2023年6月 3日 (土)

小田原北条5代祭

GWは小田原城に行ってきました。
小田原北条5代祭ということで、北条氏ゆかりの自治体や団体が勢揃い✨

岡山県井原市さんもブース出展!
デザインさせていただいた高越城の御城印、デニムトートバックもブースで販売。
私も短時間ですが、ブースにお邪魔してPRさせていただきました。

井原市の大舌市長もいらっしゃっていて、小田原で嬉しい再会♡
市長、デニムと陣羽織がお似合い。かっこいい!

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最近知ったんですが、岡山県井原市と栃木県大田原市は友好親善都市とのこと。
那須与一の出自とされる大田原市、那須与一が武功を上げた恩賞で領地としたのが井原市。
この歴史的な繋がりで友好親善都市になっているとのこと。

最近私は大田原市の隣の那珂川町で仕事させていただいていて、大田原市とも繋がっていきたいなぁと思ってました。
那珂川町で城めぐったり、古墳追いかけたりしていると、気づかないうちに大田原市に入っていたり。

そんな土地柄、那珂川町と大田原市が隣の自治体同志で繋がれば面白いなぁと思ってました。
繋がりやご縁は面白いなと思うことがたびたび。
井原市と大田原市、那珂川町と大田原市。
この繋がりで連携できたら色々面白そう。
うん、アイディアいろいろ湧いてきた。ワクワク。
歴史で広域連携しながら、各地域が元気になればと思います✨


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2023年5月30日 (火)

椿の海の歴史の掘り起こし

千葉県旭市にお邪魔して、米本市長にお会いしました✨
千葉城郭保存活用会や周辺自治体や関係団体が連携して去年開催した椿の海サミットの報告や今後の展望をお話しさせていただきました。熱心に話を聞いてくださり、嬉しかったです!

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旭市の米本市長とパシャリ✨


高橋県議や匝瑳市の都祭市議らも来てくださって、活発な意見交換ができました。
今後はさらに椿の海を囲む各地域で連携できそうで嬉しいです!!


椿の海とは江戸時代の初めまで存在した内海です。
いまの、東庄町、旭市、匝瑳市がかつての椿の海に面している自治体です。
その海を囲むように城が築かれました。この海は水上交通の要所なので、お城以外にも面白い歴史がたくさん詰まってるんです✨
そんな椿の海の 周辺自治体で連携して、椿の海の歴史を使って色々楽しいことできたらいいなと思います🙋‍♀️


あわせて、東庄町にツアーの下見に行ってきました💨
東庄町では4城目となる大友城の御城印が発行されました。
大友城は平良文の伝承や、平忠常の居館跡とも伝わるロマン溢れる城です。
戦国時代には東氏の城として使われていたと思われます。ツアーでは大友城を始め、千葉常胤の子胤頼から続く東氏の歴史を楽しく紹介します♪

東庄町歴史ツアーは6/29です。
申し込み締め切りは6/5です。
詳細は東庄町観光協会ホームページをご覧ください。

 

御城印発行にあわせて、郷土の歴史を綴った『大友城址考』も復刻されました。地元の方々も御城印発行喜んでくださって嬉しいです♪こちらもぜひ📗

千葉日報でも椿の海と香取の海を繋げる要衝地である大友城を記事にしてくださいました。
千葉日報の中瀬記者は、いつも現地に来て熱心に話を聞いてくださって、素敵な記事を書いてくださいます♪



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2023年5月28日 (日)

聖地会議31号

地域とコンテンツを結びつける聖地巡礼プロデューサー柿崎俊道さんにご取材いただきました
柿崎さんは『月刊アニメージュ』などの編集者であり、ライターであり。お話する中でたくさんの気づきをいただきました
「聖地」というとアニメなどのゆかりの地を巡る聖地巡礼というという言葉が思い浮かびますが、「聖地」という言葉はコンテンツを考える上でとても深く、面白い言葉だなぁと思います。

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自分個人やツアーなどで現地を歩くときに、私は「聖地」というのをとても意識します。
信仰の「聖地」として、古代からそこにある人々の祈りや想い。そういったものが、現地に残っています。
「磐座(いわくら)」のように、地域には古くから「聖地」が存在するわけです。

中世になって、武士が入ってくると、本拠地が形成され、居館や城が築かれて。
地域の聖地を取り込みながら、寺社など宗教施設がつくられていく。
「聖地」という目線から、中世、そして現代へと信仰が結びついて面白いです。

歴史はどの場所にも埋もれていて、過去も現在も地域の根幹を成すものです。
なので、私はそれを掘り起こし、永続的なコンテンツにしたいなと常に思ってます。

観光、教育など、いろんな場面でコンテンツと成り得ます。
地域ごとに、歴史という切り口からみた「聖地」が存在すると思いますし、それを浮かび上がらせてその土地ごとの魅力を伝えていきたいなと思ってます。

そんな中で、柿崎さんといろんなお話しができたのはとても楽しかったです!
こちらから購入できるようです。
https://seichi.thebase.in

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2023年5月24日 (水)

大友城&安戸城の御城印発行

新しい御城印が発行されます。
記念すべき千葉県101城目は「大友城」です!千葉県香取郡東庄町。
この城は私もとても思い入れがあります。歴史的にも千葉県101城目に相応しいです✨

大友城は坂東武士の大元ともいえる平良文の居館跡とも伝わります。
この付近には、良文の伝承がたくさん残り、大友城じゃなくともこの付近にいたと考えられています。
平良文は大庭氏、梶原氏、長尾氏などの鎌倉党、三浦氏、和田氏、佐原氏などの三浦党、中村氏、土肥氏、土屋氏などの中村党、河越氏、畠山氏などの秩父党、さらには千葉氏、上総氏などの両総平氏の元になった人物!
まさに坂東武士の祖!!

しかもそれだけではないのです。
この城は、平忠常の居館とも伝わります。
平忠常は、1028年に「平忠常の乱」と呼ばれる乱を起こします。
これにより、都から平直方、次いで源頼信という追討軍が送られます。
このときに、平直方が本営を置いたのが鎌倉でした。

乱は程なく鎮圧されますが、このときに本営とした地が源頼信に譲られ、源氏代々の鎌倉屋敷になっていくのです。
現在の寿福寺の場所。
ということで、源頼朝が鎌倉を幕府の地とした理由が、この平忠常の乱にあるわけです。
大友城は鎌倉が武家の都になるキッカケの城なんですね。
101城目にますます相応しい♡


もうひとつの安戸城は埼玉県秩父郡東秩父村。
こちらは、古くは武蔵七党丹党の大河原氏の城と伝わります。大河原氏が没落すると武蔵七党の西党である上田氏が入ったとされます。安戸エリアは戦国時代には上田氏の本拠として菩提寺や館が置かれたと思われます。

ちなみにこの上田氏は武蔵松山城主で、そこを拠点に勢力を広げました。
扇谷上杉氏に仕え、その後は小田原北条氏に仕えました。
横浜の権現山城もこの上田氏の城です。

そんなこんなで、今回も歴史深く素敵な城を紹介できて嬉しいです。幸せ♡
では、以下にお城の紹介や御城印情報を記しますのでご覧ください✨
両方とも5月27日(土)の販売開始です。


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【大友城のご説明】千葉県香取郡東庄町

大友城は椿の海の最北端に位置する半島状に突き出た標高約50mの舌状台地に築かれました。城域は東西約100m、南北約300mに及ぶとされ、「政所台」「遠所台」という字名が残っています。政所台は二の丸、遠所台は主郭にあたるとされていて、地形を活かした連郭式の構造になっています。

大友城は、古くは長元元年(1028年)に朝廷に対する反乱(平忠常の乱)を起こした平忠常の館跡とも伝わっていますが、今に残る遺構は戦国時代のものと思われます。
このように築城についての詳細は不明ですが、立地的に考えると、東氏や海上氏など千葉一族に関連する城館だと推察されます。城域の大部分は畑になっているものの、わずかながらも土塁、空堀、腰曲輪などが残っています。字名として「鍛冶屋敷」「旗口」「兵岬」など、城と関連が想像される地名も残っています。

 

【御城印のデザインご説明】

『香取郡誌』によると、大友城は平良文の居城と伝わっています。平良文は桓武平氏良文流の祖とされ、千葉一族、三浦一族など坂東を代表する氏族を輩出しました。
また、『今昔物語集』には平忠常の乱の平定のため、源頼信が忠常の居館に向かう際の記述があります。それによると、頼信が鹿島神宮から南下して利根川の北岸に至ったところで、「忠常の居館は内海に入った場所にある」と記されています。この記述により、平忠常の居館は大友城と考えられています。

大友城が平忠常の居館という伝承に基づき、大友城の御城印には平家の家紋を入れました。あわせて、忠常の乱を平定した源頼信に因み、源氏の家紋をデザインしました。
そして、江戸時代に描かれた平忠常の乱を題材にした『源頼信 平忠常 大椎城水攻之図(歌川貞秀)』をモチーフにしました。忠常の生きた平安時代とは、時代の合わない天守閣などが描かれているものの、城の周りは海になっています。椿の海に面して築かれ、水上交通の押さえの役目を担っていたと推察される大友城の特性を描いていて、大変貴重な絵だと思われます。なお、絵の表題は「大椎城」になっていますが、近年では平忠常の本拠は大友城の可能性が高くなっているため、この絵をモチーフにしました。

あわせて、大友城は戦国時代には千葉一族に関する城として使われていたと考えられることから、千葉一族の家紋「九曜」を配置しました。
なお、東庄町発行すべての御城印は、日本のみならず海外でご活躍の英国王立美術協会の名誉会員でもある岩井颯雪様にご揮毫いただきました。

販売場所

○東庄町役場
千葉県香取郡東庄町笹川い4713-131
0478-86-6075(東庄町観光協会事務局)

○東庄町観光会館
千葉県香取郡東庄町笹川い580-1
0478-86-6075(東庄町観光協会事務局)

○まるごとしすい
千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 
043-376-6810
営業時間 9時~18時
定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)

 



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【安戸城のご説明】埼玉県秩父郡東秩父村

安戸城は槻川とかつての安戸宿を眼下に見下ろす、標高約240mの丘陵に築かれました。現在は山頂に城山権現が祀られています。安戸宿は東から西に向かって谷が入り込み、谷間には菅谷・小川方面から寄居・皆野方面に向かう街道が通り、宿場が形成されました。その谷の入口に当たる場所に安戸城があります。城山の山頂が主郭にあたり、その周囲に小規模な曲輪が築かれ、主郭の東と北には堀切が見て取れます。
『新編武蔵国風土記稿』には、大河原氏の居城として紹介されています。現在の東秩父村一帯は戦国期の史料によると、「大河原谷」と呼ばれているとされ、大河原氏はこの地域の在地の豪族と考えられています。

また、『関八州古戦録』には、「扇谷上杉氏の家臣安戸城主上田左衛門太夫」という記述がありますが、現在「腰越城」と呼ばれている城のことをかつて「安戸城」と呼んでいたことがあったといい、『関八州古戦録』に書かれた上田氏が城主だった安戸城は、現在の腰越城にあたるとも指摘されています。
しかし、現在、安戸谷奥には上田氏の菩提寺浄蓮寺があり、周辺には「御堂」の字名が残ることからも、この地域が上田氏にとって大事な場所であったことが分かります。安戸城の詳細は不明ながらも、この安戸の地が腰越城の退路として機能していた重要なエリアだったことが推察できます。

【御城印のデザインご説明】
大河原氏については詳細不明なものの、出自は武蔵七党丹党とされています。古くから大河原氏が開拓し、現在の浄蓮寺の場所に居館を構えていたとも伝えられています。そのことから、安戸城の御城印には丹党嫡流の家紋「三つ星」を配置しました。あわせて、戦国期に武蔵松山城主としてこの地域を領した上田氏の主筋にあたる扇谷上杉氏と、扇谷上杉氏滅亡後に上田氏が仕えた北条氏の家紋を配置しました。
安戸谷(かつての大河原谷)は古くから水陸交通が発展していたと思われ、地域の要衝でした。そのため、大河原氏の本拠となり、その後、上田氏の菩提寺も置かれました。御城印には、地形が分かる地図と縄張図をデザインしました。

また、東秩父村は小川町と共に国の重要無形文化財に指定されている伝統的な手漉き和紙「細川紙」の産地でもあります。細川紙は貴重な国内産楮(こうぞ)を使用した和紙です。御城印には細川紙の象徴である楮をモチーフにしました。


〒355-0328

埼玉県比企郡小川町大塚33-1

おいでなせえ小川町駅前店

電話0493-59-6988

営業時間10:00-18:00

定休日なし

 

ネット販売
おいでなせぇ

https://hiki-gojouin.stores.jp




 










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2023年5月19日 (金)

多古城郭保存活用会の保存整備活動紹介ムービー

先日もブログで書いた一般社団法人城組主催の「城組アワード」、これは城の保存・継承活動を応援するプロジェクトです。
城組アワードの目的は、城の保存・継承活動に携わる団体や個人を応援すること。
なので、応募いただいたものは、スペシャルムービー制作や、城組サイトなどで広くご紹介させていただきます。

城組アワードのスタートに先駆けて、スペシャルムービーサンプルを2本制作しました。
そのうちの1本が、私がアドバイザーを務める千葉県香取郡多古町「多古城郭保存活用会」の紹介ムービーです。

城組アワード 2022スペシャルムービー【多古城郭保存活用会(多古町)】 - YouTube


多古城郭保存活用会は、地元の有志で結成されて、並木城の整備から会の活動がスタートしました。
並木城は史跡指定登録されている城ではないので、整備費用も出ません。
なので、地元の方々が細々と整備するしかありません。
そんな中、並木城の素晴らしさ、歴史的な大切さ、地域にとっての郷土愛の醸成のための並木城の存在の必要性を感じた有志がボランティア団体を立ち上げ、整備を始めたのです。

そして、縁あって私に声を掛けて下さり、予算のない中、どうにかして多古の城を観光資源、教育資源にしよう!ということで、様々な取り組みをしてきました。

活動の大きな柱として、御城印を作成し、その売り上げを整備費や活動費に充てました。
地元の想いと、城の歴史を詰め込んだ御城印。
町の中でも、外からの訪問者からも話題になり、多古町の城を訪れる人が確実に増えました。

思い返せば、いろんな企画やってきたなぁ。
御城印発行のお城を当てる「お城当てキャンペーン」もやりました。
道の駅にBOXを置かせてもらって、次に御城印が発行されるお城を当ててもらいました。当たった方には御城印屋、多古町の名産がプレゼントされました。
これもかなりの来訪者増に繋がりました。

さらに、我ながらナイスアイディアだったなと思うのは、「城開き」イベント。
シーズンの始まりの時期に、お城整備をみんなでしよう!という整備イベントでした。
来て下さった方には、多古米のおにぎりなどを振る舞って、和気藹々と整備しました。

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整備前の並木城の腰曲輪。


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城開きで整備した後の並木城の腰曲輪。上の草ボーボーの写真と同じ場所です。



楽しかったのは、多古町の中村小学校での授業。
もっとたくさんの子どもたちにこの大切さを知って欲しいですね。

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こんな取り組みをしているうちに、なんと民間団体で初のお城EXPOへのブース出展も叶いました。

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最初は行政からの援助も受けずに頑張りましたが、数年後には取り組みを評価してくれた行政が案内板を設置してくれるなど、バックアップしてくれるようになりました。
まだまだ、官民の連携が完全に取れているとはいえない状況ですが、着実に結果が出てきています。

多古城郭保存活用会は多古町の歴史やお城の保存活用、そして次世代への継承のために地道に活動していきます。
ぜひ、多古にお越し下さい✨

 

各地の城に行くと、それぞれの城ごとの整備状況を目にすると思います。
有名な城や、各行政の指定を受けているような城はともかくとして、地域にひっそりと残る城は、なかなか整備がままなりません。
そういう城は私有地であることも多く、地主さん、もしくは地元の有志の方々が細々と整備するのがやっとです。整備どころか、荒れ果ててしまって、一歩も入れない城も多々あります。

荒れ果ててしまうと、地域のシンボルであり、歴史や文化のセンターである城の存在が忘れ去られ、土地の記憶から消えてしまい、開発などで焼失してしまいます。
ひとつでも城がかつての姿、輝きを取り戻せるよう、城の整備に携わる方々を応援し、さらにその活動を広く紹介することで、城の整備の大切さを知っていただきたいと思います。
そして、全国いろいろな場所で、少しずつでも整備保存継承という流れが生まれたら良いなと思います。

 

城が100城あれば、その状況も100通り。
城組アワードや私個人の仕事を通して、なるべくたくさんの各地のお城の整備事例を紹介することで、各地で頑張ってらっしゃる方のヒントや励みになればと思います。



城組アワードの詳細は以下のサイトをご覧下さい。

奮ってご応募いただければと思います✨

城組アワード | 一般社団法人 城組 (4693shirogumi.com)

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2023年5月16日 (火)

神奈川歯科大で講義

横須賀にある神奈川歯科大で講義をやらせていただきました
歯学部一年生の授業で、三浦半島と三浦一族の歴史をお話ししました。

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神奈川歯科大では、今年度から「横須賀・三浦半島学」というカリキュラムがスタート。
学生は6年間(卒後研修も含めると長い場合で8年間)横須賀で過ごすとのことで、第二の故郷、思い出の地になるであろう三浦半島を学ぶためのカリキュラムとのこと。
素敵です。
関わった地域の歴史を知るというのはとても大事なことだと思います。


日本全国どの地域にももちろん歴史があります。
今後、彼らがそれぞれいろいろな地域と関わっていく中で、それぞれの地域の歴史を見る目、感じる心を養ってもらえたらいいなと思います。

なので、講義はそういう歴史の楽しみ方、大切さをお話しさせていただきました。

そして、せっかく縁ができた三浦半島。
この半島を拠点として、活躍した三浦一族の魅力が少しでも伝わったなら嬉しいです。

学生さんにお話しする機会、もっと増やしたいなと思います。

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2023年5月14日 (日)

城組アワード募集開始!

城組アワードが募集開始になりました!
城組アワードは城の保存・継承活動を応援するプロジェクトです。

応募いただいた中から、城組が現地を訪れてスペシャルムービーを制作し、広くご紹介させていただきます。
スペシャルムービー制作だけでなく、城組のサイトを通してその活動をご紹介させていただきます。

城の保存整備などに関わる団体や個人どなたでも応募できます。
参加費等はもちろん無料です。

詳細は以下のサイトをご覧下さい。
奮ってご応募いただければと思います✨

城組アワード | 一般社団法人 城組 (4693shirogumi.com)


スペシャルムービーのサンプルを2本制作しました。
各関係者様にお世話になり、素敵な動画が完成しました。
こちらも是非ご覧下さい。

石川県金沢市の「加越国境城跡群および道サポーターズクラブ」と、「三谷地区町会連合会」の取り組みをご紹介。
こちらは、春風亭昇太師匠にご出演いただき、とても贅沢で楽しいムビーになっています✨

城組アワード 2022スペシャルムービー【加越国境城跡群および道サポーターズクラブ・三谷地区町会連合会(金沢市)】 - YouTube


私がアドバイザーをさせていただいている多古城郭保存活用会にもご協力いただきました♪
こちらも、地域の熱い思いを感じる素敵なムービーに仕上がりました✨

城組アワード 2022スペシャルムービー【多古城郭保存活用会(多古町)】 - YouTube

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2023年4月28日 (金)

峰上城御城印発行&千葉100城記念!!

4月29日(土)に千葉県富津市の「峰上城」の御城印が発行されます!
この峰上城が、千葉県御城印100城目になります✨
記念すべき御城印です♪

100城記念イベントもありますので、もしよかったらお越し下さい。
イベントの詳細はこちら
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
金谷城ツアーと千葉のお城&御城印トークショー: 山城ガールむつみの出陣ノススメ (cocolog-nifty.com)



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【峰上城のご説明】
峰上城は湊川の河口から5kmほど上流、支流である志駒川と合流する地点の標高約130mの丘陵に築かれました。
長狭方面や小糸方面、また湊川を通じて東京湾に出ることができる立地からも、水陸両方の交通の要衝地であったことが分かります。秋元(小糸)城、久留里城を通じて真里谷武田氏の本城である真里谷城と連携していたと考えられます。

峰上城は遺構が広範囲にわたって良好に残っています。また、『上総国天羽郡峯上古城之図』(国学院大学図書館所蔵)には、「大橋」「大門」「中城」「本丸」「尾崎曲輪」などの記載があり、当時の大手道など、城の様子が推察できます。 

峰上城の築城等の詳細は不明ですが、古河公方足利成氏の家臣真里谷武田氏が上総南西部の支配拠点として築いたと考えられていて、真里谷武田信興による築城とも伝わっています。城内の環神社に奉納された天文2年(1533年)の紀年銘を持つ鰐口に「峰上之城」と刻まれていることから、少なくともこのときまでには築城されていたことが明らかとなっています。

峰上城は真里谷武田氏の重要拠点として機能していたと考えられますが、『鳥海文書』には、尾崎曲輪に駐屯していた吉原玄蕃助が二十二人衆を率いて小田原北条方として戦ったと記されていて、16世紀中頃には小田原北条方の城となっていた可能性も指摘されています。詳細は不明ながら、戦国期の諸勢力が入り乱れて争った状況を知ることができる貴重な城といえます。

 

【御城印のご説明】
戦国時代の遺構を良好に残し、広大な城域を誇る峰上城の御城印には、『上総国天羽郡峯上古城之図』(国学院大学図書館所蔵)をモチーフにしました。この絵図には、峰上城の代名詞ともいえる全国にも類を見ない特徴的な七連続堀切がしっかりと書かれています。

峰上城に関する遺物として、前述の天文2年の紀年銘を持つ鰐口や、同じく天文年間の紀年銘で真里谷全芳奉納の鰐口が伝わっています。御城印には、鰐口をデザインしました。

また、伝吉原玄蕃助着用といわれる、房総の戦国時代を代表する甲冑としても有名な仏胴胸取五枚胴具足(館山市博物館所蔵)もデザインしました。いずれも、峰上城を物語る上でとても貴重な伝承品といえます。あわせて、真里谷武田氏の家紋「四ツ菱」をデザインしました。



販売情報は以下です。

〇高梨商店
千葉県富津市湊735

0439-67-0224
午前11時~午後6時

休業日:月曜日

※年末年始やその他臨時休業あり  

 

○まるごとしすい

〒285-0912

千葉県印旛郡酒々井町飯積 2-8-2 

043-376-6810

営業時間 9時~18時 

定休日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は営業で、翌火曜日がお休みになります)

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2023年4月26日 (水)

小田原北条五代祭りに参加します♪

5月3日(祝)に小田原城で「小田原北条五代祭り」が開催されます。
二の丸広場には、たくさんブースが出展されます。

その中に、岡山県井原市ブースも登場します✨
井原市は北条早雲の出身地!
小田原北条五代祭りにふさわしい出展ですね♡

以前ツアーやらせていただきましたが、井原は歴史ロマン溢れる素晴らしい地。
今回、関東で出展されるのはとても嬉しいです。
ぜひ、ブースに立ち寄って、早雲生誕地に思いを馳せて下さい✨

ちなみに、13:00-17:00は井原市ブースに私もお邪魔します。
お立ち寄り下さい。
現地の話などできますので、気軽にフラっと寄って下さいませ♡

ブースでは、早雲生誕の城とも伝わる高越城の御城印とオリジナルトートバッグを販売します。
どちらもデザインさせていただきました。
小田原城で販売できるなんて、嬉しいー!!
みなさまのお越しをお待ちしてまーす♡

2023年5月3日『第59回小田原北條五代祭り』開催! | 特集-特集記事 | リトルトリップ小田原 [小田原市観光協会] (odawara-kankou.com)


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Gジャンは井原デニム!
デニムは井原の一大産業のひとつです。
これ着て、みなさまのお越しをお待ちしてます✨

持っているのがオリジナルトートバッグ!
井原デニムのトートで、早雲のデザインになってます。
かっこいいですよー



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2023年4月23日 (日)

日経新聞掲載

日経新聞で御城印の取り組みを記事にしていただきました✨
ありがたいことです。
御城印発行だけで終わらせず、継続的に各地域と色々な企みをしていきたいです。

ツアー、講演講座、学校授業、リーフレットや案内板の整備などなど。
御城印発行がはじめの一歩。
その後に繋げることが次の課題です。
賛同いただく輪をどんどん広げていきたいですね。



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より以前の記事一覧