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2023年6月22日 (木)

大網城の御城印販売開始

千葉県大網白里市の大網城の御城印販売開始のお知らせです。
大網城は九十九里平野に向かって飛び出す丘陵に築かれました。眼下には街道が通り、城下の趣を残します。
街道沿いに北に向かうと田間城、成東城と大きな城が連なり、中世からの街道を押さえる大事な城がずらっと並ぶ面白いエリアです。
しかも!!
1590年の小田原の役後に徳川家康が江戸に入ると、家康の家臣三浦重成が大網に配置されました。
そうなんです!三浦一族ファンにとって、大網は歴史ロマンを感じる地域でもあるのです♡

大網周辺は講演とツアー計画が目白押し✨
7月22日(土)13:30から
講演会とトークショーやらせていただきます。
会場は大網白里保健文化センター3階ホール
告知は数日お待ちください。まもなく解禁です♪

さらに、9月24日(日)はJRバス関東のガタゴトバスツアーあります!
こちらは、大網城、成東城、松尾城などをまわる盛りだくさんツアー✨
こちらも7月早々に告知開始になります。もう少しお待ちを!!

ということで、夏と秋は大網白里周辺を楽しみましょう~。
御城印詳細は以下をご覧下さいませ💨

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【大網城のご説明】
大網城は九十九里平野に向かって伸びる丘陵に築かれました。北側は明治33年の鉄道開通の際に切断されたため独立した台地になりました。標高約40mの「要害山」と呼ばれる城山はその名の通り、斜面が切り立った自然の要害となっています。

櫓台を伴う南端の曲輪から北東に向かって、小さな曲輪が連なるように地形に沿って配置されています。尾根上の移動を遮断するようにそれぞれが堀切で分断され、さらに山肌は垂直な切岸になっています。各曲輪が狭いため、居住性はなく、居館は麓に置かれていたと推察できます。背後を取り巻く山陵部に城郭を拵え、居館部分を取り囲んだと思われます。

築城等に関する詳細は不明ですが、大網城は土気城主酒井氏の重臣板倉氏の居城と伝っています。板倉氏についての詳細は不明ですが、「板倉」という地名が千葉市緑区にあることから、その地を出自とする武家であるとも考えられています。

また、板倉は土気城に近いことから、板倉氏は土気城主酒井氏の家臣である可能性が指摘されています。土気、東金両酒井氏は、里見氏と北条氏の争いが激化すると、両勢力に挟まれ政治的な判断を迫られました。そして、最終的には北条氏に属し、天正18年(1590年)の小田原の役を迎えました。大網城は、小田原の役まで土気酒井氏の支城として機能していた可能性が高いと思われます。

小田原の役の後は徳川家康家臣三浦重成が入部し、下総三浦藩(大網、本納、佐倉あわせて1万石)となりました。なお、大網城の城下にある蓮照寺には三浦重成の供養塔が残っています。

 

【御城印デザインのご説明】

大網城の眼下にはクランクを伴う街道が通り、城下町の趣きを残しています。「本宿」という地名が残っていることから宿が形成されていたと考えられます。さらに、「城手」などの城と関連する地名が残り、かつての大網城の姿を地名から偲ぶことができます。

また、大網城からは土気城方面や、東金城、田間城方面を眺めることができ、それらの城と連携して機能していたと思われます。
大網城の御城印には城下の街道や地形のわかる地図を配し、土気城との位置関係がわかるようにデザインしました。あわせて、縄張図もデザインしました。また、昭和8年に松井天山によって描かれた『千葉縣大網鳥瞰図』と、土気酒井氏の家紋をモチーフにしました。

 

販売場所
○ ファミリーマート大網白里駒込店

住所   大網白里市東駒込2番地7

電話番号 0475-72-5310

営業時間 年中無休

 

 

○ マリンの土産店

住所   大網白里市南玉4-5-6

電話番号 0475-86-6220

営業時間 月~土 10:00~19:00

 

○まるごとしすい

千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 

043-376-6810

営業時間 9時~18時 

定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)


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