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2023年9月22日 (金)

天神山城の御城印販売開始のお知らせ

9月23日(土)
千葉県富津市の天神山城の御城印が発行になります。
個人的にも大好きな城です。
いつかツアーやろうっと。
上総湊駅から歩いて行けるので、ツアーもやりやすい✨

こちらは地元の方が、なんとか天神山城を使って地域を盛り上げたいと仰っていて。
御城印発行を機に、「海良保存会」という会が立上がり、案内板などの整備がはじまりました。
嬉しいですね。
御城印の発行も喜んでくださって嬉しいです♪
天神山城の説明と販売場所情報は以下に。



Img_2592


【天神山城のご説明】
天神山城は上総湊へと注ぎ込む湊川の河口を見下ろす丘陵に築かれました。山頂からは、湊川と東京湾を臨むことができ、水上交通の要所であったことが分かります。
丘陵部は断崖絶壁の様相を呈し、特に西と東斜面は急峻で自然の要害となっています。主郭北側には大きな堀切が施され、掘り切られた先には出曲輪のような空間が設けられています。この曲輪は主郭に集まる尾根の結節箇所にあたるため、主郭と接する東側の堀切以外にも、南側と西側が掘り切られ、尾根を分断しています。小さな空間ながらも、防衛上重要な位置付けであったことが見て取れます。

城山の北麓は「天神台」と呼ばれ、天神社が祀られています。天神台と呼ばれるエリアは開発され、住宅地になっているため旧状は不明ながらも、平場が階段状に形成されていたと思われる痕跡が残っています。また、天神台の西側には「根古屋」の地名が残っています。このことから、天神台周辺が城主の居館や家臣の屋敷だった可能性が指摘されています。

天神山城の築城などに関する詳細は不明ですが、真里谷武田氏が文明年間(1469年-1487年)に築き、その後、小田原北条氏配下の戸崎玄蕃頭勝久が天神山城を居城としていたとも伝わっています。
弘治3年(1557年)に、北条氏が「天神山」に兵糧を運び込む指示を出している史料が残っており、この「天神山」が天神山城に該当すると考えられています。このときには内房正木氏の正木兵部大輔が天神山城を管理していたと思われ、北条方として在城していたようです。

天神山城は史料に乏しいものの、緊迫した状況下で真里谷武田氏、里見氏、正木氏、北条氏などの勢力の移り変わりが推察され、小田原の役の後は廃城となったと考えられます。

 

【御城印のご説明】

真里谷武田氏、里見氏、正木氏、北条氏の勢力下に置かれていた天神山城の御城印には、それぞれの家紋、武田氏の「四ツ菱」、里見氏の「二つ引き両」、正木氏の「三つ引き両」、北条氏の「三つ鱗」をデザインしました。

天神山城は湊と河川交通を管理する役目を持っていたと思われることから、地形の分かる地図をモチーフにしました。
また、弘治3年(1557年)に北条氏から兵糧が運び込まれた史料が残っていることに因み、兵糧を積んだ舟が天神山城に向かうイメージを図柄化しました。


販売店
〇高梨商店
千葉県富津市湊735
0439-67-0224
午前11時~午後6時
休業日:月曜日
※年末年始やその他臨時休業あり  

 

〇まるごとしすい
〒285-0912
千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 
043-376-6810
営業時間 9時~18時 
定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)

 

〇和風料理宮島
千葉県富津市海良115-2
TEL:0439-67-1178
営業時間 11:00~14:00 17:00~21:00
定休日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日火曜日)・年末年始

 

〇グランドーム千葉富津(グランピング施設)
千葉県富津市湊1660-3
TEL:090-1873-3926
営業時間 8:00~21:00(スタッフ対応可能時間)
定休日  原則無休(臨時休業あり)

 

 

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