那珂川町講演会&ツアーのお知らせ
2025年1月18日・19日
「那珂川町の歴史を考える楽しい2日間!」と題した催しがあります。
2日にわたり、開催されます。
私は、18日に武茂城ツアー、19日に講演をやらせていただきます✨
去年も講演と、学芸員の初井さんとのトークショーをやらせていただきましたが、今年もお声かけいただきました♪
ぜひ、お越し下さい。
会津系、越後系、千葉加曽利系、東海系などと融合した「浄法寺式」と呼ばれる縄文土器発祥の地です。
関東最古級3世紀後半の駒形大塚古墳もあることから、大和朝廷にとっても関東における第一次開発地域と位置づけられていたと推測できる重要な場所。
古代寺院浄法寺や那須郡の役所「那須官衙」が置かれ、東北への最前線として、大和朝廷から重要視されていた場所でもあります。
なので、古代から脈々と繋がる歴史が本当に面白い!
那珂川が流れ、東山道が通る重要地なので、中世にもたくさんの歴史が育まれました。
いまでも、大仏さまの台座部分にそのときの那珂川町から運ばれた貼られた金が残ってるかも
また、那須氏が自分の領地を二荒山神社に寄進したことから、この地域には二荒山神社の神職を担った宇都宮氏が入ってきて、分家の武茂氏が築いた武茂城が町内に残っています。
戦国時代になると、那須氏と武茂氏は争乱を繰り返しました。そして、さらに那珂川町エリアに進出してきた佐竹氏が武茂氏を家臣として、佐竹氏&武茂氏と那須氏が戦いを繰り広げます。
那珂川町エリアに進出してきた佐竹氏が開発したという鉱山が町のあちこちに伝わっています。
佐竹氏の秋田移封のときに、鉱山の入り口や道具を壊して隠して去ったと伝わり、金山の伝説は謎に包まれています✨
戦国時代に繰り広げられた、佐竹氏と那須氏の戦いは、もしや鉱山をめぐる争いだったのかも?!
なんて想像も膨らみます✨
トークショーでは、そんな話も初井さんと楽しくしたいと思ってます。
お楽しみに♪
お問い合わせや申し込みは、那珂川町なす風土記の丘資料館へ。
HPはこちらです。トップページのお知らせにもフライヤーが掲載されています。
ご覧下さい。
那珂川町なす風土記の丘資料館
フライヤー
R7.1.18.pdf