楽しかった!!ガタゴトバスツアーin匝瑳
今回も運転手は秋葉さん
国道じゃなくて、あえて田園風景の広がる細い道や裏道を通ってくれました
さらに匝瑳市からは、宮内市長とソーサマンが駆けつけてくださいました
匝瑳では八日市場城の御城印発行以来、保存活用会が立ち上げられ、いろんな取り組みが始まりました八日市場城、飯高城、飯高砦、天神砦の草刈りや保存整備、標柱の設置などが進んでます。今回のツアーでも草刈りや美味しい差し入れなど、参加者も大喜びのおもてなしをいただきました
天神砦に標柱✨
腰曲輪も刈ってくださってて、見応えバッチリ!
感謝です。
天神砦に標柱✨
腰曲輪も刈ってくださってて、見応えバッチリ!
感謝です。
匝瑳城郭保存活用会のみなさま、匝瑳市の皆さま、本当にありがとうございました
楽しかったー
次回は11/26!旭市をガタゴト回りまーす。
(募集開始予定は9月)
匝瑳は面白いです。
鎮守府将軍を3人も輩出した物部匝瑳氏が領地としてた地域で、かなり早い段階から交通の要衝地として発達していたことがわかってます。
そのあとは上総広常の系統→千葉氏という流れ。
千葉氏のなかでも、借当川を境として椎名氏と飯高氏がそれぞれ拠点を構えました。戦国時代には平山氏が飯高に入った来ます。このような中で、たくさんのお城が築かれました。
八日市場城では街道を取り込むように築かれた要害台、八日市場城、匝瑳城の地形などを確認しながら楽しみました。九十九里もすぐ近くに見えて、里見氏の下総侵攻に備えて拡張整備されたのかなと思います。八日市場城は東西の両突端に櫓台が良好に残ってて、城下から上がっていくと感動の光景です。城主押田氏についてもバスで色々とお話をしました。押田氏はもとは源義家から続く系統です。名門!
飯高はもとは千葉一族の飯高氏が領してました。飯高砦の下の妙福寺が居館だと思います。
そのあと戦国時代には飯高城は平山刑部が城主となり、周辺(特に南側)もたくさんの城郭が築かれました。これも里見氏による下総侵攻に備えたと思われます。
1580年に平山刑部が飯高城の敷地を寄進してお寺が建てられたと伝わり、それが飯高寺の前身にあたります。平山氏に関してもバスで色々とお話しさせていただきました。飯高に入った平山氏については、諸説ありよく分かっていません。
小弓公方の家臣で、第一次国府台合戦の後に北条氏に寝返り、飯高に配属されたともいわれています。
武蔵平山氏が1300年代に多古に入ってることが分かってますが、飯高の平山氏については、まだよくわかってません。千葉一族にも平山氏がいるようで、そのへんの関係が不明とのこと。それらも含め、匝瑳は面白い歴史がまだまだ埋まってますね。今後が楽しみです
飯高城は今は飯高寺として、地域でも有数の観光地です。麒麟がくるのロケ地にもなったんですよ。
今回は飯高城の周辺と砦群を3時間歩いて、それぞれの位置関係を考えたり、遺構などを楽しみました。
天神砦は巨木の残るとても素敵なスポット。
世にも奇妙な物語でロケ地として使われ、深田恭子さんが来たそうです。
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