじめとする御家人達がやってきて宴を楽しんだ島。もてなしたのは三浦一族。埋め立てられてしまってるけど、素敵な景色だったであろう当時の景色が容易に想像できます。
と、いうことで台風予報も覆し、とっても楽しいイベントになりました。
参加者の皆様、ありがとうございました!
次回のイベントは8月31日(土)を予定。
近日中に告知しまーす。