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2022年2月 3日 (木)

写真展


スチールや動画をお願いしている齊藤小弥太さんの写真展へ。
テーマはPhysis。
生成する力。


そこにかつてあった森の姿を、更地となったコンクリートの地面に投影。
それを自作のピンホールカメラで撮影。

そうして撮った写真の中には不思議な世界が広がっている。
深い海の底のような、はたまた色鮮やかな油絵のような。
遠目に見ると、モネの睡蓮のように見える作品も。
近づいてみると、コンクリート地面の石ころに、鮮やかなコスモスを投影していることがわかる。
なんとも不思議。こんな形で、目に見えない地中の生命力を表現する方法があったのかと驚く。
どの写真も光が立ちのぼるように見える。


自然とは何か?を考え、「生成する力」ではないかと話す小弥太さん。

表層ではなく根底に存在する生成力。
一見の価値あり。
2/10まで。
EPSONギャラリー丸の内EPSITE


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コンクリートの地面に手前の写真を投影して撮ったのが、展示されている写真。


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齊藤小弥太写真展
『Physis』
産業廃棄物や違法残土からなる小山があった。その小山の斜面には長い年月の間に草木が生い茂り、緑豊かな様相をみせていた。しかし近年、小山一帯は再開発地域に指定され、緑の覆われた斜面は更地となっていった。ある日ふと思い立ち、更地となった地面の上に過去の光景を投影した。暗闇に淡く浮かび上がるその姿は、また遠い未来に生成されるであろう自然の姿を感じさせた。目には見えずともそこに在り続ける生成の力『Physis』を表現しようと考えた。

https://www.epson.jp/.../gallery/exhibitions/2022/0129/

Img_7598
萩原さちこさんと畠中和久さんと一緒にギャラリーへ。
とっても贅沢で幸せな時間を過ごさせていただきました✨

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